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34.傷にキス(三)
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『お前はどこもかしこも綺麗だなァ。髪も顔も、体も、心も、汚いところなんて、ねえよ』
体を売って生活をする汚れた私に、叡心先生は、ただ、綺麗だと言ってくれた。こんな私でも、綺麗だと。
『ミチ、夫婦(めおと)になるか』
叡心先生の困ったような笑顔、ずっと忘れない。忘れられない。
『貧乏で苦労させるが、それでも俺ァお前と一緒に生きたい』
差し出された手は、暖かかった。何があってもこの手は離すまい、そう誓った。
『歳を取ることなんざ怖くねェよ。歳を取ったとき、お前がそばにいないことのほうがつらい。苦しい。それくらい、惚れてる』
嬉しかった。
一緒に生きようと言ってくれたこと。
そばにいてほしいと言ってくれたこと。
『ミチ』
叡心先生、私……。
『お前は、生きて、幸せになれ』
先生と一緒に生きて、幸せになりたかった。
あなたのいない世界に、生きる意味はないの。生きる意味なんてなかったの。
『ミチ……幸せになれ……』
先生、置いて行かないで。
私も一緒に連れて行って。
その手を、私に伸ばして。
『……生きて……幸せに……』
先生! 行かないで!
先生、お願い!
私を一人にしないで!
◆◇◆◇◆
「せん――っ!」
ガシャン、と乾いた音が響く。
いつもは豆球をつけているはずなのに、電気が消えている。
見慣れた部屋の、確かな違和感に、何をしていたのか思い出そうとする。溢れた涙を拭こうとして、両手が頭上でガシャガシャ鳴るだけだということに気づく。
背中が熱い。下腹部が、痛い。重く、違和感がある。
「起きた?」
背後から聞こえた明るい声に、ぞっとする。振り返ろうとして、下腹部の違和感の正体に気づく。
「ケ、ントく……?」
「あぁ、気持ちいいから、ずっと挿れさせてもらってる」
「まさか……あれから、ずっと?」
「うん。我慢できなくて、何回か中にも出したよ」
逃げようとしても、体がうまく動かない。体が痛い。重い。
ケントくんは少し腰を揺すって、その硬さと太さを私に伝えてくる。そして、両手で優しく私の腰を抱きしめてくる。
「挿れておかないと、出てきちゃうんだよね。溢れて」
「なに、が?」
「僕の精液」
耳元で聞こえた言葉に、背筋が凍る。
搾り取った精液が溢れることなんて、ほとんどない。たいてい私の体が飲み込んでしまう。溢れるのは、満腹のときくらいだ。
まさか、そんなに、出したの?
「あかりちゃん、僕の前に食事をしたでしょ? だからかな、あんまり食べてくれないのは」
「ケントくん、お願い、抜いて」
「イヤだよ。このまま朝まで繋がっていよう。何度でも出してあげるからね」
「イヤ……やめて……っ!」
涙が溢れてくる。視界がぼやける。
こんな形で食事をしたいんじゃない。子どもを作りたいんじゃない。
私は――。
「っ、ん」
「乳首、弱いよね、あかりちゃん。ちょっと刺激するだけですぐ濡れてくる」
ケントくんの両手が胸を揉み、頂きを摘む。くりくりと捏ねられると、確かに下腹部が疼く。
「締めないで、あかりちゃん。また出るよ」
「やだ……っ!」
「そんなに出して欲しいの? しょうがないなぁ」
ぐるり、視界が回転した。目の前には枕。そして、手錠に繋がれた両手。中に、ケントくんは挿入ったままだ。
「バックもいいよね。犯してるって感じで」
「やだ……イヤだっ!」
「拒まないで、あかりちゃん」
腰を少し上げさせられる。角度が変わり、ぐちゅと音が鳴る。愛液じゃない。たぶん、本当に、精液だ。
「も、やだ……っ!」
「いっぱい注いであげる。あかりちゃんの中を、僕で満たしてあげるよ」
「やめて、ケントくん!」
「やめない。孕むまで、ずっと出してあげる」
なんで? どうして?
深く挿れられていた肉棒が一気に引き抜かれ、再度突き立てられ、奥深くに到達する。深く強い抽挿の、全身が粟立つほどの気持ち良さに、ただ甘い声が漏れる。
「っひあ」
「締めないで。出ちゃうよ」
「やだっ」
「それとも、そんなに僕のが欲しい?」
欲しくない。だって、健吾くんに満たしてもらっている。ケントくんが出さなくても、私は飢えたりしない。
頭を振って、拒否をする。イヤだ、と拒絶をする。
「泣かないで、あかりちゃん」
嗚咽を繰り返す私に、それはそれは優しい声が落ちてくる。
「僕は意地悪をしたいわけじゃないんだ」
意地悪?
そんな優しいものじゃないでしょう?
嫌がる女の両手の自由を奪って、犯しておいて、これが「意地悪」ですむわけがない。
同意の上でのセックスでないのなら、これは――強姦だ。
「ケントくん、本当に、やめて」
「セックスを? 孕ませるのを?」
「どっちも」
思いの外、冷たい声で拒絶してしまった。ふぅ、と深い溜め息が背後から聞こえる。
「怒ってる?」
「かなり」
「泣かれるのも怒られるのもイヤだな」
「だったら……!」
ぐっと腰が深くまで進められて、亀頭が子宮口を抉る。強い痛みに、悲鳴が上がる。
「いっ……!」
「プレイとして楽しんでよ、あかりちゃん」
「なに、を」
「この状況を。騙して悪いとは思うけど、僕たちには繁殖能力はないんだ」
……は?
「いくら精液をあかりちゃんの中に注いだところで、僕の子は孕めない」
「ケン――」
「どんなに同族同士、愛し合っていたとしても」
悲しげな声は、私への言葉じゃない。それくらい、わかる。
「僕は、愛する人が一番欲しがるものを、与えてあげられないんだ」
そんな悲しげな言葉に絆されたわけじゃない。絆されたわけじゃないけど。
「……ごめん、あかりちゃん」
ずるりと抜かれた肉棒は、既に萎えていた。
膣口から、一緒に何かが溢れ出る。太腿を伝うそれを、ケントくんがティッシュで拭いてくれる。拭いても拭いても溢れるのが精液なら、ほんと、どれだけ出したの……呆れてしまう。
「ごめん。完全に、八つ当たりなんだ」
「……許さないよ」
「うん。許さないで。僕が悪いんだ」
「そんな、殊勝なこと、言ったって」
カチャと手錠が解錠される。部屋の電気はケントくんがつけてくれた。
久々に自由になった手のひらを見つめて、はぁと溜め息をつく。手首に痕は、ない。さすが相馬さんの試作品。
「いいよ、殴って」
「……殴らない。ビンタさせて」
「はい、どうぞ。思い切り、ね」
綺麗な顔を私に近づけて、目を閉じ、歯を食いしばる。その姿は潔い。
彼は美しい顔に愛着などないのだろうか。せっかく、エサにありつけるだけの、エサに困らないだけの造作を与えられたというのに。
右の手のひらにハァと息を吹きかけて……遠慮なく、思い切り、振りかぶる。そして、ケントくんの左頬を、思い切り、張った。
パン、という乾いた音が狭い部屋に響く。手のひらがジンジン痛い。ケントくんは顔を上げて、笑う。
「……痛い。ありがと、あかりちゃん」
「八つ当たりで、あんな酷いことしないで」
「うん、ごめん」
「強姦が、レイプが、私たちにとってどれだけしんどいことか、ケントくんは知っているはずでしょ?」
「うん、浅はかだった。ごめん……ごめんなさい」
ベッドの上、ケントくんはしょんぼりとうなだれる。同じようにしょんぼりと小さくなった陰茎を見て、溜め息をつく。
「……私が妊娠しないのは、本当?」
「それは本当のことだよ」
「インキュバスってことは?」
「それも本当」
「私を愛してるっていうのは嘘よね?」
「……うん」
素直でよろしい。
まったく、もう。八つ当たりに私を巻き込まないで欲しい。
「シャワー浴びるけど、どうする?」
「……一緒に?」
「セックスはしないよ」
「大丈夫。僕も満腹だから……あ、うん、ご馳走様でした。すごく、美味しかった。気持ち良かった」
絆されたわけじゃないけど。
綺麗な顔の子にそんなふうに微笑まれて、キュンとしない人がいたら、すごいと思う。中身は性悪の強姦魔なのに。イケメンって、得だなぁ。
でも、空腹時の私もそんな状態になってしまうのだから、同族として、理解はできる。飢えゆえに、誰かれ構わずセックスしたいという気持ちは痛いほどよくわかる。
八つ当たりで無理やり、というのも翔吾くん相手にやったことがある。水森さんに初めて会ったときがそうだった。あれは完全に八つ当たりだった。
私も、酷い女なのだ。
「……私も、気持ち良かった。ご馳走様」
許したわけじゃない。信じているわけじゃない。
でも、パァと顔を輝かせたケントくんを、私は、これ以上責められないと思うのだ。
体を売って生活をする汚れた私に、叡心先生は、ただ、綺麗だと言ってくれた。こんな私でも、綺麗だと。
『ミチ、夫婦(めおと)になるか』
叡心先生の困ったような笑顔、ずっと忘れない。忘れられない。
『貧乏で苦労させるが、それでも俺ァお前と一緒に生きたい』
差し出された手は、暖かかった。何があってもこの手は離すまい、そう誓った。
『歳を取ることなんざ怖くねェよ。歳を取ったとき、お前がそばにいないことのほうがつらい。苦しい。それくらい、惚れてる』
嬉しかった。
一緒に生きようと言ってくれたこと。
そばにいてほしいと言ってくれたこと。
『ミチ』
叡心先生、私……。
『お前は、生きて、幸せになれ』
先生と一緒に生きて、幸せになりたかった。
あなたのいない世界に、生きる意味はないの。生きる意味なんてなかったの。
『ミチ……幸せになれ……』
先生、置いて行かないで。
私も一緒に連れて行って。
その手を、私に伸ばして。
『……生きて……幸せに……』
先生! 行かないで!
先生、お願い!
私を一人にしないで!
◆◇◆◇◆
「せん――っ!」
ガシャン、と乾いた音が響く。
いつもは豆球をつけているはずなのに、電気が消えている。
見慣れた部屋の、確かな違和感に、何をしていたのか思い出そうとする。溢れた涙を拭こうとして、両手が頭上でガシャガシャ鳴るだけだということに気づく。
背中が熱い。下腹部が、痛い。重く、違和感がある。
「起きた?」
背後から聞こえた明るい声に、ぞっとする。振り返ろうとして、下腹部の違和感の正体に気づく。
「ケ、ントく……?」
「あぁ、気持ちいいから、ずっと挿れさせてもらってる」
「まさか……あれから、ずっと?」
「うん。我慢できなくて、何回か中にも出したよ」
逃げようとしても、体がうまく動かない。体が痛い。重い。
ケントくんは少し腰を揺すって、その硬さと太さを私に伝えてくる。そして、両手で優しく私の腰を抱きしめてくる。
「挿れておかないと、出てきちゃうんだよね。溢れて」
「なに、が?」
「僕の精液」
耳元で聞こえた言葉に、背筋が凍る。
搾り取った精液が溢れることなんて、ほとんどない。たいてい私の体が飲み込んでしまう。溢れるのは、満腹のときくらいだ。
まさか、そんなに、出したの?
「あかりちゃん、僕の前に食事をしたでしょ? だからかな、あんまり食べてくれないのは」
「ケントくん、お願い、抜いて」
「イヤだよ。このまま朝まで繋がっていよう。何度でも出してあげるからね」
「イヤ……やめて……っ!」
涙が溢れてくる。視界がぼやける。
こんな形で食事をしたいんじゃない。子どもを作りたいんじゃない。
私は――。
「っ、ん」
「乳首、弱いよね、あかりちゃん。ちょっと刺激するだけですぐ濡れてくる」
ケントくんの両手が胸を揉み、頂きを摘む。くりくりと捏ねられると、確かに下腹部が疼く。
「締めないで、あかりちゃん。また出るよ」
「やだ……っ!」
「そんなに出して欲しいの? しょうがないなぁ」
ぐるり、視界が回転した。目の前には枕。そして、手錠に繋がれた両手。中に、ケントくんは挿入ったままだ。
「バックもいいよね。犯してるって感じで」
「やだ……イヤだっ!」
「拒まないで、あかりちゃん」
腰を少し上げさせられる。角度が変わり、ぐちゅと音が鳴る。愛液じゃない。たぶん、本当に、精液だ。
「も、やだ……っ!」
「いっぱい注いであげる。あかりちゃんの中を、僕で満たしてあげるよ」
「やめて、ケントくん!」
「やめない。孕むまで、ずっと出してあげる」
なんで? どうして?
深く挿れられていた肉棒が一気に引き抜かれ、再度突き立てられ、奥深くに到達する。深く強い抽挿の、全身が粟立つほどの気持ち良さに、ただ甘い声が漏れる。
「っひあ」
「締めないで。出ちゃうよ」
「やだっ」
「それとも、そんなに僕のが欲しい?」
欲しくない。だって、健吾くんに満たしてもらっている。ケントくんが出さなくても、私は飢えたりしない。
頭を振って、拒否をする。イヤだ、と拒絶をする。
「泣かないで、あかりちゃん」
嗚咽を繰り返す私に、それはそれは優しい声が落ちてくる。
「僕は意地悪をしたいわけじゃないんだ」
意地悪?
そんな優しいものじゃないでしょう?
嫌がる女の両手の自由を奪って、犯しておいて、これが「意地悪」ですむわけがない。
同意の上でのセックスでないのなら、これは――強姦だ。
「ケントくん、本当に、やめて」
「セックスを? 孕ませるのを?」
「どっちも」
思いの外、冷たい声で拒絶してしまった。ふぅ、と深い溜め息が背後から聞こえる。
「怒ってる?」
「かなり」
「泣かれるのも怒られるのもイヤだな」
「だったら……!」
ぐっと腰が深くまで進められて、亀頭が子宮口を抉る。強い痛みに、悲鳴が上がる。
「いっ……!」
「プレイとして楽しんでよ、あかりちゃん」
「なに、を」
「この状況を。騙して悪いとは思うけど、僕たちには繁殖能力はないんだ」
……は?
「いくら精液をあかりちゃんの中に注いだところで、僕の子は孕めない」
「ケン――」
「どんなに同族同士、愛し合っていたとしても」
悲しげな声は、私への言葉じゃない。それくらい、わかる。
「僕は、愛する人が一番欲しがるものを、与えてあげられないんだ」
そんな悲しげな言葉に絆されたわけじゃない。絆されたわけじゃないけど。
「……ごめん、あかりちゃん」
ずるりと抜かれた肉棒は、既に萎えていた。
膣口から、一緒に何かが溢れ出る。太腿を伝うそれを、ケントくんがティッシュで拭いてくれる。拭いても拭いても溢れるのが精液なら、ほんと、どれだけ出したの……呆れてしまう。
「ごめん。完全に、八つ当たりなんだ」
「……許さないよ」
「うん。許さないで。僕が悪いんだ」
「そんな、殊勝なこと、言ったって」
カチャと手錠が解錠される。部屋の電気はケントくんがつけてくれた。
久々に自由になった手のひらを見つめて、はぁと溜め息をつく。手首に痕は、ない。さすが相馬さんの試作品。
「いいよ、殴って」
「……殴らない。ビンタさせて」
「はい、どうぞ。思い切り、ね」
綺麗な顔を私に近づけて、目を閉じ、歯を食いしばる。その姿は潔い。
彼は美しい顔に愛着などないのだろうか。せっかく、エサにありつけるだけの、エサに困らないだけの造作を与えられたというのに。
右の手のひらにハァと息を吹きかけて……遠慮なく、思い切り、振りかぶる。そして、ケントくんの左頬を、思い切り、張った。
パン、という乾いた音が狭い部屋に響く。手のひらがジンジン痛い。ケントくんは顔を上げて、笑う。
「……痛い。ありがと、あかりちゃん」
「八つ当たりで、あんな酷いことしないで」
「うん、ごめん」
「強姦が、レイプが、私たちにとってどれだけしんどいことか、ケントくんは知っているはずでしょ?」
「うん、浅はかだった。ごめん……ごめんなさい」
ベッドの上、ケントくんはしょんぼりとうなだれる。同じようにしょんぼりと小さくなった陰茎を見て、溜め息をつく。
「……私が妊娠しないのは、本当?」
「それは本当のことだよ」
「インキュバスってことは?」
「それも本当」
「私を愛してるっていうのは嘘よね?」
「……うん」
素直でよろしい。
まったく、もう。八つ当たりに私を巻き込まないで欲しい。
「シャワー浴びるけど、どうする?」
「……一緒に?」
「セックスはしないよ」
「大丈夫。僕も満腹だから……あ、うん、ご馳走様でした。すごく、美味しかった。気持ち良かった」
絆されたわけじゃないけど。
綺麗な顔の子にそんなふうに微笑まれて、キュンとしない人がいたら、すごいと思う。中身は性悪の強姦魔なのに。イケメンって、得だなぁ。
でも、空腹時の私もそんな状態になってしまうのだから、同族として、理解はできる。飢えゆえに、誰かれ構わずセックスしたいという気持ちは痛いほどよくわかる。
八つ当たりで無理やり、というのも翔吾くん相手にやったことがある。水森さんに初めて会ったときがそうだった。あれは完全に八つ当たりだった。
私も、酷い女なのだ。
「……私も、気持ち良かった。ご馳走様」
許したわけじゃない。信じているわけじゃない。
でも、パァと顔を輝かせたケントくんを、私は、これ以上責められないと思うのだ。
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感想募集中。更新中は励みになりますし、完結後は次回作への糧になります。
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