記憶のかなた

みやち

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小話:まーちゃんと大ちゃん

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「ほんとにかなくん大丈夫かなぁ…」

お仕事も終わりお家に帰って、大ちゃんのお膝でくつろぎながらつぶやく。

「大丈夫だろ。だがしかしあの柊真の番が優人の患者なんて不思議な縁もあるもんだ…」

「え?大ちゃんかなくんの番知ってるの?」

「知ってるも何も俺が知ってる柊真なら、分家の次男坊じゃないか?一時期家庭教師してたやつ。」

「大ちゃんの親戚…???」

「あいつらどうなるか楽しみだな」

そう言って大ちゃんはわっるい顔でニヤニヤしてる。


先行きは見通せないけど、かなくんが幸せならいいなと未来を願う優人であった。
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