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第六章 エルフ王国編
第241話 へそまげセレナ
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エルフ王国滞在3日目。
よく考えたらここって外国だよね。
せっかくの外国。
観光でも楽しみますか!!
そんなわけで、俺はルーナとエレインと観光セックスを楽しんだ。
外国ならではのセックス三昧の毎日。
外国フェラチオに外国クンニ。外国正常位、外国立ちバック、エトセトラ。
あれ!? いつもとやってること一緒じゃん!?
いやでも、仕方ないのだ。
ルーナはいつにも増して求めてくるし。
何やら忙しそうにしているエレインを見ていると、セクハラしたくなるし。
ルーナといちゃいちゃ実家セックスしちゃうし、エレインにプンスカ怒られながら説教セックスしてしまう。
仕方ない仕方ない。
だって暇なんだもの。
他の人たちは忙しそうにしているけれども。
俺は何もすることがなかった。
したいことはあるけどね。
真祖巨乳を揉みしだくとか。真祖アナルを舐め回すとか。
具体的にはセレナに会いたい。
セレナにはここしばらく会っていなかった。
あてがわれた部屋にずっと引きこもっているらしい。
そういえばエルフ王国に来てから、セレナに全然かまってもらっていない。
セレナ要素が不足しすぎて、禁断症状で失禁しちゃいそうな勢いだった。
そんなわけで、俺はハァハァ言いながらセレナの部屋の前に来ていた。
最高級の客室をあてがわれたとか聞いたが、よくニスの塗り込まれた木目調のでかいドア。
ドアからしてすでに高そう!
ルーナんちはどこを見渡しても高そうなもので溢れていて困る。
まあもう慣れたが。
「セレナいるー? もしかして着替え中? ラッキー!!」
そう言いながらガチャッとドアを開ける。
部屋の中は真っ暗だった。
しん、と静まり返っている。
「……どういう入り方よ」
暗闇の中に、きらりと赤い瞳が浮かぶ。
呆れた感じだったが、その声に胸が高鳴る。
ずっと聞きたかった声だった。
セレナの下に小走り気味に駆け寄ってしまう。
「ちょっと待ちなさい」
そう言いながらセレナがランプを灯してくれる。
ぼんやりと浮かび上がる銀髪の美女。
寝ていたのか所々ほつれてはいるものの、細く艶のある銀髪は眩しい。
今日は珍しく部屋着のようなものを着ていた。
だぼっとしたぶかぶかの亜麻色ニットを一枚だけ。
短い裾から伸びた艶めかしい生脚。
だぼだぼの首元からは華奢で真っ白な首筋が覗く。
そして大迫力に膨らんだ胸元に、ニットの隙間からは見事な谷間がちらりと見えた。
ランプの明かりに目を細める仕草は、極上の色気を放っていて。
大きなベッドの上で、美女が気だるげに身を起こす。
数日会わなかっただけなのに、俺はセレナの美人オーラに生唾を飲み込んでいた。
相変わらずものすごい美人である。
正直に言えば、俺とは全然釣り合っていない。
例えるなら、高嶺の花とチンカスみたいなものである。
でも、気圧されないのが俺の良いところ。
ぼすんと柔らかいベッドに乗り、膝歩きでセレナの隣へ。
近づくだけで、鼻孔をくすぐる良い匂いがする。
そのままほっそりとした腰を抱き寄せた。
吸血鬼のくせに、セレナの体温はほんのりと温かい。
心地よかった。
しかし、セレナはなぜか顔を反らす。
ちょっと嫌そうに。
ええ!? 腰を抱いただけなのに!?
俺はショックだった。
いつもは何でも受け入れてくれるセレナの小さな拒絶。
こんな事をされて、言えることは一つしかない。
「おっぱい揉んでいい?」
「……今そういう気分じゃないの」
セレナは俺を見ずに顔を俯ける。
気分じゃないなら仕方ない。
「わかった」
俺は頷いてから、セレナの小さな顎に触れた。
「ちょ、ちょっと!? ……んっ」
柔らかい唇を唇で塞ぐ。
ついばむように、小さく吸い付いた。
強ばるセレナの肢体。
「あん、んんっ、ちゅっ」
鼻から抜けるような声で、セレナが僅かに喘ぐ。
右から左へ、湿る音を小さく立てながら。
セレナの唇に余すこと無く小さなキスをしていく。
びくっびくっと。
唇が触れ合う度に、敏感なセレナは震える。
可愛くて、仕方がなかった。
「んあ……あむっ……」
ゆっくりと、舌を入れていく。
やけどする程、熱い口内。
どろどろに溶けてしまうくらい柔らかくて。
「あんっ、んん、ちゅぷ」
つるつるの歯を舐め回した。
鋭い牙に舌が触れた瞬間。
「んんあっ!」
セレナが高く鳴く。
なだめるように舌を絡め合った。
「んっ……ふう、んん」
ゆっくりとセレナの味がする唾液を嚥下する。
極上の美味だった。
きゅっと目を瞑ったセレナはキスに夢中で。
いつの間にか、こわばっていたセレナの肢体はぐにゃぐにゃになっていた。
その身を完全に俺に預けきっている。
こっそりと。
下から持ち上げるように、セレナの乳房に指を這わす。
びくんと震える華奢な肢体。
「ちゅぷっ! ちょ、ちょっと! 結局触ってるじゃない……」
「そういう気分になっただろ?」
「……バカ。そういう意味じゃないのに」
恥ずかしそうに顔をそむけるセレナ。
むにゅっと乳房を掴んでも、セレナは抵抗しなかった。
潤んだ瞳で、俺の口元を見つめている。
物欲しそうに。
セレナは自分の形の良い唇から垂れた唾液を、真っ赤な舌で舐め取った。
たまらなくエロかったので、再びの口吻。
「あん、コウ……んあ、れろぉ」
今度は最初から舌を絡ませ合う。
思い切り。
べろべろと。
その間、俺はセレナの巨乳を揉みまくっていた。
むにゅむにゅ、ぎゅむぎゅむ。
両手で余すこと無くその柔らかさを堪能する。
セレナが勿体つけたせいで、抑えが効かなかった。
俺の両手に良いようにされる美しい乳房。
優しくフェザータッチをしてみたり、跡が残るくらい強く掴んでみたり。
俺の両手に好き勝手にされるいたいけな乳房。
「あんっ、うむ、はあはあ、んん……」
夢中で舌を絡ませるセレナは熱い息を漏らすばかりだった。
むずむずと太ももを擦り寄せている。
セレナは必死に唇を押し付けてくる。
小さな顎の向きを何度も変えながら。
はらりと垂れた一房の銀髪が頬をくすぐる。
その感触すら快感だった。
ぐいっとセレナのぶかぶかニットを下に引っ張る。
ぷるんとこぼれ落ちてくる見事な双乳。
両手で揉みしだくセレナの乳房がわずかに汗ばんでいた。
湿り気を帯びた柔らかい物体。
どくんどくんと、興奮して高鳴る心臓の鼓動を直に感じる。
じんわりと熱を孕んでいる。
その熱の中心は、びくびくとそそり勃っていて。
「ちゅぷっ……ね、ねえ、コウ? その……」
唇を離したセレナは、恥ずかしそうに俯く。
もじもじと、何かに耐えるように。
はらりと垂れる銀髪に、その美しい顔が塞がれた。
優しく髪を撫でながら、その頬に触れる。
セレナは泣きそうな目で俺を見つめた。
きゅっとしがみついてくる。
押し付けられた乳房。
その中心がコリっと可愛らしく自己主張していた。
「何か言いたいことがあるのか?」
「ええ!? い、いえ、別にないのだけれど……」
そう言いながらも、つんつんと当ててくるセレナ。
恥ずかしいのか、顔を俺の首元に押し付けている。
仕方がないので、俺は乳房を揉み続ける。
決してその頂点には触れずに。
「あんっ! うう……ふあっ!」
ぴくぴくと震えるセレナ。
俺の手のひらに、必死に固く尖ったものを当てようとしていた。
ついついそんなセレナの意図に反して、手をどけてしまう。
セレナはがばっと身を起こすと、恨みがましそうに俺を見つめた。
蕩けきった瞳で。
「……意地悪しないで欲しいわ」
耐えかねた声だった。
熱い吐息を顔で感じる。
「じゃあ、ちゃんと言わないとな?」
「…………」
セレナは恥ずかしそうに、唇を噛み締めて俯く。
そして、ぼそっと。
「ち、ちくび……舐めてください」
うわ、なんかすげえエロいこと言ってる。
触って欲しいのかと思ったら、舐めろて。
「じゃ、じゃあ、舐めやすいように俺に乳首を差し出すんだ」
少し調子に乗ってみた。
セレナは恥ずかしそうに目をそらしながらも、ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
その顔は真っ赤で。
ぷるぷると震えている。
「はい……」
そう小さく答えながら、両腕を爆乳の下に回すセレナ。
むにゅっと自分の乳房を掴んで上向かせる。
ぷくっと膨らんだ桜色の乳輪。
その真ん中で、ぴくぴくと期待するように首をもたげる突起。
そのすぐ上で、極上の美女が恥ずかしそうに顔を背けていた。
あのセレナが。
エスメラルダお祖母様と人外の戦いを繰り広げたセレナが。
泣く子も黙る吸血鬼の真祖が。
「……は、早く舐めてよ」
真っ赤になりながら、俺に乳首を差し出している。
舐めてくれと、せがんでいる。
わしゃもう、わしゃーもー!!
人格が崩壊しそうなくらい、たまらなかった。
勢いよくセレナの乳首にしゃぶりつく。
「んっ!!」
小さく鳴きながら、仰け反るセレナ。
逃すまいと、そのほっそりとした腰を掴んで。
べろべろ、べろべろと。
「んあっ!! んんんーーーーー!!!」
ただひたすら。
一心不乱に。
ぺろぺろぺろぺろ。
こりんこりんと乳首を舌で転がす。
「あんんああああああっ! ご、ごしゅじんしゃまあああっ!!」
セレナがぐいっと俺の後頭部を掴んだ。
むにゅっと乳房が口内に押し込まれる。
だが俺は動じない。
ぺろぺろぺろぺろ。
ひたすら、舐めるべし。
びくんびくんと震えるセレナ。
必死に何かを堪えるように、手を口に当てている。
思い切り身体を仰け反らせながら。
「ふぐっ! んんっ、んああああああっっ!!」
やがて、くたーっと身体の力を抜いて、動かなくなった。
びくんびくんと、思い出したように痙攣しながら。
その時になって、やっと乳首を口から開放する。
唾液まみれになったセレナの桜色の乳首は、満足そうにぷるぷると震えていた。
ふふふ。
俺の舌技もなかなかのものである。
房中術スキルの性能に満足しながら、ぽんとセレナの身体を離す。
ぼすんと柔らかなベットに沈む美女。
ふわーっと広がった銀髪は芸術的ですらあって。
セレナはぼんやりと赤い瞳を俺に向けていた。
セレナに見守られながら服を脱ぎ脱ぎ。
ふと俺って服を着ていない時間の方が長いのでは、と思った。
普段セックスしかしていないので。
まあ気の所為だろうけど。
全裸になって、そそり立つ息子をぺちんと弾く。
ばちこーんと勢いよく腹に反り返ってくるわがまま息子。
うむ。今日も勃ち良し。
セレナはそんな俺をまじまじと見つめていた。
この後の展開に期待するように。
セレナもほぼ全裸だった。
ベッドに預けた全身を惜しげもなく晒しだす。
均整の取れた美しい肢体。
寝たせいで大きく広がった巨乳は柔らかそうで。
すらりと伸びた白い両脚をわずかに組みながら。
その付け根には、唯一まとった純白のショーツ。
クロッチの部分はぐちょぐちょで。
外から見ても、よく濡れているのがわかる。
前戯の必要もないくらいだった。
俺はゆっくりとセレナの枕元に手をついて、覆いかぶさった。
膝でセレナの太ももを突く。
ちょんちょんと5回。
ハ・ヨ・ヒ・ラ・ケのサイン。
「ちょ、ちょっと待って!!」
いつものサインなのに、セレナは俺を押しのけようとする。
なぜ。
「きょ、今日はそういうのしないから! そ、その……気分じゃなくて」
「ええ!?」
また気分!?
あんなにおっぱいかわいがってやったのに。
ぷいっと横を向いているセレナに少しイラッとした。
気分屋さんなのも大概にしろよ。
ここまで来てやらせないなんて全人類が許さないだろう。
少なくとも俺は許さない。
なので。
――クチャっ。
「んあっ!」
セレナの濡れた股間を指で触れる。
案の定、ショーツはぐちょぐちょだった。
こんなに濡らしといて、気分じゃないわけないだろう。
――クチクチクチ。
「あん、ふあ、んん……むぐむぐ」
可愛らしく鳴いていたセレナが必死に口を塞ぐ。
そんなセレナを挑発するように、俺は指を動かし続けた。
喘ぎ声は防げても、ぴちゃぴちゃと響く卑猥な水音は防げない。
セレナにも聞こえているらしく、水音が響く度に顔の赤さが増していく。
正直に言って、可愛かった。
ぴくぴくと開いていく脚。
その素直さを褒めるように、柔らかい太ももを撫でた。
ゆっくりと脚が上がっていく。
すんなりと俺の膝を受け入れて、膝小僧がベッドに突いた。
先程までセレナの太ももがあった場所に。
僅かに感じるぬくもり。
セレナは完全に俺を受け入れる体勢になっていた。
程よく開かれた太ももの間に、腰を押し付ける。
ぐちょぐちょのショーツを横にずらして、セレナのびらびらに指で触れた。
とろとろとセレナ汁がどんどん湧き出してくるのがわかる。
秘所の下の方に感じる穴は、嬉しそうにくぱくぱしていた。
完全に出来上がってんじゃん。
なぜ気分じゃないとか言ったのか。
「うう……ぐすっ」
そして、なぜ鼻を鳴らすのか。
え、泣いてんの?
なぜ……。
俺はただちんこを入れようとしただけなのに。
「……意地すら張れない、自分が情けなくて……私をこんな風にしたのはあなたなんだからね? どうしてくれるのよ……」
セレナはそう言って、諦めたように俺を見つめる。
その瞳からは、一筋の涙。
なんかわからないけど、やたら綺麗だった。
この女、どれだけ美しさを放てば気が済むのだろうか。
その整いすぎた顔を見つめながら、ガチガチに硬度を増した一物をセレナの柔らかい入り口にあてがう。
「ん……コ、コウ……」
セレナが切なく声を漏らす。
この顔。
挿れる瞬間のセレナの顔が好きだった。
切なくてたまらなそうに、眉根を押し上げていて。
期待を孕んだ瞳は潤みきっていて。
キスをする時は目をつむるくせに、挿れる時は精一杯見つめてくる。
俺の姿をどこかに刻み込もうとするように。
この顔エロすぎんだろ。
何食ったらこんなにエロい顔できんだ。
あ、俺の血か。
ぬぷぬぷと。
ゆっくりと腰を進めていく。
セレナの柔肉をかき分けていく一物。
湿りきった粘膜が、きゅっと、余すこと無くしがみついてくる。
ただ、ただ快感だった。
そして、安心する。
「あ、ああ……んあっ! ふあっ!!」
セレナががくがくと震えていた。
一物がセレナの好きな部分を越える度に高く声を上げる。
もう何度も抱いた身体だ。
セレナの弱点はわかりきっていた。
幸か不幸か、俺の一物の大きさは、そんなセレナの弱点に余すこと無く触れてしまう。
みちみちと音を立てながら、セレナの膣内に全部埋まると、セレナは腰を浮かせながら俺にしがみついてきた。
「……全部入ったぞ」
必死に何かに耐えているセレナは、声を出せずにコクコクとうなずいていた。
その仕草が可愛くて。
普段の感じとは全然違って、ベッドの上ではなぜこんなにも可愛いのか。
人一倍感じやすくて。
「…………ごしゅじんしゃま」
セレナがぐいっと腰を押し付けてくる。
人一倍エロくて。
たまらず、俺は腰を動かし始めた。
「うあっ! あ、ん、あっ、んん、うあ、うう」
ぱちゅんぱちゅんと俺とセレナの結合部が音を立てる。
リズムに合わせて、高く鳴くセレナ。
「ふぐっ、うあっ、んん、そ、そこ! んあ」
必死に俺を見つめてくる赤い瞳。
快楽と自愛に満ちた瞳。
愛おしい。
「んあ、ふう、んん、あんっ、ああ、ご、ごしゅじんじゃまあ……」
セレナが抱きついてくる。
首に回されるセレナの細い腕。
抱き寄せられるように、セレナの上に伸し掛かった。
重くないだろうか、と心配するのもつかの間。
「ごしゅじんじゃま、きしゅ、きしゅしてえ」
セレナは夢中で唇を押し付けてくる。
「んあ、うむ、ぺろぺろ、あん! セックスしながらのきしゅすきい……」
セレナに伸し掛かりながらも、ガスガスと腰を打ち付ける。
セレナの膣内が喜ぶように湿り気が増していく。
ずちょずちょと。
弾け飛んだ水しぶきが俺たちの身体を濡らす。
「あん、んん、んあ、ふあ、ん、うああっ」
俺の手を掴んだセレナが自分の胸元に触れさせる。
揉めとせがむように。
その柔らかい乳房を握りしめながら、腰を動かし続けた。
「ふぐ、ん、あむっ、れろれろぉ、んん、ごしゅじんしゃまあ」
涙を浮かべながら感じまくるセレナ。
射精感は待ったなしでこみ上げてきた。
突く度にせっせと俺を包み込むセレナの柔ひだ。
名器といっても過言ではない。
極上の膣内。
「んああ、お、おっきくなってる! ごしゅじんしゃまのおっきくなってるう! しぇれなのなかにどぴゅどぴゅしゅるの? いっぱいだして! だして、ごしゅじんしゃま、だいしゅき! ああんっ!」
満面の喜色を浮かべるセレナ。
舌足らずながらも、射精を乞う。
エロすぎんだろ。
完全に降りきったセレナの子宮は、俺の先っちょが触れる度に離すまいと吸い付いてくる。
最後に渾身の突き。
望み通りにぐちゅっと結合した子宮を突き破るように。
俺は、セレナの最奥で解き放っていた。
「あああっ! で、でてる!! すごい! あつい! しぇ、しぇれなも! しぇれなもいくううううっ!!」
セレナがぴんと身体を伸ばした。
溢れ出してくる快感。
どくどくと脈打つ一物。
セレナの中に全てを出し切るように。
全身でしがみついてくるセレナを強く抱きしめる。
俺たちの視界は真っ白になっていった。
やがて。
束の間の賢者モードを俺は、セレナの爆乳に包まれながら迎えていた。
柔すぎる乳房に顔を押し付けながら、快楽の余韻に浸る。
あー気持ちよかった。
やっぱりセレナは最高だ。
ふと見上げると、セレナは目に腕を当てて、同じく快感に酔いしれていた。
肩で息をつきながら。
しっとりと汗に濡れる柔肌が心地良い。
「……なんで膣内に出すのよ」
腕で目を隠したまま、セレナはよくわからないことをボソッと言った。
ええ!? 何言ってんの、この女。
「お前が出してって言ったんじゃん。ごしゅじんしゃまーって」
「あ、あれは忘れなさい! あの時は仕方ないじゃないの!」
セレナががばっと起き上がる。
仕方ないらしい。
ただ忘れることは出来ない。
可愛すぎたので。
「中出し好きだろ?」
「……好きだけど」
セレナは悔しそうにうつむいた。
今日のセレナはなんかおかしい。
やっていることがちぐはぐだ。
「好きだから困っているんじゃない。バカ。好きよ……大好きなのよ……」
ものすごく切なそうに言われた。
熱のこもった瞳で。
そんな顔で、中出し大好き宣言されてもと思ってしまう。
まあ、良かったけど。
「……全然わかってないわね。もうっ」
セレナはそう言いながら、おっぱいで抱きしめてくれた。
たまらない。
もうこのおっぱいに住みたい(?)。
「セレナ」
「なあに?」
セレナに抱きしめられながら、俺はずっと言おうと思っていた事を口にした。
セレナがここ数日引きこもっていて困ったのは、エッチをしたかったのもあるけど、本当はこれを言いたかったのだ。
「助けに来てくれて、ありがとうな」
「うん……」
セレナは優しく頷く。
俺の言葉を噛みしめるように。
正直、セレナがいなかったら今回はどうなっていたかわからない。
お祖母様にあっけなくやられていたと思う。
まあ、今回だけじゃなくていつもなのだが。
柔らかい乳房に抱きしめられながら思った。
セレナに身も心もずぶずぶに甘やかされている俺は、セレナなしではこの世界で生きていけないんだろう。
そんなことはわかりきっているので、これからもセレナさんについていこうと思いましたまる。
というわけで。
「セレナ、パイズリしてくんない?」
「……本当に好きよね」
呆れながらもセレナは、膝立ちになってくれる。
大迫力の巨乳をぱふぱふさせながら。
俺は生唾を飲み込みながら、射精したばかりのふにゃちんを差し込んだ。
「全然、ふにゃってないわよ! あなたのがふにゃってるとこなんて見たことないんだけれど!?」
こんな極上の女の前で萎えさせるわけないだろうが。
「……時間、止める?」
むにゅっと一物を挟み込んだセレナがそんなあたりまえの事を聞いてくるので頷いた。
セレナとのエッチで時間を気にするとか耐えられない。
セレナさんがソープ嬢じゃなくて良かったと心の底から思う。
こんなソープ嬢がいたら破産するまで延長しちゃうじゃんね。
「……満足したら、早くあの子の所に帰って上げなさいよ。はむっ」
セレナが銀髪をかき上げながら、ちんこを美味しそうに飲み込んだ。
なんか変な事を言っていたが、セレナのパイズリフェラに夢中で、すぐにどうでも良くなっていた。
よく考えたらここって外国だよね。
せっかくの外国。
観光でも楽しみますか!!
そんなわけで、俺はルーナとエレインと観光セックスを楽しんだ。
外国ならではのセックス三昧の毎日。
外国フェラチオに外国クンニ。外国正常位、外国立ちバック、エトセトラ。
あれ!? いつもとやってること一緒じゃん!?
いやでも、仕方ないのだ。
ルーナはいつにも増して求めてくるし。
何やら忙しそうにしているエレインを見ていると、セクハラしたくなるし。
ルーナといちゃいちゃ実家セックスしちゃうし、エレインにプンスカ怒られながら説教セックスしてしまう。
仕方ない仕方ない。
だって暇なんだもの。
他の人たちは忙しそうにしているけれども。
俺は何もすることがなかった。
したいことはあるけどね。
真祖巨乳を揉みしだくとか。真祖アナルを舐め回すとか。
具体的にはセレナに会いたい。
セレナにはここしばらく会っていなかった。
あてがわれた部屋にずっと引きこもっているらしい。
そういえばエルフ王国に来てから、セレナに全然かまってもらっていない。
セレナ要素が不足しすぎて、禁断症状で失禁しちゃいそうな勢いだった。
そんなわけで、俺はハァハァ言いながらセレナの部屋の前に来ていた。
最高級の客室をあてがわれたとか聞いたが、よくニスの塗り込まれた木目調のでかいドア。
ドアからしてすでに高そう!
ルーナんちはどこを見渡しても高そうなもので溢れていて困る。
まあもう慣れたが。
「セレナいるー? もしかして着替え中? ラッキー!!」
そう言いながらガチャッとドアを開ける。
部屋の中は真っ暗だった。
しん、と静まり返っている。
「……どういう入り方よ」
暗闇の中に、きらりと赤い瞳が浮かぶ。
呆れた感じだったが、その声に胸が高鳴る。
ずっと聞きたかった声だった。
セレナの下に小走り気味に駆け寄ってしまう。
「ちょっと待ちなさい」
そう言いながらセレナがランプを灯してくれる。
ぼんやりと浮かび上がる銀髪の美女。
寝ていたのか所々ほつれてはいるものの、細く艶のある銀髪は眩しい。
今日は珍しく部屋着のようなものを着ていた。
だぼっとしたぶかぶかの亜麻色ニットを一枚だけ。
短い裾から伸びた艶めかしい生脚。
だぼだぼの首元からは華奢で真っ白な首筋が覗く。
そして大迫力に膨らんだ胸元に、ニットの隙間からは見事な谷間がちらりと見えた。
ランプの明かりに目を細める仕草は、極上の色気を放っていて。
大きなベッドの上で、美女が気だるげに身を起こす。
数日会わなかっただけなのに、俺はセレナの美人オーラに生唾を飲み込んでいた。
相変わらずものすごい美人である。
正直に言えば、俺とは全然釣り合っていない。
例えるなら、高嶺の花とチンカスみたいなものである。
でも、気圧されないのが俺の良いところ。
ぼすんと柔らかいベッドに乗り、膝歩きでセレナの隣へ。
近づくだけで、鼻孔をくすぐる良い匂いがする。
そのままほっそりとした腰を抱き寄せた。
吸血鬼のくせに、セレナの体温はほんのりと温かい。
心地よかった。
しかし、セレナはなぜか顔を反らす。
ちょっと嫌そうに。
ええ!? 腰を抱いただけなのに!?
俺はショックだった。
いつもは何でも受け入れてくれるセレナの小さな拒絶。
こんな事をされて、言えることは一つしかない。
「おっぱい揉んでいい?」
「……今そういう気分じゃないの」
セレナは俺を見ずに顔を俯ける。
気分じゃないなら仕方ない。
「わかった」
俺は頷いてから、セレナの小さな顎に触れた。
「ちょ、ちょっと!? ……んっ」
柔らかい唇を唇で塞ぐ。
ついばむように、小さく吸い付いた。
強ばるセレナの肢体。
「あん、んんっ、ちゅっ」
鼻から抜けるような声で、セレナが僅かに喘ぐ。
右から左へ、湿る音を小さく立てながら。
セレナの唇に余すこと無く小さなキスをしていく。
びくっびくっと。
唇が触れ合う度に、敏感なセレナは震える。
可愛くて、仕方がなかった。
「んあ……あむっ……」
ゆっくりと、舌を入れていく。
やけどする程、熱い口内。
どろどろに溶けてしまうくらい柔らかくて。
「あんっ、んん、ちゅぷ」
つるつるの歯を舐め回した。
鋭い牙に舌が触れた瞬間。
「んんあっ!」
セレナが高く鳴く。
なだめるように舌を絡め合った。
「んっ……ふう、んん」
ゆっくりとセレナの味がする唾液を嚥下する。
極上の美味だった。
きゅっと目を瞑ったセレナはキスに夢中で。
いつの間にか、こわばっていたセレナの肢体はぐにゃぐにゃになっていた。
その身を完全に俺に預けきっている。
こっそりと。
下から持ち上げるように、セレナの乳房に指を這わす。
びくんと震える華奢な肢体。
「ちゅぷっ! ちょ、ちょっと! 結局触ってるじゃない……」
「そういう気分になっただろ?」
「……バカ。そういう意味じゃないのに」
恥ずかしそうに顔をそむけるセレナ。
むにゅっと乳房を掴んでも、セレナは抵抗しなかった。
潤んだ瞳で、俺の口元を見つめている。
物欲しそうに。
セレナは自分の形の良い唇から垂れた唾液を、真っ赤な舌で舐め取った。
たまらなくエロかったので、再びの口吻。
「あん、コウ……んあ、れろぉ」
今度は最初から舌を絡ませ合う。
思い切り。
べろべろと。
その間、俺はセレナの巨乳を揉みまくっていた。
むにゅむにゅ、ぎゅむぎゅむ。
両手で余すこと無くその柔らかさを堪能する。
セレナが勿体つけたせいで、抑えが効かなかった。
俺の両手に良いようにされる美しい乳房。
優しくフェザータッチをしてみたり、跡が残るくらい強く掴んでみたり。
俺の両手に好き勝手にされるいたいけな乳房。
「あんっ、うむ、はあはあ、んん……」
夢中で舌を絡ませるセレナは熱い息を漏らすばかりだった。
むずむずと太ももを擦り寄せている。
セレナは必死に唇を押し付けてくる。
小さな顎の向きを何度も変えながら。
はらりと垂れた一房の銀髪が頬をくすぐる。
その感触すら快感だった。
ぐいっとセレナのぶかぶかニットを下に引っ張る。
ぷるんとこぼれ落ちてくる見事な双乳。
両手で揉みしだくセレナの乳房がわずかに汗ばんでいた。
湿り気を帯びた柔らかい物体。
どくんどくんと、興奮して高鳴る心臓の鼓動を直に感じる。
じんわりと熱を孕んでいる。
その熱の中心は、びくびくとそそり勃っていて。
「ちゅぷっ……ね、ねえ、コウ? その……」
唇を離したセレナは、恥ずかしそうに俯く。
もじもじと、何かに耐えるように。
はらりと垂れる銀髪に、その美しい顔が塞がれた。
優しく髪を撫でながら、その頬に触れる。
セレナは泣きそうな目で俺を見つめた。
きゅっとしがみついてくる。
押し付けられた乳房。
その中心がコリっと可愛らしく自己主張していた。
「何か言いたいことがあるのか?」
「ええ!? い、いえ、別にないのだけれど……」
そう言いながらも、つんつんと当ててくるセレナ。
恥ずかしいのか、顔を俺の首元に押し付けている。
仕方がないので、俺は乳房を揉み続ける。
決してその頂点には触れずに。
「あんっ! うう……ふあっ!」
ぴくぴくと震えるセレナ。
俺の手のひらに、必死に固く尖ったものを当てようとしていた。
ついついそんなセレナの意図に反して、手をどけてしまう。
セレナはがばっと身を起こすと、恨みがましそうに俺を見つめた。
蕩けきった瞳で。
「……意地悪しないで欲しいわ」
耐えかねた声だった。
熱い吐息を顔で感じる。
「じゃあ、ちゃんと言わないとな?」
「…………」
セレナは恥ずかしそうに、唇を噛み締めて俯く。
そして、ぼそっと。
「ち、ちくび……舐めてください」
うわ、なんかすげえエロいこと言ってる。
触って欲しいのかと思ったら、舐めろて。
「じゃ、じゃあ、舐めやすいように俺に乳首を差し出すんだ」
少し調子に乗ってみた。
セレナは恥ずかしそうに目をそらしながらも、ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
その顔は真っ赤で。
ぷるぷると震えている。
「はい……」
そう小さく答えながら、両腕を爆乳の下に回すセレナ。
むにゅっと自分の乳房を掴んで上向かせる。
ぷくっと膨らんだ桜色の乳輪。
その真ん中で、ぴくぴくと期待するように首をもたげる突起。
そのすぐ上で、極上の美女が恥ずかしそうに顔を背けていた。
あのセレナが。
エスメラルダお祖母様と人外の戦いを繰り広げたセレナが。
泣く子も黙る吸血鬼の真祖が。
「……は、早く舐めてよ」
真っ赤になりながら、俺に乳首を差し出している。
舐めてくれと、せがんでいる。
わしゃもう、わしゃーもー!!
人格が崩壊しそうなくらい、たまらなかった。
勢いよくセレナの乳首にしゃぶりつく。
「んっ!!」
小さく鳴きながら、仰け反るセレナ。
逃すまいと、そのほっそりとした腰を掴んで。
べろべろ、べろべろと。
「んあっ!! んんんーーーーー!!!」
ただひたすら。
一心不乱に。
ぺろぺろぺろぺろ。
こりんこりんと乳首を舌で転がす。
「あんんああああああっ! ご、ごしゅじんしゃまあああっ!!」
セレナがぐいっと俺の後頭部を掴んだ。
むにゅっと乳房が口内に押し込まれる。
だが俺は動じない。
ぺろぺろぺろぺろ。
ひたすら、舐めるべし。
びくんびくんと震えるセレナ。
必死に何かを堪えるように、手を口に当てている。
思い切り身体を仰け反らせながら。
「ふぐっ! んんっ、んああああああっっ!!」
やがて、くたーっと身体の力を抜いて、動かなくなった。
びくんびくんと、思い出したように痙攣しながら。
その時になって、やっと乳首を口から開放する。
唾液まみれになったセレナの桜色の乳首は、満足そうにぷるぷると震えていた。
ふふふ。
俺の舌技もなかなかのものである。
房中術スキルの性能に満足しながら、ぽんとセレナの身体を離す。
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全裸になって、そそり立つ息子をぺちんと弾く。
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うむ。今日も勃ち良し。
セレナはそんな俺をまじまじと見つめていた。
この後の展開に期待するように。
セレナもほぼ全裸だった。
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その付け根には、唯一まとった純白のショーツ。
クロッチの部分はぐちょぐちょで。
外から見ても、よく濡れているのがわかる。
前戯の必要もないくらいだった。
俺はゆっくりとセレナの枕元に手をついて、覆いかぶさった。
膝でセレナの太ももを突く。
ちょんちょんと5回。
ハ・ヨ・ヒ・ラ・ケのサイン。
「ちょ、ちょっと待って!!」
いつものサインなのに、セレナは俺を押しのけようとする。
なぜ。
「きょ、今日はそういうのしないから! そ、その……気分じゃなくて」
「ええ!?」
また気分!?
あんなにおっぱいかわいがってやったのに。
ぷいっと横を向いているセレナに少しイラッとした。
気分屋さんなのも大概にしろよ。
ここまで来てやらせないなんて全人類が許さないだろう。
少なくとも俺は許さない。
なので。
――クチャっ。
「んあっ!」
セレナの濡れた股間を指で触れる。
案の定、ショーツはぐちょぐちょだった。
こんなに濡らしといて、気分じゃないわけないだろう。
――クチクチクチ。
「あん、ふあ、んん……むぐむぐ」
可愛らしく鳴いていたセレナが必死に口を塞ぐ。
そんなセレナを挑発するように、俺は指を動かし続けた。
喘ぎ声は防げても、ぴちゃぴちゃと響く卑猥な水音は防げない。
セレナにも聞こえているらしく、水音が響く度に顔の赤さが増していく。
正直に言って、可愛かった。
ぴくぴくと開いていく脚。
その素直さを褒めるように、柔らかい太ももを撫でた。
ゆっくりと脚が上がっていく。
すんなりと俺の膝を受け入れて、膝小僧がベッドに突いた。
先程までセレナの太ももがあった場所に。
僅かに感じるぬくもり。
セレナは完全に俺を受け入れる体勢になっていた。
程よく開かれた太ももの間に、腰を押し付ける。
ぐちょぐちょのショーツを横にずらして、セレナのびらびらに指で触れた。
とろとろとセレナ汁がどんどん湧き出してくるのがわかる。
秘所の下の方に感じる穴は、嬉しそうにくぱくぱしていた。
完全に出来上がってんじゃん。
なぜ気分じゃないとか言ったのか。
「うう……ぐすっ」
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なぜ……。
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その整いすぎた顔を見つめながら、ガチガチに硬度を増した一物をセレナの柔らかい入り口にあてがう。
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挿れる瞬間のセレナの顔が好きだった。
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ゆっくりと腰を進めていく。
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セレナががくがくと震えていた。
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人一倍感じやすくて。
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セレナがぐいっと腰を押し付けてくる。
人一倍エロくて。
たまらず、俺は腰を動かし始めた。
「うあっ! あ、ん、あっ、んん、うあ、うう」
ぱちゅんぱちゅんと俺とセレナの結合部が音を立てる。
リズムに合わせて、高く鳴くセレナ。
「ふぐっ、うあっ、んん、そ、そこ! んあ」
必死に俺を見つめてくる赤い瞳。
快楽と自愛に満ちた瞳。
愛おしい。
「んあ、ふう、んん、あんっ、ああ、ご、ごしゅじんじゃまあ……」
セレナが抱きついてくる。
首に回されるセレナの細い腕。
抱き寄せられるように、セレナの上に伸し掛かった。
重くないだろうか、と心配するのもつかの間。
「ごしゅじんじゃま、きしゅ、きしゅしてえ」
セレナは夢中で唇を押し付けてくる。
「んあ、うむ、ぺろぺろ、あん! セックスしながらのきしゅすきい……」
セレナに伸し掛かりながらも、ガスガスと腰を打ち付ける。
セレナの膣内が喜ぶように湿り気が増していく。
ずちょずちょと。
弾け飛んだ水しぶきが俺たちの身体を濡らす。
「あん、んん、んあ、ふあ、ん、うああっ」
俺の手を掴んだセレナが自分の胸元に触れさせる。
揉めとせがむように。
その柔らかい乳房を握りしめながら、腰を動かし続けた。
「ふぐ、ん、あむっ、れろれろぉ、んん、ごしゅじんしゃまあ」
涙を浮かべながら感じまくるセレナ。
射精感は待ったなしでこみ上げてきた。
突く度にせっせと俺を包み込むセレナの柔ひだ。
名器といっても過言ではない。
極上の膣内。
「んああ、お、おっきくなってる! ごしゅじんしゃまのおっきくなってるう! しぇれなのなかにどぴゅどぴゅしゅるの? いっぱいだして! だして、ごしゅじんしゃま、だいしゅき! ああんっ!」
満面の喜色を浮かべるセレナ。
舌足らずながらも、射精を乞う。
エロすぎんだろ。
完全に降りきったセレナの子宮は、俺の先っちょが触れる度に離すまいと吸い付いてくる。
最後に渾身の突き。
望み通りにぐちゅっと結合した子宮を突き破るように。
俺は、セレナの最奥で解き放っていた。
「あああっ! で、でてる!! すごい! あつい! しぇ、しぇれなも! しぇれなもいくううううっ!!」
セレナがぴんと身体を伸ばした。
溢れ出してくる快感。
どくどくと脈打つ一物。
セレナの中に全てを出し切るように。
全身でしがみついてくるセレナを強く抱きしめる。
俺たちの視界は真っ白になっていった。
やがて。
束の間の賢者モードを俺は、セレナの爆乳に包まれながら迎えていた。
柔すぎる乳房に顔を押し付けながら、快楽の余韻に浸る。
あー気持ちよかった。
やっぱりセレナは最高だ。
ふと見上げると、セレナは目に腕を当てて、同じく快感に酔いしれていた。
肩で息をつきながら。
しっとりと汗に濡れる柔肌が心地良い。
「……なんで膣内に出すのよ」
腕で目を隠したまま、セレナはよくわからないことをボソッと言った。
ええ!? 何言ってんの、この女。
「お前が出してって言ったんじゃん。ごしゅじんしゃまーって」
「あ、あれは忘れなさい! あの時は仕方ないじゃないの!」
セレナががばっと起き上がる。
仕方ないらしい。
ただ忘れることは出来ない。
可愛すぎたので。
「中出し好きだろ?」
「……好きだけど」
セレナは悔しそうにうつむいた。
今日のセレナはなんかおかしい。
やっていることがちぐはぐだ。
「好きだから困っているんじゃない。バカ。好きよ……大好きなのよ……」
ものすごく切なそうに言われた。
熱のこもった瞳で。
そんな顔で、中出し大好き宣言されてもと思ってしまう。
まあ、良かったけど。
「……全然わかってないわね。もうっ」
セレナはそう言いながら、おっぱいで抱きしめてくれた。
たまらない。
もうこのおっぱいに住みたい(?)。
「セレナ」
「なあに?」
セレナに抱きしめられながら、俺はずっと言おうと思っていた事を口にした。
セレナがここ数日引きこもっていて困ったのは、エッチをしたかったのもあるけど、本当はこれを言いたかったのだ。
「助けに来てくれて、ありがとうな」
「うん……」
セレナは優しく頷く。
俺の言葉を噛みしめるように。
正直、セレナがいなかったら今回はどうなっていたかわからない。
お祖母様にあっけなくやられていたと思う。
まあ、今回だけじゃなくていつもなのだが。
柔らかい乳房に抱きしめられながら思った。
セレナに身も心もずぶずぶに甘やかされている俺は、セレナなしではこの世界で生きていけないんだろう。
そんなことはわかりきっているので、これからもセレナさんについていこうと思いましたまる。
というわけで。
「セレナ、パイズリしてくんない?」
「……本当に好きよね」
呆れながらもセレナは、膝立ちになってくれる。
大迫力の巨乳をぱふぱふさせながら。
俺は生唾を飲み込みながら、射精したばかりのふにゃちんを差し込んだ。
「全然、ふにゃってないわよ! あなたのがふにゃってるとこなんて見たことないんだけれど!?」
こんな極上の女の前で萎えさせるわけないだろうが。
「……時間、止める?」
むにゅっと一物を挟み込んだセレナがそんなあたりまえの事を聞いてくるので頷いた。
セレナとのエッチで時間を気にするとか耐えられない。
セレナさんがソープ嬢じゃなくて良かったと心の底から思う。
こんなソープ嬢がいたら破産するまで延長しちゃうじゃんね。
「……満足したら、早くあの子の所に帰って上げなさいよ。はむっ」
セレナが銀髪をかき上げながら、ちんこを美味しそうに飲み込んだ。
なんか変な事を言っていたが、セレナのパイズリフェラに夢中で、すぐにどうでも良くなっていた。
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