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第23章 白魔
赤い嵐
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弓庭後邸での晩餐ののち、アルデンホフはあてがわれた客室に引っ込んだものの、娘を陥れようとした兄妹と同じ屋根の下にいると思うだけで、沸々と怒りが湧いてきた。
幸いここは高級保養地。憂さ晴らしの方法はいくらでもある。
まずは賭博場でパーッと遊んでから、皓月王子が夢中になっているという娼館を冷やかしてやろうと決めた。
弓庭後兄妹には何も告げず屋敷を出て、馴染みの遊戯場で遊び始めると、カードで人生初めてという最高の役がそろった。
その後も恐ろしいほどツキまくり、今夜ひと晩でどれほどの大金が転がり込んでくるかと思うと、自然アルデンホフの鼻息は荒くなる。
このところずっと見離されていたツキが、ようやく戻ってきた!
――そう思っていたのに。
突如、武装した兵士たちが雪崩れ込んできて、混乱のるつぼと化しかけたところへ、隊長らしき男が、自分たちは歓宜王女殿下の部隊であると説明した。
「弓庭後家門に反逆の疑いあり! このあとすぐ王家の皆様がお越しになる! 巻き込まれたくなくば、疾く我らの指示に従え!」
何が『お越しになる』だ。
武装で『反逆者』の領地へ王家が乗り込んできて、『巻き込まれたくなくば』なんて。
つまりこれからこの地は、戦場になるということではないか!
その場の誰もがアルデンホフと同様に考えただろう。
男たちはうろたえ取り乱したが、意外にも女性たちの中には、歓宜王女と聞いた途端に「ならば従いましょう」と落ち着きを取り戻した者も多く、彼女たちにつられて気を取り直した客や関係者たちが、ぞろぞろと避難に向かった。
が、アルデンホフは呆然と立ち尽くしていた。
すでに五千万キューズは勝っていたのに……!
「あの生意気な狂暴女め、なぜこのタイミングで!」
いや。それも大事だが、問題は王家が攻めてきたという事実だ。
弓庭後侯爵が危惧していた通り、『王家の馬』を盗んでいたことも発覚したに違いない。だとすれば資金提供していた自分も、ただでは済まない。
恐怖に襲われたアルデンホフは――とりあえず、得るはずだった金をもらおうと思った。
この賭博場には何度か来ているし、金の在り処はだいたい見当がつく。弓庭後と来たときは貴賓室に入ったが、あそこにも金目の物が飾ってあった。
この非常事態にそんなことを考えてる異常さを自覚できぬまま、アルデンホフは裕福な客たちがそこらに落としていった宝石や金などを鷲掴み、貴賓室へと走った。
途中拾ったハンドバッグに貴重品を詰めて、金があるのはどの部屋かと探し回っていると、ドーン! と地鳴りのような音が響いた。
「まさか、こんな早く攻撃が始まったのか!?」
ついさっき避難を促したばかりではないか!
口汚く短気な王族を罵ったものの、ひとりぽつんと居残ったことが急に心細くなり、震え上がったアルデンホフは今度こそ賭博場を飛び出した。
皆のあとを追おうと思ったが、いつのまにか強くなった雪が、足跡も車輪の跡も覆い隠している。
「まずい……どこかへ身をひそめねば」
弓庭後邸には戻れない。自ら墓穴に飛び込むようなものだ。
こんなことなら荷物を持って出てくるのだったと歯噛みしていると、吹雪の向こうに大勢の話し声や鎧がぶつかる金属音が聞こえてきた。兵士たちだ!
アルデンホフはとっさに、除雪で積まれた雪山の陰にしゃがみ込んだ。
さっきの歓宜の部隊が戻ってきたのだろうか。
まさか自分があの場にいたことを気づかれていたとは思えないが……捕まれば、あの凶暴女は自分を嫌っているから、どんな目に遭わされることか。
氷点下の闇の中で冷や汗を流しながら、アルデンホフは息を殺した。
兵士たちが雪山の前を足早に通り過ぎていく。
「急げ! 弓庭後閣下のため、時間を稼ぐのだ」
「もちろんです。でも歓宜殿下ばかりか、双子殿下までそろっているなんて……防ぎようがありません」
「わかっている! だがやれるだけのことはやらねば」
彼らは王女の部隊ではなく、弓庭後家直属の兵士たちのようだ。
助けてもらおうと声を上げかけて、アルデンホフは思いとどまった。憎たらしい弓庭後にすがったところで、あの王族が本気になったなら勝ち目は無い。共倒れするだけだ。
「なんでこんなとこに来ちまったんだ……!」
しゃがみ込んだまま頭を抱えていると、通り過ぎたばかりの兵士たちが色めき立った。と思うと、何の前触れもなく戦闘が始まった。
たちまち一帯に満ちる怒号。剣戟のぶつかる重い音。意味をなさぬ嬌声。苦痛に満ちた悲鳴。血のにおい。
ちらりと顔を出して覗くことすら恐ろしく、何がどうなっているのかわからない。ガタガタ震えていると、「援軍が来たぞーっ!」と期待に満ちたがなり声が上がって、新たに多数の兵士たちが押し寄せた。
「行けえ! 押し返せえ!」
「防衛の要を担ってきた弓庭後家兵士が舐められてたまるかあ!」
加わったのは弓庭後側の援軍らしい。すでに狼の姿をとった兵士たちも多数、凄い勢いでアルデンホフの背後を駆けていく。アルデンホフが雪で覆われている上に辺りは異臭だらけなので、狼たちに気づかれることはなかったが。
弓庭後側が優勢なら、見つかってもいきなり捕らわれる心配はない。
心臓が飛び出しそうな恐怖と緊張が、ほんの少しだけ緩んだ、そのとき。
一斉に悲鳴が上がった。
反射的にそちらへ顔を向けたと同時、血だらけの折れた剣が飛んできて、アルデンホフの頬をかすり雪に突き刺さった。
「ひいぃぃーっ!」
悲鳴を上げて立ち上がったが、もはや兵たちはアルデンホフなど気にとめない。
彼らの心を占めていたのは、逆巻く雪の向こうに出現した、炎のような赤毛の虎。
無慈悲な嵐のごとく弓庭後の狼軍団を吹っ飛ばし、雪壁に叩きつけ、あっというまに形勢を逆転させた。
そうして愉快そうに闇夜を震わせ吠え猛ると、王女側の兵たちが鬨の声を上げた。
「歓宜殿下に栄光あれ!」
「歓宜殿下、最高!」
アルデンホフはぽかんと口をあけて突っ立ったまま、「冗談だろ……」と呟いた。
あまりに強すぎる。
かつて王女を怒らせ、ボコられたときのことを思い出した。
酷い目に遭ったと恨んでいたけれど、あれでも王女はずいぶんと手加減してくれていたのだと、今わかった。
自分が獣化して戦ったところで、彼女に勝てる気がしない。
まして双子王子になど敵うわけがない。
どうして今まで、あの双子に対抗意識を燃やすことができていたのだろう。
真っ白になった脳裏に、不意に、弓庭後侯爵と交わした会話が浮かんだ。
『非常手段ならば、すでに手は打ってある。
もしも王族が我らと敵対すると定めたら、双子の性格であれば自ら乗り出してくるだろう。だが城には我らの内通者が複数いるから、王族の動きで危機を察知したなら、すぐさま王都周辺に配置した弓庭後の兵士たちに連絡がいく手筈だ』
『王都周辺に配置した兵など、とっくに把握されているのでは?』
嫌味を込めて言ってやったアルデンホフに、弓庭後はニヤリと顔を歪めた。
『されているだろう。見つかるよう配置したのだから。だがその陰に隠れて精鋭部隊が置かれていることまでは気づくまい。陰の背後に陰を隠したのだ。
彼らは、本当に最終手段だ。王家から敵と見なされ、すでに双子の怒りを気に掛ける必要はないという事態になったときのための。そうしたら――』
『そうしたら?』
『ウォルドグレイブを拉致する。奴を人質に交渉し、少しでも有利な条件で和解させる』
幸いここは高級保養地。憂さ晴らしの方法はいくらでもある。
まずは賭博場でパーッと遊んでから、皓月王子が夢中になっているという娼館を冷やかしてやろうと決めた。
弓庭後兄妹には何も告げず屋敷を出て、馴染みの遊戯場で遊び始めると、カードで人生初めてという最高の役がそろった。
その後も恐ろしいほどツキまくり、今夜ひと晩でどれほどの大金が転がり込んでくるかと思うと、自然アルデンホフの鼻息は荒くなる。
このところずっと見離されていたツキが、ようやく戻ってきた!
――そう思っていたのに。
突如、武装した兵士たちが雪崩れ込んできて、混乱のるつぼと化しかけたところへ、隊長らしき男が、自分たちは歓宜王女殿下の部隊であると説明した。
「弓庭後家門に反逆の疑いあり! このあとすぐ王家の皆様がお越しになる! 巻き込まれたくなくば、疾く我らの指示に従え!」
何が『お越しになる』だ。
武装で『反逆者』の領地へ王家が乗り込んできて、『巻き込まれたくなくば』なんて。
つまりこれからこの地は、戦場になるということではないか!
その場の誰もがアルデンホフと同様に考えただろう。
男たちはうろたえ取り乱したが、意外にも女性たちの中には、歓宜王女と聞いた途端に「ならば従いましょう」と落ち着きを取り戻した者も多く、彼女たちにつられて気を取り直した客や関係者たちが、ぞろぞろと避難に向かった。
が、アルデンホフは呆然と立ち尽くしていた。
すでに五千万キューズは勝っていたのに……!
「あの生意気な狂暴女め、なぜこのタイミングで!」
いや。それも大事だが、問題は王家が攻めてきたという事実だ。
弓庭後侯爵が危惧していた通り、『王家の馬』を盗んでいたことも発覚したに違いない。だとすれば資金提供していた自分も、ただでは済まない。
恐怖に襲われたアルデンホフは――とりあえず、得るはずだった金をもらおうと思った。
この賭博場には何度か来ているし、金の在り処はだいたい見当がつく。弓庭後と来たときは貴賓室に入ったが、あそこにも金目の物が飾ってあった。
この非常事態にそんなことを考えてる異常さを自覚できぬまま、アルデンホフは裕福な客たちがそこらに落としていった宝石や金などを鷲掴み、貴賓室へと走った。
途中拾ったハンドバッグに貴重品を詰めて、金があるのはどの部屋かと探し回っていると、ドーン! と地鳴りのような音が響いた。
「まさか、こんな早く攻撃が始まったのか!?」
ついさっき避難を促したばかりではないか!
口汚く短気な王族を罵ったものの、ひとりぽつんと居残ったことが急に心細くなり、震え上がったアルデンホフは今度こそ賭博場を飛び出した。
皆のあとを追おうと思ったが、いつのまにか強くなった雪が、足跡も車輪の跡も覆い隠している。
「まずい……どこかへ身をひそめねば」
弓庭後邸には戻れない。自ら墓穴に飛び込むようなものだ。
こんなことなら荷物を持って出てくるのだったと歯噛みしていると、吹雪の向こうに大勢の話し声や鎧がぶつかる金属音が聞こえてきた。兵士たちだ!
アルデンホフはとっさに、除雪で積まれた雪山の陰にしゃがみ込んだ。
さっきの歓宜の部隊が戻ってきたのだろうか。
まさか自分があの場にいたことを気づかれていたとは思えないが……捕まれば、あの凶暴女は自分を嫌っているから、どんな目に遭わされることか。
氷点下の闇の中で冷や汗を流しながら、アルデンホフは息を殺した。
兵士たちが雪山の前を足早に通り過ぎていく。
「急げ! 弓庭後閣下のため、時間を稼ぐのだ」
「もちろんです。でも歓宜殿下ばかりか、双子殿下までそろっているなんて……防ぎようがありません」
「わかっている! だがやれるだけのことはやらねば」
彼らは王女の部隊ではなく、弓庭後家直属の兵士たちのようだ。
助けてもらおうと声を上げかけて、アルデンホフは思いとどまった。憎たらしい弓庭後にすがったところで、あの王族が本気になったなら勝ち目は無い。共倒れするだけだ。
「なんでこんなとこに来ちまったんだ……!」
しゃがみ込んだまま頭を抱えていると、通り過ぎたばかりの兵士たちが色めき立った。と思うと、何の前触れもなく戦闘が始まった。
たちまち一帯に満ちる怒号。剣戟のぶつかる重い音。意味をなさぬ嬌声。苦痛に満ちた悲鳴。血のにおい。
ちらりと顔を出して覗くことすら恐ろしく、何がどうなっているのかわからない。ガタガタ震えていると、「援軍が来たぞーっ!」と期待に満ちたがなり声が上がって、新たに多数の兵士たちが押し寄せた。
「行けえ! 押し返せえ!」
「防衛の要を担ってきた弓庭後家兵士が舐められてたまるかあ!」
加わったのは弓庭後側の援軍らしい。すでに狼の姿をとった兵士たちも多数、凄い勢いでアルデンホフの背後を駆けていく。アルデンホフが雪で覆われている上に辺りは異臭だらけなので、狼たちに気づかれることはなかったが。
弓庭後側が優勢なら、見つかってもいきなり捕らわれる心配はない。
心臓が飛び出しそうな恐怖と緊張が、ほんの少しだけ緩んだ、そのとき。
一斉に悲鳴が上がった。
反射的にそちらへ顔を向けたと同時、血だらけの折れた剣が飛んできて、アルデンホフの頬をかすり雪に突き刺さった。
「ひいぃぃーっ!」
悲鳴を上げて立ち上がったが、もはや兵たちはアルデンホフなど気にとめない。
彼らの心を占めていたのは、逆巻く雪の向こうに出現した、炎のような赤毛の虎。
無慈悲な嵐のごとく弓庭後の狼軍団を吹っ飛ばし、雪壁に叩きつけ、あっというまに形勢を逆転させた。
そうして愉快そうに闇夜を震わせ吠え猛ると、王女側の兵たちが鬨の声を上げた。
「歓宜殿下に栄光あれ!」
「歓宜殿下、最高!」
アルデンホフはぽかんと口をあけて突っ立ったまま、「冗談だろ……」と呟いた。
あまりに強すぎる。
かつて王女を怒らせ、ボコられたときのことを思い出した。
酷い目に遭ったと恨んでいたけれど、あれでも王女はずいぶんと手加減してくれていたのだと、今わかった。
自分が獣化して戦ったところで、彼女に勝てる気がしない。
まして双子王子になど敵うわけがない。
どうして今まで、あの双子に対抗意識を燃やすことができていたのだろう。
真っ白になった脳裏に、不意に、弓庭後侯爵と交わした会話が浮かんだ。
『非常手段ならば、すでに手は打ってある。
もしも王族が我らと敵対すると定めたら、双子の性格であれば自ら乗り出してくるだろう。だが城には我らの内通者が複数いるから、王族の動きで危機を察知したなら、すぐさま王都周辺に配置した弓庭後の兵士たちに連絡がいく手筈だ』
『王都周辺に配置した兵など、とっくに把握されているのでは?』
嫌味を込めて言ってやったアルデンホフに、弓庭後はニヤリと顔を歪めた。
『されているだろう。見つかるよう配置したのだから。だがその陰に隠れて精鋭部隊が置かれていることまでは気づくまい。陰の背後に陰を隠したのだ。
彼らは、本当に最終手段だ。王家から敵と見なされ、すでに双子の怒りを気に掛ける必要はないという事態になったときのための。そうしたら――』
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