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モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜
12話:皆の苦悩(1)
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ガルム視点
私の名はガルム。ここ、シールズ国にあるラートリア領の領主で公爵である。
今日、5歳になったーー正確には昨日ーー我がラートリア公爵家三男、シズナ・フォン・ラートリアの誕生日パーティーを開催した。開催というが身内ーーそれでも使用人を含めると大きいーーによるささやかなものだが。
普段は気楽に喋ったりはできない執事とも酒を飲んでいたからか長年の友人の様に話ができてとても楽しかった。だが、その楽しかった雰囲気は一瞬にして崩れ去った。
私がシズナにステータスを見せるように言うと、シズナは何も言わずにステータスを見せてくれた。
私達はステータスを覗き込む様にじっくり、詳しく隅々まで見た。
【剣術】【火魔法】を持っているのまでは良かったーー私達から引き継いだからーーが‥‥‥得体の知れないスキル‥‥‥【能力略奪進化】‥‥‥一体これは何だ‥‥‥?
考えられるのは、創造神ルナーレン様がシズナに与えたくらいしか思いつかない。
だが、確かめる方法などあるわけもなくもうどうしようもない。
‥‥‥問題なのは、神になれるという部分のところだ。人の身でありながら、神になったなどという話は聞いたことがないーーもしかしたら、聞き逃したかもしれないがーー。
このスキルのことを知れば、腐敗した貴族共が狙ってくるのは簡単に考えられる。
‥‥‥世の中には【強奪】という、スキルを強制的に奪うスキルまであるらしい。
ここは早い所、家庭教師である『ローズ』にシズナに【隠蔽】を習得する様に言わないといけない。
私はそんなことを考えながら、『とある人物』を呼び出した。
数分後
ドアを開けて、その『とある人物』が入ってきた。
「一体、何の用ですか?」
その人物は貴族に使ったら大抵、『侮辱罪』と言われる言葉遣いで話しかけてきた。
「シズナーー私の三男のステータスのことについて呼んだ」
私が呼んだのは『ユニ・バークス』。Sランク冒険者で私の私兵だ。Sランク冒険者ということから分かる通り、実力は私より上だ。
私がシズナのステータスのことを話そうとするとしっかりと聞こうと思っているのか、ユニは耳を傾けてきた。
私の名はガルム。ここ、シールズ国にあるラートリア領の領主で公爵である。
今日、5歳になったーー正確には昨日ーー我がラートリア公爵家三男、シズナ・フォン・ラートリアの誕生日パーティーを開催した。開催というが身内ーーそれでも使用人を含めると大きいーーによるささやかなものだが。
普段は気楽に喋ったりはできない執事とも酒を飲んでいたからか長年の友人の様に話ができてとても楽しかった。だが、その楽しかった雰囲気は一瞬にして崩れ去った。
私がシズナにステータスを見せるように言うと、シズナは何も言わずにステータスを見せてくれた。
私達はステータスを覗き込む様にじっくり、詳しく隅々まで見た。
【剣術】【火魔法】を持っているのまでは良かったーー私達から引き継いだからーーが‥‥‥得体の知れないスキル‥‥‥【能力略奪進化】‥‥‥一体これは何だ‥‥‥?
考えられるのは、創造神ルナーレン様がシズナに与えたくらいしか思いつかない。
だが、確かめる方法などあるわけもなくもうどうしようもない。
‥‥‥問題なのは、神になれるという部分のところだ。人の身でありながら、神になったなどという話は聞いたことがないーーもしかしたら、聞き逃したかもしれないがーー。
このスキルのことを知れば、腐敗した貴族共が狙ってくるのは簡単に考えられる。
‥‥‥世の中には【強奪】という、スキルを強制的に奪うスキルまであるらしい。
ここは早い所、家庭教師である『ローズ』にシズナに【隠蔽】を習得する様に言わないといけない。
私はそんなことを考えながら、『とある人物』を呼び出した。
数分後
ドアを開けて、その『とある人物』が入ってきた。
「一体、何の用ですか?」
その人物は貴族に使ったら大抵、『侮辱罪』と言われる言葉遣いで話しかけてきた。
「シズナーー私の三男のステータスのことについて呼んだ」
私が呼んだのは『ユニ・バークス』。Sランク冒険者で私の私兵だ。Sランク冒険者ということから分かる通り、実力は私より上だ。
私がシズナのステータスのことを話そうとするとしっかりと聞こうと思っているのか、ユニは耳を傾けてきた。
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