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1章.転生
10話.街に行く
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俺がスキルを取得した日の夕食時。父さんが俺に今日はどんなスキルを取得したのか聞いてきた。
「シズナ。今日は何のスキルを取得したんだ?」
「今日は、火魔法レベル2 水魔法レベル2 土魔法レベル2 木魔法レベル2 風魔法レベル2を取得しました。」
「そうか。私はもう、驚かないぞ。こんなにびっくりしたのは初めてだ。」
「明日は、街に行ってみようか。シズナ。お前はどうする?」
「行きたいです!」
「では、明日、行こうか。」
翌日。
俺たちは父さんに連れていかれて馬車に乗った。馬車が動き出してからしばらく、馬車が止まった。馬車から降りると、目の前に大きな建物が広がっていた。
「どうだ?大きいか?」
「はい。とても、大きいです!」
「そうか。ここは王都にある商店の支店だ。王都のはこれの3倍は大きい。では、入ろうか。」
大きな建物(商店の支店)に入って受付に行った。
「いらっしゃいませ。お名前を教えてください。」
「ガルム・フォン・ラートリアだ。商店主は居るか?」
「少々、お待ち下さい。」
受付の女性はそう言って、どこかに行った。多分、商店主を呼びに行ったのだろう。
数分後。
俺たちが座って待っていたら、こちらに向かってくる男性がいる。
「これはこれは、ガルム・フォン・ラートリア様。ようこそ。我が商店 『フレース』へ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ああ。今日は息子のシズナに街を見せたくてな。」
「そうですか。これはこれは、申し遅れました、シズナ様。私の名前はバートラー・ジャルムン。気軽にバートラーとお呼びください。」
「初めまして。バートラーさん。僕の名前はシズナ・フォン・ラートリアです。よろしくお願いします。」
バートラーさんが挨拶をしてきたので、俺も貴族流の胸に右手を当てて頭を下げる挨拶をした。それによくあるような?豚みたいな人ではないのでこの人は信頼できそうだ。ただ、…ちょっと腹黒そうだけど…
「では、皆様。私についてきてください。我が商店の説明をします。」
俺たちはバートラーさんの案内に従って商店の中を見て回った。簡単にまとめると、貴族御用達の服があり、宝石があり、魔道書とスキルの書があった…
特に最後の2つに俺は惹かれた…俺は父さんにどちらかを買ってもらうように頼んだ。父さんは悩んだが、最後には1つだけ買ってくれることになった。俺は何を買おうか迷った。
30分後。
俺はスキルの書(スキル HP自動回復)を買ってもらった。
ちなみに値段は大銀貨5枚だ。(500万円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スキルの書の効果発動。スキル HP自動回復を取得しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで怪我をしても大丈夫(大丈夫ではない)。
「今日は息子のためにありがとう。では。」
「はい。こちらこそありがとうございます。」
そして、俺たちは商店から出て行った。そうだ。スキル HP自動回復の効果を見てみよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前 シズナ・フォン・ラートリア
種族 人間
年齢 5歳
レベル5
職業 剣士 魔術師
HP210/210
MP240/240
筋力160
耐久120
敏捷100
魔力220
器用200
幸運150
属性 火・水・土・木・風
スキル 無限進化レベル- 剣術レベル2 溶解液レベル1 鑑定レベル2 赤魔法レベル2 水魔法レベル2 土魔法レベル2 木魔法レベル2 風魔法レベル2 HP自動回復レベル1
称号 転生者 ラートリア公爵家三男剣士の卵 駆け出し剣士 邪悪なる思考の持ち主 魔術師の卵 駆け出し魔術師
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
HP自動回復
HPが自動で回復するスキル。レベル1では1分で5回復する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
強くなっていて、職業も魔術師になっている。これで、強くなれるな。
「シズナ。今日は何のスキルを取得したんだ?」
「今日は、火魔法レベル2 水魔法レベル2 土魔法レベル2 木魔法レベル2 風魔法レベル2を取得しました。」
「そうか。私はもう、驚かないぞ。こんなにびっくりしたのは初めてだ。」
「明日は、街に行ってみようか。シズナ。お前はどうする?」
「行きたいです!」
「では、明日、行こうか。」
翌日。
俺たちは父さんに連れていかれて馬車に乗った。馬車が動き出してからしばらく、馬車が止まった。馬車から降りると、目の前に大きな建物が広がっていた。
「どうだ?大きいか?」
「はい。とても、大きいです!」
「そうか。ここは王都にある商店の支店だ。王都のはこれの3倍は大きい。では、入ろうか。」
大きな建物(商店の支店)に入って受付に行った。
「いらっしゃいませ。お名前を教えてください。」
「ガルム・フォン・ラートリアだ。商店主は居るか?」
「少々、お待ち下さい。」
受付の女性はそう言って、どこかに行った。多分、商店主を呼びに行ったのだろう。
数分後。
俺たちが座って待っていたら、こちらに向かってくる男性がいる。
「これはこれは、ガルム・フォン・ラートリア様。ようこそ。我が商店 『フレース』へ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ああ。今日は息子のシズナに街を見せたくてな。」
「そうですか。これはこれは、申し遅れました、シズナ様。私の名前はバートラー・ジャルムン。気軽にバートラーとお呼びください。」
「初めまして。バートラーさん。僕の名前はシズナ・フォン・ラートリアです。よろしくお願いします。」
バートラーさんが挨拶をしてきたので、俺も貴族流の胸に右手を当てて頭を下げる挨拶をした。それによくあるような?豚みたいな人ではないのでこの人は信頼できそうだ。ただ、…ちょっと腹黒そうだけど…
「では、皆様。私についてきてください。我が商店の説明をします。」
俺たちはバートラーさんの案内に従って商店の中を見て回った。簡単にまとめると、貴族御用達の服があり、宝石があり、魔道書とスキルの書があった…
特に最後の2つに俺は惹かれた…俺は父さんにどちらかを買ってもらうように頼んだ。父さんは悩んだが、最後には1つだけ買ってくれることになった。俺は何を買おうか迷った。
30分後。
俺はスキルの書(スキル HP自動回復)を買ってもらった。
ちなみに値段は大銀貨5枚だ。(500万円)
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スキルの書の効果発動。スキル HP自動回復を取得しました。
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これで怪我をしても大丈夫(大丈夫ではない)。
「今日は息子のためにありがとう。では。」
「はい。こちらこそありがとうございます。」
そして、俺たちは商店から出て行った。そうだ。スキル HP自動回復の効果を見てみよう。
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名前 シズナ・フォン・ラートリア
種族 人間
年齢 5歳
レベル5
職業 剣士 魔術師
HP210/210
MP240/240
筋力160
耐久120
敏捷100
魔力220
器用200
幸運150
属性 火・水・土・木・風
スキル 無限進化レベル- 剣術レベル2 溶解液レベル1 鑑定レベル2 赤魔法レベル2 水魔法レベル2 土魔法レベル2 木魔法レベル2 風魔法レベル2 HP自動回復レベル1
称号 転生者 ラートリア公爵家三男剣士の卵 駆け出し剣士 邪悪なる思考の持ち主 魔術師の卵 駆け出し魔術師
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HP自動回復
HPが自動で回復するスキル。レベル1では1分で5回復する。
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強くなっていて、職業も魔術師になっている。これで、強くなれるな。
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