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見返せ大作戦
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トミタに出向する日がきた。
自動運転システムのプロジェクトでさに参加するのは4人。
ソフトが冨田課長と私でハードがデルタの御曹司 桐谷雅人課長と真田遥香主任。
私と真田主任はいわゆる補佐役。
真田主任とはソフトとハードでペアで何度か仕事をした事がある。
仕事が男よりできるバリキャリでかっこいい女性。
「ーー辻井ちゃん、イメチェンしたんだ!!可愛い!!」
入社してからずっとリクルート仕様のパンツスーツを着てた私が、白いふんわりした素材のトップスに、ピンクの膝すれすれのAラインのスカートと女子力高めの服装をしていて、しかも、ピンクベージュの3センチのヒールがあるパンプスを履き、メイクまで施してるから、真田主任は驚いてた。
朔と自然消滅した事にメソメソしている私を愛菜ちゃんが『イメチェンして、見返せ!!』と言って、2週間かけて変身させた。
メイクからヘアーセット、服装までメスを入れられた。
飲みにいくたびに愛菜ちゃんにスマホをとられ、ぷちぷちっと服や化粧品を購入され、先月のクレジットカードの請求額が50万円を超えてしまい、絶叫してしまったけど、朔との結婚資金に貯めてたお金だから、自分磨きで使って失くしてよかったのかもしれない。
「……レッセパッセの服は可愛いよね。私は似合わないから着ないけど」
愛菜ちゃんが私に似合うと思い選んでくれたブランドは、可愛い系のレッセパッセ、レストローズ、アプワイザーリッシェ、トッコ クローゼット。
今年のトレンド服を全て購入させられた。
馬子にも衣装で、褒め言葉なのか、部署のみんなから『別人だーー!!可愛すぎる!!』と言われて戸惑っあた。
婚活嬢達も、イメチェンした私を見て顔を痙攣らせてたから、たぶんお世辞ではないと思う。
真田主任はすらっとして背も高く、知的なクールビューティータイプ。
だから、上品なコンサバ系ブランドのアンタイトル・フォクシー、ルネの服を好んで着てるらしい。
トミタまでの車での移動時間、後部座席で、真田主任と仕事の話でなく女子トークに花を咲かせた。
「ーートミタの社員、部品メーカーを下に見て、合コンとかで知り合った女の子達を弄んでるからね。辻井ちゃん、気をつけてね。常に私がそばにいるから、何かされそうになったら言って!!」
私に手を出してくるトミタのモテ男はいないと思う。
面倒見がいい姉御肌の真田主任が出向メンバーにいてくれて心強かった。
会社の敷地が市になるぐらい広いトミタ。中央入口から入所手続きをして社内に入り、そのまま車を走らせる。
冨田市と社名が市になるぐらいの広大な敷地で、開発棟のエリアまでいくのに車で20分もかかった。
第4開発棟の中に入り、エレベーターで24階まであがる。
「……キャーー、デンタの冨田課長と桐谷課長がいらっしゃったわ!!」
お世話になる部署の前に女性社員が溜まっていて、冨田課長と桐谷課長を待ってた。
桐谷課長はデンタの御曹司だから部品メーカーの社員でも、結婚相手としてモテるのはわかる。
「冨田課長~、お久しぶりです♡」
見た目は極上かもしれないけど天然KY残念王子に女性社員が集まってる。
「……ゲッ、真田遥香が担当かよ」
「飯坂、あんた、色々やらかしてくれてるわね。」
部署から出てきた男性社員を真田主任が睨みつける。
「遥香、初っ端から社員に喧嘩を売るのは辞めろっ」
桐谷課長が真田主任に注意した。
呼び捨てなのが気になったけれど、エンジン開発領域の最高責任者 真田和幸専務の娘で創業者一族の血筋と知り、驚く。
そして、「創兄さん、こんなだけど、今のところ、次期トミタの社長だから」と真田主任が私の耳元で呟いた。
強烈的な婚活嬢が私の存在に気がついて、睨みつけてきた。
「大丈夫、辻井ちゃんは私が守るから!!それに婚活嬢達は休憩時間しかここの階に入ってこない」
始業時間が近づき、集ってた女性社員達は24階から出ていった。
CADオペやプログラマーをしてる一般職と派遣社員の子達で、仕事で上の階にくる事は滅多にないらしい。
自動運転システム開発プロジェクトチームのパーテンションで仕切られた部屋に入る。
初日だから携わる社員が全員集められていて、30人以上の人がいた。
その中に朔もいて、一瞬目が合ったけど、すぐに逸らす。
補佐として冨田課長の隣で要求仕様を纏めてシステム構築するのが私の与えられた責務。
婚活嬢から睨まれながら業務に邁進した。
「辻井、YaApple地図と同期させて、スマートスピーカーで行き先の単語を入れて……OK。車線逸脱警告とACC(オートクルーズコントロール)、カメラの位置……OK」
自動運転で車を走らせる怖さ……、実際に組んだシステムを搭載させた車をトミタの社内で走らせる。
遠隔操作で何度か走らせた後に、冨田課長と実際に運転席と助手席に乗って車の中から確認をする。
次期社長がこんな危険行為をしていいのですか?
当たり前のように「辻井、助手席に乗って」と言われ、ビビりながら乗り込んだ。
「リモートコントロールの機能、AIの案内をわかりやすくして、観光案内機能や渋滞の際にルート選択できるような機能を追加した方がいいな」
「……了解です」
トミタでの出向時は常に冨田課長の隣にいる。
ランチタイムは真田主任もとい遥香さんと2人でとってる。
専務の娘だからか遥香さんといる時は婚活嬢は何もしてこない。
桐谷課長と遥香さんは大学時代から付き合っていて婚約をしてるとかで、遥香さんは卒業の時にトミタでなくデンタに就職したと言ってた。
桐谷課長は女嫌いで有名。遥香さんという彼女がいるから女を寄せつけないようにしてる。
名古屋大学に通ってる時にトミタの技術部で開発のバイトをしていて、それがきっかけで付き合い始めたとかで、でも、遥香さんが交際をオープンにしたくないと桐谷課長にいい、今も2人はバレないよう付き合ってる。
私に打ち明けてくれたのは、トミタの出向で距離が縮まり、私の事を妹のように可愛がってくれるようになったから。
「ーーアンタ達、美結ちゃんに何かしたらタダでは済まさないからね!!」
一緒に仕事をしているプロジェクトメンバーに遥香さんがドスを効かせて脅す。
第4開発棟の開発研究に関する責任者が遥香さんのお父様なのもあり、遥香さんに逆らう社員はほぼいない。
でも、中学生時代からの付き合いがある飯塚さんとはよく衝突してる。
「アイツはトミタの恥。仕事は1番できるらしいけど、合コンで部品メーカーの女の子を喰い物にしてる。最低極まりない」
最新技術開発に携わる自動運転システムのプロジェクトメンバーは技術部の中で特に優秀な社員が選ばれてる。
だから、婚活嬢達はプロジェクトメンバーの誰かと結婚したいと思い、休憩時間に用もないのにフロアーにやってくる。
プロジェクトメンバーの中では飯塚さん率いるフットサルのメンバー5人はアイドルのようにモテはやされてる。
この環境だと、朔の性格が変わってしまっても仕方がないかなと思った。
自動運転システムのプロジェクトでさに参加するのは4人。
ソフトが冨田課長と私でハードがデルタの御曹司 桐谷雅人課長と真田遥香主任。
私と真田主任はいわゆる補佐役。
真田主任とはソフトとハードでペアで何度か仕事をした事がある。
仕事が男よりできるバリキャリでかっこいい女性。
「ーー辻井ちゃん、イメチェンしたんだ!!可愛い!!」
入社してからずっとリクルート仕様のパンツスーツを着てた私が、白いふんわりした素材のトップスに、ピンクの膝すれすれのAラインのスカートと女子力高めの服装をしていて、しかも、ピンクベージュの3センチのヒールがあるパンプスを履き、メイクまで施してるから、真田主任は驚いてた。
朔と自然消滅した事にメソメソしている私を愛菜ちゃんが『イメチェンして、見返せ!!』と言って、2週間かけて変身させた。
メイクからヘアーセット、服装までメスを入れられた。
飲みにいくたびに愛菜ちゃんにスマホをとられ、ぷちぷちっと服や化粧品を購入され、先月のクレジットカードの請求額が50万円を超えてしまい、絶叫してしまったけど、朔との結婚資金に貯めてたお金だから、自分磨きで使って失くしてよかったのかもしれない。
「……レッセパッセの服は可愛いよね。私は似合わないから着ないけど」
愛菜ちゃんが私に似合うと思い選んでくれたブランドは、可愛い系のレッセパッセ、レストローズ、アプワイザーリッシェ、トッコ クローゼット。
今年のトレンド服を全て購入させられた。
馬子にも衣装で、褒め言葉なのか、部署のみんなから『別人だーー!!可愛すぎる!!』と言われて戸惑っあた。
婚活嬢達も、イメチェンした私を見て顔を痙攣らせてたから、たぶんお世辞ではないと思う。
真田主任はすらっとして背も高く、知的なクールビューティータイプ。
だから、上品なコンサバ系ブランドのアンタイトル・フォクシー、ルネの服を好んで着てるらしい。
トミタまでの車での移動時間、後部座席で、真田主任と仕事の話でなく女子トークに花を咲かせた。
「ーートミタの社員、部品メーカーを下に見て、合コンとかで知り合った女の子達を弄んでるからね。辻井ちゃん、気をつけてね。常に私がそばにいるから、何かされそうになったら言って!!」
私に手を出してくるトミタのモテ男はいないと思う。
面倒見がいい姉御肌の真田主任が出向メンバーにいてくれて心強かった。
会社の敷地が市になるぐらい広いトミタ。中央入口から入所手続きをして社内に入り、そのまま車を走らせる。
冨田市と社名が市になるぐらいの広大な敷地で、開発棟のエリアまでいくのに車で20分もかかった。
第4開発棟の中に入り、エレベーターで24階まであがる。
「……キャーー、デンタの冨田課長と桐谷課長がいらっしゃったわ!!」
お世話になる部署の前に女性社員が溜まっていて、冨田課長と桐谷課長を待ってた。
桐谷課長はデンタの御曹司だから部品メーカーの社員でも、結婚相手としてモテるのはわかる。
「冨田課長~、お久しぶりです♡」
見た目は極上かもしれないけど天然KY残念王子に女性社員が集まってる。
「……ゲッ、真田遥香が担当かよ」
「飯坂、あんた、色々やらかしてくれてるわね。」
部署から出てきた男性社員を真田主任が睨みつける。
「遥香、初っ端から社員に喧嘩を売るのは辞めろっ」
桐谷課長が真田主任に注意した。
呼び捨てなのが気になったけれど、エンジン開発領域の最高責任者 真田和幸専務の娘で創業者一族の血筋と知り、驚く。
そして、「創兄さん、こんなだけど、今のところ、次期トミタの社長だから」と真田主任が私の耳元で呟いた。
強烈的な婚活嬢が私の存在に気がついて、睨みつけてきた。
「大丈夫、辻井ちゃんは私が守るから!!それに婚活嬢達は休憩時間しかここの階に入ってこない」
始業時間が近づき、集ってた女性社員達は24階から出ていった。
CADオペやプログラマーをしてる一般職と派遣社員の子達で、仕事で上の階にくる事は滅多にないらしい。
自動運転システム開発プロジェクトチームのパーテンションで仕切られた部屋に入る。
初日だから携わる社員が全員集められていて、30人以上の人がいた。
その中に朔もいて、一瞬目が合ったけど、すぐに逸らす。
補佐として冨田課長の隣で要求仕様を纏めてシステム構築するのが私の与えられた責務。
婚活嬢から睨まれながら業務に邁進した。
「辻井、YaApple地図と同期させて、スマートスピーカーで行き先の単語を入れて……OK。車線逸脱警告とACC(オートクルーズコントロール)、カメラの位置……OK」
自動運転で車を走らせる怖さ……、実際に組んだシステムを搭載させた車をトミタの社内で走らせる。
遠隔操作で何度か走らせた後に、冨田課長と実際に運転席と助手席に乗って車の中から確認をする。
次期社長がこんな危険行為をしていいのですか?
当たり前のように「辻井、助手席に乗って」と言われ、ビビりながら乗り込んだ。
「リモートコントロールの機能、AIの案内をわかりやすくして、観光案内機能や渋滞の際にルート選択できるような機能を追加した方がいいな」
「……了解です」
トミタでの出向時は常に冨田課長の隣にいる。
ランチタイムは真田主任もとい遥香さんと2人でとってる。
専務の娘だからか遥香さんといる時は婚活嬢は何もしてこない。
桐谷課長と遥香さんは大学時代から付き合っていて婚約をしてるとかで、遥香さんは卒業の時にトミタでなくデンタに就職したと言ってた。
桐谷課長は女嫌いで有名。遥香さんという彼女がいるから女を寄せつけないようにしてる。
名古屋大学に通ってる時にトミタの技術部で開発のバイトをしていて、それがきっかけで付き合い始めたとかで、でも、遥香さんが交際をオープンにしたくないと桐谷課長にいい、今も2人はバレないよう付き合ってる。
私に打ち明けてくれたのは、トミタの出向で距離が縮まり、私の事を妹のように可愛がってくれるようになったから。
「ーーアンタ達、美結ちゃんに何かしたらタダでは済まさないからね!!」
一緒に仕事をしているプロジェクトメンバーに遥香さんがドスを効かせて脅す。
第4開発棟の開発研究に関する責任者が遥香さんのお父様なのもあり、遥香さんに逆らう社員はほぼいない。
でも、中学生時代からの付き合いがある飯塚さんとはよく衝突してる。
「アイツはトミタの恥。仕事は1番できるらしいけど、合コンで部品メーカーの女の子を喰い物にしてる。最低極まりない」
最新技術開発に携わる自動運転システムのプロジェクトメンバーは技術部の中で特に優秀な社員が選ばれてる。
だから、婚活嬢達はプロジェクトメンバーの誰かと結婚したいと思い、休憩時間に用もないのにフロアーにやってくる。
プロジェクトメンバーの中では飯塚さん率いるフットサルのメンバー5人はアイドルのようにモテはやされてる。
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