ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第三章 戦争編

第61話 お礼

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 ミレイの家を作り終えた後、メグの家で同じように寝具一式や水瓶等を作った。
 全て終えて外に出ると、だいぶ陽が傾いてきている。
 俺とルーナは慌てて、今夜の食材となるヒツジを狩りに行くことにした。
 メグもミレイも出来たばかりの家で、色々やることがあるらしく、ついてきてはいない。

「なあ……」

 ルーナが俺にしがみつくようにしているせいで、ちょっと歩きにくい。

「なんだ?」

 というか、ヒツジ狩りなんて俺一人で十分なのだが、ルーナはついてくると言って聞かなかった。
 俺としては、家で安静にしていて欲しいのだが。

「メグもミレイもお前に惚れている気がするんだが」

 ルーナはブスっとしながらそんな事を言う。
 そんなわけないじゃん!
 そう否定したい気になるが、なんか俺もあの2人の態度を見ているとそんな気になってくる。
 とはいえ、あれ、この女もしかして俺の事好きかも……! なんて思った後に死ぬほど後悔した経験なんて腐るほどしているので、思わず否定しそうになってしまうのだ。

「お前から見てもそう思うか?」

「思う。ついでにフィリスもカンナもお前に惚れている気がする。セレナは、よくわかんないけど」

 フィリスはともかくカンナさんはただ俺をからかっているだけのような気もするが。
 まあ、カンナさんとはやってしまったわけですが。
 セレナについては俺もよくわかんない。

「そうかもな」

 言いながら、すごい状況だと思った。
 大した苦労もせずに、美人や美少女から好意を寄せられている。
 これがモテ期という奴だろうか。
 32年間生きてきたけど初めてだ。

「なあ、気をつけろよ? 浮気したら泣いちゃうからな? 私」

 浮気しなくてもよく泣いている気がするが、ルーナが必死な表情をしているので、とりあえず頷いておく。
 ただ気になることがある。

「……ちなみにどこまでが浮気なんだ?」

「はあ? そんなの決まっているだろう! 私以外の女に触ったら浮気! 私以外の女を見つめても浮気! 私以外の女の事を考えても浮気だ!」

「…………」

 束縛がキツイなんてレベルじゃない事をルーナが言っている。
 この世界にスマホがあったら、間違いなくチェックされそうだ。
 というか、キスとか胸を揉むくらいだったら浮気じゃないと思っていたのだが……。
 まあ、バレなきゃ浮気じゃないって誰かも言ってたし。
 これからはルーナにバレないように一層気をつけようと思う。

「あ、あとこれ以上女を増やすなよ? お前はかっこいいから、気をつけないと、すぐに女がホイホイついてくるぞ」

 ルーナはぷりぷり怒りながらそんな事を言っているが、聞き逃せないセリフがあった。

「そんなにかっこいいか? 俺」

 かなり自己愛に満ち溢れた上で、中の上くらいだと思う。
 ちなみに、今の若返った俺が中の上なのであって、実際の32歳の俺は人間ヒエラルキーの底辺だ。
 ほんとあの頃は、底辺を這いずり回っていたものだ。

「……うっ」

 ルーナは自分の失言に気づいたのか、顔を真赤にして俯く。

「そ、その……今まで見た男の中で、一番かっこいいと思う」

 そして、ボソボソとそんな事を言う。
 ちょっと鼻血が出そうになるくらい可愛かった。
 ただ、そんなわけねーだろと思ってしまう。
 ルーナは美形揃いのはずのエルフなので、今までイケメンエルフとか腐るほど見てきたはずなのだ。
 それとも、イケメンが多すぎるとブサメンがイケメンに見えてくるという奴だろうか。
 あんなの不細工どもが考え出した都市伝説だと思っていたのだが。

「俺と初めて会った時からそう思ってたのか?」

 ふと初めて会った時のルーナの反応を思い出した。
 あの時はそんな感じが全くしなかったので気になったのだ。

「え? 初めて会った時は特に何も思わなかったけど……あれ?」

 どうしよう。
 本格的に犯しすぎて頭がおかしくなってしまった説が表面化してきた。
 しかも、日を追うごとに酷くなっていっている気がする。
 とはいえ、今夜もルーナを抱くつもりだが。

「とにかく、よく見たらお前のかっこよさに気づいたんだ。……大好きだぞ」

 抱きついてくるルーナを抱き返しながら、罪悪感に苛まれた。
 何はともあれ、ルーナを落とせたのなら万々歳なのだが。



 久しぶりに狩るヒツジは、本気で弱かった。
 もはや素手でも倒せそうなくらいだ。
 経験値も入らないので、物凄くつまらない。
 肉と羊毛が必要なのでこれからも狩るつもりではあるが、もう少し歯ごたえのあるモンスターとも戦ってみたい。
 経験値が入って、素材が美味いモンスターがいいのだが。

「うーん、森のなかにいるキャタピラーっていう芋虫のモンスターはもう少し強くて、絹糸を落とすぞ?」

 ルーナに相談してみると、そんな事を教えてくれた。

「芋虫? どれくらいの大きさだ?」

「私より少し大きいくらいかな」

 巨大な芋虫。
 想像しただけで、気を失いそうだった。
 虫はお化けと同じくらい嫌いだ。
 でも、絹糸は欲しい。
 ルーナのコスプレ素材になりそうだ。
 チャイナドレスを作るとしたら、やっぱり絹糸で作るべきだろう。
 山賊から奪い取った財宝の中に絹のロールがあった気もするが、ルーナのコスプレは素材から自分の手で作りたい。

「……いつか狩りに行くか」

「うん。……大丈夫か? 顔が真っ青だぞ?」

 とりあえず戦いはするが、素材を剥ぐのはルーナに任せようと思った。



 狩ったばかりの新鮮な羊肉とセレナからもらった野菜なんかをメグとミレイの家に届けた。
 もう完全な夜になっていたので、少し遅れてしまったかもしれないが二人とも喜んでくれた。
 ミレイが少し複雑な表情をしていたのが気になったが。
 羊肉嫌いだったのだろうか。
 ジンギスカン美味しいのに。


 家に帰ると、フィリスとセレナが待ちくたびれていた。
 そういえば、すっかり忘れていた。
 今日は誰の吸血日だっただろうか。
 山賊襲撃事件のせいですっかりローテーションが狂ってしまった。

「今日はいらないわ。あなたも病み上がりなんだから早めに休みなさい。私たちはそろそろお暇するから」

 とりあえずセレナに首筋を差し出すとそんな事を言われた。
 帰る前に、俺達に一言挨拶するために待っていてくれたらしい。
 律儀な吸血鬼である。
 とはいえ、セレナたちにはここ数日散々お世話になったので、お礼の意味も込めて血を吸ってもらいたい。

「俺は大丈夫だ。なんともないからサクッと吸ってくれ」

「そう言ってくれるのはありがたいのだけれど、血を吸ったら催淫効果で小娘としたくなっちゃうでしょう? カンナにも言われたと思うけど、しばらくは控えなさい」

 セレナの言葉に俺とルーナは目線を反らせた。
 催淫効果がなくても、今夜もする気まんまんだったのだ。
 昨日もしたし。
 気を使ってくれるセレナの優しさが心苦しい。

「……それとも、私を抱いてくれるの?」

 セレナはそう言いながら、妖艶な笑みを浮かべる。
 え、いいんですか?
 思わずそう言いそうになった。

「だ、ダメだ! ダメに決まっているだろう!」

 しかし、当然の如くルーナに止められた。
 わかってはいたが、残念だ。
 本当に残念だ。

 確かにセレナに噛まれたら今夜もルーナが大変な事になってしまうだろう。
 正直、あれは我慢できそうにない。
 普通にするだけなら昨日のようにルーナに負担をかけないように出来るかもしれないが、セレナに血を吸われて我を忘れた俺は問答無用でルーナを気絶させるほど犯すだろう。
 それはさすがに不味いんじゃないかと思う。

「私は大丈夫だぞ?」

 俺が何を考えているのかわかったのか、ルーナはどこか期待すらした目でそんな事を言う。
 ただこの女は犯されすぎて、脳がちょっとアレになっているのだ。
 ルーナの大丈夫は信用しちゃいけない。

 要は噛まれなければ催淫効果は発動しないのだ。
 とりあえず、小さなナイフを土魔法で作ると、それで手首を傷つける。
 溢れてくる血を、テーブルの上にあったティーカップに注いだ。

「前に無粋だとか言っていたけど、これなら催淫効果は発動しないだろう?」

 辺りに血の匂いが充満する。
 セレナの頬がどんどん上気していく。

「え、ええ。確かにそれなら催淫効果は大丈夫だわ。頂いてもいいかしら?」

 俺が頷くと、セレナはティーカップではなく、俺の手首にむしゃぶりつく。
 え、そっち?
 セレナは手首に吸い付くようにして、血を吸っていく。
 手首の傷口にセレナの舌が這いずり回る感触がする。
 噛みつかれた時程ではないが、それはそれで結構官能的な感覚だった。
 というか、よく考えずに手首を切ったが、さっきから結構な量の血が流れていく。
 首筋を噛まれときよりも、HPが派手に減っていった。
 しばらくしたら止まったのでいいのだが。
 セレナはまだ俺の手首をペロペロしている。
 やがて完全に血が止まったのか、手首から口を離すと、血の溜まったティーカップも飲み干す。

「……ふう。ごちそうさま」

 セレナは物凄く満足そうだ。

「おそまつさまでした」

 ごちそうさまと言われたので、とりあえずそう返してみた。
 すると、ぐいっとセレナに抱き寄せられた。
 そのまま、軽くキスされる。
 セレナの口からは濃厚な血の匂いがした。

「なっ!」

 ルーナの短い悲鳴が聞こえる。

「……ありがとう。久しぶりにあなたの血を堪能できたわ。こんなに頂けるなんて思ってもなかったのだけれど」

「こちらこそ、ここ数日は本当に世話になった。ありがとう」

 実際に世話をしてくれたのはフィリスとカンナさんだが、2人はセレナのメイドだ。
 まずはセレナにお礼を言うべきだ。

「いいのよ。困ったときはお互い様だわ」

 セレナが困るような事なんてあるのだろうか。
 ちょっと想像できないが、セレナが困っていたら全力で助けなければと思う。

「というか、血を吸うつもりがなかったのなら、今日は何しに来たんだ?」

「元気になったあなた達の顔を見に来たに決まっているでしょう?」

 そう言って、セレナはにっこり微笑む。
 意外と良い吸血鬼だった。

 そうやって、セレナと至近距離で見つめ合っていたら、ルーナに強引に引き離された。
 そう言えば、見つめ合うだけで浮気だったか。

「……おい、いつもみたいに私をガバッと押し倒さないのか?」

 怒られると思ったが、ルーナは目に涙を貯めながらそんな事を言い出す。

「いや? 今日は大丈夫だ」

 というか、いつもだって人前でルーナを押し倒したりしない。
 最低限、セレナが帰るまでは我慢していたはずだ。

「うう、じゃあ、手首舐められて、キスされただけじゃないか! 私になんの得もないぞ!」

 なぜかルーナが泣き叫んでいる。
 得ってなんだ。

「……ねえ、なんで私がお前の得になることをしなくてはならないの? いい加減にしなさい?」

 セレナが青筋を浮かべて怒っていた。
 美人の怒った顔は怖い。

「……ごめんなさい」

 ルーナは小さくなっていた。

 というか、ちょっと血を流しすぎてしまった。
 HPは回復してきているが、立ち上がるとくらくらする。
 とはいえ、部屋の隅でそわそわしているフィリスを見つけてしまった。
 フィリスにも大分お世話になった。
 ちょっとキツイけど、フィリスにもお礼をしなくてはならない。

「フィリスも本当にありがとうございました。フィリスのなら大丈夫ですから、血を吸って下さい」

 フィリスの催淫効果は弱いので、噛まれても大丈夫だろう。
 俺はフィリスに向かって首筋を差し出した。

「いいんですか? もう結構血を出したんじゃ……」

 まだHPは半分以上残っている。
 HP的には、さっきと同じくらい血を吸われても大丈夫なはずだ。
 やばくなったら言えばいいし。
 とりあえず、フィリスを安心させるように笑いかけてみる。

「コウ様!」

 フィリスが飛びつくように抱きついて来た。
 小柄なフィリスを慌てて受け止める。
 フィリスはパンツが見えるのもお構いなしに、俺の腰に足を絡みつかせる。
 すごい抱きつき方だった。

「実は、先程からコウ様の血のいい匂いが立ち込めていて、頭がヘンになりそうだったんです」

「我慢させちゃいましたか? 遠慮なくどうぞ」

「頂きます。はむ!」

 フィリスは可愛らしく俺の首筋に噛み付くと、こくこくと細い喉をならして血を嚥下していく。
 HPの減りは穏やかで、心配するまでもないかもしれない。
 というか、HPが見れるのって本当に便利だ。

「ぷはぁ、おいしかったです」

 フィリスは顔を蕩けさせている。
 催淫効果が出てしまったのだろうか。
 フィリスの場合は、何故か催淫効果が俺ではなくフィリスに出るのだ。
 カンナさんはフィリスがまだ吸血鬼として未熟だからだと言っていたが。
 とはいえ、美女に密着されてこんな顔をされると俺も少し催してしまう。

「……コウ様」

 フィリスは蕩けきった瞳で、俺に唇を近づけてくる。
 もはや吸血とキスはセットなのだろう。
 吸血された後は、だいたいキスしている気がする。
 ホントに吸血鬼って素晴らしい種族だと思う。

「そこまでだ!」

 しかし、ルーナが強引に割って入ってくる。
 ルーナがフィリスを引き剥がすと、蕩けきって力の入らない様子だったフィリスは床にベチャッと落ちた。
 それでもフィリスは文句ひとつ言わずに、俺に熱っぽい視線を向けている。

「良かったわね、フィリス。さあ、そろそろ帰りましょうか」

「はい。セレナお嬢様」

 セレナに支えられて、よろよろしながらもフィリスは立ち上がる。
 そのまま2人は帰っていった。
 カンナさんにはまだお礼ができていない。
 明日辺り来てくれるといいのだが。

「……大丈夫か?」

 ルーナが心配そうな顔をしている。

「ああ、ちょっとふらふらするけどな。お腹すいたな」

「そういえば、晩御飯まだだったな。すぐに作るから、お前は椅子に座っているんだぞ」

 ルーナはいそいそとキッチンに向かっていった。
 うーむ。
 やっぱりエプロンが必要だ。
 今の仕草だって、エプロンを付けながらだったら、そそる度が2倍増しなのに。
 血を失いすぎて軽い目眩を覚えながら、俺はそんな馬鹿なことを考えた。

 結局この日は、寝るまで目眩は収まらなかった。
 ふらつきながらルーナを抱くのに難儀した。
 ちなみに、目眩がするからと言ってルーナを抱かないという選択肢はないのだ。
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