ゲーマークリエイター

ゲーマークリエーター 第４話 「ケンとトンチ」

ケンはＰＣゲームに特化した会社に転職した。スマホとは違い、できることも多い。また、スマホよりも綺麗なグラフィックが出せる。ケンはそのグラフィックを最大限に生かせるオープンワールドのゲームを開発することにした。
ケンが考えたオープンワールドのゲームは「最初は街などは無く、ミッションをこなしていく内に街が作られていく」という内容だ。ここで、少しサバイバルゲームと戦略ゲームの要素が入る。
まずミッションをやる。その後に建物を好きなところに出せる。（サバイバルゲームの建築要素）そしてその建物をレベルアップして住める人たちを増やす。（戦略ゲームの要素）というゲームをケンは制作した。
一方、ケンの就職している会社のライバル会社のトンチは、ベテランの社員で、４年間同じ会社で働いている。トンチは会社に入ってから、超有名ＦＰＳを手掛けていた。そしてケンが転職した前からＦＰＳの続編を作っていた。１年に１度発売するＦＰＳを開発していた。そのＦＰＳにはガチャ要素があり、最初から多数の武器を持っているが、アップデートで追加された武器はそこから出るという仕組みだ。それを回すにはマッチを終わった後のアイテムを使う。または課金をして回すというものだ。
そしてケンが作ったゲームの発売日。しかし思うようにソフトは売れない。それは、トンチが開発しているＦＰＳに問題があった。それは、そのゲームのトレーラーが出たころから話題沸騰していたからだ。ケンの制作したゲームは、トンチが制作したゲームが発売される１０日前で、ネットではケンの作ったゲームはほとんど話題になっていなかった。その為、ケンのゲームは売れなかった。
そしてトンチのゲームの発売日。世界で２億万本売れた。
ここから、ケンとトンチの争いが始まるのであった・・・
次回へ続く・・・