カモフラマリッジ

鳴宮鶉子

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離婚して下さい

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毎月、生理予定日に来るものが来るか不安な日々を過ごしていた。
翔真は外に出してるから大丈夫というも信じられず、産婦人科に受診し、緊急ピルと排卵日を整えるピルをしょほして貰う。
危険日は実家に戻り、妊娠しないようにした。

祖父が亡くなり、同情からか私を孕ませ夫婦関係を続けようとしる翔真に困ってた。

私なんか切り捨てて、大島建設や三谷不動産の御令嬢と再婚した方がいい。

なのに、翔真は私の身体への執着なのか、祖父が亡くなった次の日から、私の身体を貪り続ける。

避妊をしてくれない。
高校時代から3年間抱いてた身体だから馴染んでいて、手放したくないのかもしれない。

だけど、カグラホームは倒産させたくない。

宮坂不動産はもうどうしようもできない。

「……お願い。ナカに出さないで!!」

緊急ピルを産婦人科で処方して貰ったけど、生で挿れられ外出しで避妊できてるか不安な日々を過ごしてた。

食べられるようなキスをされながら、お腹の脈動を感じる。

ビクビクとナカに脈動を感じる。
ナカに注がれる。

だけど、拒絶できない。
避妊してくれない。

宮坂不動産は倒産寸前。
離婚して、カグラホームに迷惑をかけないようにしないといけない。

翔真は大島建築や三谷不動産の御令嬢と結婚した方がいい。

「萌音ちゃん、横須賀のカフェのデザインできた?」

翔真のお母さんで専務の結芽さんがなにかと私に気をかけてくれた。
結芽さんは中学生の頃から私を娘のように可愛がってくれた。

そして、翔真と結婚してからは女性建築士として鍛えてくれた。

「カグラホームで請け負った仕事を終えないと離婚は赦さない」

結芽さんが私を放してくれない。
請け負った仕事を片付けてカグラホームから去ろうとするも、次々と新しい仕事を私に押しつけてくる。

祖父の一周忌の後、すぐに翔真のマンションから出ていくもの、カグラホームから去る事はできなかった。

「……翔真、離婚してって言ったよね!!」

「俺は離婚したくない」

「祖父が亡くなるまでだって言ったよね!!」

カグラホームで宮坂不動産では請け負う事はないカフェやレストランの設計デザインを任されていて、やりたかった仕事なのもあり、ずるずるお世話になり、翔真との関係が切れない。

東京港区の虎ノ門に軒並みに建築予定の超高層ビルの建築設計デザインを大島建築からされてるのもあり、翔真は多忙で私の相手ばかりしてはいられない。
週に何度か翔真の執務室に無理やり連れて行かれ、身体を貪られるも、祖父に無理やり政略結婚させられないために翔真を利用したから、求められるなら答えないといけないと諦めた。

2人がけソファーに腰をかけた翔真の膝に向き合うように跨り、ブラウスのボタンをはだけさせブラジャーから掴み出された膨らみを鷲掴みにされ、先端の実を食される。

「……離婚に……応じて」

「……嫌だ」

翔真に上半身を愛撫されながら話す内容ではない。
だけど、仕事が多忙で欲情が発散できない彼を癒さないといけないと思い応じてしまう。

「萌音、俺は絶対に離婚に応じない。お願いだから、マンションに帰ってきてくれ」

私を押し倒し、太腿を撫でながらタイトスカートを捲り上げ、ショーツを脱がす。

「ガータベルト、エロいな」

「……脱がされて伝線するの嫌だから」

「……効率考えてか。パンツ、ビショビショ。これは交換しないといけないな」

「………」

ショーツを下げて脚から抜き取ると、翔真はジャケットのポケットの中に入れた。

「換えはある。萌音が家を出たから禁欲生活をしいらげられてるんだから、履いてたパンツぐらいくれてもいいだろっ」

蜜口に指をクプッと2本入れられ、ナカを掻き混ぜられる。

「……俺のズボンがベチョベチョ。四つん這いになって」

脇を抱えられソファーの上に下され、犬のポーズをされる。
後ろから私のお尻に顔を埋め、最悪な事に肛門を舐めてきたから顔が引きつる。

「……ここはだめ?気持ちがいいらしいよ。開拓してみないか?」

「……絶対に嫌!!」

冗談はそこまでで恥芽を指で弄られ、隘路に指を割り入れられ、身体を弓に逸らす。
溢れでる愛蜜は舐めとられる。

「会議があるからそろそろお楽しみタイムを終わりにしないといけない。萌音、お願いだから帰ってきて」

スラックスのジッパーを下げ、欲望で熱を持った雄槍を取り出すとズブっと私のナカに埋めると腰を打ちつけてくる。
途中で向き合うかたちで座位で胸の蕾を吸われながら動けと指示され、あまりの気持ちよさに腰を動かしてしまう。

容赦なくナカに白濁を注がれ、ぐりぐりと奥に擦り込んでくる。

「萌音に俺の子を産んで欲しい」


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