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元夫と蜜夜
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「きゃっ、ーーん……ッ」
いきなり身体を組み敷かれ、唇を噛みつくようキスをされた。
そしてパジャマの上に手を這わせ、肉がついてない鶏ガラのような身体を愛撫してくる。
臀部にあたる聡太さんの男の部分が膨らんできて硬くなっていってるのがわかる。
欲望を滾らせ、私の脚の付け根に昂った自身を押しつけてくる。
ずっと枯れていた蜜壺から蜜が溢れ出し、ショーツを濡らす。
「ーー脱がせたらダメ?」
「……いや」
パジャマの上を大きな2つのてのひらが這い回る。
「ーー見ないから、だから触らせて可愛がらせて」
パジャマのズボンとショーツを剥ぎ取られた。
聡太さんもベッドから立ち上がり、ボクサーパンツ以外な衣服を脱ぎ捨て、私を組み敷く。
3年経っても身体の線は全く変わってない。
36歳なのにお腹も出てなく、もちろん白髪も見当たらないしハゲてもいない。
「ーー聡太さん、ズルい。私の身体はこんなに醜くなったのに、聡太さんは維持してる」
「……涼音、女は愛され抱かれたら綺麗になるっていう。俺が涼音の事を綺麗にする。何も考えずに、全てを俺にさらけ出して」
閉じていた両腿をこじ開けられ、蜜が溢れている口を舌で舐められ、身体がビクンと跳ねた。
「ーー涼音、俺に今の涼音をみせて」
厚手のパジャマボタンを外され、露わになった膨らみとは言えない膨らみ。
中央には肋骨がバキバキに割れた際の施術で3cmほど縦にあとかある。
両脇も3cm縫合された。
3年経って多少はキズの痕は薄くなり目立たなくなったけど、くっきりと残ってる。
胸を揉みくちゃにされ、恥部を唇と舌で可愛がられ、身体が悶える。
下腹部はもっと酷かった。
骨盤や恥骨が粉々になり、子宮に刺さり、大出血を伴い、流産した。
生理が止まってるのは、まだ完全に治ってないからなのかと思いつつも、子供を失った事実から目を逸らしたくて気にしないようにしてた。
子を宿す事ができるか定かではないわたしの胎。
溢れてでている蜜をひたすら吸い上げ、敏感な芽を弄る。
「……あっ、んぅっ、ふ、あ……ンッ」
「ーーイッた!?すぐに終わらすから、俺を受け入れて!!」
ボクサーパンツを脱ぎ捨て、思いっきり開脚をすると、ナカに昂まった雄を挿れ込む。
産婦人科医から大丈夫と言われたけど、女として枯れていた私は、もうここで快楽を得る事はないと思ってた。
「……キツい。だけど、濡れて締めつけてくる」
「っ、あ、やっ、あああ……!!」
猛獣のように腰を打ちつけてくる聡太に、噛みつくようなキスをされながら最奥を貫かれ、子宮口に欲情を放たれた。
繋がったのは1度だけ。
私の身体に負担にならないよう、気遣ってくれた。
ーー痛みも感じなく、とても気持ちがよかった。
事を終えた後、そのままぎゅっと抱きしめられ、そのまま肌の温もりを感じながら眠りについた。
****
「涼音、おはよう。身体は大丈夫?」
「ーーうん」
お互い何も身に纏ってなく、床に落ちてるパジャマの上着を手に取り、羽織る。
「……そんなに慌てなくても」
上半身を起こし曝け出してる聡太さんの見事な胸板と腹筋が目に入り、まじまじと見惚れそうになり、目を逸らす。
「ーー俺、服は下だから。先に降りるからゆっくり身支度を整えて降りておいで」
スエットのパジャマを着ると聡太さんはリビングに降りていった。
聡太さんが部屋から出ていき、自分のみすぼらしい身体を見る。
縫合の痕に沿って、紅いキス痕を残されてた。
お泊りセットの鞄に入ってるセーターとキョロッとは色気がないから、タンスから冬用のワンピースを取りだす。
家に引きこもって、しゃぶしゃぶ宴会だけど、おしゃれをしたくなった。
「涼音、可愛い。さすが、私の娘だは!!」
母は美魔女だ。そういう特集で何度かテレビ出演をした事がある。
「……ママ、身体、大丈夫?吐き気、治った」
「……あぁ、しばらくは治らないわ。2ヶ月の辛抱かな」
ママは不機嫌そうに目を細め、睨みつける先に藤堂教授がいる。
「53歳で子供を産むなんて、恥ずかしいわ。……しかも、父親は58歳ときた。子供が成人する前に仕事リタイヤしてるし、子供が可哀想だわ」
母は藤堂教授の子を身篭ったらしい。
閉経がきたといってたのがまさかの妊娠で、もう堕胎できない月齢らしい。
「子宮筋腫とかで何度もオペ受けてるからか、赤ちゃん、標準よりかなり小さいのよ。高齢出産になるから、無事に産めるかわからないけど、産んでいい?」
「嬉しい!!私に妹が弟ができるんだね!!」
まさか母が妊娠するとは思ってはいなかったけど、藤堂教授と復縁のきっかけになって夫婦に戻って欲しいなと心から願う。
3年前に私も少しだけ悪阻の時期を経験した。
すき焼きは受けつけなかったけど、あっさりポン酢で食べるしゃぶしゃぶはかなり量が食べれた。
私もまた聡太さんの子を宿したい。
そして、今度は産みたい。
ーーでも、妊娠できる気がしなかった。
いきなり身体を組み敷かれ、唇を噛みつくようキスをされた。
そしてパジャマの上に手を這わせ、肉がついてない鶏ガラのような身体を愛撫してくる。
臀部にあたる聡太さんの男の部分が膨らんできて硬くなっていってるのがわかる。
欲望を滾らせ、私の脚の付け根に昂った自身を押しつけてくる。
ずっと枯れていた蜜壺から蜜が溢れ出し、ショーツを濡らす。
「ーー脱がせたらダメ?」
「……いや」
パジャマの上を大きな2つのてのひらが這い回る。
「ーー見ないから、だから触らせて可愛がらせて」
パジャマのズボンとショーツを剥ぎ取られた。
聡太さんもベッドから立ち上がり、ボクサーパンツ以外な衣服を脱ぎ捨て、私を組み敷く。
3年経っても身体の線は全く変わってない。
36歳なのにお腹も出てなく、もちろん白髪も見当たらないしハゲてもいない。
「ーー聡太さん、ズルい。私の身体はこんなに醜くなったのに、聡太さんは維持してる」
「……涼音、女は愛され抱かれたら綺麗になるっていう。俺が涼音の事を綺麗にする。何も考えずに、全てを俺にさらけ出して」
閉じていた両腿をこじ開けられ、蜜が溢れている口を舌で舐められ、身体がビクンと跳ねた。
「ーー涼音、俺に今の涼音をみせて」
厚手のパジャマボタンを外され、露わになった膨らみとは言えない膨らみ。
中央には肋骨がバキバキに割れた際の施術で3cmほど縦にあとかある。
両脇も3cm縫合された。
3年経って多少はキズの痕は薄くなり目立たなくなったけど、くっきりと残ってる。
胸を揉みくちゃにされ、恥部を唇と舌で可愛がられ、身体が悶える。
下腹部はもっと酷かった。
骨盤や恥骨が粉々になり、子宮に刺さり、大出血を伴い、流産した。
生理が止まってるのは、まだ完全に治ってないからなのかと思いつつも、子供を失った事実から目を逸らしたくて気にしないようにしてた。
子を宿す事ができるか定かではないわたしの胎。
溢れてでている蜜をひたすら吸い上げ、敏感な芽を弄る。
「……あっ、んぅっ、ふ、あ……ンッ」
「ーーイッた!?すぐに終わらすから、俺を受け入れて!!」
ボクサーパンツを脱ぎ捨て、思いっきり開脚をすると、ナカに昂まった雄を挿れ込む。
産婦人科医から大丈夫と言われたけど、女として枯れていた私は、もうここで快楽を得る事はないと思ってた。
「……キツい。だけど、濡れて締めつけてくる」
「っ、あ、やっ、あああ……!!」
猛獣のように腰を打ちつけてくる聡太に、噛みつくようなキスをされながら最奥を貫かれ、子宮口に欲情を放たれた。
繋がったのは1度だけ。
私の身体に負担にならないよう、気遣ってくれた。
ーー痛みも感じなく、とても気持ちがよかった。
事を終えた後、そのままぎゅっと抱きしめられ、そのまま肌の温もりを感じながら眠りについた。
****
「涼音、おはよう。身体は大丈夫?」
「ーーうん」
お互い何も身に纏ってなく、床に落ちてるパジャマの上着を手に取り、羽織る。
「……そんなに慌てなくても」
上半身を起こし曝け出してる聡太さんの見事な胸板と腹筋が目に入り、まじまじと見惚れそうになり、目を逸らす。
「ーー俺、服は下だから。先に降りるからゆっくり身支度を整えて降りておいで」
スエットのパジャマを着ると聡太さんはリビングに降りていった。
聡太さんが部屋から出ていき、自分のみすぼらしい身体を見る。
縫合の痕に沿って、紅いキス痕を残されてた。
お泊りセットの鞄に入ってるセーターとキョロッとは色気がないから、タンスから冬用のワンピースを取りだす。
家に引きこもって、しゃぶしゃぶ宴会だけど、おしゃれをしたくなった。
「涼音、可愛い。さすが、私の娘だは!!」
母は美魔女だ。そういう特集で何度かテレビ出演をした事がある。
「……ママ、身体、大丈夫?吐き気、治った」
「……あぁ、しばらくは治らないわ。2ヶ月の辛抱かな」
ママは不機嫌そうに目を細め、睨みつける先に藤堂教授がいる。
「53歳で子供を産むなんて、恥ずかしいわ。……しかも、父親は58歳ときた。子供が成人する前に仕事リタイヤしてるし、子供が可哀想だわ」
母は藤堂教授の子を身篭ったらしい。
閉経がきたといってたのがまさかの妊娠で、もう堕胎できない月齢らしい。
「子宮筋腫とかで何度もオペ受けてるからか、赤ちゃん、標準よりかなり小さいのよ。高齢出産になるから、無事に産めるかわからないけど、産んでいい?」
「嬉しい!!私に妹が弟ができるんだね!!」
まさか母が妊娠するとは思ってはいなかったけど、藤堂教授と復縁のきっかけになって夫婦に戻って欲しいなと心から願う。
3年前に私も少しだけ悪阻の時期を経験した。
すき焼きは受けつけなかったけど、あっさりポン酢で食べるしゃぶしゃぶはかなり量が食べれた。
私もまた聡太さんの子を宿したい。
そして、今度は産みたい。
ーーでも、妊娠できる気がしなかった。
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