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極上な女と再会 side拓磨

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凛子と桐嶋を離婚の危機に陥れた吉川と田辺課長に体裁を与える事ができた。
桐嶋の濡れ衣が無事に晴れほっとする。

吉川を購買部の倉庫送りにしたから代わりのインテリアプランナーが必要で、今回は内装に関してメーカーにオリジナル商品を発注する予定だからかなり複雑な仕事になる。
福岡支店のインテリアプランナーはオリジナル商品の発注は経験がないから、凛子を福岡に呼び寄せてさせる事にした。
ミーティングが終わり桐嶋と飲みに行こうと思ってたが、桐嶋は速攻で小倉駅に凛子を迎えにいき、声がかけられなかった。


*****

「ここ、いいですか?」

ヒレトン福岡のBARで1人で呑んでいたら、水回り住宅機器メーカー TATAの社長令嬢兼デザイナーの瀬生灯里《せおあかり》が俺に話しかけてきた。

3ヶ月前にここで初めて会ってからずっと忘れられなかった女。
避妊を怠らない俺が魔が差して、生でやってしまうぐらいのいい女で、灯里を抱いてからは他の女とのセックスがつまらなく感じ、女日照りになっていた。

「どうぞ、瀬生灯里さん。またここで一緒に飲めて嬉しいよ」

隣に座った灯里の白いタイトスカートから伸びる脚に目がいく。
キュッと引き締まった足首。思わずあの日の夜の事を思い出し、股間が熱くなった。

マスターにマンハッタンをオーダーした灯里に合わせて、俺も2杯目にマティーニを頼んだ。
カクテルの女王のマンハッタンと王様のマティーニ。
どちらもアルコール度数が35%と高く、ショートでも1杯飲むだけで酔いが回ってしまう。

マンハッタンの入ったグラスに口をつける灯里の膨らんだ胸元に目がいく。
横からみると逆直角三角形で、くびれたウエストが強調され、触りたい衝動に駆られる。

マンハッタンを飲み干すと次にアレキサンダーをオーダーした灯里。
前回もだが、すぐに酔い潰れるのにアルコール度数が高いカクテルを注文してる。

もしかしたら、灯里はビッチで、ここのBARで一夜を共にする男を探し、わざと酔い潰れてお持ち帰りされてるのではないかと頭によぎってしまった。

マンハッタン、アレキサンダー、カルーアミルク……。

「……馬場専務、遊びません?」

酔って目がとろっとした灯里に上目遣いに見つめられ、右膝に手を置かれ誘われた。
只でさえ股間が反応してたのがさらに熱を持ちスラックスから勃ってるのがもろにわかってしまう。

灯里が白いほっそりした綺麗な右手を俺の股間に持ってきて、俺の逸物を握ってきた。

ーーー  絶対にビッチだ!!

BARで女狩をしてる俺が灯里のやってる事を否定するのはおかしい話だが、ピッチに本気になるのは拙い。

「……仕事で関係がある人とは関係を持たないようにしてる」

「……関係あるっていっても馬場専務は生活基盤は東京で、私は福岡だから、関係ないに等しいでしょ。ねぇ、遊ぼう!!」

スラックスの上から絶妙な力加減で擦られ握られ、先走り汁が出てしまった。

「……ビッチとはやる趣味はない」

「……失礼ね。私、ビッチじゃないわよ。身分ある身だからそんな事できるけないでしょ。自分で慰める生活を送ってる寂しい女よ」

ビッチとしか思えない慣れた手つきに射精しそうになるのを必死に抑える。
寂しそうな哀愁漂う表情で俺を見つめてきた灯里。

ブラックカードを出して支払いを済ませ、灯里を連れて宿泊するスイートルームへ向かう。

俺の股間が限界だった。

スイートルームに入ると、灯里の壁に手を突かせタイトスカートを捲し上げ、ショーツとストッキングをずり下ろすと、ポックルを外して限界まで膨れ上がった逸物を背後からぶち込んだ。

ビッチだから変な病気を持ってるかもしれないとか、妊娠するような事をしたら俺の子でなくても俺の子と言われて責任を取らされるかもしれない。

だが、抑える事ができず灯里の腰を掴み乱暴に腰を打ちつける。

灯里の膣内は潤っていて挿れただけでイッてしまい、俺のを締めつけてくる。
すぐに射精したら早漏だと思われ兼ねないからぐっと堪えた。

トロトロな膣壁を浅く深く律動するたびにイキ続ける感度がいい身体は中毒性がある。
バックの体勢から灯里を壁を背にさせ、左脚を俺の肩まで持ち上げ、唇を塞いで噛みつくようなキスをしながら最奥に当たるよう腰を打ち付ける。

クリも弄ってやったら全身でいって身体が痙攣し、ぐでっとなり倒れそうになる中、あまりの気持ちさで俺は子宮口に当たる角度で射精してしまった。

気を失ってしまった灯里をバスルームに連れていき、バスタブに湯をためながら一緒に浸かり、膣内に指を入れて精を掻き出す。


気を失ってた灯里が目を覚まし、俺のを掴んできた。
膣内を洗ってただけなのに、まだやってると思ったのか俺にキスをしてきて舌を入れてきた。
胡座をかいて前に背を後ろに座らせていて、振り向くようにキスを交わし、その体勢が色っぽくで不本意だが勃ってしまい、バスタブの中で座位の体勢でやってしまい、また膣内に射精してしまった。
浴槽から出る前に指でどちらのかわからない体液を掻き出し、身体を洗いあって、バスルームから出てからもお互いの身体を拭きあった。

まだやりたらなくて灯里を寝室に手を連れていきベッドで寝かせ待たせ、リビングに置いてあるスーツケースから避妊具の箱と緊急避妊薬膣錠を取りに行った。

「……灯里、緊急避妊薬錠剤入れるぞ」
緊急避妊薬膣錠を1つ取り出して、ベッドに横になってる灯里を組み敷く。
脚の付け根に入れようとすると手を這うと灯里は貝のように脚を開かない。

「……嫌」
「子供ができたら困るだろ!!」

声を上げると灯里が泣き始めた。
たんなる一夜限りの関係だからそれで子供ができたら困るだろう。
灯里は住宅機器メーカーの大手企業の御令嬢でデザイナーとして名が知られてる才女だ。
なのに、なんでこんなビッチをしてるのか理解ができない。

「……貴方の優秀な遺伝子が欲しい」

灯里の口から発された言葉に思わず顔をしかめる。
俺をはめて責任婚させようとしてるのか。
スーパーゼネコンの馬島建設の次期社長の俺は、肩書きで寄ってくる女に反吐が出てた。
だからか、本気で女と付き合う気が起きなくなり、性欲を発散させる対象としか見れなくなった。

「……貴方と結婚するつもりはない。私は優秀な子供が欲しいだけ。TATAの跡を継ぐ子。貴方が相手という事は誰にも明かさない。だから、それを入りないで!!」

面倒ごとにならないよう無理矢理でも緊急避妊薬錠剤を入れるべきなのはわかってる。

灯里がベッドから起き上がり、寝室から飛び出し、玄関に脱ぎ捨てた衣服を着て逃げるように出て行った。

見た目も身体もタイプで、ビッチだが仕事はかなりできるらしい。

明日、凛子と桐嶋がTATAに水回り設備の打ち合わせに出向く事になってる。

それに俺も着いていく事に決めた。


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