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一夜限りの間違い
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「……加瀬、初めてなんだ。痛いよな」
わたしの中に埋めたまま、わたしの涙を指で拭う。
最奥まで体を沈められ、密着した熱い下肢。
そのままの体勢で唇と舌で右の膨らみの頂を甘噛みされ舐め転がされ座れ、右手で左の膨らみを優しく包み込む。
左手で右脚をさすられ、あまりの気持ちよさによがり、下腹部が熱くなった。
「……感じてきてる。潤ってきた。まだ痛いかもしれないけど、痛まないようにするから、最後までさせて」
わたしの唇に唇を重ね、わたしの舌を舌で絡め、唾液が交じり合って、淫らな水音を奏で、そして、わたしの腰を掴み、ゆっくりと引いて推し進め、わたしの最奥を突いてくる。
痛みが甘い快感に変わった。
ソファーで1度達し、その後、ベッドにお姫様抱っこで連れていかれ、数えきれないほど、体を繋げ合わせた。
「……ずっと、加瀬を抱きたかった。加瀬、俺と付き合って欲しい」
疲れ果て、意識が遠のく中で、須藤主任が耳元で囁いた気がする。
須藤主任の暖かい胸に抱かれ、繋がったまま、わたしは眠りについた。
この行為が夢心地に感じた。目を覚ましたら、きっと、マンションのベッドで1人で眠ってたというオチで終わる。
そう思ってた……。
誰かに強く抱きしめられてる感触に目を見開き、慌てて目覚めた。
そして、温かい広い胸板が目に入る。
「……加瀬、目が覚めた?おはよう」
恐る恐る見上げると、満面の笑みを浮かべた須藤主任いて、わたしの後頭部を優しく撫で始めた。
「ーー えっ、お、お、おはようございます」
と朝の挨拶をするも、全裸で抱きしめられてる事に気付き、赤面する。
しかも、下腹部に違和感を感じた。
わたしの中に入ってるあろうものが、太く固いなり、息もできないほどの圧迫感を発してきた。
「……加瀬があまりに可愛いから、止まらない」
わたしをベッドに組み敷き、覆い被さると、わたしの体の奥を突き上げる。
腰をガシッと捕まれ、激しく腰を振られ、昨日初めて貫かれたばかりなのに、与えられる快感のままに喘いでしまうわたしがいた。
ホテルのチェックアウトギリギリまで、体を求め合ってしまった。
銀座の回らないお寿司屋さんに連れて行って貰った。
板前さんのお任せで握って貰い、それだけでは満腹にならなかったから、嫌がらせで高額だと思われる鮪や鯛、ホタテを注文して堪能する。
わたしが高額だと思われ寿司を10貫も追加で注文しても、須藤主任はにこにこしてた。
お任せで20貫お腹に入れてるから嫌がらせの追加注文は12貫が限界だった。
でも、支払いが15万円越えで腹の底でしてやったりと思った。
グランドプリンセスホテルのスイートルームの宿泊から、須藤主任はかなりの金額を浪費してる。
わたしが酔い潰れ空部屋がなかったからか、1泊85万円もする部屋に泊まるはめになった。
涼しい顔をして須藤主任はゴールドカードで支払っていた。
「加瀬、正月は実家に帰省するの?確か、実家は京都だったよな?」
「………今日の朝一の新幹線で実家に帰省するつもりでした」
休みが3日間しかないけど、実家に帰するつもりだった。
仕事が忙しくてGWもお盆も帰省できなかった。
兄の甥っ子2人に帰省できない代わりに某大手スーパーの商品券かおもちゃ券を1万円ずつ送ってる。
3歳と5歳の可愛いボーイ達に会いたいから元旦は実家に帰りたかった。
「今年は俺と過ごして欲しいな。加瀬と離れたくない」
タクシーに乗り込み、運転手にわたしの自宅の住所を伝え、やっと須藤主任から解放されると思ったのに、須藤主任は当たり前のようにわたしの住むマンションで一緒に降り、わたしの家の中まで入ってきた。
家にいるより会社で過ごす時間が長いから、生活感が全くない部屋。
冷蔵庫にはミネラルウォーターと缶酎ハイしか入ってない。
「……加瀬、俺のマンションにこい」
新橋駅から徒歩10分圏内の賃貸マンションは家賃が高額で、1DKでバスルームとトイレは完備されていても狭すぎるつき10万円の狭い部屋に、須藤主任は固まってた。
散らかってはない。部屋で過ごす時間は短いから……。
クローゼットを開けられて、衣類を旅行バックとアマゾンの箱に詰め込まれる。
そして、溜め込んだ洗濯物も紙袋に入れられた。
「ここより俺の部屋の方が会社にちかいから、俺の部屋で暮らそう」
コンセント類を全て抜かれ、衣類と化粧品類などを持って、車で3分先の須藤主任のタワーマンションに連れてかれた。
新橋駅から徒歩5分のところにあるタワーマンションの最上階なや須藤主任は住んでた。
「……須藤主任、なんでそんなにお金持ってるんですか」
主任職に就いてても、収入は残業代マックスで引かれたら月に42万円ぐらいにしかならないはずなのに、須藤主任はブルジョワな生活をしてた。
わたしは流され、強制的に須藤主任と同棲する事になった。
わたしの中に埋めたまま、わたしの涙を指で拭う。
最奥まで体を沈められ、密着した熱い下肢。
そのままの体勢で唇と舌で右の膨らみの頂を甘噛みされ舐め転がされ座れ、右手で左の膨らみを優しく包み込む。
左手で右脚をさすられ、あまりの気持ちよさによがり、下腹部が熱くなった。
「……感じてきてる。潤ってきた。まだ痛いかもしれないけど、痛まないようにするから、最後までさせて」
わたしの唇に唇を重ね、わたしの舌を舌で絡め、唾液が交じり合って、淫らな水音を奏で、そして、わたしの腰を掴み、ゆっくりと引いて推し進め、わたしの最奥を突いてくる。
痛みが甘い快感に変わった。
ソファーで1度達し、その後、ベッドにお姫様抱っこで連れていかれ、数えきれないほど、体を繋げ合わせた。
「……ずっと、加瀬を抱きたかった。加瀬、俺と付き合って欲しい」
疲れ果て、意識が遠のく中で、須藤主任が耳元で囁いた気がする。
須藤主任の暖かい胸に抱かれ、繋がったまま、わたしは眠りについた。
この行為が夢心地に感じた。目を覚ましたら、きっと、マンションのベッドで1人で眠ってたというオチで終わる。
そう思ってた……。
誰かに強く抱きしめられてる感触に目を見開き、慌てて目覚めた。
そして、温かい広い胸板が目に入る。
「……加瀬、目が覚めた?おはよう」
恐る恐る見上げると、満面の笑みを浮かべた須藤主任いて、わたしの後頭部を優しく撫で始めた。
「ーー えっ、お、お、おはようございます」
と朝の挨拶をするも、全裸で抱きしめられてる事に気付き、赤面する。
しかも、下腹部に違和感を感じた。
わたしの中に入ってるあろうものが、太く固いなり、息もできないほどの圧迫感を発してきた。
「……加瀬があまりに可愛いから、止まらない」
わたしをベッドに組み敷き、覆い被さると、わたしの体の奥を突き上げる。
腰をガシッと捕まれ、激しく腰を振られ、昨日初めて貫かれたばかりなのに、与えられる快感のままに喘いでしまうわたしがいた。
ホテルのチェックアウトギリギリまで、体を求め合ってしまった。
銀座の回らないお寿司屋さんに連れて行って貰った。
板前さんのお任せで握って貰い、それだけでは満腹にならなかったから、嫌がらせで高額だと思われる鮪や鯛、ホタテを注文して堪能する。
わたしが高額だと思われ寿司を10貫も追加で注文しても、須藤主任はにこにこしてた。
お任せで20貫お腹に入れてるから嫌がらせの追加注文は12貫が限界だった。
でも、支払いが15万円越えで腹の底でしてやったりと思った。
グランドプリンセスホテルのスイートルームの宿泊から、須藤主任はかなりの金額を浪費してる。
わたしが酔い潰れ空部屋がなかったからか、1泊85万円もする部屋に泊まるはめになった。
涼しい顔をして須藤主任はゴールドカードで支払っていた。
「加瀬、正月は実家に帰省するの?確か、実家は京都だったよな?」
「………今日の朝一の新幹線で実家に帰省するつもりでした」
休みが3日間しかないけど、実家に帰するつもりだった。
仕事が忙しくてGWもお盆も帰省できなかった。
兄の甥っ子2人に帰省できない代わりに某大手スーパーの商品券かおもちゃ券を1万円ずつ送ってる。
3歳と5歳の可愛いボーイ達に会いたいから元旦は実家に帰りたかった。
「今年は俺と過ごして欲しいな。加瀬と離れたくない」
タクシーに乗り込み、運転手にわたしの自宅の住所を伝え、やっと須藤主任から解放されると思ったのに、須藤主任は当たり前のようにわたしの住むマンションで一緒に降り、わたしの家の中まで入ってきた。
家にいるより会社で過ごす時間が長いから、生活感が全くない部屋。
冷蔵庫にはミネラルウォーターと缶酎ハイしか入ってない。
「……加瀬、俺のマンションにこい」
新橋駅から徒歩10分圏内の賃貸マンションは家賃が高額で、1DKでバスルームとトイレは完備されていても狭すぎるつき10万円の狭い部屋に、須藤主任は固まってた。
散らかってはない。部屋で過ごす時間は短いから……。
クローゼットを開けられて、衣類を旅行バックとアマゾンの箱に詰め込まれる。
そして、溜め込んだ洗濯物も紙袋に入れられた。
「ここより俺の部屋の方が会社にちかいから、俺の部屋で暮らそう」
コンセント類を全て抜かれ、衣類と化粧品類などを持って、車で3分先の須藤主任のタワーマンションに連れてかれた。
新橋駅から徒歩5分のところにあるタワーマンションの最上階なや須藤主任は住んでた。
「……須藤主任、なんでそんなにお金持ってるんですか」
主任職に就いてても、収入は残業代マックスで引かれたら月に42万円ぐらいにしかならないはずなのに、須藤主任はブルジョワな生活をしてた。
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