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いいことがまたおきたよ!
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翌朝。
いつも通り隣にシロがいた。
本当だったら一人しかいないはずなんだけど。
「シロー起きてー」
「ん~」
これってデジャヴ?
なんか嫌な雰囲気。
「ア~」
「シロー!!!」
「んあっ!?」
あっぶねー!
また腕噛まれるところだった。
「もう噛む癖なおしなよ」
「むりだよー」
いや、なおしてくれ。
そのうち俺の腕の半分なくなってるぞ。
「ともかくおはよう。用意しないと」
「おはよー!」
今日から授業が始まる。
初日なんだからできれば遅れたくはない。
*
「俺はそろそろ用意終わるけどシロは?」
「あと少し!」
今日の用意と身支度。
前の世界みたいに朝風呂とかはない。
楽と言えば楽。
慣れれば抵抗もない。
「ジルー!髪の毛やってー!」
「自分でできてなかったっけ?」
「ジルにやってほしい!」
昨日やったのがよかったのかな?
最初は母さんか俺が結んでいた。
得意と言えば得意。
「まあいいよ。おいで」
「わーい!」
やっぱ綺麗な髪だなあ。
俺もシロの髪を結ぶの好きだな。
*
「じゃあ行こうか」
「うん!ちょっとクロの部屋によっていい?」
「いいけど、なにか約束でもしてたの?」
「一緒に行こうって話していたの」
そこまで仲良くなっていたのか。
俺はうれしいよ!
「それじゃあ俺は先に行こうか?」
「いや!一緒に行こ!」
まさかの駄々をこねる。
あれもほしいこれもほしい子供みたい。
「と言っても場所は分かるの?」
「うん!わかりやすいように教えてもらった!」
そういうとポッケから一枚の紙を出した。
それはわかりやすいな。
さすがにこの年でこんな地図を読み間違えるわけがない。
「それじゃあいこ!」
「あっ!シロ!そっちじゃない!」
フラグ回収。
そんな子がここにいました。
ドラゴンだから!
ドラゴンだからまちがえたの!
仕方ないの!
*
「クロー!いるー?」
ノックをしろ!
まだ朝が早いんだから迷惑をかけちゃダメだろ!
「はいはーい。シロじゃない!」
「クロ!おはよ!」
「おはよ!ちょっと待っててね」
クロは顔だけを出すとまたドアを閉めた。
まずかったのかな?
「どうぞー!まだ早いから中でゆっくりしていってよ!」
「お邪魔しま――」
「「きたない!!」」
部屋に入ると荷物があちらこちらに散らばっている。
1人しかいないから広い。
広いのに荷物が散らばっている。
「えへへ。掃除とかまとめるの苦手なんだー」
「同じだ―!」
「やっぱできないよね!」
「うん!むり!」
むりじゃない!
いつもシロが散らかしたのは俺が戻しているんだ!
そろそろ片づけを自分でしてほしい。
「せっかくだし少し片づけようか」
「いいの?」
「うん。シロの片付けで慣れているからね」
「ありがとう!たすかるよ!」
これぐらいなら時間までに終わるだろ。
*
「こんなもんでいいかな」
「「おおぉ!」」
朝から動いたなあ。
まだ涼しい時期でよかった。
汗はかいていない。
「ありがとうね!これはお礼よ!」
「うぇ!?」
「ああーー!!」
この感覚昨日味わった。
やばい。
状況を理解してきたら顔が熱くなってきた。
「クロー!だめー!」
「えへへ。」
シロなら妹みたいに思っているからまだ大丈夫だった。
まさか同い年の子から。
前の世界でもそんなことはなかった。
「ジル!嬉しそうにしちゃだめ!」
「むちゃなこというな!」
「ダメなものはだめ!だめー!」
俺は無理って言いたいわ!
*
「そろそろ行こうか」
「行きましょうか」
「れっつごー!」
時間も時間だしクロの部屋を出た。
長く感じたけど30分ぐらいしかいなかったけど。
「あれ?ジルか?」
「ガウじゃん!どうしたの?」
「どうしたって、今教室のほうに向かっているんだけど」
「ガウどしたの?」
「同じ班の人たちだよ」
ガウの後ろからひょこっと顔を出した。
特徴的なものがみえるんだが。
「その耳は犬?」
「違うよ。僕は狼の獣人だよ」
「へぇー!」
見たことはあったけどここまで近くで見たことはなかった。
へぇー!
すげえモフモフしてみたい。
獣人と言っても二種類存在する。
獣よりと人間よりの獣人。
この子は耳としっぽが見えるから人間より。
「あ、僕はラウ・ドルシー。見た目通り獣人だよ」
「俺はジークシル。アウラティア。ジルでいいよ」
各々紹介した。
これ人が増えると長くなりそうだな。
「じゃあ僕は行くね」
「ああ!また後でな」
「ばいばーい。」
「「ばいばーい!」」
ラウが手を振りながら行っちゃった。
シロとクロは大きく手を振っていた。
そこまでしなくても見えると思うよ。
「じゃあ俺たちも行こうか」
*
「みんな、おはよう!」
「「「「おはようございます!」」」」
俺たちは先に部屋に着いた。
けどまだ先生がいなかったので勝手に座っていた。
「座る席はどこでもいいけど、このままでいいかしら?」
「このままがいいー!」
「あらあら。シロちゃんはジルくんの隣がいいのね」
「うん!」
一度でも目が覚めるとずっと元気だな。
「それじゃあさっそくだけど冒険について話そうか」
来た!
俺はこれを待っていたんだ!
「まずは近くの草原よ。危ないから危険が少ない場所ね」
「どういうのがいるんですか?」
「いい質問よ!いるのはせいぜいゴブリンとスライムぐらいだわ」
RPGあるあるの序盤モンスター。
序盤はめちゃくちゃ倒していた敵。
少しでも進むと経験値が少なすぎて相手すらしなくなるけど。
「でも油断は禁物よ。ゴブリンはもちろんスライムが突撃してきて骨が折れる事件もあったんだしね」
「「こわっ…。」」
「「戦ってみたい!」」
男たちより女たちのほうが勇敢な声。
クロは思った以上に戦闘タイプなのか。
「もちろん私がいるからそんなことにしないわ!」
そこは安心しておこう。
こんなところで躓いたり怖気着いたりしてたらだめだな。
シロやクロみたいにガツガツいこう。
もちろんガウも道連れでね?
「と言ってもすぐは行かないわよ?まず今日は冒険について、明日は戦闘の練習をするわ」
「「「「はーい!」」」」
「それじゃあ授業を始めましょうか!」
いつも通り隣にシロがいた。
本当だったら一人しかいないはずなんだけど。
「シロー起きてー」
「ん~」
これってデジャヴ?
なんか嫌な雰囲気。
「ア~」
「シロー!!!」
「んあっ!?」
あっぶねー!
また腕噛まれるところだった。
「もう噛む癖なおしなよ」
「むりだよー」
いや、なおしてくれ。
そのうち俺の腕の半分なくなってるぞ。
「ともかくおはよう。用意しないと」
「おはよー!」
今日から授業が始まる。
初日なんだからできれば遅れたくはない。
*
「俺はそろそろ用意終わるけどシロは?」
「あと少し!」
今日の用意と身支度。
前の世界みたいに朝風呂とかはない。
楽と言えば楽。
慣れれば抵抗もない。
「ジルー!髪の毛やってー!」
「自分でできてなかったっけ?」
「ジルにやってほしい!」
昨日やったのがよかったのかな?
最初は母さんか俺が結んでいた。
得意と言えば得意。
「まあいいよ。おいで」
「わーい!」
やっぱ綺麗な髪だなあ。
俺もシロの髪を結ぶの好きだな。
*
「じゃあ行こうか」
「うん!ちょっとクロの部屋によっていい?」
「いいけど、なにか約束でもしてたの?」
「一緒に行こうって話していたの」
そこまで仲良くなっていたのか。
俺はうれしいよ!
「それじゃあ俺は先に行こうか?」
「いや!一緒に行こ!」
まさかの駄々をこねる。
あれもほしいこれもほしい子供みたい。
「と言っても場所は分かるの?」
「うん!わかりやすいように教えてもらった!」
そういうとポッケから一枚の紙を出した。
それはわかりやすいな。
さすがにこの年でこんな地図を読み間違えるわけがない。
「それじゃあいこ!」
「あっ!シロ!そっちじゃない!」
フラグ回収。
そんな子がここにいました。
ドラゴンだから!
ドラゴンだからまちがえたの!
仕方ないの!
*
「クロー!いるー?」
ノックをしろ!
まだ朝が早いんだから迷惑をかけちゃダメだろ!
「はいはーい。シロじゃない!」
「クロ!おはよ!」
「おはよ!ちょっと待っててね」
クロは顔だけを出すとまたドアを閉めた。
まずかったのかな?
「どうぞー!まだ早いから中でゆっくりしていってよ!」
「お邪魔しま――」
「「きたない!!」」
部屋に入ると荷物があちらこちらに散らばっている。
1人しかいないから広い。
広いのに荷物が散らばっている。
「えへへ。掃除とかまとめるの苦手なんだー」
「同じだ―!」
「やっぱできないよね!」
「うん!むり!」
むりじゃない!
いつもシロが散らかしたのは俺が戻しているんだ!
そろそろ片づけを自分でしてほしい。
「せっかくだし少し片づけようか」
「いいの?」
「うん。シロの片付けで慣れているからね」
「ありがとう!たすかるよ!」
これぐらいなら時間までに終わるだろ。
*
「こんなもんでいいかな」
「「おおぉ!」」
朝から動いたなあ。
まだ涼しい時期でよかった。
汗はかいていない。
「ありがとうね!これはお礼よ!」
「うぇ!?」
「ああーー!!」
この感覚昨日味わった。
やばい。
状況を理解してきたら顔が熱くなってきた。
「クロー!だめー!」
「えへへ。」
シロなら妹みたいに思っているからまだ大丈夫だった。
まさか同い年の子から。
前の世界でもそんなことはなかった。
「ジル!嬉しそうにしちゃだめ!」
「むちゃなこというな!」
「ダメなものはだめ!だめー!」
俺は無理って言いたいわ!
*
「そろそろ行こうか」
「行きましょうか」
「れっつごー!」
時間も時間だしクロの部屋を出た。
長く感じたけど30分ぐらいしかいなかったけど。
「あれ?ジルか?」
「ガウじゃん!どうしたの?」
「どうしたって、今教室のほうに向かっているんだけど」
「ガウどしたの?」
「同じ班の人たちだよ」
ガウの後ろからひょこっと顔を出した。
特徴的なものがみえるんだが。
「その耳は犬?」
「違うよ。僕は狼の獣人だよ」
「へぇー!」
見たことはあったけどここまで近くで見たことはなかった。
へぇー!
すげえモフモフしてみたい。
獣人と言っても二種類存在する。
獣よりと人間よりの獣人。
この子は耳としっぽが見えるから人間より。
「あ、僕はラウ・ドルシー。見た目通り獣人だよ」
「俺はジークシル。アウラティア。ジルでいいよ」
各々紹介した。
これ人が増えると長くなりそうだな。
「じゃあ僕は行くね」
「ああ!また後でな」
「ばいばーい。」
「「ばいばーい!」」
ラウが手を振りながら行っちゃった。
シロとクロは大きく手を振っていた。
そこまでしなくても見えると思うよ。
「じゃあ俺たちも行こうか」
*
「みんな、おはよう!」
「「「「おはようございます!」」」」
俺たちは先に部屋に着いた。
けどまだ先生がいなかったので勝手に座っていた。
「座る席はどこでもいいけど、このままでいいかしら?」
「このままがいいー!」
「あらあら。シロちゃんはジルくんの隣がいいのね」
「うん!」
一度でも目が覚めるとずっと元気だな。
「それじゃあさっそくだけど冒険について話そうか」
来た!
俺はこれを待っていたんだ!
「まずは近くの草原よ。危ないから危険が少ない場所ね」
「どういうのがいるんですか?」
「いい質問よ!いるのはせいぜいゴブリンとスライムぐらいだわ」
RPGあるあるの序盤モンスター。
序盤はめちゃくちゃ倒していた敵。
少しでも進むと経験値が少なすぎて相手すらしなくなるけど。
「でも油断は禁物よ。ゴブリンはもちろんスライムが突撃してきて骨が折れる事件もあったんだしね」
「「こわっ…。」」
「「戦ってみたい!」」
男たちより女たちのほうが勇敢な声。
クロは思った以上に戦闘タイプなのか。
「もちろん私がいるからそんなことにしないわ!」
そこは安心しておこう。
こんなところで躓いたり怖気着いたりしてたらだめだな。
シロやクロみたいにガツガツいこう。
もちろんガウも道連れでね?
「と言ってもすぐは行かないわよ?まず今日は冒険について、明日は戦闘の練習をするわ」
「「「「はーい!」」」」
「それじゃあ授業を始めましょうか!」
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