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モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜

8話:ステータス

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   俺が教会で気を失って倒れてから時間が経ち、夜ーー夕方から夜の間ーーになっていた。
‥‥‥まさか、倒れると思わなかった。
   俺は今、自分の部屋のベッドーー前世のベッドとは違って固いから寝にくいーーで眠っていた。

   目を覚ましたら、メイドのレマが声をかけてきた。

「シズナ様、お目覚めでしょうか?」

   俺はレマに向かって返事をした。

「うん。起きたよ」
「それは良かったです。明日、7にシズナ様の誕生パーティーをします。それまで、お休みください」

   レマはそう言って、礼をしてからドアを開けて出て行った。

‥‥‥さて。今日の祝福の儀で、ステータスが見れるんだったよな‥‥‥
   見てみるか。
   そう思い、俺は「ステータス」と唱えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:シズナ・フォン・ラートリア
種族:人間
年齢:5歳

LV:1
職業:-無し
HP:130/130
MP:120/120
筋力:125
耐久:95
敏捷:60
魔力:100
器用:80
幸運:110

スキル:【能力略奪進化スキルローブイマジネーションLV:-なし】【剣術LV:1】【火魔法LV:1】

称号:【転生者】【ラートリア公爵家三男】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‥‥‥ステータスは結構、優れている方だな。
‥‥‥あの両親だったら当たり前か‥‥‥

この【能力略奪進化スキルローブイマジネーション】って、転生特典だよなぁ~‥‥‥

   とりあえず、詳しく表示できるようだから、表示させよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
能力略奪進化スキルローブイマジネーション
固有ユニークスキル。使
奪ったスキルを元に。種族限界レベルに至った時に進化する。
                    
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‥‥‥見なかったことにしよう‥‥‥
‥‥‥自分で、言っといてなんだが、とんでもないな‥‥‥
‥‥‥コレでも充分、バランスブレイカーだと思うけど。

   他のスキルも見てみよう。まぁ、どんな感じかは文字で分かるけど。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【剣術】
剣の扱いが上手くなる。剣技を覚えて使えるようになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【火魔法】
【炎魔法】の下位互換スキル。スキルレベルに合った火に関する魔法を使うことができる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   上の二つは両親からの遺伝かな?
   【火魔法】って、【炎魔法】の下位互換なんだ‥‥‥

   もう転生特典を見ただけで、すごく疲れたけどついでに称号を見よう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【転生者】
前世で何らかの原因で死に、記憶を持ったまま、異世界で生まれ変わった者。
この称号は【隠蔽LV:10】が掛かっているため称号を持っている者しか見れない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‥‥‥ふむ。コレで、両親に転生者ってことを知られないのかな?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ラートリア公爵家三男】
ラートリア公爵家三男の証。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‥‥‥うん。THE   HU・TU・Uだな。
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