76 / 299
第三章 戦争編
第76話 初めての戦場 ⑥
しおりを挟む
『剣LV3:《達人剣術》が使用可能になりました。』
『二刀流LV3:《達人二刀流》が使用可能になりました。』
そんなログが流れた時、俺は地面に口づけをしていた。
ついさっき、ヴァンダレイジジイに蹴飛ばされたのだ。
行軍最終日の朝だった。
戦場はすぐそこらしい。
「くくく……」
思わず笑ってしまった。
ずっと待っていた。
この時を。
殴られ、蹴られ続けること6日。
一撃も入れられなかった。
常に殺る気で行ってたのに、ひらひらと躱されて反撃を食らった。
だが、そんな辛酸を舐めた日々も今終わる。
そして、ジジイの命運も終わる。
《達人剣術》、《達人二刀流》の知識がガンガン頭に流れ込んでくる。
身体をどう動かせばいいのかはっきりわかる。
より無駄なく効率的に。
効果的なフェイント。
相手の動作からの先読み。
そうか。
そういうことだったのか。
ちなみに、『体術レベル2:《応用格闘技》』も昨日取得済だ。
俺は跳ね起きる。
そして、ジジイをひと睨み。
「なんじゃ? さっさと掛かってこんかい」
ジジイは今日も余裕の表情だ。
今すぐ殺してやる。
俺はジジイに向かって半身で構える。
右手に持った月光魔剣を突き出すようにして、左手の鋼の剣は体の死角に隠した。
そして、ジジイに向かって月光魔剣を鋭く突き出す。
何の予備動作も、ためらいもない鋭い一撃。
突き出される剣の速度は、今までの比ではない。
「むっ!」
ジジイは咄嗟に月光魔剣を木の棒で跳ね上げた。
予想外のスピードに避けられなかったらしい。
木の棒を跳ね上げてしまった事で、ジジイの胴ががら空きになる。
俺は右足を軸に身体を回転させる。
そして、隠してあった鋼の剣に遠心力を乗せて振り抜く。
遠心力が加わったことにより、速度も力も倍になる。
ジジイは咄嗟に後ろに飛んだ。
鋼の剣はジジイの胴鎧に浅い傷をつける。
初めてジジイに傷を付けた。
しかし、これだけでは止まらない。
後ろに飛ぶジジイを追いかけるように、俺は大きく一歩踏み込む。
ジジイの太ももにローキックを入れた。
ジジイの着地を狙ったのだ。
ローキックは見事にジジイの腿を打つ。
乾いた音が聞こえた。
顔を歪めるジジイ。
そこに振り上げられていた月光魔剣を、打ち下ろした。
唸りを上げる月光魔剣。
ジジイはわずかに顔を傾ける。
しかし、月光魔剣はジジイの頬を切り裂いていた。
鮮血が飛び散る。
やった!
ジジイを傷つけた!
このまま殺れる!
しかし、その時、ジジイの目が明確な殺意を帯びた気がした。
肩に重い衝撃を受ける。
ミシミシと。
いつのまにかジジイの木の棒が肩に食い込んでいた。
鉄の鎧の肩部分が吹き飛ぶ。
木の棒で鉄が吹き飛ぶとか!
木の棒も木っ端微塵になっていたが。
そして、俺はジジイの拳骨を顔面に食らって、思い切り後方に吹っ飛んだ。
馬鹿な。
レベル3のスキルでもジジイに届かないのか。
俺は何度目になるかわからない程味わいまくった土を吐き出した。
「……ふふふ、今のはなかなかじゃった。思わず昔の血が騒いだわい」
ジジイは頬の切傷から流れた血を舐め取る。
というか、目つきが変わっていた。
完全に俺を殺る目をしている。
「そろそろ、儂も本気を出そうかのう」
ジジイは黒い設えの長剣を鞘から抜く。
黒い長剣は金の装飾がついていて、刀身には何やら古代文字のようなものが刻まれている。
なんかめちゃくちゃかっこいいんだけど。
というか、今更本気とか。
さっき結構本気だったのはわかっているのだ。
小学生の強がりみたいな事を言いやがって。
負けず嫌いのジジイである。
ま、まあ、俺もまだ本気じゃなかったし。
とりあえず、立ち上がって埃を払う。
結局やられたが、さっきは結構いい感じだった。
さすが《達人剣術》に《達人二刀流》である。
達人という名は伊達じゃない。
さっきやられたのはたまたまだ。
木の棒の動きが見えなかった気がするが気のせいだ。
次は吠え面かかせてやんよ!!!!
俺は再び駆け出した。
一時間後、俺はフルボッコにされて、地面に転がっていた。
ジジイは本当に本気じゃなかったらしい。
あれからジジイの動きが見えなくなった。
というかジジイ自体が見えなくなった。
一瞬で姿を消し、気づくと殴られていた。
反則にも程がある。
あのかっこいい剣とは打ち合えてすらいない。
どういうことなの……。
「……ぜえぜえ、み、見たか、小僧が。こ、この儂が、ほ、本気を、出せ、ば、はあはあ」
しかし、ジジイも見るからに消耗している。
肩で思い切り息を付いているし。
額からは汗が滴っている。
というか、今にも死にそうに見えて、ちょっと心配してしまう。
ふふ、今なら殺れる。
今度こそ。絶対にだ。
なんか納得いかないが、持久力の勝利ということだろう。
「……あのう、そろそろ出発しないと」
しかし、いつの間にか近くに来ていたお嬢様に水を差されてしまった。
「はあはあ、もう、そんな、時間です、かな」
そういえば、もう2時間以上ジジイと戦っている気がする。
いつもならとっくに進発している時間だ。
「ふ、ふむ……」
ジジイは俺を睨みつけながら、何かを考えている。
「も、もう少し、だけ、休憩してから、出発しましょうかのう、ぜえぜえ」
「え? で、でもそれでは開戦に間に合わないんじゃ……」
お嬢様は不安そうだ。
というか、ただジジイが休憩したいだけのような気がする。
「……心配召されるな。我に策ありですじゃ」
「は、はあ」
そんなこんなで、しばらく休憩になってしまった。
本当にジジイに策があるのか大いに疑問である。
絶対に俺との激戦の疲れを癒やしたいだけな気がする。
「心配するでない。あの方には何かお考えがあるのじゃろう」
そう声をかけてきたのは、いつかのオーククラッシャーの老人だった。
心配なんて全くしていないのだが。
「あの方の言うとおりにしておけば大丈夫じゃ」
オーククラッシャーの老人はジジイを信頼しきっていた。
ジジイ同士感じるものがあるのだろうか。
俺はジジイじゃないので全くわからないのだが。
「戦の前だって言うのに、お前もよくやるよ」
どこか緊張した面持ちのピートにそんな事を言われた。
俺はボコボコにされた体を引きずりながら、ピートとラッセルの元に帰ってきた。
なんかいつのまにかこの2人のいる場所が俺の居場所になっていた。
改めて考えてみると、物凄く気色悪いな。
そもそも俺の居場所といったら。
不意にルーナの顔が浮かんだ。
べ、別にあいつの傍が俺の居場所だなんて思ってないんだかんね!
あー、それにしても、しばらくルーナを抱いていない。
ルーナの乳が揉みたい。
というか、最近は夜寝ている時によくルーナの夢を見る。
このままじゃ夢精しそうで怖い。
32で夢精なんてしたら割腹自殺を図るが。
「もうすぐ戦場に着くんだよな……」
ピートが青い顔でそんな事を言う。
かなり緊張しているらしい。
ラッセルも同じように緊張しているのか、言葉数が少ない。
いや、言葉数が少ないのはいつものことだが。
とはいえ、ラッセルの顔色は悪かった。
戦争直前は誰でもこんな感じなのだろうか。
俺はそうでもないけど。
ヴァンダレイジジイのお陰だろうか。
散々殴られたせいで、体中がミシミシ言っている。
HPはそんなに減っていないが。
とりあえず、出発まで少し眠ろうと思って目を閉じた。
夢の中でルーナを押し倒すのだ。
『二刀流LV3:《達人二刀流》が使用可能になりました。』
そんなログが流れた時、俺は地面に口づけをしていた。
ついさっき、ヴァンダレイジジイに蹴飛ばされたのだ。
行軍最終日の朝だった。
戦場はすぐそこらしい。
「くくく……」
思わず笑ってしまった。
ずっと待っていた。
この時を。
殴られ、蹴られ続けること6日。
一撃も入れられなかった。
常に殺る気で行ってたのに、ひらひらと躱されて反撃を食らった。
だが、そんな辛酸を舐めた日々も今終わる。
そして、ジジイの命運も終わる。
《達人剣術》、《達人二刀流》の知識がガンガン頭に流れ込んでくる。
身体をどう動かせばいいのかはっきりわかる。
より無駄なく効率的に。
効果的なフェイント。
相手の動作からの先読み。
そうか。
そういうことだったのか。
ちなみに、『体術レベル2:《応用格闘技》』も昨日取得済だ。
俺は跳ね起きる。
そして、ジジイをひと睨み。
「なんじゃ? さっさと掛かってこんかい」
ジジイは今日も余裕の表情だ。
今すぐ殺してやる。
俺はジジイに向かって半身で構える。
右手に持った月光魔剣を突き出すようにして、左手の鋼の剣は体の死角に隠した。
そして、ジジイに向かって月光魔剣を鋭く突き出す。
何の予備動作も、ためらいもない鋭い一撃。
突き出される剣の速度は、今までの比ではない。
「むっ!」
ジジイは咄嗟に月光魔剣を木の棒で跳ね上げた。
予想外のスピードに避けられなかったらしい。
木の棒を跳ね上げてしまった事で、ジジイの胴ががら空きになる。
俺は右足を軸に身体を回転させる。
そして、隠してあった鋼の剣に遠心力を乗せて振り抜く。
遠心力が加わったことにより、速度も力も倍になる。
ジジイは咄嗟に後ろに飛んだ。
鋼の剣はジジイの胴鎧に浅い傷をつける。
初めてジジイに傷を付けた。
しかし、これだけでは止まらない。
後ろに飛ぶジジイを追いかけるように、俺は大きく一歩踏み込む。
ジジイの太ももにローキックを入れた。
ジジイの着地を狙ったのだ。
ローキックは見事にジジイの腿を打つ。
乾いた音が聞こえた。
顔を歪めるジジイ。
そこに振り上げられていた月光魔剣を、打ち下ろした。
唸りを上げる月光魔剣。
ジジイはわずかに顔を傾ける。
しかし、月光魔剣はジジイの頬を切り裂いていた。
鮮血が飛び散る。
やった!
ジジイを傷つけた!
このまま殺れる!
しかし、その時、ジジイの目が明確な殺意を帯びた気がした。
肩に重い衝撃を受ける。
ミシミシと。
いつのまにかジジイの木の棒が肩に食い込んでいた。
鉄の鎧の肩部分が吹き飛ぶ。
木の棒で鉄が吹き飛ぶとか!
木の棒も木っ端微塵になっていたが。
そして、俺はジジイの拳骨を顔面に食らって、思い切り後方に吹っ飛んだ。
馬鹿な。
レベル3のスキルでもジジイに届かないのか。
俺は何度目になるかわからない程味わいまくった土を吐き出した。
「……ふふふ、今のはなかなかじゃった。思わず昔の血が騒いだわい」
ジジイは頬の切傷から流れた血を舐め取る。
というか、目つきが変わっていた。
完全に俺を殺る目をしている。
「そろそろ、儂も本気を出そうかのう」
ジジイは黒い設えの長剣を鞘から抜く。
黒い長剣は金の装飾がついていて、刀身には何やら古代文字のようなものが刻まれている。
なんかめちゃくちゃかっこいいんだけど。
というか、今更本気とか。
さっき結構本気だったのはわかっているのだ。
小学生の強がりみたいな事を言いやがって。
負けず嫌いのジジイである。
ま、まあ、俺もまだ本気じゃなかったし。
とりあえず、立ち上がって埃を払う。
結局やられたが、さっきは結構いい感じだった。
さすが《達人剣術》に《達人二刀流》である。
達人という名は伊達じゃない。
さっきやられたのはたまたまだ。
木の棒の動きが見えなかった気がするが気のせいだ。
次は吠え面かかせてやんよ!!!!
俺は再び駆け出した。
一時間後、俺はフルボッコにされて、地面に転がっていた。
ジジイは本当に本気じゃなかったらしい。
あれからジジイの動きが見えなくなった。
というかジジイ自体が見えなくなった。
一瞬で姿を消し、気づくと殴られていた。
反則にも程がある。
あのかっこいい剣とは打ち合えてすらいない。
どういうことなの……。
「……ぜえぜえ、み、見たか、小僧が。こ、この儂が、ほ、本気を、出せ、ば、はあはあ」
しかし、ジジイも見るからに消耗している。
肩で思い切り息を付いているし。
額からは汗が滴っている。
というか、今にも死にそうに見えて、ちょっと心配してしまう。
ふふ、今なら殺れる。
今度こそ。絶対にだ。
なんか納得いかないが、持久力の勝利ということだろう。
「……あのう、そろそろ出発しないと」
しかし、いつの間にか近くに来ていたお嬢様に水を差されてしまった。
「はあはあ、もう、そんな、時間です、かな」
そういえば、もう2時間以上ジジイと戦っている気がする。
いつもならとっくに進発している時間だ。
「ふ、ふむ……」
ジジイは俺を睨みつけながら、何かを考えている。
「も、もう少し、だけ、休憩してから、出発しましょうかのう、ぜえぜえ」
「え? で、でもそれでは開戦に間に合わないんじゃ……」
お嬢様は不安そうだ。
というか、ただジジイが休憩したいだけのような気がする。
「……心配召されるな。我に策ありですじゃ」
「は、はあ」
そんなこんなで、しばらく休憩になってしまった。
本当にジジイに策があるのか大いに疑問である。
絶対に俺との激戦の疲れを癒やしたいだけな気がする。
「心配するでない。あの方には何かお考えがあるのじゃろう」
そう声をかけてきたのは、いつかのオーククラッシャーの老人だった。
心配なんて全くしていないのだが。
「あの方の言うとおりにしておけば大丈夫じゃ」
オーククラッシャーの老人はジジイを信頼しきっていた。
ジジイ同士感じるものがあるのだろうか。
俺はジジイじゃないので全くわからないのだが。
「戦の前だって言うのに、お前もよくやるよ」
どこか緊張した面持ちのピートにそんな事を言われた。
俺はボコボコにされた体を引きずりながら、ピートとラッセルの元に帰ってきた。
なんかいつのまにかこの2人のいる場所が俺の居場所になっていた。
改めて考えてみると、物凄く気色悪いな。
そもそも俺の居場所といったら。
不意にルーナの顔が浮かんだ。
べ、別にあいつの傍が俺の居場所だなんて思ってないんだかんね!
あー、それにしても、しばらくルーナを抱いていない。
ルーナの乳が揉みたい。
というか、最近は夜寝ている時によくルーナの夢を見る。
このままじゃ夢精しそうで怖い。
32で夢精なんてしたら割腹自殺を図るが。
「もうすぐ戦場に着くんだよな……」
ピートが青い顔でそんな事を言う。
かなり緊張しているらしい。
ラッセルも同じように緊張しているのか、言葉数が少ない。
いや、言葉数が少ないのはいつものことだが。
とはいえ、ラッセルの顔色は悪かった。
戦争直前は誰でもこんな感じなのだろうか。
俺はそうでもないけど。
ヴァンダレイジジイのお陰だろうか。
散々殴られたせいで、体中がミシミシ言っている。
HPはそんなに減っていないが。
とりあえず、出発まで少し眠ろうと思って目を閉じた。
夢の中でルーナを押し倒すのだ。
1
お気に入りに追加
1,238
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる