ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第五章 領地発展編

第195話 フィンデルの贈り物 ①

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 最近、随分暖かくなってきた。
 カレンダーがないので、今が何月かわからないのだが、そろそろ春なのかもしれない。
 今日はとりわけ過ごしやすい気温だった。
 スライムオイルの暖炉が暑いくらいだ。
 お昼を食べたら、ミレイと屋外セックスと洒落込むのも一興か。

 そんな事を考えながら、家のソファで寛ぎながらルーナ茶を飲む。

「えへへ、コウー」

 俺の膝の上では、ルーナが猫のようにゴロゴロとじゃれていた。
 正直に言って、すげえ可愛い。
 絹糸のように目の細かい滑らかな金髪を撫でると、嬉しそうに目を細める。
 エロい事をしているのもいいが、こうしていちゃついているだけでも楽しいものである。

「コウ……」

 不意に股間の辺りに快感を感じた。
 いつの間にか、エロい顔をしたルーナが俺の股間をさわさわしている。
 まあ、結局エロい事になっちゃうわけだが。

 ――トントン。

 ドアがノックされたのは、そんな時だった。
 誰か来たらしい。

「もう! 今からコウと赤ちゃんを作るところだったのに!」

 いつの間にか半裸になっていたルーナがぷりぷりしていた。
 はみ乳が揺れて大変眼福なのだが、赤ちゃんを作る気などない。
 中出しはキメるけどね。

「……コウ出てほしいな?」

 ルーナが可愛らしくおねだりするので、俺は重い腰を上げる。
 おっぱいぷるるんなルーナが出るのは不味いだろう。
 そして、ふふふ。
 このアサギリコウ、来客恐怖症を克服しております。
 ここは異世界なので、めんどくさい新聞の勧誘は来ないし、宗教の勧誘はあるかもだが、所詮処女教(笑)だろう。
 どうせうちに来るのなんて、セレナかミレイだろうから俺でも対応できる。
 それって克服したことになるの? と言う気もするが、俺も成長しているのである。

「はいはい、どちら様――?」

 ガチャリと鍵を外してドアを開けると、突然、柔らかい物体がぶつかってきた。

「――コウ! 会いたかったです!!」

 そう言いながら抱きついているのはレティーお嬢様だった。

「うふ、コウの胸板……かたぁい」

 レティーお嬢様は俺の胸元に嬉しそうに頬ずりしている。
 なんだろう。
 先日の戦場での一件以来、やたらスキンシップが多いような。
 とりあえず抱きしめるけど。
 そのままついでに尻を撫でる。

「うわあああ! それは私の胸板なのに!!」

 泣き喚いたルーナがレティーお嬢様を引っぺがそうとしていた。
 胸がポロリしているが良いのか。

「あっ!! ルーナ殿……す、すみませんでした」

 慌てたレティーお嬢様が俺から離れた。
 ぬくもりが失われて、少し寂しい。

「うう、コウの浮気もの!」

 と思っていたら、すかさずルーナが抱きついてくる。
 ふふふ。可愛いやつめ。
 レティーお嬢様は俺たちを見て、寂しそうに口を尖らせていた。

「……そうですよね。コウにはルーナ殿という素敵な奥様がいますもんね……私なんてどうせ……」

 レティーお嬢様から薄幸オーラがどよどよと噴出してくる。
 相変わらずですな。
 今日のレティーお嬢様は、いつもの鎧姿ではなくパンツルックだった。
 白いパンツに、厚手のブラウス。
 薄い茶髪はキャップの中に仕舞われている。
 お嬢様の乗馬スタイルといった感じだが、所々汚れているのが気になった。

「ここに来る途中に野盗やモンスターに襲われまして、命からがら逃げてきたので汚れちゃいました。……コウに会えるからとお洒落してきたのが裏目に出ちゃいましたね……本当に私がやることって全て裏目に出るんです……」

 どよよんと落ち込むレティーお嬢様。
 無事で良かったのだが。
 というか、なんでこのお嬢様はいつも一人でふらふらしているんだろうか。
 フィンデル子爵領からここまで、結構な距離がある。
 若い女の子が一人で旅をする距離じゃないんだが。
 まあ、追求するとまた暗い話になるだろうからやめておいた。

 立ち話もなんなので、レティーお嬢様を中に案内する。
 テーブルで一息ついてもらって、ルーナ茶でもてなした。

「……ええと、今日はですね。コウにお礼を言いに来ました。初めてコウと一緒に戦場に立ってから、何度も助けてもらいましたから。もっと早くお礼を言いに来るべきだったんですが……」

 キャップを脱いだレティーお嬢様が神妙な顔つきで、姿勢を正す。

「本当にありがとうございました」

 そして、深々と頭を下げてくれた。
 俺とレティーお嬢様の仲で、そんな水臭い。
 お礼なんていいから一発やらせて下さいとしか思えない。
 隣でルーナがむくれているので言わないが。
 なんかレティーお嬢様が来てからルーナの機嫌が悪い。
 まためんどくさいことを考えているんだろう。

「それでこれ……つまらないもので恐縮なんですが……」

 そう言いながら、レティーお嬢様が持ってきた荷物をがさごそと漁り出す。

「いえいえ、つまらないものだなんてそんな――」

 そんな在り来たりな台詞を返してみた。

「干し柿です。私が仕込んだんですけど、よく甘みが出たので」

 レティーお嬢様がバサッとテーブルの上に干し柿を置く。
 どうしよう。本当につまらないものが出てきた。
 いや、干し柿美味しいけどさ。
 なんかババ臭い。

「あとこれ、私が漬けたピクルスです」

 レティーお嬢様が、緑色の野菜が漬かったビンをドンと机の上に置く。
 ピクルスって言い方はお洒落だけど、要はきゅうりの漬物だよね?
 更にババ臭い。

「本当はもっと金目のものでお礼できたら良かったんですけど……私が自由にできるお金って銅貨一枚もなくて……」

 どんだけ貧乏なんだろうか。
 貴族のお嬢様のはずなのに。
 一般庶民のカー坊だってこないだつるはしとか買ってたのに。

「本当はここに来る途中に、山賊に捕まっちゃったんです。でも、私が干し柿とピクルスしか持ってないとわかると、可哀想だからもういいって解放してくれて……」

「うう、レティシア……」

 勝手にどんどん哀れなことを喋るレティーお嬢様に、嫉妬していたルーナですら同情しだした。
 山賊にまで哀れまれるとか。

「お金持ってなくても、乱暴されちゃったらどうしようってビクビクしていたんですけどね……私なんて犯す価値もないみたいです。きっとまずそうなんでしょうね……ふ、ふふ」

 更に引くことを言いながら、自嘲の笑みを浮かべるレティーお嬢様。
 はらりとこめかみの毛が頬にかかるのがまた涙を誘う。
 ていうか、その山賊はインポに違いない。
 レティーお嬢様はエロい身体とは言わないが、美人だし胸や尻もそれなりに出ているのに!
 幸は薄そうだけど。
 たまらず、俺はガタっと立ち上がった。

「俺だったらちゃんと犯しますよ!!! レティーお嬢様はすごく美味しそうですから!」

「コウ……」

「ええええ!?」

 感極まるレティーお嬢様に、驚くルーナ。

「じゃあ、食べてください!!! ついでにもらってください! 子供は産めませんが……」

 嬉しそうに立ち上がるレティーお嬢様。
 もう貪り食うしかないと思った。

「よろこんで!!」

 そのままレティーお嬢様を抱き寄せようとした時。

「うわあああああ! なんでそうなるんだー!? お前は私だけを見てないとダメじゃないかー!!」

 滝のような涙を流したルーナに阻止される。
 ものすごくいい所だったのに、めんどくさい女である。
 というか、こいつはいつもいつも。
 なんかだんだん腹が立ってきたので、俺は説教することにした。

「ルーナ!! いい女ってのはな、愛人の一人や二人や……百人くらい笑って認知するものだぞ!!」

 ついでに、ダークエルフさんたちを含めた全員認知させようと思う。

「ええ!? そ、そんなに!? 一人だって嫌なのに……」

 俺の突然の説教に戸惑うルーナ。
 そして、うんうんと悩みだす。
 バカなルーナに頭を使わせてしまった。
 俺としたことが……。
 ルーナはしばらく悩んだ挙句、俺を見てじわじわと目を潤ませる。

「やっぱりやだ! 浮気しちゃやだ!! 私だけを愛してくれないとやだー!!! うう、コウ、好きなんだ……大好きなの!!!」
 ルーナがガバっと抱きついてくる。
 めんどくさいけど、可愛い。
 思わず抱きしめて、頭を撫でてしまう。

「……そうですよね。私ったら何を夢みたいな事を言っているのかしら」

 放置されたレティーお嬢様がどよよんと落ち込んでいる。
 いかん!
 さっさとルーナをアヘらせてフォローせねば。

「いつの間にか、コウにもらってもらうのが、生きる希望になっていたんだと思います。でも……ルーナ殿のお陰で諦めがつきました。……ちょっと崖に行ってきますね」

「ええええ!? 崖で何をする気だ!?」

 力なく笑いながら不穏な事を口走るレティーお嬢様。
 勝利したはずのルーナが慌てている。
 本気でもらってあげたくなるからやめてほしい。

「……じゃあ、せめて……ちょっとだけ、コウに抱きしめてもらってもいいですか? 久しく人のぬくもりに触れていなくて……足が自然と崖に向かってしまうので……」

 そんな健気な事を言うレティーお嬢様。
 とりあえず、崖の話題から離れて欲しいのだが。
 抱きしめるくらいなら浮気にならないだろう。
 そう思いながらルーナに目を合わせる。
 金髪のエルフは汗をだらだら流しながら口を開いた。

「ま、まあ……それくらいなら我慢できる……ような、できないような……」

 どっちだよ。

「そうですか……確かにルーナ殿に申し訳ないですね。……ちょっと樹海に行ってきます」

「わあああ! 我慢するから! 抱きしめて貰っていいから樹海に行かないでくれ!!」

 ビビったルーナがあっさりと折れる。
 まあ、樹海とか言われたら誰でもビビるが。

「ありがとうございます! じゃあ……コウ?」

 レティーお嬢様が嬉しそうに俺のほうを見る。
 長く伸ばした薄い茶髪に茶色い瞳、透けるように白い肌。
 すらりと痩せているせいか、幸は薄い。
 ただ良く見ると、その顔立ちはかなり整っていた。

 そんなレティーお嬢様に向かって両手を広げる。
 すかさずお嬢様は飛び込んできた。

「コウ……!」

 1ミリも隙間を空けぬ完全な密着。
 レティーお嬢様の小柄な身体が俺の腕の中にぴったりと納まる。

「……ずっと寂しかった」

 それはすがる様な声だった。
 大海の真ん中で、唯一浮かんだ板切れにすがり付くような。
 レティーお嬢様が俺に何を求めているのか。
 なんとなくわかってしまう。
 この子は俺に抱かれたいというより――。

「コウ……」

 レティーお嬢様の抱きつく力が強くなる。
 ――助けて貰いたいんだろうな。

 レティーお嬢様の小さな背中を撫でながら、ふとそんな事を思った。

「もうダメだ! 時間切れ!! そんなに本気で抱きしめることないじゃないかー! コウのばかああああ!」

 空気の読めないルーナが俺たちの間に割って入る。
 引き剥がされたレティーお嬢様は、力なく笑った。
 可哀想だが、レティーお嬢様にはこの笑い方がよく似合う。

「うう、コウ! レティシアにやった10倍くらいの力で私を抱きしめてくれなきゃやだ!!」

 ルーナがそんな事を泣き叫びながら、抱きついてくる。
 そんな力を込めると、背骨が折れるがいいのだろうか。
 とりあえず、なるべく強くルーナを抱きしめる。
 そんな俺たちをレティーお嬢様が寂しそうに見つめていた。

 そんな時、突然ドアが開かれる。

「コウ! レティーお嬢様が来てるって!?」

 やってきたのは、さえない顔をしたうだつのあがらなさそうな男だった。
 というか、こいつ何度言えばわかるのか。

「おいザコ山ザコ夫! 俺んち勝手に入ってきたら死刑だっつっただろうが!!」

 かなりの高確率で脱いでいるルーナの裸でも見られた日には血祭りにあげるしかないのだ。

「えええ!? ついにピすらつかなくなった!?」

 情けない顔をする男にレティーお嬢様が目を向ける。

「あら、ピート」

 それは、「あら、ダンゴムシ」的などうでもいいものを見つけた時のニュアンスだった。
 哀れな男である。

「れ、レティーお嬢様……元気そうで良かったです」

 ピートがおどおどと甘酸っぱく挨拶をする。
 むせ返るような童貞臭。

「ええ。ピートも元気そうで何よりです」

「あ、ありがとうございます……れ、レティーお嬢様は、あ、あああ相変わらず、ききききれ――」

「あ、そうだわ。それよりもコウ?」

 ピートがなけなしの勇気を振り絞って何かを言おうとしたのを、残酷にもレティーお嬢様が遮る。
 なんだろう。
 20年くらい前の記憶が刺激されて、胸が痛くなる。
 綺麗だくらいサラッと言えよと思うのだが。

「お父様もコウにお礼をすると申してました。ちゃんとフィンデル家としてお礼の品を届けるそうですよ!」

 脳裏にガマガエルみたいなフィンデル子爵の顔が浮かぶ。
 カエルなのにちゃんとお礼できるとは偉い。
 まあ、フィンデル家にはロビンジジイ達の件で恩を売ってあるので、当然なのだが。

「私は個人的にお礼をしたかったので、お礼の品を積んだ馬車を追い抜いてきちゃったんですけどね。今夜くらいには到着すると思いますので、楽しみにしてて下さいね!」

 お礼の馬車が来るなら、なぜ一緒に来なかったのか。
 一人で先行したせいで、山賊に襲われたのでは……。

「……それは、その、家の馬車と一緒だと気まずいので」

 レティーお嬢様がサラッと家庭の闇を見え隠れさせるので、これ以上は突っ込むまいと思った。

「まあ、せめて帰りはその馬車と一緒に帰ってくださいね。女性の一人旅は危険なので」

 そう声をかけると、レティーお嬢様は嗚咽を漏らす。
 なぜ。

「……いえ、私を心配してくれる優しい男性なんて、コウくらいなので……嬉しくて」

 ぜんぜん苦労せずに勝手に好感度が上がっていく。
 エレインやカレリアさんも見習って欲しいのだが。

「お、おおおおお、おおおおお――」

 真っ赤な顔をしたピートが突然雄たけびを上げた。
 なんとなく、何を言いたいのかはわかるのだが。

「? どうしたの、ピート。変な草でも食べたの?」

 レティーお嬢様にはぜんぜん通じていないのが泣ける。
 恐らく「俺もレティーお嬢様が心配です」的な事を言いたいんだと思うが。
 こいつ本当にヘタレだな!!
 ピートはサウナにでも入ってるかのように、汗だくになっていた。
 ふむ。
 まあ、こいつがレティーお嬢様を好きなのは、前から知っているが。
 ピートか。
 大分頼りないが、レティーお嬢様とくっつくべきな気もする。
 このお嬢様には頼りになる男が必要なのだろう。
 俺がなればいいのだが。

「…………」

 ルーナを始めとした俺の彼女たち100人の1人になるよりは、ピートの彼女になるべきなのかな?
 いやいや、俺ならそれでも幸せにアヘらせてやれる。
 でも、うーん。
 めちゃくちゃ不本意だが。
 うーん。
 まあこの童貞床オナニストに少しくらいチャンスをあげてもいいだろう。

「ピート、フィンデル家の馬車が来るまで、レティーお嬢様をお前んちでもてなしてやったらどうだ?」

 俺にしては珍しくそんな気を利かせてみたのだが。

「なんで? ここの方が広いからここにいて貰えばいいじゃん?」

 察しの悪いザコはそんなとぼけたことを抜かす。
 殺意が芽生えるほどイラっとした。

「俺は今からルーナを抱くんだよ! さっさとお嬢様と出て行かないと、俺の中指がお嬢様を汚すぞ!?」

 ルーナを抱き寄せながら、中指をグネグネと動かす。
 レティーお嬢様はそれを見て、まんざらでもない顔をしていたが。

「わわわわわかった! 行きましょう、レティーお嬢様」

 ピートは焦りながらも、なんとかレティーお嬢様を連れて出て行った。
 ったく、あのフニャチンが。
 2人の出て行ったドアを眺めながらため息をつく。

 そして、俺はルーナと2人きりになった。

「もー! 仕方のないやつだな! そ、そんなに私を抱きたかったのか!? 少しはレティシアとピートに気を遣わなきゃダメじゃないか! えへへ」

 めちゃくちゃ嬉しそうにルーナが抱きついてくる。
 わかってはいたが、ルーナも俺の気遣いに気づいていなかった。

「……でも、すごく嬉しいな。私もコウとしたい……。さ、さっきは私をいっぱい悲しませたんだから、いっぱい愛してくれないとダメだからな?」

 レティーお嬢様を抱きしめた件をまだ根に持っているらしい。
 めんどくさかったけど、エロおねだりをするルーナは可愛い。
 なので、ルーナとめちゃくちゃセックスした。
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