38 / 42
38.決断99!
しおりを挟む
「アーンーディー?」
「な、なにお父さん……?」
午前中の勉強中、ドアがゆっくり開くと横からお父さんが声をかけてきた。
なにこれ、怖いんだけど。
「ちょっと話があるから入るぞ」
「う、うん。どうぞ」
話があるみたいで部屋へと入ってきた。
一体何の話なんだろう?
最近何かやらかしたことに心当たりはないし、かと言っていいことをした記憶もない。
もしくは勉強の量を増加だったり?
でも、それなら手ぶらではなく何冊か持ってきたりするだろうし。
「話に聞いたところ、町に行ったときに模擬戦をしたみたいだな?」
「したけど、よく知っているね」
「お父さんの情報網を甘く見ないことだな」
まさかストーカー…なんてことはないよね。
多分あの大貴族様が親にでも言ったのかな?
なるほど、そういうことか。
それで負けて、なんかしら言い訳をして僕を怒らせようとしたのか。
これは相手が悪かったな、反省しないと。
「アンディ…お前ってやつは……」
「はい……」
「お前ってやつはなんてよくできた息子なんだ!!」
ええええっ!?!?
まさかの褒めるほう!?
怒られると思っていたのに、まさかの真っ反対の言葉が聞こえたよ!
「ど、どういうこと?てっきり怒られるかと……」
「あのエリクソンの子供に勝ったんだよな?」
「うん。最初は決闘だったけど、それだと賭けごとになるから模擬戦にと」
「それでもすごいぞ!エリクソン家は代々俺たちデルク家と同じく戦闘に秀でているんだ」
たしかにお父さんは強い、とは聞いたことがある。
家系的に元々強いみたいだけど、僕の場合はそれと関係なくとんでもないものを持っている。
「でも今はもう戦わなくていいんだよね?」
「もちろんその通りだ。だがいつでも危険なことがどこかで起きている。そんな時のためにお父さんは戦っているんだ」
あっちの世界で言う警察ってことかな。
平和と言ってもどこかで犯罪は起きていることがある。
その犯人を捕らえるために働いているのだろう。
こっちだと、それに加えて国王の護衛もある。
形づくりというのもあるが、こっちはどちらかと言えば伝統だね。
「それで向こうの親は何て言っていたの?」
「向こうもアンディのことを褒めていたぞ!しっかりと教育している息子が負けて悔しいとか言っていたな!!」
お父さん、嬉しそうに話しているけど僕はスキルで勝ちました。
少しだけ罪悪感があるよ……。
「それでなんだが、アンディのことをみんな知ってしまったんだ」
「うん……?」
そりゃあ知っているでしょう。
お母さんから昔に聞いたことだが、お姉ちゃんと僕が生まれた時は城中のみんなに言いまわったとか。
やっていることが子供と変わらないけど、それだけ嬉しかったんだろうね。
「それだけではない。エリクソン家に勝ったという尾ひれ付きだ」
「それはお父さん的にはよかったんじゃないの?」
「まあうれしいが、エリクソン家は戦闘部隊の頭になるんだ」
王国は大体戦闘部隊と護衛部隊に別れる。
エリクソン家は戦闘部隊、護衛部隊はデルク家。
まあ今はごちゃごちゃになって日替わりメニューみたいに毎日どちらかの部隊に変わる、なんてこともあるらしい。
基本的に変わらないのは頭のエリクソンとお父さんだけだ。
「難しい話だが、一番強い奴は戦闘部隊の頭。他に強い奴は基本優先的に護衛部隊になるんだ」
「なるほどなるほど」
恐らく戦闘力を見せつけるために、一番強いものを出しているんだろう。
他に強い人が護衛にされているのは、国の代表でもある国王を守るためである。
「それは分かったけど、それがどうしたの?」
「元々俺の跡を継いで護衛部隊の頭になってもらおうと考えていたんだ。だけど、アンディが戦闘部隊の頭にするべきという声が出てきたんだ」
「それって、どう違うの?」
「ものすごく違うぞ。戦闘部隊は常に城で待機していないといけない。それに対して護衛部隊は優秀な部下が多いんだ。だからサボ――ではなくて頭は基本時間をつくれるんだ」
今サボれると言おうとしていたよね?
それでもお父さんは出かけることが多い。
そんなことが無くても、元々信頼度が高くて国王も部下からも慕われてる。
誰も疑いせずに働いていると考えると、少し黒いな。
「この家に生まれてきたからには仕方ないと思っていたけど、何でそこまで?」
「お前にはエイミーちゃんがいるだろうに。一緒にいてあげた方がいいから動いていたんだ」
確かにエイミーのことを考えたら時間をつくれる護衛部隊のほうがいいだろう。
例え仕事が入ったとしても、王女であるエイミーにつけば一緒にいてあげられる。
…ん?なんか一生僕が世話をしてやれと言われている気がするのは気のせいかな?
流石に大人になったらできる限りのことはしてほしいけど……。
そんなことを考えていたら、お父さんは一枚の手紙を渡してきた。
「これ以上は大人である俺たちではなく、アンディ自身に聞くべきとみんなで考えたんだ」
手紙の裏にある蝋は、王国の印で押されていた。
国王直々の手紙である証拠だ。
「俺は出ていくから手紙は俺の部屋にある箱に入れてくれ。仕事に行くときに全部持っていくから」
「わかった。ありがとう」
お父さんは部屋から出ていった。
ここからは自分自身で決めろ、ということだ。
もちろん答えは決まっているけどね。
僕は封筒を切り、中にある手紙を取り出した。
書かれていた内容はこうだ。
『エイミーと一緒がいいかいやか、どちらかに〇をせよ』
そう言えば僕、こっちだとまだ6歳なんだよね。
自分自身で忘れるとは思わなかったよ。
それにしてもなんだ、このアンケートみたいな内容は。
仮にも娘の名前が書いてあるんだからもっとしっかり書こうよ……。
「こんなのもちろん、こっちだよね」
僕は迷わず『一緒がいい』のほうを選んだ。
こんなこと、今更迷うことはない。
僕はお父さんの部屋に行き、手紙を置いてきた。
その後、話はどうなったかは知らないし、それ以上言われることもなかった。
言われない、ということはこの生活を続ければいいんだろう。
自ら聞こうとも思わなかった。
もしかしてだが、こっちを選ぶ前提で手紙を書いていたのかもしれない。
僕に書かせたのは戦闘部隊がいいと思った人を納得させるためじゃないかな。
確かに模擬戦で勝ったし、このスキルがある限り負けることはないかもしれない。
だけど、僕はこう思っている。
強さが必ずしも一番ではない、一番は自分で決めたモノだと。
それなら僕の一番は『家族』。
この日常が大切なんだ。
「な、なにお父さん……?」
午前中の勉強中、ドアがゆっくり開くと横からお父さんが声をかけてきた。
なにこれ、怖いんだけど。
「ちょっと話があるから入るぞ」
「う、うん。どうぞ」
話があるみたいで部屋へと入ってきた。
一体何の話なんだろう?
最近何かやらかしたことに心当たりはないし、かと言っていいことをした記憶もない。
もしくは勉強の量を増加だったり?
でも、それなら手ぶらではなく何冊か持ってきたりするだろうし。
「話に聞いたところ、町に行ったときに模擬戦をしたみたいだな?」
「したけど、よく知っているね」
「お父さんの情報網を甘く見ないことだな」
まさかストーカー…なんてことはないよね。
多分あの大貴族様が親にでも言ったのかな?
なるほど、そういうことか。
それで負けて、なんかしら言い訳をして僕を怒らせようとしたのか。
これは相手が悪かったな、反省しないと。
「アンディ…お前ってやつは……」
「はい……」
「お前ってやつはなんてよくできた息子なんだ!!」
ええええっ!?!?
まさかの褒めるほう!?
怒られると思っていたのに、まさかの真っ反対の言葉が聞こえたよ!
「ど、どういうこと?てっきり怒られるかと……」
「あのエリクソンの子供に勝ったんだよな?」
「うん。最初は決闘だったけど、それだと賭けごとになるから模擬戦にと」
「それでもすごいぞ!エリクソン家は代々俺たちデルク家と同じく戦闘に秀でているんだ」
たしかにお父さんは強い、とは聞いたことがある。
家系的に元々強いみたいだけど、僕の場合はそれと関係なくとんでもないものを持っている。
「でも今はもう戦わなくていいんだよね?」
「もちろんその通りだ。だがいつでも危険なことがどこかで起きている。そんな時のためにお父さんは戦っているんだ」
あっちの世界で言う警察ってことかな。
平和と言ってもどこかで犯罪は起きていることがある。
その犯人を捕らえるために働いているのだろう。
こっちだと、それに加えて国王の護衛もある。
形づくりというのもあるが、こっちはどちらかと言えば伝統だね。
「それで向こうの親は何て言っていたの?」
「向こうもアンディのことを褒めていたぞ!しっかりと教育している息子が負けて悔しいとか言っていたな!!」
お父さん、嬉しそうに話しているけど僕はスキルで勝ちました。
少しだけ罪悪感があるよ……。
「それでなんだが、アンディのことをみんな知ってしまったんだ」
「うん……?」
そりゃあ知っているでしょう。
お母さんから昔に聞いたことだが、お姉ちゃんと僕が生まれた時は城中のみんなに言いまわったとか。
やっていることが子供と変わらないけど、それだけ嬉しかったんだろうね。
「それだけではない。エリクソン家に勝ったという尾ひれ付きだ」
「それはお父さん的にはよかったんじゃないの?」
「まあうれしいが、エリクソン家は戦闘部隊の頭になるんだ」
王国は大体戦闘部隊と護衛部隊に別れる。
エリクソン家は戦闘部隊、護衛部隊はデルク家。
まあ今はごちゃごちゃになって日替わりメニューみたいに毎日どちらかの部隊に変わる、なんてこともあるらしい。
基本的に変わらないのは頭のエリクソンとお父さんだけだ。
「難しい話だが、一番強い奴は戦闘部隊の頭。他に強い奴は基本優先的に護衛部隊になるんだ」
「なるほどなるほど」
恐らく戦闘力を見せつけるために、一番強いものを出しているんだろう。
他に強い人が護衛にされているのは、国の代表でもある国王を守るためである。
「それは分かったけど、それがどうしたの?」
「元々俺の跡を継いで護衛部隊の頭になってもらおうと考えていたんだ。だけど、アンディが戦闘部隊の頭にするべきという声が出てきたんだ」
「それって、どう違うの?」
「ものすごく違うぞ。戦闘部隊は常に城で待機していないといけない。それに対して護衛部隊は優秀な部下が多いんだ。だからサボ――ではなくて頭は基本時間をつくれるんだ」
今サボれると言おうとしていたよね?
それでもお父さんは出かけることが多い。
そんなことが無くても、元々信頼度が高くて国王も部下からも慕われてる。
誰も疑いせずに働いていると考えると、少し黒いな。
「この家に生まれてきたからには仕方ないと思っていたけど、何でそこまで?」
「お前にはエイミーちゃんがいるだろうに。一緒にいてあげた方がいいから動いていたんだ」
確かにエイミーのことを考えたら時間をつくれる護衛部隊のほうがいいだろう。
例え仕事が入ったとしても、王女であるエイミーにつけば一緒にいてあげられる。
…ん?なんか一生僕が世話をしてやれと言われている気がするのは気のせいかな?
流石に大人になったらできる限りのことはしてほしいけど……。
そんなことを考えていたら、お父さんは一枚の手紙を渡してきた。
「これ以上は大人である俺たちではなく、アンディ自身に聞くべきとみんなで考えたんだ」
手紙の裏にある蝋は、王国の印で押されていた。
国王直々の手紙である証拠だ。
「俺は出ていくから手紙は俺の部屋にある箱に入れてくれ。仕事に行くときに全部持っていくから」
「わかった。ありがとう」
お父さんは部屋から出ていった。
ここからは自分自身で決めろ、ということだ。
もちろん答えは決まっているけどね。
僕は封筒を切り、中にある手紙を取り出した。
書かれていた内容はこうだ。
『エイミーと一緒がいいかいやか、どちらかに〇をせよ』
そう言えば僕、こっちだとまだ6歳なんだよね。
自分自身で忘れるとは思わなかったよ。
それにしてもなんだ、このアンケートみたいな内容は。
仮にも娘の名前が書いてあるんだからもっとしっかり書こうよ……。
「こんなのもちろん、こっちだよね」
僕は迷わず『一緒がいい』のほうを選んだ。
こんなこと、今更迷うことはない。
僕はお父さんの部屋に行き、手紙を置いてきた。
その後、話はどうなったかは知らないし、それ以上言われることもなかった。
言われない、ということはこの生活を続ければいいんだろう。
自ら聞こうとも思わなかった。
もしかしてだが、こっちを選ぶ前提で手紙を書いていたのかもしれない。
僕に書かせたのは戦闘部隊がいいと思った人を納得させるためじゃないかな。
確かに模擬戦で勝ったし、このスキルがある限り負けることはないかもしれない。
だけど、僕はこう思っている。
強さが必ずしも一番ではない、一番は自分で決めたモノだと。
それなら僕の一番は『家族』。
この日常が大切なんだ。
46
更新日は少し不定期気味
2、3日に1回ぐらいのペースで書いていきます
2、3日に1回ぐらいのペースで書いていきます
お気に入りに追加
3,387
あなたにおすすめの小説

7個のチート能力は貰いますが、6個は別に必要ありません
ひむよ
ファンタジー
「お詫びとしてどんな力でも与えてやろう」
目が覚めると目の前のおっさんにいきなりそんな言葉をかけられた藤城 皐月。
この言葉の意味を説明され、結果皐月は7個の能力を手に入れた。
だが、皐月にとってはこの内6個はおまけに過ぎない。皐月にとって最も必要なのは自分で考えたスキルだけだ。
だが、皐月は貰えるものはもらうという精神一応7個貰った。
そんな皐月が異世界を安全に楽しむ物語。
人気ランキング2位に載っていました。
hotランキング1位に載っていました。
ありがとうございます。

異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる