6 / 6
∞
しおりを挟む
再就職して1年後に、志恩と結婚した。
そして、1年後に娘の凛花が産まれた。
わたしは、産休は取らず、短縮勤務扱いで、自宅で凛花が寝てる時間にコツコツとプログラミングをこなした。
凛花が産まれた日。
『俺も産休を取る』
と、社長なのに爆弾発言をした志恩を産後まだ体調が完全に回復してない状態なのに、言い聞かせて、仕事に向かわせたわたし。
わたしが失踪しなければ、もっと早くにパパになれたのに、申し訳ない事をしたなと思いつつも、お互い本音で話す事ができない状態で結婚してたら、きっとすぐに息が詰まって破綻してたと思う。
だから、色々あったけど、今のお互い言い合える関係になれた事は良かったと思う。
志恩は少しでも時間があれば、わたしと凛花がいるマンションに帰ってきた。
『社長なんだから、仕事しなさい』
と、わたしが真昼間に帰ってきた志恩にいつも言ってるからか、1歳半にならない凛花が、普通ならパパが帰ってきたら、
『おかえりなさい』
と、いうところ、
『パパ、ちごとちなちゃい』
と、説教し始めたのは、面白かった。
あの、俺様でなんでも俺についてこい系だった志恩が、今では嫁と娘を激愛し、尻に敷かれてる。
凛花が小学校を卒業するまでは、子育て優先に、短時間勤務で家で志恩の指示でプログラミングの仕事をする毎日。
志恩は、わたしのプログラマーとして認めてくれて、その仕事を続けられるようサポートしてくれた。
母と社長夫人という立場から、プログラマーとして最前線では勤められないけど、可愛い娘と愛する夫と幸せに暮らせる事が嬉しい。
もう2度と関わりたくなかった志恩と、再会して、色々あって、そして結婚して、今幸せを感じてる。
そして、1年後に娘の凛花が産まれた。
わたしは、産休は取らず、短縮勤務扱いで、自宅で凛花が寝てる時間にコツコツとプログラミングをこなした。
凛花が産まれた日。
『俺も産休を取る』
と、社長なのに爆弾発言をした志恩を産後まだ体調が完全に回復してない状態なのに、言い聞かせて、仕事に向かわせたわたし。
わたしが失踪しなければ、もっと早くにパパになれたのに、申し訳ない事をしたなと思いつつも、お互い本音で話す事ができない状態で結婚してたら、きっとすぐに息が詰まって破綻してたと思う。
だから、色々あったけど、今のお互い言い合える関係になれた事は良かったと思う。
志恩は少しでも時間があれば、わたしと凛花がいるマンションに帰ってきた。
『社長なんだから、仕事しなさい』
と、わたしが真昼間に帰ってきた志恩にいつも言ってるからか、1歳半にならない凛花が、普通ならパパが帰ってきたら、
『おかえりなさい』
と、いうところ、
『パパ、ちごとちなちゃい』
と、説教し始めたのは、面白かった。
あの、俺様でなんでも俺についてこい系だった志恩が、今では嫁と娘を激愛し、尻に敷かれてる。
凛花が小学校を卒業するまでは、子育て優先に、短時間勤務で家で志恩の指示でプログラミングの仕事をする毎日。
志恩は、わたしのプログラマーとして認めてくれて、その仕事を続けられるようサポートしてくれた。
母と社長夫人という立場から、プログラマーとして最前線では勤められないけど、可愛い娘と愛する夫と幸せに暮らせる事が嬉しい。
もう2度と関わりたくなかった志恩と、再会して、色々あって、そして結婚して、今幸せを感じてる。
0
お気に入りに追加
59
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる