ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第五章 領地発展編

第153話 ルーナの病 ②

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 家の外に出ると、ばったりとセレナと出くわした。
 今日のセレナは暖かそうなガウンを羽織った冬仕様だった。
 真紅のガウンに銀髪が良く映えている。

「あら」

 俺に気づいたセレナが小さな声を上げる。

「おう、どうした?」

 そう声をかけると、セレナは恥ずかしそうに顔をそらす。

「……馬鹿娘が風邪を引いたって聞いたから、それで、その……」

 それで心配して来てくれたのだろうか。
 相変わらず人が良いというか、なんというか。
 一応、人間を襲う側の吸血鬼としてそれでいいのかと思ってしまうのだが。

「今、カンナさんが看てくれてるよ。わざわざありがとうな」

 そう言うと、セレナの顔が途端に赤くなった。
 可愛い。

「あ、ありがとうって何よ!? 私は別に……ってあなたはどこに行くのよ?」

「俺はこれからルーナの薬を作ってもらう為に錬金術師を探しに行くんだ」

「錬金術師って……そ、そんなに悪いの?」

 セレナが顔を強張らせる。
 そうなんだよ。
 悪いんだよ。

「ああ……ちょっと頭がぼーっとして、喉がいがいがして、鼻が詰まってるらしい。可哀想に……」

 ルーナの言葉をそのまま言ってみた。

「…………本当に悪いの、それ?」

 セレナはなぜか怪訝な顔をしていた。

「これから悪くなるかもしれないじゃないか! ルーナに何かあったら大変だろ!?」

 思わず熱くなっていると、セレナは小さくため息をつく。

「はあ……心配しすぎよ。馬鹿は風邪引かないと言うし」

 確かに馬鹿だけど。
 でも、可愛いからいいじゃないと思うのだ。

「とにかく、俺は行くからな」

 そう言って、踵を返そうとして――。

「待ちなさい!」

 セレナに呼び止められた。

「せ、せっかく会ったのだから…………キスくらいしていきなさい?」

 セレナは両手をモジモジと合わせながら、そんな可愛いことを言う。
 なんなんだ、この女は。
 ルーナが大変だっていうのに勃ってしまったじゃないか。
 俺の息子をバッキバキにする会会長なんだろうか。

 とりあえず、セレナの細い腰を抱き寄せて、ちゅばっと軽く口づけをする。

「はむ……うむ……ちゅば」

 歯止めが効かなくなりそうなので、舌を2、3度絡めただけで止めておいた。

「……ふわぁ……うっ、くっ」

 唇を離すと、セレナはよろよろと足をもつれさせて蕩けている。
 え、軽くキスしただけなのに。

「…………あなた、どんどんキスが上手くなるわね……なんなのよ……あなたの唾液には何が入ってるのよ」

 口元を抑えながら、セレナが真っ赤になっている。
 人の唾液を危ない薬みたいに言わないでほしいのだが。
 というか、セレナは結構キスが好きだ。
 具体的にはキスだけで濡れちゃう程に。

「………………今日もちゃんと抱いてくれるのよね?」

 何かを期待するようにセレナがこっちをチラチラ見ながら言う。
 もちろんだ、と答えたいのは山々だが。

「ルーナが良くなったらな」

 今は残念だけど、重病に苦しむルーナが先決だ。
 早くあいつをなんとかしてやらなければ。

「……はあ、わかったわよ。馬鹿娘が早く良くなるように、私もカンナのお手伝いをするわ。また後でね。いってらっしゃい」

 そう言い残して、セレナは残念そうに俺んちに入っていく。
 ルーナが良くなったら、ぐっちょんぐっちょんにしてやろうと決意した。



 そんなわけで、一人で錬金術師を探して村を練り歩いた。
 そして俺は早くも一人で来たことを後悔していた。
 錬金術師を探すために何をすれば良いかなんてわかっている。
 普通にその辺にいる村人たちに聞き込みをすれば良いのだ。
 だが、俺はそんな高度なコミュ力を持っていない。
 ……セレナについてきてもらえば良かった。

 そんなわけで、俺は村人たちから話しかけてくれるのをひたすら待った。

「領主様でねえか。一人でいるなんて珍しいべ。今日はスケベなことしないんだべか?」

 よし、チャンス!
 ちょうどいい具合に自称農民だが最近は野球しかしていない村人が話しかけてきてくれた。
 名前は何度か聞いたが、忘れた。
 軽く馬鹿にされている気もするがこの際だ。

「ああ、まあな。そんなことより、お前らの中に錬金術師っていないか?」

「錬金術師……? そりゃ、マリーさんのことだべか?」

 錬金術師マリー?
 脳裏にフラスコを片手に持った金髪の美女の姿が浮かんだ。
 なんか昔、そんなゲームをやったことあるような気がする。
 え、つうか絶対美人じゃん。錬金術師マリー。

「そ、そのマリーさんはどこにいるんだ!?」

 思わず野球農民の肩をガシッと掴みながら問いただす。
 なんかテンション上がってきた!
 絶対に行かなきゃ! 
 マリーのアトリエ!!!



 数分後、俺は激しい後悔に見舞われていた。
 なんかこうなる気もしてた。
 だって、そんな美人がいたら俺が気づかないわけないもの。

「……なんか用かえ?」

 俺の目の前にはしわくちゃのババアがいた。
 インチキ臭い占い師のようなローブを目深に被っている。

 数分前、マリーのアトリエの場所を聞き出して、わくわくしながら訪ねてみると、そこはロビンジジイの家だった。
 あれ、マリーさんってロビンジジイの孫娘か何かだろうか……?
 そんな淡い期待を抱いてみたら、まさかの妻でしたー!
 ついでに、当たり前だけどロビンジジイの妻はババアでしたー!
 ちきしょう!!!

「領主殿、なんか用かと聞いとるんじゃ!」

 なんかババアに怒られたんだけど。
 もう踏んだり蹴ったりだ。

「……いや、その、うちのルーナが病気になっちゃって……」

 とりあえず、ボソボソと言ってみた。

「ふむふむ。それは大変じゃのう。どんな症状なんじゃ?」

「ええと……喉がいがいがして、頭がぼーっとしてて、あ、あと熱! 乳揉んだらすげえ熱かったんだ!」

「……なぜ、病人の乳を揉んだのかは置いておいて……ふむ、ただの風邪じゃろうのう」

 ババアは呑気な様子でそんな事を言う。
 診もしないで何が判るっていうんだ!?
 せめてMRIくらい撮ってから言え。

「これを飲ませるがよい」

 そう言って、ババアが戸棚からおどろおどろしい紫色の液体の入った瓶を取り出して渡してくる。
 多分、薬なのだろうが……。

「……これ何で出来てんだ?」

 あまりに見た目がアレなので思わず聞いてしまった。

「ふむ。良い質問じゃ。その薬はのう、干からびたヤモリとヘビの糞を煎じて、儂の痰を混ぜて錬金魔法をかけたものじゃ」

 咄嗟に薬を床に投げ捨てた。
 パリンと瓶が割れて、物凄い異臭が辺りに立ち込める。

「な、何をする!? 良く効く風邪薬じゃぞ!?」

 ふざけんな。
 そんなものを俺のルーナに飲ませられるか。
 仮に百歩譲って本当に良く効いたとしてもだ。
 治ったルーナの口内を俺は舐め回すじゃない?
 ルーナに残ったババアの痰を舐めちゃうかもしれないじゃん!
 だいたい。

「風邪じゃなかったらどうするんだ!? こうしている間にもルーナの病がどんどん進行してるんだぞ! 俺のルーナに何かあったらどうするんだ、ああん!? 錬金術師ならなんでも治る万能薬とか出せよ!!」

 俺はババアに思い切りドスを聞かせた声で迫った。
 美人ならまだしも、ババアの錬金術師に容赦する気はない。
 美人ならまだしも。
 というか、俺の淡い期待を返せ。

「……ば、万能薬なんて、高級な素材を使わんとできんぞ……ユニコーンの角とか……そういえば、ここの近くの常夜の森にはユニコーンが住んどると聞いたことがあるのう」

 ほほう。
 常夜の森って確かセレナの城があった森だ。
 あそこにはユニコーンが住んでいるらしい。
 ユニコーンってあれでしょ。
 角の生えた白い馬でしょ。
 なんとなく神聖なイメージがあるが吸血鬼の森に住んでいていいのだろうか。
 まあ、それはユニコーンのプライベートな問題なので別にいいのだが。

「よし、俺がその角持ってきてやんよ」

「持ってきてやんよって……そんなに簡単に獲れたら高級品にはなっておらんぞい」

 なんかババアが呆れていた。
 周囲の女たちにも良く呆れられている俺だが。
 なんだろう。
 ババアにやられると殺意が芽生える。

「良いか? ユニコーンは足が速い。普通にやってたらとても捕まえられん」

「ほう」

「だから、ユニコーンを捕まえる時は、囮を使うんじゃ」

「ニンジンでもぶら下げておけば良いのか?」

「ユニコーンをそこらの馬と一緒にするでないわ。囮にはな、清らかな乙女、つまり処女を使うんじゃ。ユニコーンは処女に目がないからのう」

 そういえば、そんな設定を聞いたことがあるような気がするが。
 え、ユニコーンって処女厨なの?
 クソ野郎じゃん。※全国の処女厨の皆様、ごめんなさい。
 処女なんてめんどくさいだけじゃないか。

「それにユニコーンが住んでいる場所には強力な魔物がいることも多くてのう。そんな場所に乙女を護衛して連れてくだけで一苦労なんじゃ。……まあ、領主殿が噂通りの武辺者なら造作もないことじゃろうがのう」

 ふーむ。
 護衛クエか。
 確かにめんどくさい。
 ゲームとかの護衛クエは吐きそうな程嫌いだった。
 敵をばんばん薙ぎ倒す系のクエストが好きだ。
 まあ、ルーナの為にがんばるけど。

「わかった。とりあえず、処女を連れて、ユニコーン狩ってくるわ」

「待て待て! ユニコーンの角は、生きたユニコーンから折らないと使えないんじゃ。殺してはいかんからの? 乙女にユニコーンが夢中になっておるうちにこっそり折るんじゃ」

 えー。
 更にめんどくさい。
 ユニコーンが近づいてきた瞬間に魔法で丸焼きにしようと思ってたのに。

「……わかった。色々教えてくれてありがとな」

「うむ。本当にユニコーンの角を持ってこれたら、とびきりの万能薬を作ってやるからの」

 そう言って、ババアは歯のない口でにんまりと笑った。
 ……ちょっと夢でうなされそうな笑顔だった。



 ババアの家を後にして、村の中をトボトボと歩く。
 処女って言われてもなー。
 残念ながら俺の周りには処女ってほとんどいないのだ。
 ルーナは俺が犯したし、ミレイや、セレナ、カンナさんも処女じゃないのは確認済みだ。
 メグも変態オジサンに犯されてるし。
 うーん。

 そんな時、公園で楽しそうにブランコを漕ぐアンを見つけた。
 紛うことなき処女発見!

「アン、アメ玉上げるからオジサンと一緒に遊ばないか?」

 ポケットに常備しているアン餌付け用の飴玉を見せびらかしながら思った。
 なんだろう。
 なんというか危険なセリフな気がする。

「わーい! アメすきー!」

 しかし、心配になるくらいあっさりとアンはブランコを飛び降りて駆けてくる。
 とりあえず、アメを渡して頭を撫でた。
 よしよし。
 これで処女を確保できた。
 とはいえですよ。
 アンは確かに処女だろうけど、幼すぎやしないだろうか。
 もし仮に俺がユニコーンだったとして、処女を期待して幼女が来たらどう思うだろう。
 ふざけんな金返せ! と店員の胸ぐらを掴むだろう。
 一体、何の店だよとは思うが。
 そんなわけで、適齢期の処女も見繕うことにした。


「――まあ、アサギリ卿。今日はどんなご用件で?」

 アンを連れて、やってきたのはラッセルズマンションだった。
 女物の服を着たラッセルが出迎えてくれる。
 服装と口ぶりからするに、多分こいつはラッセルの母親か妹だろう。
 どっちかはわからない。
 なぜなら全員同じ顔をしているので。
 母親だったら処女ではないので確認が必要だった。

「お前は処女か?」

 直球で聞いてみた。
 ♀ラッセルはぽかんとした顔をした後、顔を赤らめてスカートの裾をめくり上げる。

「……はい。アサギリ卿の為にとっておきましたの」

 嘘つけよ。
 会ったのつい最近じゃねえか。
 まあ、処女ならいいんだが。
 多分、ラッセルの妹の誰かだろう。

「よし、ちょっと俺について来い」

 そう言って、顎をしゃくってついてくるように促す。

「は、はい……で、でも、あの……」

 ♀ラッセルはラクガキのような顔を赤らめながらモジモジしている。
 何か言いたいことがあるのだろうか。
 急いでるんだけどなー。

「……せ、責任は取ってもらえるのでしょうか?」

 なんかよくわからないことを言い出した。
 ただ責任を取れと言われれば条件反射で答えてしまう。

「はあ? そんなもん、取るわけないだろうが」

 何があろうと責任は取らない。
 それが俺の美学だ。

「…………な、なんて男らしい。……素敵」

 ♀ラッセルは衝撃を受けたような顔をした後、頬を赤らめた。
 もうなんでもいいけど。

「ちなみに、私は、9女のジョディーですわ。兄とお間違えになりませんよう」

 そう言われても兄と見分けがつかないので、9女の名前は覚えないことにする。
 ♀ラッセルで十分だろう。


 まあ、とにかく適齢期の処女もゲットできた。
 それは良かったのだが。
 ふと思う。
 もし、俺がユニコーンだったとして、処女を期待してこのラクガキが出てきたらどう思うだろう。
 ふざけんな金返せ! と店員の胸ぐらを掴むだろう。
 一体、何の店なんだよ。

 うーん。
 なんかダメな気がしてきた。

「あ、コウ様。おはようございます」

 そんな時、巨大な木箱を何箱も抱えたフィリスに出会った。
 相変わらずシュールなほどの怪力だ。
 というか、フィリスだよ!
 そういえば、こいつも処女だった。
 しかも、黙っていれば誰もが認める美人だ。
 フィリスならユニコーンも満足するだろう。
 しかも。

「フィリス、お前んちの森にユニコーンがいるって聞いたんだけど、どこにいるかわかるか?」

「ユニコーン? ――よいしょっと」

 首をかしげながら、フィリスは抱えていた木箱をズシーンと地面に下ろす。

「あー、そんなのいたかもですねー。多分、わかりますよ、場所」

 なんと、かつて森の中の城に住んでいたフィリスなら道案内も可能なのだ。
 なんかもうフィリスを連れて行くだけで十分な気がしてきた。

「なら、ちょっと案内を頼めないか?」

「お安い御用ですよ! ちなみに、案内したらうんち食べさせてくれます?」

 頼もしく薄い胸をぽんと叩きながら、フィリスはドン引きする事を言っていた。

「…………」

 うーん。
 これ、清らかな乙女かなあ??
 清らかの部分がだいぶ怪しい気がしてきた。
 やっぱり、保険の意味でアンと♀ラッセルも必要だろう。
 ちなみに、当然だがフィリスの申し出は丁重にお断りした。

「もー! なんなんですか! 減るもんじゃないのに! ……じゃあ、せめてちゅーして下さい」

 そう言って、唇を突き出してくるフィリスに軽くキスをする。
 フィリスの唇は柔らかかった。
 うう……。
 普通にしてれば可愛いのに。
 フィリスはなんでこんなんになっちゃったのだろう。
 なんとか矯正して、処女を貰ってやろうと思った。

 まあ、とにかく、幼女処女、B専処女、汚れた処女とバリエーションは豊かになった。
 これだけ揃えればユニコーンも満足するに違いない。
 ふふふ。
 待ってろよ、ユニコーン!
 そんなわけで、いざ行かん、常夜の森――。

「ちょっと待った!!」

 処女3人を連れて、森に向かおうとしていたら背後からそんな声をかけられた。
 振り返ると、剣を持ったピートが立っていた。
 なんか用だろうか。

「話は聞かせてもらったぜ。森に行くなら、俺もお前の従者として付いていくよ!」

 どこで聞いたんだよと思いながらも、ピートは頼もしそうな笑みを浮かべるのだが。
 ちょっと言っている意味がわかりませんねー。
 だって。

「……付いてきてどうするんだ?」

 そんな素朴な疑問が湧いたのだ。

「……え? いや、俺はお前の子分だし、危険な森に行くなら、護衛が必要だと思って……」

「護衛? いいよ、そんなの。だってお前弱いじゃん」

「ぐはっ!!」

 俺の言葉にピートが胸を抑えてうずくまる。
 正直に言って、ピートごときに護衛される程、落ちぶれてはいないのである。

「た、たしかにお前より弱いけど……お、俺だって毎日がんばって修行してるのに……ううっ」

 ピートは泣いていた。
 なんだろう。
 ちょっと哀れになってきた。

「……ねえ、かわいそうだよう」

 アンが俺の手をくいくい引っ張りながら言った。
 幼女に同情されるピートって。

「わ、わかったよ。お前も付いてきていいから。だから泣くな。な?」

 軽く引きながらピートの肩を優しく叩く。

「お、おう。ありがとうな」

 お礼言っちゃったよ。
 なんでそこまでして付いて来たがるのかわからないが。
 まあ、ピートにもちっちゃいプライドがあるのだろう。

 とりあえず、俺はフィリス、アン、♀ラッセル、ピートを連れて森に向かった。
 錬金術師のババアは危険なモンスターがいると言っていたが、多分大したことないと思うので、鎧は着ずに王様から貰った国剣ラグニードだけを持っていくことにする。

 さっさとユニコーンから角をぶんどってルーナに元気になって貰わねば。
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