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エピローグ

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「美蓮、幼児食どうしてる?」

「自分のご飯を作る時に、ある材料で作ってる」

「だよね!!和弥が私がTwitterであげた雅翔の幼児食に文句言ってきたの……」

  数日前、私は驚愕した。スッポン鍋のついでと、鶏肉と似た食感だからと、愛凛ちゃんがスッポンの唐揚げを2歳半の息子に食べさせてた事を……。

「みあちゃん、これ、美味しいね!!」

 私が作ったクマさんハンバーグと普通の唐揚げ、ナポリタンを雅翔くんは美味しそうに食べてくれてる。

 ちなみに大人はレンコンとエビとししとうの天ぷらをのせたうどんと海鮮丼を用意した。

「普通の鶏の唐揚げは美味しいか」

 ゲームプロデューサーとして多忙な生活を送ってる中でも、家族を大切にしてる遥翔は在宅勤務や週末に休みをとり、家族とのひとときを過ごしてくれてる。
 2歳の愛娘の美愛にご飯を食べさせてながら、雅翔くんに同情の目を向ける。

  「美蓮ちゃん、5年連続で東夢アニメ映画で原作脚本手がけてるのも凄いけど、アカデミー長編アニメ賞受賞候補作に決まったんだね!!」

 アーティストとして活動しつつも、遥翔はゲームプロデューサーとして、私は小説家としての創作活動に力を
入れてる。

 結婚報告した事で恐れてたファン離れは起きなかった。

 信頼できる親友もでき、可愛い娘も産まれ、創作活動も続けられてる。

ーー遥翔と結婚できた事に、幸せを噛み締めてる。

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