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決意
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「ただいまー」
「お帰り!父さん」
「おかえりー!」
「ただいま。そちらのお嬢ちゃんは?」
「リーシュ・アクアリアと言います。訳があって夏の間お世話になります」
「そうか。自分の家のようにゆっくりしていってくれ。それとその犬?」
「キャウッ!」
「ペイルっていうんだよー!学校で仲良くなったの!」
「そうかそうか!よろしくな、ペイル」
いつもの恰好ではなく隊長の恰好。
隊長だけあって着ているものがいい。
いつもは怒らない父さんでも、鎧に触ると怒る。
そりゃあそうか。
シロが触りかけた時、俺も注意している。
「父さん、後で話があるんだけどいい?」
「構わないぞ。ただ今は飯だ!腹が減ってしょうがない」
お腹まで鳴っている。
相当忙しかったんだろう。
それならもちろんご飯を優先。
夜になったので晩御飯となった。
「おいしい!」
「そうでしょ!このスープはお母さんの得意料理なのよ!」
「こんなに美味しいとおかわりしたくなります」
「それだったら早くした方がいいわよ?」
「えっ?」
「「「おかわりー!!」」」
「はいはい」
そう!
このスープは俺たちみんなの大好物!
薄くなく、どちらかと言えば少し濃いめ。
肉が細かく切られていて、飲みやすい。
肉だけではなく、野菜も入っておりどんどん口の中に入っていく。
晩御飯だけではなく、朝ごはんに食べてもおいしい。
朝までは残らないけどね。
「二日連続で食べ過ぎるとお腹壊さない?」
「大丈夫大丈夫!さっき動いたからお腹減ったから!」
「そ、そう」
「もしかして…おかわりしたくてそんなことを?」
「そんなこと言うわけないじゃない!!」
顔が真っ赤。
もしかして図星?
この神様すこしせこい。
「シロ!早く食べないとなくなっちゃうぞ!」
「うん!!」
「あっー!!」
ほら当たった。
美味しいから気持ちはわかる。
ただ、俺も好きなんだ。
食べ物は譲れない!!
「大丈夫よリーシュちゃん。しっかりリーシュちゃんの分もあるから」
「よ、よかったー…」
うん、まあそうだよね。
一応お客扱いだし。
帰省一日目。
俺たちは晩御飯戦争をした。
「それで話って?」
「できれば二人で話したいんだけど…」
「わかった。じゃあ外へでよう」
「ジルー!どこに行くの?」
「ちょっとパパと話すだけだ。シロはママのお手伝いをしててもらえる?」
「わかったー!」
俺だけではなく父さんもシロの扱いになれている。
ドラゴンのときとは大違い。
もう本当に我が子のように。
「……何かあったんだな?」
「うん。いろいろ、たくさんね」
「あまり子供に言うことではないが、父さんの仲間で同じ目をしている」
「どういう目?」
「信じられないモノを見た話をする目。例え何年、何十年前に見たモノでさっき見たような目だよ」
さすが隊長。
戦闘の時だけではなく、仲間とスキンシップするための技術もある。
俺だったら『話があるんだけど』って言われても言われるまで何の話か分からない。
魔法を使った形跡もない。
生まれ持った才能なのだろう。
「それでどうしたんだ?」
「まずは起きたことから話すね」
俺はドラゴンと会ったことを話した。
クロのことではない。
あんなことが起きても、俺にとってクロは大切な友達なんだ。
ここで言ってしまうと、父さんも黙っていないだろう。
話した内容は会ったこと。
魔法を教えてもらったことと、加護を貰ったこと。
父さんはただ真面目に頷きながら聞いてくれた。
「なるほどな。まさかラグドラーグと会うとはな」
「父さんは会ったことはあるの?」
「いや、ないよ。会ったとしても、ジルのようにはできないな」
そりゃあそうだろう。
父さんが合うとしたら部下がいるときだ。
ドラゴン相手だと戦闘態勢に自然と入るだろう。
何せ、自分もそうだが部下の命も危なくなる。
一般的に、ドラゴンは敵となっているんだから。
「それと、もう一つあるんだ」
「なんだ?」
「その、ラグドラーグさんが強くなりたいなら鍛えてあげるって言われたんだ」
「……」
父さんはすぐには答えを出さなかった。
考え事をするために目線を外し、空を見上げた。
同じく、俺も空を見上げていた。
空は快晴。
きれいな星空が見える。
「一応聞いておこう。夏休みの間、父さんが教えるのではダメなのか?」
「えっと…」
「あはははっ!そういうところは父さんに似ているな!」
本当は違うと思うんだけど、一応こっちで生を受けた。
多少どころかたくさん血が通っている。
例え、違う記憶があっても。
「父さんもな。本当にしたいことを言えなかったんだ。ただ言われたままのことをしていた…。今はいないけど父さんの父さん、ジルのおじいちゃんは父さんにこう言ってくれたんだ」
「なんて言ったの?」
「『自分の好きなようにすればいい。たとえ口に出さなくても、そう思ったならそうしろ。後悔を選ぶな』ってね」
その時、決心した。
このまま安全に隠れるように過ごすのか。
それとも、強くなりシロが自由にできるような世界にするのか。
俺は、シロに自由になってほしい。
自由にドラゴンの姿で飛ぶ姿を見たい。
シロも、自分自身も望む世界をつくり上げたい。
もちろんペイルも窮屈な世界だけを見せたくはない。
「俺、行ってくるよ」
「ああ、そうだな。父さんもそれがいいと思う」
「そうだったの?」
「ジルは父さんたちの子供だ。もちろん心配だが、ジルにはそのうち父さんをも超す隊長、一級冒険者、いや、その上にもなれるかもな」
「がんばってみるよ!」
「そうだな!」
話してすごく楽になった。
人に相談するとこんなに楽になるんだ。
今まで一人で考えることが多かった。
今は決意をするほどに。
俺は、強くなる!
シロのため、ペイルのためにも!
「と言っても明日にしなさい。今日はもう寝よう」
「はーい!」
家に入ると、シロは手伝いが終わったようで暇そうにしていた。
リーシュちゃんはそんな暇そうにしているシロの相手をしてくれていた。
家の中だと遊ぶことが限られているからこんなこともしばしばある。
「おかえりー!」
「ただいま。ちょっと話があるけどいい?」
「いいよ!」
「リーシュちゃんも」
「私も?」
もちろん一緒にいるから二人に話す。
母さんには父さんが話すようだ。
「二人とも、俺は明日から修行をする」
「「え!?」」
「だから明日には出発しようと思うんだ」
「シロもいくー!」
「だーめ!これは俺の問題なんだ」
これは俺が強くなるため。
ラグドラーグさんも俺に言ってくれたんだ。
それにシロとリーシュちゃんはこれ以上強くならなくても…。
「えっと、私はどうすれば?」
「シロが暇そうにするから、その…」
「相手をしろと?」
「……うん。少しの間だけ」
申し訳ない!
でも強くなるため…。
「分かったわ」
「えー!だってモゴッ」
「シロちゃん、――」
「どうしたの?」
「わかった!待ってるよ!」
「ん?ああ、ありがとう」
やけに素直になったな。
やっぱリーシュちゃんが適任だったのかな。
たった一言で説得してくれた。
「3人ともー!今日はもう寝ちゃいなさいよー!」
「「「はーい!!」」」
翌日、俺は強くなるためにここをでる。
たった一日しかいなかったけど両親の顔を見れてよかった。
それに大好きな料理も食べれた。
やりたいことはたくさんあったけど、早いうちに始めておきたい。
明日から俺は変わるんだ!
「お帰り!父さん」
「おかえりー!」
「ただいま。そちらのお嬢ちゃんは?」
「リーシュ・アクアリアと言います。訳があって夏の間お世話になります」
「そうか。自分の家のようにゆっくりしていってくれ。それとその犬?」
「キャウッ!」
「ペイルっていうんだよー!学校で仲良くなったの!」
「そうかそうか!よろしくな、ペイル」
いつもの恰好ではなく隊長の恰好。
隊長だけあって着ているものがいい。
いつもは怒らない父さんでも、鎧に触ると怒る。
そりゃあそうか。
シロが触りかけた時、俺も注意している。
「父さん、後で話があるんだけどいい?」
「構わないぞ。ただ今は飯だ!腹が減ってしょうがない」
お腹まで鳴っている。
相当忙しかったんだろう。
それならもちろんご飯を優先。
夜になったので晩御飯となった。
「おいしい!」
「そうでしょ!このスープはお母さんの得意料理なのよ!」
「こんなに美味しいとおかわりしたくなります」
「それだったら早くした方がいいわよ?」
「えっ?」
「「「おかわりー!!」」」
「はいはい」
そう!
このスープは俺たちみんなの大好物!
薄くなく、どちらかと言えば少し濃いめ。
肉が細かく切られていて、飲みやすい。
肉だけではなく、野菜も入っておりどんどん口の中に入っていく。
晩御飯だけではなく、朝ごはんに食べてもおいしい。
朝までは残らないけどね。
「二日連続で食べ過ぎるとお腹壊さない?」
「大丈夫大丈夫!さっき動いたからお腹減ったから!」
「そ、そう」
「もしかして…おかわりしたくてそんなことを?」
「そんなこと言うわけないじゃない!!」
顔が真っ赤。
もしかして図星?
この神様すこしせこい。
「シロ!早く食べないとなくなっちゃうぞ!」
「うん!!」
「あっー!!」
ほら当たった。
美味しいから気持ちはわかる。
ただ、俺も好きなんだ。
食べ物は譲れない!!
「大丈夫よリーシュちゃん。しっかりリーシュちゃんの分もあるから」
「よ、よかったー…」
うん、まあそうだよね。
一応お客扱いだし。
帰省一日目。
俺たちは晩御飯戦争をした。
「それで話って?」
「できれば二人で話したいんだけど…」
「わかった。じゃあ外へでよう」
「ジルー!どこに行くの?」
「ちょっとパパと話すだけだ。シロはママのお手伝いをしててもらえる?」
「わかったー!」
俺だけではなく父さんもシロの扱いになれている。
ドラゴンのときとは大違い。
もう本当に我が子のように。
「……何かあったんだな?」
「うん。いろいろ、たくさんね」
「あまり子供に言うことではないが、父さんの仲間で同じ目をしている」
「どういう目?」
「信じられないモノを見た話をする目。例え何年、何十年前に見たモノでさっき見たような目だよ」
さすが隊長。
戦闘の時だけではなく、仲間とスキンシップするための技術もある。
俺だったら『話があるんだけど』って言われても言われるまで何の話か分からない。
魔法を使った形跡もない。
生まれ持った才能なのだろう。
「それでどうしたんだ?」
「まずは起きたことから話すね」
俺はドラゴンと会ったことを話した。
クロのことではない。
あんなことが起きても、俺にとってクロは大切な友達なんだ。
ここで言ってしまうと、父さんも黙っていないだろう。
話した内容は会ったこと。
魔法を教えてもらったことと、加護を貰ったこと。
父さんはただ真面目に頷きながら聞いてくれた。
「なるほどな。まさかラグドラーグと会うとはな」
「父さんは会ったことはあるの?」
「いや、ないよ。会ったとしても、ジルのようにはできないな」
そりゃあそうだろう。
父さんが合うとしたら部下がいるときだ。
ドラゴン相手だと戦闘態勢に自然と入るだろう。
何せ、自分もそうだが部下の命も危なくなる。
一般的に、ドラゴンは敵となっているんだから。
「それと、もう一つあるんだ」
「なんだ?」
「その、ラグドラーグさんが強くなりたいなら鍛えてあげるって言われたんだ」
「……」
父さんはすぐには答えを出さなかった。
考え事をするために目線を外し、空を見上げた。
同じく、俺も空を見上げていた。
空は快晴。
きれいな星空が見える。
「一応聞いておこう。夏休みの間、父さんが教えるのではダメなのか?」
「えっと…」
「あはははっ!そういうところは父さんに似ているな!」
本当は違うと思うんだけど、一応こっちで生を受けた。
多少どころかたくさん血が通っている。
例え、違う記憶があっても。
「父さんもな。本当にしたいことを言えなかったんだ。ただ言われたままのことをしていた…。今はいないけど父さんの父さん、ジルのおじいちゃんは父さんにこう言ってくれたんだ」
「なんて言ったの?」
「『自分の好きなようにすればいい。たとえ口に出さなくても、そう思ったならそうしろ。後悔を選ぶな』ってね」
その時、決心した。
このまま安全に隠れるように過ごすのか。
それとも、強くなりシロが自由にできるような世界にするのか。
俺は、シロに自由になってほしい。
自由にドラゴンの姿で飛ぶ姿を見たい。
シロも、自分自身も望む世界をつくり上げたい。
もちろんペイルも窮屈な世界だけを見せたくはない。
「俺、行ってくるよ」
「ああ、そうだな。父さんもそれがいいと思う」
「そうだったの?」
「ジルは父さんたちの子供だ。もちろん心配だが、ジルにはそのうち父さんをも超す隊長、一級冒険者、いや、その上にもなれるかもな」
「がんばってみるよ!」
「そうだな!」
話してすごく楽になった。
人に相談するとこんなに楽になるんだ。
今まで一人で考えることが多かった。
今は決意をするほどに。
俺は、強くなる!
シロのため、ペイルのためにも!
「と言っても明日にしなさい。今日はもう寝よう」
「はーい!」
家に入ると、シロは手伝いが終わったようで暇そうにしていた。
リーシュちゃんはそんな暇そうにしているシロの相手をしてくれていた。
家の中だと遊ぶことが限られているからこんなこともしばしばある。
「おかえりー!」
「ただいま。ちょっと話があるけどいい?」
「いいよ!」
「リーシュちゃんも」
「私も?」
もちろん一緒にいるから二人に話す。
母さんには父さんが話すようだ。
「二人とも、俺は明日から修行をする」
「「え!?」」
「だから明日には出発しようと思うんだ」
「シロもいくー!」
「だーめ!これは俺の問題なんだ」
これは俺が強くなるため。
ラグドラーグさんも俺に言ってくれたんだ。
それにシロとリーシュちゃんはこれ以上強くならなくても…。
「えっと、私はどうすれば?」
「シロが暇そうにするから、その…」
「相手をしろと?」
「……うん。少しの間だけ」
申し訳ない!
でも強くなるため…。
「分かったわ」
「えー!だってモゴッ」
「シロちゃん、――」
「どうしたの?」
「わかった!待ってるよ!」
「ん?ああ、ありがとう」
やけに素直になったな。
やっぱリーシュちゃんが適任だったのかな。
たった一言で説得してくれた。
「3人ともー!今日はもう寝ちゃいなさいよー!」
「「「はーい!!」」」
翌日、俺は強くなるためにここをでる。
たった一日しかいなかったけど両親の顔を見れてよかった。
それに大好きな料理も食べれた。
やりたいことはたくさんあったけど、早いうちに始めておきたい。
明日から俺は変わるんだ!
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