ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第五章 領地発展編

第191話 2日ぶりの我が家

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「ただいま」

 2日ぶりに我が家の扉を開けると、昼間だと言うのに真っ暗だった。
 なぜか窓が締め切られている。
 嫌な予感に襲われていると、テーブルに何かスルメのようなものが引っかかっているのが見えた。
 サラサラの金髪を生やして、緑色の服を着たスルメ。
 これは、まさか……。
 とりあえず、近づいてスルメを覗き込む。

「……コウ……コウ……」

 スルメはボソボソと喋っていた。
 なにこれ怖い。

「……ルーナ?」

 きっとそうなんだろうけど、少し不安を覚えつつ、スルメをルーナと呼んでみた。

「……ああ……また幻が見える……コウ、うう……さみしい……」

 スルメがべしょべしょと涙を流し始めた。
 なぜたった2日会わなかっただけで干からびているのか。

「幻じゃねえから! ルーナ、ただいま」

「……え? 幻じゃないの……? じゃあ、ちゅーしてほしい」

 スルメルーナが唇をクイッと突き出す。
 干からびた唇は、舐めているうちに徐々に瑞々しさを取り戻していく。

「あむっ……ちゅば……コウ、コウ……うわーん! 妻を2日もほったらかしちゃダメじゃないかー! ばかあああ!」

 涙を滝のように流したルーナがしがみついてきた。
 全身で感じる柔らかさ。

「うぐっ、ひっく、さ、さみしくて……泣きすぎて干からびそうになっちゃんたんだぞ!」

 干からびそうっていうか、完全に干からびていた気がするのだが。
 目にいっぱい涙を溜めて、俺を見つめるルーナ。
 絹糸のようになめらかな金髪。
 陽光を反射する水面のようにきらびやかな青い瞳。
 芸術品の白磁のように整った顔立ち。
 やっぱりルーナの美しさはレベルが違う。

「すぐに帰ってきてくれると思ってここで待ってたら、2日も経っちゃったんだ!」

 馬鹿だけど。

「……うう、コウ……妻に寂しい思いをさせたバツとして、いっぱい愛して欲しいな……?」

 ルーナが期待を込めた瞳で、俺の太ももをちょんちょんと突く。
 ちらりと顕になる胸元の谷間。
 くそ、可愛い上にエロい。

「えへへ……コウもずっと我慢してたの……? ここがもうこんなになってるぞ?」

 ルーナが嬉しそうに俺の股間を触っている。
 そこははち切れんばかりに隆起していた。
 帰り道、リュディアとさんざんエロいことをしながら帰ってきたので、全然我慢してないのだが。
 久しぶりに見たルーナの魅力に当てられて、俺はもう辛抱できなくなっていた。

「ルーナ!!」

「ああっ、コウ! 大好きだぞ!!」

 欲望の赴くままにルーナを押し倒す。
 その白くて艶めかしい首筋に吸い付こうとして。

「あっ! ちょっと待って」

 突然、ルーナに待ったをかけられた。
 俺はもう爆発寸前なのに。
 早くやらせろよ、この馬鹿。

「あのな? きっとこのまま数日はエッチするだろう?」

「お、おう」

 なぜか長時間耐久セックスを望むルーナ。
 破滅願望の持ち主なんだろうか。
 もっと自分を大切にしてほしいのだが。

「もー! 2日もほったらかしたんだからそれくらい当然だ! ダラダラとどろどろに溶けちゃうようなエッチしたいな」

 ルーナは頬を赤らめながら、夢見心地に言う。
 言っていることはだいぶヤバイが、可愛かった。

「でも、そうやってずっとエッチしてると、きっとまたセレナに怒られちゃうだろ?」

 そう言えばあったな、そんなこと。
 ルーナと一週間くらいセックスしてたらブチ切れたセレナが突入してきた事があった。

「だからな? 今回は予め言っておこうと思うんだ。私だってちゃんと反省できるんだぞ」

 そう言って、ルーナが美乳をぷるんと張る。
 何度見てもいい乳だった。

「ちょっと待っててくれ? すぐに行ってくるからー!」

 そう言って、起き上がったルーナは外にタタタッと駆け出していった。

「…………」

 思わず黙って見送ってしまったが。
 あいつは何をしに行ったんだろう。
 セレナに予め言っておく? 何を?

 そこはかとなく嫌な予感がするが、とりあえず椅子に座って人心地つく。
 なんだかんだ言っても、我が家は落ち着くものである。


 そして、数分後。

「うわあああ! コウ! コウ! セレナがー!」

「コウと愛し合うから数日放っておいてくれ? 何バカな事言ってんのよ!? このエロバカ娘!!!」

 泣きわめいたルーナが帰ってきた。
 セレナに猫のように首根っこを掴まれている上に、頭にはでっかいたんこぶを作っている。
 まあこうなるよね。

「……コウさん、おかえりなさい」

 その後ろからついてきたミレイが華やかな笑顔で手をひらひらと振っている。
 可愛いかった。


「うう……私はただコウと夫婦として愛し合いたかっただけなのに……ぐすん」

 頭を擦ったルーナが不満を漏らす。

「グダグダ言ってないで、さっさとお茶でも淹れなさい? お前の唯一の取り柄は美味しいお茶を淹れられることなのよ? それをしなかったらお前なんてただの股のゆるい女よ?」

「股ゆるくないもん! ……お茶は淹れるけど。私は美味しいお茶を淹れられるから、えへへ」

 まんざらでもなさそうなルーナがキッチンに入っていく。
 セレナに褒められて嬉しいらしい。
 股ゆるいとか言われたのに、哀れな女である。
 まあ、ルーナの股はよく締まるよ?

「コウさん! コウさん! さみしかったです!」

 ルーナがいなくなるなり、ミレイが飛びついてきた。
 色々と柔らかいミレイの感触を楽しみながら、そのモフモフの髪に鼻を埋める。
 うーん、ミレイはいい匂いがする。

「ちょ!? なんでその子を先に抱きしめるのよ!? ちゃんと私も抱っこしなさいよ!!」

 なにやら焦ったセレナが必死にミレイを押しのけようとするが、ミレイは梃子でも動かない。
 セレナに抵抗するとはミレイもなかなかやる。
 というか、セレナと言えばですよ。

「……セレナ。鎧ありがとな。今回はセレナの鎧のお陰で命拾いしたわ」

 あれがなかったら、鬼に頭を吹き飛ばされている所だったのだ。
 まずはお礼を言っておきたかった。

「な、何よ……。そんなに改まっちゃって。気にしないでいいわ。わ、私とあなたの仲じゃないの。うふふ」

 とかなんとか言いながらも、セレナは嬉しそうにモジモジしている。
 ちゃんと言葉にすべきことはした方が良いのである。

「ま、まあ? そんなに恩に感じてくれているのなら? 今夜はうちに泊まってくれるとか? 一緒にお夕飯を食べてくれるとか? 夜は一緒に寝て、朝まで腕枕してくれるとか? してくれてもいいのだけれど。ていうか、して欲しいのだけれど……って何よこれえええ!?」

 テレテレと意外と乙女チックな願望を語っていたセレナが、俺の兜を見て驚愕していた。
 照れたり驚いたり、700歳のくせに意外と表情が豊かである。

「兜がえぐれてるじゃないの!? ちょっとあなた大丈夫? よく顔を見せなさい!?」

 必死な形相を浮かべたセレナが、ミレイをばいんと胸の凶器で弾き飛ばす。

「あう」

 さすがのミレイもセレナの爆乳には抗えなかったようだ。

「何ともないの!? 傷とか残ってない!?」

 セレナにベタベタと顔を弄られた。
 その美しい顔が不安に歪められる。

「ああ……コウ! 心配させないでちょうだい……」

 傷一つ残っていない俺の顔を見て安心したのか、セレナはその豊かな胸でむにゅっと俺の顔を抱きしめてくれた。
 うおおお、やわらけええ!!
 何これ!? 何度も味わっているのにまだ新鮮!

「ああああああ!! 何してるんだ!? 脂肪の塊がコウに当たってる!! それやっていいのは妻の私だけなのにー!!!」

 また微妙なタイミングでお茶を淹れてきたルーナが泣きわめいていた。

「……お前、次に妻とか空気読めないことを言ったら怒るからね?」

「ええ!? 空気読めなくてごめんなさいっ!?」

 なぜかルーナが謝っていた。
 まあ、ルーナさんもパフパフしてくれてもいいのよ?


 そんなわけで、4人でまったりとルーナ茶を飲むことになった。
 セレナの言う通り、芳醇な香りがするルーナ茶は旨い。
 僅かな渋みがありながらも、ほんのりと甘いのだ。

「……で? なんで兜がこんなことになったのか聞きましょうか。今回は戦場でどんな活躍をしたのか教えて頂戴」

 お茶を一口のんだセレナが俺をじっと見つめる。
 まあ、別に活躍ってほどの活躍はしていないのだが。
 とりあえず、今回の戦争のあらましをボソボソと話してみた。
 勇者にボコられた件も、恥ずかしかったが一応言っておいた。

「うう……またコウが出世しちゃう……」

「サラッとオーガ倒したとか言っているけれど、人間が勝てる魔物じゃないわよ、あれ……」

「うーん、エインヘリヤルであるコウさんが勇者ごときに遅れをとるわけないんですが……」

 俺の話を聞いた3人は三者三様の感想を述べる。
 ミレイの疑問にセレナが補足を加えた。

「この子の能力で私が一番驚いたのは、その成長速度なのよ。きっと潜在能力は勇者なんかよりよっぽど高いんでしょうけど……そ、その毎日ちゃんとお稽古とかしていれば……」

 セレナが気まずそうにこっちをチラチラと見ている。

「毎日エッチなことしかしてないコウさんが勇者に勝てるわけないです! わあああ!」

 なぜか泣き出したミレイがべしゃっとテーブルに突っ伏す。
 ミレイさん……ちょっと言い方にトゲがあるなあ。
 それじゃあ、まるで俺が毎日エッチしかしてないみたいじゃ……してないけど。

「まったく! お前には困ったものだな! 私とエッチばかりしてないで、ちゃんと毎日稽古しなきゃダメじゃないか! ……私のことが大好きなのはわかるけど。えへへ」

 ひどく上機嫌なルーナが俺を見てニコニコしている。
 イラッとするけど可愛い。

「……セレナさん……ルーナさんが……」

「しっ! 黙ってよく見てなさい。あれがピエロというものよ」

「は、はあ」

 セレナとミレイがボソボソと際どいことを話し合っていた。
 まあ、毎日ルーナだけを抱いているわけじゃないのは事実だが。
 ピエロて。

「なあなあ? コウ? そろそろエッチしたくなっちゃったな……しよう?」

 人前なのにルーナがとろんとした顔つきで抱きついてくる。
 エロくて大変結構なのだが。

「い、いやさすがにセレナとミレイもいるしさ?」

「えー? そろそろ2人も帰るし、良いんじゃないかな? じゃあ、ちゅーだけ。ねえ、ちゅーだけならいいでしょ?」

 我慢できないといった感じのルーナがその顔を寄せてくる。
 この女もいよいよヤバイと思いつつも、近くで見るルーナの顔は美しかった。
 つむった目には長いまつげ。
 その唇は柔らかそうな桜色で。
 いや、でもさすがにまずいって。
 そう思いながら、セレナ達に目をやると、2人はわなわなと震えていた。

「絶対に帰らないから!!!」

「……私も」

 どすんと椅子に座り直すセレナに、ミレイが控えめながらも賛同する。

「えええええ!?」

 ルーナが驚きの声を上げた時、家のドアが小さく開かれた。

「お兄ちゃん! たいへんなの!!」

 ドアの隙間からちょこんと顔を覗かせたのはアンだった。

「どうした、アン?」

「おじいちゃんが!!」

 悲痛な顔でそんな事を言うアン。
 あのジジイ、ついに死んだのだろうか。

「ちょっときて!!」

 アンの小さな手に引かれて、後を追う。


 やってきたのは、竜騎士の宿舎の近くだった。
 戦の後片付けに竜騎士達が慌ただしくする中、地面に縄で縛られたジジイが放置されていた。

「おじいちゃん、びょうきなの! どうしよう?」

 アンが不安そうに俺を仰ぎ見る。
 ジジイは地面に転がりながら、オロロロロロ! と寝ゲロを吐いていた。
 そんなジジイを見て、ああ! と思い出す。

 今朝、戦場から帰ろうとしていたらジジイが頭を抱えて唸っていた。

「完全に二日酔いじゃ……昨日飲みすぎてしまったわい。こんな状態でドラゴンに乗ったら絶対耐えられん。できるだけ優しく、丁寧に家まで連れ帰ってくれんかのう?」

 よろよろしながらそんな厚かましいことを言うので、イラッとした。
 なので縄でぐるぐる巻きにして、竜騎士の飛竜に吊るして帰ってきたのだ。
 ちなみに、フェルさんは怪我をしていたので置いてきた。
 元気になったらそのうち帰ってくるだろう。
 俺はリュディアの背中に乗せてもらった。

「アン。よく見ておくんだ。あれは病気じゃない。いい年をして酒に飲まれた情けない大人の姿だ。アンはああなっちゃダメだぞ?」

 アンの頭をぽんぽんと撫でながら、生暖かい目で教えておいた。

「う、うん! 見たくないけど、わたしがんばって見るね!」

 残酷な程素直なアンがジジイをじーっと見つめる。

「……うう、見んでくれ、アン……オロロロロロロ! こぞう、いつかころす」

 弱りきったジジイが恨みがましい目で俺を見ていた。
 なんて快感。

「アン殿、すまない。もう少し丁寧に運んだほうがいいんじゃないか、と我も言ったのだが」

 いつの間にかやってきたリュディアがアンに気まずそうな顔をしていた。

「コウが、うるせえ! って乱暴に言うから……えへ」

 なぜかリュディアが照れていた。
 こいつの頭の中はどうなっているんだろうか。

「う、うん。きにしないでリュディアおねえちゃん!」

 リュディアは7歳のアンに気を遣われている。

 というかですよ。
 ジジイと同じようにして、ファラチオも飛竜で吊るして運んできたのだが。
 ――ブヒヒン!
 ジジイと違って元気なファラチオが、俺に鼻を擦り寄せてくる。
 こいつどこで飼おうかな。
 ファラチオ用の小屋でも作ったほうがいいだろうか。

「その子は私が預かります!」

 そう言いながらやってきたのは、フィリスだった。

「あ、コウ様。おかえりなさいませ」

 俺を見て、メイドらしくスカートの裾を持って挨拶をしてくれる。
 なんてそそる仕草だろうか。
 普通にしてれば美人なメイドさんなのに。

「この子はまだまだ貧弱ですからねー! 次の戦までに私がちゃんとした魔獣に育ててみせますよ!」

「お、おう」

 ファラチオの手綱を取って、フィリスがスタスタと立ち去っていく。
 誰も魔獣を求めてないので、すこぶる不安なのだが。
 まあ、今回は少し噛ませ犬だったので、育ててくれるのはありがたいのかな?

「エロロロロロロロ!」

 その時、ジジイが盛大に寝ゲロを吐いた。
 誰がエロじゃ!? とイラッとしたが、アンが可愛そうなので家まで連れ帰って、水を飲ませて寝かせておいた。
 まったく手のかかるジジイである。


 そんなわけで、俺は村に帰ってきた。
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