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モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜
21話:腕立て伏せの練習
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ドタドタと大きな足音が響く。誰かが走っているのか?そして、勢いよく俺の部屋のドアがガチャリと開く。
ドアを開けたのはレマだった。レマはひどく驚き、焦っているようだった。
「どうしましたか⁉︎」
あまりの気迫に俺の方がビビってしまった。俺は落ち着いて、問い返した。
「どうしたって‥‥‥何がどうしたの?」
「先程の叫び声はもしかしてシズナ様のものですか⁉︎それで気になったので確認しに来た次第です!」
焦っているせいかレマの口調が早口すぎて逆に聞きにくい。
「落ち着いて。何を言っているのか分からないよ」
「はっっ!‥‥‥これは失礼致しました」
「先程、大変大きな叫び声がシズナ様の部屋より聞こえたため、気になって確認しに来た次第です」
「あー‥‥‥ごめん。ちょっと、怒ってたから。‥‥‥【鑑定】に」
「?【鑑定】ですか?【鑑定】というとあの【鑑定】スキルのことでしょうか?
「そうだよ。その【鑑定】スキルだよ」
「何もないなら良かったです。私はこれにて失礼致します。御用がありましたらお呼びください」
レマはそう言って礼をして部屋から出て行った。
‥‥‥ふぅ、今日からあのバークスを見返すために腕立て伏せの練習をしよう。
「1、2、3‥‥‥4‥‥‥5‥‥‥」
まだだ! バークスの見返すなら、できた回数の倍の倍は出来るようにならなければ!
「6‥‥‥7‥‥‥‥‥‥8‥‥‥」
俺は生まれたばかりの子鹿の如く、腕をプルプルさせていた。
20回が無理でもせめて、10回は出来るようにしなければ!
「9‥‥‥‥‥‥10!‥‥‥11‥‥‥じゅうにぃ、 ‥‥‥駄目だ~」
駄目だ! 俺は体のバランスを崩して倒れた。‥‥‥くっ、こんな感じではまたあいつに嘲られる。
俺はあいつの笑い顔を思い出し、憎しみに突き動かされるままに腕立て伏せを続けた。
その甲斐あってか、25回まではできた。が、これくらいは俺と同じ年の人の半分らしい。
これくらいじゃあまた「これが大口を叩いた結果ですか。流石は貴族様の子息様です。見事な結果ですね」とか言われながらもっと笑われるだけだ。もっとたくさん練習をしないと!
しかし、疲れと空腹でもう動けない。今日のご飯は何だろう? と俺は期待をしながら下の階に降り立った。
ーーしかし、ルンルン気分の俺の横に誰かが居たことに俺は気付かなかった‥‥‥
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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「落ち着いて。何を言っているのか分からないよ」
「はっっ!‥‥‥これは失礼致しました」
「先程、大変大きな叫び声がシズナ様の部屋より聞こえたため、気になって確認しに来た次第です」
「あー‥‥‥ごめん。ちょっと、怒ってたから。‥‥‥【鑑定】に」
「?【鑑定】ですか?【鑑定】というとあの【鑑定】スキルのことでしょうか?
「そうだよ。その【鑑定】スキルだよ」
「何もないなら良かったです。私はこれにて失礼致します。御用がありましたらお呼びください」
レマはそう言って礼をして部屋から出て行った。
‥‥‥ふぅ、今日からあのバークスを見返すために腕立て伏せの練習をしよう。
「1、2、3‥‥‥4‥‥‥5‥‥‥」
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「6‥‥‥7‥‥‥‥‥‥8‥‥‥」
俺は生まれたばかりの子鹿の如く、腕をプルプルさせていた。
20回が無理でもせめて、10回は出来るようにしなければ!
「9‥‥‥‥‥‥10!‥‥‥11‥‥‥じゅうにぃ、 ‥‥‥駄目だ~」
駄目だ! 俺は体のバランスを崩して倒れた。‥‥‥くっ、こんな感じではまたあいつに嘲られる。
俺はあいつの笑い顔を思い出し、憎しみに突き動かされるままに腕立て伏せを続けた。
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