ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第四章 竜騎士編

第145話 にんげんだもの

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 その後も、服やらアクセサリーやら日用雑貨等を買いまくった。
 買った商品はかなりの量になったが、前回と同じように運送業者が纏めて運んでくれるらしい。
 金貨3枚程かかったが。
 ちょっと送料が高い気もするので、アマ○ンプライム見習えよと思ったが、トラックもない時代だと考えるとむしろ良心的な値段設定な気もする。

 金の力を見せつける店全部買い占めは、生活必需品等を扱う道具屋でもやってみたが、相変わらず女たちの反応は鈍いものだった。
 まあ、生活必需品なので、ヴァンダレイジジイやロビンジジイ達にあげてもいいかと思う。

 というか、買い物中、ルーナが事ある毎にしがみついてきた。
 その度に、ルーナをずるずると引きずる羽目になるので止めてほしいのだが。

「お前がすぐに私をほったらかすのが悪いんじゃないか! もっと妻を可愛がらないとダメだ!」

 ルーナはそう言って、鼻をぐすぐすさせながら俺の腕にぎゅっとしがみつく。
 可愛いからいいんだけど、せめて自分の足で歩いて欲しい。


 そんなこんなで買い物をしながら王都を練り歩いていると、大きな広場に出る。
 その広場の中央には大きな男性の像があった。
 剣を掲げたオッサンの像だ。
 その像を大勢の人が囲んで眺めている。
 観光スポットのような場所なのだろうか。

 というか、俺はオッサンの像よりも気になる場所があった。
 広場の奥の方に、オッサン像よりも大きな人だかりが出来ている。
 そこには、巨大な白龍がきゅーっと身を縮こまらせている。
 衛兵さんらしき人たちがそんな白龍を取り囲んで輪を作り、それを更に大勢の人たちが取り囲んで眺めていた。

 ちょっと見ない間に、うちのドラゴンが観光スポットになっていた。

 つうか、何してんのあいつ。
 ルーナを引きずりながらドラゴンの方に近づくと、衛兵さんがビシっと挨拶してくれる。

「お疲れ様です、ハイランダー! 御乗騎は我らが責任を持って守らせて頂きます」

 衛兵さんたちは、わざわざうちのドラゴンをガードしてくれていたらしい。
 寒い中、申し訳なさすぎて胃が痛くなる。

「……お前、あんまし衛兵の皆さんに迷惑をかけんなよ。つうか、何でこんなとこにいんの?」

(主ハ昨日我ニ命ジタ。邪魔ニナラナイ場所デ小サクナッテイロ、ト。ダカラ我ハ、ココデ小サクナッテイルノダ)

 そう言って、フェルさんはきゅーっと更に身を縮こまらせる。

「全然小さくねえから!」

 どんなにがんばった所で、このドラゴンは鎌倉の大仏くらいの大きさはある。

(……スマナイ、主ヨ)

 フェルさんはしょぼんとしていた。
 相変わらず可愛くねーわ。

「……うちのトカゲがご迷惑をおかけして申し訳ないです。すぐに外に移動させますので」

 せめて王都の外で小さくなってろよと思うのだ。

「いえ、これも仕事ですので! ……それに市民も喜んでおりますし、ここにいて頂いてもよろしいかと」

 確かに、周囲を取り囲む人々はおっかなびっくりと、好奇心に満ちた表情でフェルさんを眺めている。
 これだけデカいドラゴンは異世界でも珍しいのだろうか。
 まあ、それならそれでいいんだけどさ。
 衛兵さんもこう言ってくれていることだし。

「あまり他の人の迷惑にならないようにしろよ。明日になったら帰るから」

(承知)

 フェルさんにそう注意して、衛兵さんの言葉に甘えることにした。

「じゃあ、お手数おかけしますけど、よろしくお願いします」

「はっ! もったいなきお言葉、恐縮です!!」

 衛兵さんとそんな挨拶をしていると、ずっと黙ってしがみついていたルーナが何かを見つけた。

「あっ! クレープ屋さんだ!」

 あっさりと俺から離れたルーナがクレープの屋台を目掛けて、ぴゅーっと走っていく。
 ……あいつ、前もあんな感じで迷子になったよな。
 ルーナは王都に来るといつも以上にはしゃぐ。

「……あの馬鹿娘。全然反省してないわね」

 セレナも同じことを思ったようで、青筋を立てていた。

「ちょっと叱ってくるわ」

 セレナが拳をバキバキ言わせながら、ルーナの後を追おうとする。
 お手柔らかにと思いながら。

「セレナ、ちょうどいいから少しここで休憩しよう。その辺にベンチもあるし」

 そんな提案をしてみた。
 今は日が傾き始めた所だ。
 多分、15時くらいだと思う。
 ずっと買い物しっぱなしで、少し皆も疲れているだろう。

「そうねえ。じゃあ、ついでに皆の分のクレープも買ってくるわ。……メグも一緒に行く?」

 クレープ屋の屋台を見てそわそわしていたメグにセレナがニコッと声をかける。
 ルーナよりメグの方が我慢できている件について。

「は、はい! わたしもいきたいです!!」

 セレナとメグは手をつなぎながら、歩いていった。
 どうでもいいけど、吸血鬼の真祖をパシらせてしまったのだがいいのだろうか。

「じゃあ、私たちは座るところを確保しておきましょうか」

 カンナさんは特に気にした様子もなく、さっさとベンチの方に歩いていってしまったので、いいんだろうけど。


 広場のベンチに腰掛けて一息つくと、両側にミレイとカンナさんが座ってきた。

「ああっ! 私もコウ様のお隣が良かったのに!! ……どけ、退魔師(エクソシスト)」

 フィリスが悪い顔でミレイを睨む。

「ご、ごめんなさい」

 ミレイが真っ青になりながら立ち上がった。

「きゃはっ、コウ様ー!」

 一転して、可愛らしい笑顔を浮かべたフィリスが抱きついてきた。
 ミレイがかわいそうだったので、デコピンしておいた。

「ミレイ、ここ座れよ」

 そう言って、膝の上をポンポン叩いてみた。

「ええ!? で、でも……私下着汚れてるから、コウさんのお膝濡らしちゃうかもしれませんよ? そ、それにこんな公衆の面前で……その……」

 ミレイは恥ずかしそうにそんな事を言った。
 そう言えば、中出しした後、強引にパンツ履かせたな。
 どう考えても俺が悪い。

「いいよ。出したの俺のだし」

 強引にミレイを抱き寄せて、膝の上に乗せる。

「あっ……もう、コウさんったら」

 ミレイはまんざらでもなさそうに俺に抱きしめられていた。
 ミレイのふわふわの癖っ毛に顔をうずめると心地よい。

「……なんかさっきから、その子フラフラしてて変だなと思ってたんですけど。もしかしてコウくん、やったんですか? いつの間に……」

 カンナさんが呆れていた。

「もう、本当に仕方ないですね、コウくんは。そろそろお姉ちゃんもエッチして欲しいです」

 俺もそろそろカンナさんを抱きたい。
 まあ、夜になったらこっそり犯すか。
 ……今夜は忙しくなりそうだぜ。

「……でも、コウさん、いいんですか?」

 ミレイが振り返りながら、そんな事を言った。

「え? ……わかってる。ちゃんとお前も今夜抱いてやるから安心しろ」

「そ、そうではなくて! …………夜はちゃんと抱いてもらいますけど」

 ミレイは顔を赤くしていたが、最後にボソッと可愛いことを言っていた。
 もう夜じゃなくて今押し倒しちゃおうかなと思った。

「お買い物の事ですよ。……なんか私たちばっかり欲しいもの買ってもらって……コウさん自分のもの全然買ってないじゃないですか」

「あー、そっちか」

 真っ先に下ネタを疑ってしまう俺ってヤバイのだろうか。

「確かにそうですねえ。お姉ちゃんがコウくんに似合う服選んであげましょうか? 半ズボンとかがいいと思うんですけど」

 カンナさんがじゅるりと涎をすすりながら不穏な事を言っている。
 半ズボンなんて25年くらい履いてないんだけど。
 転生する前の俺だったら、履いただけで捕まりそうな気がする。
 とりあえず、カンナさんと服を買いに行くのは止めようと思う。

「うーん、私はコウ様はスッポンポンが一番いいと思いますよ」

 フィリスもじゅるりとしながら、ラリった事を言っていた。
 気持ちはわかる。
 俺も女の裸が大好きだからだ。
 でも、フィリスはちょっと黙ってて欲しい。

「休憩したらコウさんのものを買いに行きませんか?」

 吸血鬼姉妹のボケには乗らずにミレイがそう言ってくれるが、正直言って欲しいものなんて無い。
 武器は王様がくれたし、防具もセレナが作ってくれるし。
 服もルーナブランドでいいし。
 うーん。
 あ、そういえば。

「……避妊薬って普通に売ってるのかな?」

 昨日アイリーンが避妊薬を使っていると言っていたのを思い出した。
 どんなものかはわからないが、是非俺も持っておいたほうがいい気がするのだ。
 めんどくさい責任をとりたくないので。
 プロにとっては必需品な気がしてきた。

「……コウくんって避妊する気あるんですか?」

 カンナさんが失礼なこと言っていた。
 ありますよ!

「そのわりには、いつもお姉ちゃんのことタプタプにするじゃないですか。まあ、私は吸血鬼なのでいくら出されても妊娠しませんが」

 吸血鬼は本当にプレシャスな種族。
 俺の中では風の民(ダークエルフ)とツートップを張っている。

「……私は人間なので妊娠するんですけど、タプタプにしますよね……私のことも」

 ミレイまで乗っかってきた。
 そりゃタプタプにしているけれども!
 ただ、二人とも何も判ってないと思うのだ。
 なのでここは改めて、2人には俺という男を理解してもらおうと思った。

「俺はね。いつも避妊しようとはしているんですよ。でも、中出しが大好きなんです」

 仕方ないじゃない。
 にんげんだもの。
 なので、しみじみ言ってみた。

「……コウくんが何を言っているのか、お姉ちゃんには全然わかりません」

 全然わかってもらえなかったんだけど。
 なぜ!?

「……はあ。まあ、避妊薬は錬金魔法を覚えたての職人見習いでも作れる薬ですから、その辺の薬局に普通に売ってますよ。多分、あんまり高くないですよね?」

 カンナさんがミレイに問いかける。

「ええ。多分、銀貨1枚くらいで買えると思います」

 千円くらいだろうか。
 まあそんなもんか。

「……ただ避妊薬を使うと女性は生理周期が乱れたり、頭痛がしたりするって聞きますし、そ、それに……」

 ミレイはそこで言葉を切ると、恥ずかしそうにモジモジした。

「……い、今更、遅いと思いますよ? ルーナさんも、わ、私も……」

 俺をチラチラ見ながらミレイがそんなことを言った。
 …………。
 な、何をいっているのかわかりませんね。
 急に、本当にあった怖い話みたいなのをされても。
 諦めたらそこで試合終了だと言うのに。

 ただ話を聞く限り、避妊薬ってまんまピルっぽい。
 あんまり女に負担をかけるのもなー。
 かと言って、中出しは止めたくない。
 気持ちいいので。

 神様、一体、私はどうしたらいいのでしょうか?

 思わず柄にもなく神に聞いてしまった。
 というか、今度、ノリコさんに会ったら聞いてみようかな。
 絶対に怒られる気がした。


 そんな事を考えていたら、ルーナ達がクレープを抱えて戻ってきた。
 ルーナの頭にはでっかいたんこぶが出来ていた。
 セレナに怒られたんだろうなと思った。

「ああっ! なんでミレイを膝の上に乗せているんだ!? そ、そこは私の席なのに!!」

 帰ってくるなり、ルーナがそんなことを泣き叫ぶ。
 ミレイがそそくさとルーナに俺の膝を譲っていた。
 いや、俺は椅子じゃねえから。
 そういえばかつて肉椅子にしたリュディアは元気だろうか。

 そのまま、しばらく皆でまったりした。



「さて、そろそろ行くか」

 そう言って立ち上がるとミレイがくいっと裾を引っ張る。

「薬局行きますか?」

 あー避妊薬か。
 うーん。
 避妊か中出しかは、人生をかけて悩むべき問題な気がする。
 哲学者が自我に悩むのと同じだ。
 なので、考えるだけ無駄なので、今日も気にせず中出ししようと思う。

「薬局はいいわ。また買い物続けよう」

「……薬局?」

 さっきの話を聞いていないルーナが首を傾げている。
 というか、ルーナを見ていて思い出した。
 王都で買わなきゃいけないものがあるじゃないか。

「そういえば、指輪買いにいかないとな。前、約束しただろう?」

「う、うん! 指輪買う! 絶対買う!」

 鼻息荒く、ルーナが詰め寄ってくる。
 近い近い。

「えへへ、ちゃんと覚えててくれたんだな。……すごく嬉しい」

 俺のすぐ目の前でルーナが花が咲いたような笑顔を浮かべた。
 当然だが、可愛い。

「ちょっと、指輪って何よ?」

 セレナが不満そうな顔をしていた。

「……そ、その結婚指輪。まだ買ってもらってなかったから」

 ルーナが照れながらも、嬉しそうに言うと、セレナは複雑な顔をしていた。
 何かを迷っている顔だった。
 私も欲しいとか言い出しそうだ。

「………………お、お金はちゃんと足りるの?」

 しかし、意外にもセレナはそんなことを言う。
 お金か。
 結婚指輪っていくらするんだろうか。
 給料の三ヶ月分?
 100万くらいあればいいかな。
 金貨10枚なら普通にあるけど。
 ただ、最近金銭感覚の狂いまくった俺からすると金貨10枚なんて端金にしか聞こえない。
 ここはドーンと金貨100枚くらいのを買うか。
 日本円にして1000万だ。
 え、マジで。
 結構な大金に思わずガタガタ震えてくる。

「もういいから、私が預かってたお金も持っていきなさい。あと私が個人的に持ってきたお金もあげるわ」

 そう言って、セレナは1億円をみんなで等分した金貨袋と、可愛らしいお財布を渡してくれる。
 セレナ財布にはじゃらっと結構な額の金貨が入っていた。
 自分の金までくれるなんて、セレナいいヤツ。

「……女にとっては一生の思い出なんだから、バカ娘に立派なのを買って上げなさいよ?」

「うう、セレナ……あ、あ゛り゛がどね」

 ルーナは思い切り鼻声になりながら、涙をボロボロ流していた。

「なんで泣くの……。ホント馬鹿な子ね」

 そう言いながら、セレナはルーナの涙をハンカチで拭いてやっていた。

「あ、あの! コウさん、私のお金も持っていってください。まだ全然使ってませんから」

 ミレイまでそんな事を言ってくれる。
 それどころか、その場にいる全員がお小遣いとして配った金貨を返してくれた。
 買い物しまくったと言っても、元の金額が莫大なので金貨1000枚は殆ど減っていない。
 多分、一番金を使いまくったのは店全部買い占めとかやっていた俺なのだが、それもセレナから貰った金で補填できそうだ。
 なので、ほぼ金貨1000枚が俺とルーナの手元にあるわけだが。
 量が多すぎて持ちづらい。
 スロットの1000枚とかだったら箱2個くらいなのだが、こっちの世界の金貨はスロットメダルよりも大きいし形が歪なのでかさばる。

「ふふ、ついに私の出番ですね! 私が店まで金貨を運びますよ!」

 意気揚々と出てきたフィリスは、しかし、カンナさんにあっさりとぶん殴られていた。

「空気を読みなさい! この愚妹! ……コウくん、お姉ちゃんたちはその辺をぶらぶらしてますから、終わったら探しに来てくださいね」

 そう言って、顔をしゅーしゅー言わせるフィリスを引きずったカンナさんについて皆どこかへ行ってしまう。
 俺とルーナを二人きりにしてくれたらしい。
 皆なんだかんだ言って人が良い。
 ほぼ全員どろどろした肉体関係を持っているのに不思議だった。
 本当に俺はいい女に恵まれていると思う。
 この礼はベッドの上で返さねば。

「じゃあ行くか」

「う、うん。行く」

 とりあえず、指輪を売っている店を探して歩きだすと、照れたルーナがそっと手を握ってきた。
 それにしても指輪ってどこに売っているのだろうか。
 その辺の露店でも売っているが、さすがにアレはないだろう。
 やっぱ宝飾店かな。
 そういえば、以前、バカ高い鏡台を買ったあたりに高級店が並んでたのを思い出した。
 とりあえず、そっちに向かうことにした。
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