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第二夜
044.聖女、翻弄される。
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スサンナは橙の国。ベッドのシーツを替えてくれたり、マッサージをしてくれたり、食事の準備をしてくれたりする宮女官たちは、赤青緑茶、様々な国の出身者だ。
そのうちの青の国出身者はベアトリーサではない。ベアトリーサという名前も聞いたことがないと言う。マジか。人探しって難しいな!
「テレサはどこの国出身なの?」
「わたくしでございますか?」
テレサは白髪だし、服に刺繍もしていないから、出身国がわからない。目の色は青色なのか灰色なのか、それもよくわからないや。
「出身国を当てる遊びでございますか?」
「ううん、人探し。青の国の人を探しているの」
「そうですか。わたくしは……緑の国でございます」
「緑かぁ。肌の色が白いの、珍しいよね」
「……そういう人も、おりますので」
わたしはセルゲイの役には立てなかったみたいだ。いや、まだ休みの宮女官もいるし、見たことがない人もいるかもしれない。希望はある。ラルスにも聞いてみよ。
「ねぇ、テレサ、ベアトリーサという名前の宮女官を知っている?」
「……ベアトリーサ、でございますか? 聞いたことありませんね」
「テレサが知らないなら、いないのかなぁ。残念だなぁ」
「それより、聖女様。何を作っていらっしゃるのですか?」
わたしは手元に視線を落とす。スサンナに針と糸を借り、分厚い布を縫っている。昨日はオーウェンとの訓練のあと眠っちゃったから、テレサは初めて見るんだよね。
「帽子でございますか?」
「似たようなものだよ。ランプを覆い隠すやつ。ランプカバーって言うのかな?」
「蓄光石のランプの光漏れを隠すものですか?」
「そうそう、それ! 刺繍って難しいんだね。スサンナに教えてもらったけど、全然思った通りのものにならなくて」
テレサはわたしの手元を覗き込み、「カエルでございますね?」と微笑む。残念、ちょっとファンシーな熊なんだな、これ。つまり、ベアナード用のものなんだな。カエルかぁ。カエルに見えるかぁ。
「熊には見えないかな?」
「熊はもっと恐ろしいものですよ。これは大変可愛らしいじゃありませんか」
「可愛い? じゃあ、いいや。このまま縫おうっと」
今日は聖樹会なんだけど、早めに仕上げたかったから、参列しないことに決めた。エレミアスにも会いたくなかったし。だから、そのうちテレサも宮女官もラルスもいなくなる。
三つ時の鐘の音が聞こえたため、ソファで伸びをして少し室内を歩く。ちょっと休憩して飲み物でも飲もうかとカップに手を伸ばしたときだ。
突然、ノックの音がした。
誰もいない聖女宮に出入りできる人は限られている。トレイを持ち出し、わたしは「どちら様?」と尋ねる。木製のトレイでは盾にはならないだろうけど、側面で殴ると結構痛いと思う。
「すみません、聖女様! わたくし、明日からこちらで働かせていただきます、ルネ……あ、違った、レナータと申します! ご挨拶をと思い伺ったのですが」
「女の子……?」
若い女子の声だ。なら、大丈夫だろうと、わたしは入室を促す。おずおずと入ってきたのは、金色の髪を二つの三つ編みにした若い女の子だ。まっさらな宮女官の服を着ている。
「レナータ?」
「あ、はい、黄の国出身です! よろしくお願いいたします!」
元気いっぱいでよろしい。でも、宮女官にしては落ち着きが足りない気がする。テレサもスサンナも他の宮女官も意外と冷静でクールな感じがするから。……この子、きっと二人に扱かれるんだろうなぁ。
「あ、聖女様、飲み物ですか? わたくしが淹れますよ!」
「でも、あなたが働くのは明日からでしょう? 時間外手当なんて出ないんじゃないかなぁ」
「時間外……? わたくし、香茶を淹れるのが得意なんです」
じゃあお願いするわ、なんてどこかのご令嬢っぽく言ってみる。レナータは嬉しそうにやってきて、このカップはどこ製だとか、この茶葉はどことどこのブレンドだとか、知識を披露してくれる。ヒューゴみたい。黄の国の人って皆こうなのかな?
刺繍をしながら待っていると、確かにいい香りがする香茶が出てきた。紅茶そっくりの、香りを楽しむお茶。林檎みたいな甘い匂いがする。
「ジャムを入れてみました」とレナータは微笑む。杏のような爽やかな甘みが口の中に広がる。うん、素敵。
「ありがとう、レナータ。すごく美味しい」
「わぁ、良かったです! 明日からぜひよろしくお願いします」
「こちらこそ。でも、最初ルネって言い間違えなかった?」
「はい、そうなんです。今日、聖職者名をいただいたばかりなので、まだ慣れなくて」
聖職者名?
何でも、聖樹殿で働く聖文官、聖武官、女官、そして小主教以上の聖職者は別の名前を与えられるらしいのだ。じゃあ、「ベアトリーサ」も今は違う名前で働いている、ということなのかも。テレサ、そんなこと教えてくれなかったけどなぁ。
レナータはあたりをきょろきょろ見回しながら、新卒や初バイトの子みたいに質問をしてくる。女官経験者ではないみたい。
「ご夫君がいらっしゃるのは、四つ時なのですよね? それまで聖女様は何をしていらっしゃるのですか?」
「お風呂……湯殿で身を清めて、夕飯を食べて、今みたいに刺繍をしたり、宮女官とお喋りをしたり。その日によって色々だよ」
「そうなのですね。今夜はどなたがいらっしゃるのですか?」
「今夜は黄の君だよ。レナータと同郷だよねぇ」
「はい、黄の君は大変博識な上、剣の腕も申し分なく、お優しく、大変美しいお方で……と、伺っております。きっと素敵なお方なのでしょうねぇ」
うっとりしているレナータ。コミュ障絶倫ヒューゴが素敵かどうかは、人によるんじゃないかな。黄の国の女の子たちは皆結婚を断ったみたいだし。素敵なモノを持っているから、わたしは大好きだけど。
「黄の君のことは愛しておられますか?」
「んー、黄の君だけじゃなくて皆好きよ」
「誰か一人には決められないと?」
決める必要はないよね? わたし、誰か一人を寵愛することはしないもの。不思議なことを言う子だなぁ。
……ん? 黄の国?
唐突に大嫌いな男のことを思い出して、わたしはカップをテーブルに置く。何口飲んだ? 三口では妊娠しないよね? わたしのバカ! 信頼できない人からもらったものを飲むなんて!
「レナータ、香茶に入れたジャムってなぁに?」
「ふふふ。ただの杏ジャムですよ」
「……そう」
「心配なら吐いてくださっても構いませんよ」
いい性格してるわねぇ、笑顔でわたしにそんなこと言うなんて。でも、売られた喧嘩なら買うよ。
「その必要はないでしょ。杏は杏だもの」
「ええ、杏は杏です」
お互いににっこりと微笑む。
なるほど、彼女は信頼できない。なぜなのかはわからないけれど、わたしに敵対心を抱いている。ヒューゴかエレミアスか、総主教か、いずれかの関係者なのだろう。
「明日からよろしくね、レナータ」
「こちらこそよろしくお願いいたします、聖女様」
レナータはすぐに去っていった。宣戦布告をしに来たわけだ。喧嘩を売る相手を偵察しに来たわけだ。本当にいい性格をしているじゃないの。
わたしに宮女官から彼女を外す権限はない。だから、自衛するしかない。食べ物と飲み物に今まで以上に気をつけなきゃ。
今度、ラルスに命の実の現物を持ってきてもらおう。どういうものか知っておかないと。
そうして、聖樹会から帰ってきたラルスが「黄の国出身の宮女官が増えますが、彼女を信用なさらぬように」と忠告してきたため、とりあえず「遅い!」と怒っておいた。さっき会ったっての。ラルス、めっちゃ慌ててた。ほんと、マジ遅いわ。
もちろん、杏ジャム入りの香茶のことは黙っておいた。余計な心配させたくないし、怒られたくもなかったもんね。わたしは割と腹黒いのだ。
そのうちの青の国出身者はベアトリーサではない。ベアトリーサという名前も聞いたことがないと言う。マジか。人探しって難しいな!
「テレサはどこの国出身なの?」
「わたくしでございますか?」
テレサは白髪だし、服に刺繍もしていないから、出身国がわからない。目の色は青色なのか灰色なのか、それもよくわからないや。
「出身国を当てる遊びでございますか?」
「ううん、人探し。青の国の人を探しているの」
「そうですか。わたくしは……緑の国でございます」
「緑かぁ。肌の色が白いの、珍しいよね」
「……そういう人も、おりますので」
わたしはセルゲイの役には立てなかったみたいだ。いや、まだ休みの宮女官もいるし、見たことがない人もいるかもしれない。希望はある。ラルスにも聞いてみよ。
「ねぇ、テレサ、ベアトリーサという名前の宮女官を知っている?」
「……ベアトリーサ、でございますか? 聞いたことありませんね」
「テレサが知らないなら、いないのかなぁ。残念だなぁ」
「それより、聖女様。何を作っていらっしゃるのですか?」
わたしは手元に視線を落とす。スサンナに針と糸を借り、分厚い布を縫っている。昨日はオーウェンとの訓練のあと眠っちゃったから、テレサは初めて見るんだよね。
「帽子でございますか?」
「似たようなものだよ。ランプを覆い隠すやつ。ランプカバーって言うのかな?」
「蓄光石のランプの光漏れを隠すものですか?」
「そうそう、それ! 刺繍って難しいんだね。スサンナに教えてもらったけど、全然思った通りのものにならなくて」
テレサはわたしの手元を覗き込み、「カエルでございますね?」と微笑む。残念、ちょっとファンシーな熊なんだな、これ。つまり、ベアナード用のものなんだな。カエルかぁ。カエルに見えるかぁ。
「熊には見えないかな?」
「熊はもっと恐ろしいものですよ。これは大変可愛らしいじゃありませんか」
「可愛い? じゃあ、いいや。このまま縫おうっと」
今日は聖樹会なんだけど、早めに仕上げたかったから、参列しないことに決めた。エレミアスにも会いたくなかったし。だから、そのうちテレサも宮女官もラルスもいなくなる。
三つ時の鐘の音が聞こえたため、ソファで伸びをして少し室内を歩く。ちょっと休憩して飲み物でも飲もうかとカップに手を伸ばしたときだ。
突然、ノックの音がした。
誰もいない聖女宮に出入りできる人は限られている。トレイを持ち出し、わたしは「どちら様?」と尋ねる。木製のトレイでは盾にはならないだろうけど、側面で殴ると結構痛いと思う。
「すみません、聖女様! わたくし、明日からこちらで働かせていただきます、ルネ……あ、違った、レナータと申します! ご挨拶をと思い伺ったのですが」
「女の子……?」
若い女子の声だ。なら、大丈夫だろうと、わたしは入室を促す。おずおずと入ってきたのは、金色の髪を二つの三つ編みにした若い女の子だ。まっさらな宮女官の服を着ている。
「レナータ?」
「あ、はい、黄の国出身です! よろしくお願いいたします!」
元気いっぱいでよろしい。でも、宮女官にしては落ち着きが足りない気がする。テレサもスサンナも他の宮女官も意外と冷静でクールな感じがするから。……この子、きっと二人に扱かれるんだろうなぁ。
「あ、聖女様、飲み物ですか? わたくしが淹れますよ!」
「でも、あなたが働くのは明日からでしょう? 時間外手当なんて出ないんじゃないかなぁ」
「時間外……? わたくし、香茶を淹れるのが得意なんです」
じゃあお願いするわ、なんてどこかのご令嬢っぽく言ってみる。レナータは嬉しそうにやってきて、このカップはどこ製だとか、この茶葉はどことどこのブレンドだとか、知識を披露してくれる。ヒューゴみたい。黄の国の人って皆こうなのかな?
刺繍をしながら待っていると、確かにいい香りがする香茶が出てきた。紅茶そっくりの、香りを楽しむお茶。林檎みたいな甘い匂いがする。
「ジャムを入れてみました」とレナータは微笑む。杏のような爽やかな甘みが口の中に広がる。うん、素敵。
「ありがとう、レナータ。すごく美味しい」
「わぁ、良かったです! 明日からぜひよろしくお願いします」
「こちらこそ。でも、最初ルネって言い間違えなかった?」
「はい、そうなんです。今日、聖職者名をいただいたばかりなので、まだ慣れなくて」
聖職者名?
何でも、聖樹殿で働く聖文官、聖武官、女官、そして小主教以上の聖職者は別の名前を与えられるらしいのだ。じゃあ、「ベアトリーサ」も今は違う名前で働いている、ということなのかも。テレサ、そんなこと教えてくれなかったけどなぁ。
レナータはあたりをきょろきょろ見回しながら、新卒や初バイトの子みたいに質問をしてくる。女官経験者ではないみたい。
「ご夫君がいらっしゃるのは、四つ時なのですよね? それまで聖女様は何をしていらっしゃるのですか?」
「お風呂……湯殿で身を清めて、夕飯を食べて、今みたいに刺繍をしたり、宮女官とお喋りをしたり。その日によって色々だよ」
「そうなのですね。今夜はどなたがいらっしゃるのですか?」
「今夜は黄の君だよ。レナータと同郷だよねぇ」
「はい、黄の君は大変博識な上、剣の腕も申し分なく、お優しく、大変美しいお方で……と、伺っております。きっと素敵なお方なのでしょうねぇ」
うっとりしているレナータ。コミュ障絶倫ヒューゴが素敵かどうかは、人によるんじゃないかな。黄の国の女の子たちは皆結婚を断ったみたいだし。素敵なモノを持っているから、わたしは大好きだけど。
「黄の君のことは愛しておられますか?」
「んー、黄の君だけじゃなくて皆好きよ」
「誰か一人には決められないと?」
決める必要はないよね? わたし、誰か一人を寵愛することはしないもの。不思議なことを言う子だなぁ。
……ん? 黄の国?
唐突に大嫌いな男のことを思い出して、わたしはカップをテーブルに置く。何口飲んだ? 三口では妊娠しないよね? わたしのバカ! 信頼できない人からもらったものを飲むなんて!
「レナータ、香茶に入れたジャムってなぁに?」
「ふふふ。ただの杏ジャムですよ」
「……そう」
「心配なら吐いてくださっても構いませんよ」
いい性格してるわねぇ、笑顔でわたしにそんなこと言うなんて。でも、売られた喧嘩なら買うよ。
「その必要はないでしょ。杏は杏だもの」
「ええ、杏は杏です」
お互いににっこりと微笑む。
なるほど、彼女は信頼できない。なぜなのかはわからないけれど、わたしに敵対心を抱いている。ヒューゴかエレミアスか、総主教か、いずれかの関係者なのだろう。
「明日からよろしくね、レナータ」
「こちらこそよろしくお願いいたします、聖女様」
レナータはすぐに去っていった。宣戦布告をしに来たわけだ。喧嘩を売る相手を偵察しに来たわけだ。本当にいい性格をしているじゃないの。
わたしに宮女官から彼女を外す権限はない。だから、自衛するしかない。食べ物と飲み物に今まで以上に気をつけなきゃ。
今度、ラルスに命の実の現物を持ってきてもらおう。どういうものか知っておかないと。
そうして、聖樹会から帰ってきたラルスが「黄の国出身の宮女官が増えますが、彼女を信用なさらぬように」と忠告してきたため、とりあえず「遅い!」と怒っておいた。さっき会ったっての。ラルス、めっちゃ慌ててた。ほんと、マジ遅いわ。
もちろん、杏ジャム入りの香茶のことは黙っておいた。余計な心配させたくないし、怒られたくもなかったもんね。わたしは割と腹黒いのだ。
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感想募集中。更新中は励みになりますし、完結後は次回作への糧になります。
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