【R18】サキュバスちゃんの純情

千咲

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30.花火と火花(六)

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 むにむにと胸を揉まれる感触。肩の下あたりに這う生温い感触。そして、太腿に押し付けられた、熱。
 背後からセフレを抱きしめて、朝っぱらから何しているの、と胸を揉む手を軽く叩く。

「おはよう、あかりさん」
「おはよ、健吾くん……朝から元気だねぇ」
「あかりさんが無防備すぎるのが悪い」

 寝ているときくらい無防備でいさせてよ、と苦笑して、健吾くんの指を噛む。「痛い」と抗議の声が上がるけど気にしない。

「挿れたいの?」
「挿れたい。けど、しんどかったら、我慢する」

 我慢する、と言う割には健吾くんの硬い熱は私のおしりにぴったりくっつけられている。濡れていればいつでも挿れられそうで、少し腰を動かせば「間違い」で挿入もできてしまいそうだ。
 まぁ、悪くない。昨夜から何度果てさせたか数えていない。しんどくないと言えば嘘になるけど、まぁ、悪くはない。頑張れそうだ。

「今、何時?」
「八時前」
「お腹空いた」
「じゃあ、準備するよ」

 健吾くんは潔く私から離れて、ベッドから降りる。そして、落ちているトランクスをはいて、部屋の外へと向かう。
 ……えっと、お腹が空いたから、セックス、したかったんだけどな。
 ちょっとだけ残念に思うけれど、私の食欲の満たし方を教えるわけにはいかないから、勘違いをさせたままでいいか。どうせ朝食後にセックスするだろうし。

「あかりさん、ご飯とパンはどっちがいい?」
「じゃあ、パン」
「わかった。適当に作るけどいいだろ?」
「うん、おまかせ、します」

 驚いた。
 これは、初めてのパターンである。セフレが朝食を作ってくれるなんて、初めてだ。宮野さんでさえ、コーヒーを淹れてくれるだけだったから。
 Tシャツを着て、ベッドに座る。コンビニのショーツはやっぱりあまり好きではない。けれど、仕方ない。ノーパンよりはマシだ。
 充電していたスマートフォンを見ると、昨夜荒木さんからメッセージが来ていたようだ。

『無事に家に着いた?』

 家、ではないけど、無事です。妹尾さんからは無事に逃げられました。荒木さんは日向さんから無事に逃げられたのでしょうか? 気になります。
 けれど、そのまま書くわけにはいかないから、少しぼかす。

『ご心配ありがとうございます。無事に家に着きました。荒木さんも無事に帰宅できましたか? それにしても、イトイの営業部は恐ろしかったです。助けてくださってありがとうございました』

 荒木さんには妹尾さんが元セフレだと知られるわけにはいかない。初対面の人に言い寄られた、で押し通そう。「ミヤちゃん」は勘違いなのだ。
 荒木さんも、日向さんにお持ち帰りされていないといいんだけど、なぁ。そればかりは、わからない。週明けに「付き合うことになりました」なんて報告されたら、私、派遣期限の年末まで耐えられるかわからない。

 溜め息を吐き出すと、荒木さん以外からもメッセージが来ているのに気づいた。名前を確認して、戸惑う。
 ……翔吾くん、だ。
 恐る恐るメッセージを読む、と。

『健吾の件、ありがとう。何秒だった?』

 筆おろし、バレバレ……!
 一瞬、頭の中が真っ白になる。
 私たちのことをいつ知ったのか、何で騎乗位のことを知っているのか、双子だからなのか、それは本当によくわからない。
 けれど、まぁ、仕方ない。翔吾くんも同意の上の関係だ。とても歪(いびつ)な、三角関係。

『おはよう。七秒だったよ』

 メッセージを送ったら、すぐに既読になって返信が来る。

『七秒! 勝った! しばらく健吾の相手してやって。俺の相手は別荘でたくさんお願いするから』
『わかった。サーフィン気をつけてね』
『うん、ありがと』

 シャラと翔吾くんからもらった三日月のストラップが揺れる。
 翔吾くんは、今、どんな顔をしているんだろう。叡心先生と同じ顔? 苦しい? つらい? それとも、違う?
 わからない。翔吾くんの気持ちが、わからない。
 私は本当に健吾くんと関係を持って良かったのだろうか。それは、翔吾くんの強がりではなかったのか。もしそうなら、私はどうすればいいのだろうか。
 でも、今さら、どうしようもないのかもしれない。セックスをした事実は消えない。私が「こういう」ものだと、翔吾くんが一番よく知っている。

「ちょっと、あかりさん!?」

 突然、トランクスにエプロンという衝撃的な格好をした健吾くんが、フライ返しを手に部屋に乗り込んできた。

「なっ、ななびょうって何!? 翔吾に話したのか!?」
「え、うん、マズかった?」
「俺、一生からかわれるぞ、これ!」

 どうやら、双子の兄から弟にメッセージが届いたらしい。それには、きっと七秒をからかう文面が書かれていたのだろう。焦って、怒るのも仕方ないけど、事実だ。
 健吾くんの童貞は七秒でいただきました。
 そんな真っ青なセフレにVサインを送り、肩を震わせて笑う。

「ラッキーセブンボーイ」
「ラッキーじゃねえ!」

 セブンボーイ? 私に童貞奪われておいて、「ラッキーじゃねえ」とは何事? めちゃくちゃ幸運だと思うけど?

「七秒くん、さっさとご飯作って。やること、いっぱいあるんだから」
「なっ……!」
「七秒くん」

 今度は真っ赤になった健吾くんの頬に軽くキスをして、いい匂いのするリビングへ向かう。匂いの正体はコンソメスープかな。
 そう。やることはたくさんあるのだ。
 まずは、精液を確保したあとに、私の服を一式買ってきてもらわなければ。さすがにTシャツ一枚で帰るわけにはいかないので、ね。


◆◇◆◇◆


「男が女に服をプレゼントするのは、脱がせたいか、着たまま犯したいかのどちらかだ」というのが翔吾くんの口癖だったけれど、健吾くんが選んで買ってきたのは、とても無難なものだった。脱がせたい・犯したい、という邪な感情は一切排除された、「彼女に着させたい服」だったのだ。

「健吾くん、これ、ショップの店員さんに勧められたものを買ったでしょ?」

 ネイビーブルーのフリルブラウスに、白の膝下シフォンスカート。白のレーシーな靴下に、黒のスニーカー。
 サイズはピッタリ。もちろん、先に教えたからだ。翔吾くんならまだしも、健吾くんにサイズを想像する力はない。
 健吾くんの部屋で着替えたあと、リビングでくるりと一回転して健吾くんに見せてみると、むぎゅと抱きつかれる。

「かわいい、あかりさん」
「……健吾くんが選んだの?」
「まさか。あかりさんの写真見せて、店員にお任せした。ダメだった?」
「ううん、いいと思う」

 翔吾くんは暖色を好むけど、夏はやっぱり寒色も季節感があっていいと思う。翔吾くんが絶対に選びそうにないコーディネートをチョイスしてくるあたり、いや、チョイスしてもらう、の間違いだけど、双子なのに全然違うんだなぁと笑ってしまう。
 それにしても、写真……て、興信所の人が隠し撮りしたものだろうか。まさか寝顔とか、撮られていないよね?
 訝しげな視線を健吾くんに向けると、ちょっとしょんぼりしていたので、「かわいいね、ありがとう!」とテンション高めに微笑んでおく。健吾くんがホッとしたのを見て、初めて女物の服を買ったのだから緊張したんだろうなぁと申し訳ない気持ちになる。
 でも……替えの服をここに置いておくのは、やっぱり気が進まない。合鍵にしても、化粧品にしても、男の人との繋がりはなるべく消しておきたいのだ。

「……脱がせたい」
「脱がせるの?」
「着たまま、してもいいかも」

 そこは、そっくりなんだね。似なくてもいいのに。
 苦笑した瞬間に唇を塞がれ、するりと腰が撫でられる。そのまま指は体のラインを上へとたどり、胸の柔らかさを堪能したあとで、襟元のボタンから外し始める。あらわになった鎖骨に唇が這い、胸の谷間に唾液が滑り落ちていく。

「……あかりさんを食べたい」
「ここで?」
「翔吾とはしたことある?」
「……リビングでは、ないかな」

 それが、健吾くんのスイッチだった。
 翔吾くんとはしたことがないことを――その気持ちはわからなくもない。けれど、翔吾くんは健吾くんを気遣ってリビングではセックスをしなかったのに、健吾くんはそれをあっさり踏み越えていく。
 最初から、遠慮なんてしていないのかもしれない。翔吾くんが私の連絡先を伝えたことで、健吾くんのタガが外れてしまったのかもしれない。
 それは、もう、今となってはわからないこと。私をソファに押し倒して、健吾くんは嬉しそうに私を見下ろす。

「かわいい」
「でも、着たままだと汚れちゃうよ」
「大丈夫。まだ買ってあるから」

 そういうところも翔吾くんそっくり!
 セックスが終わったら、説経だ、説経。お金持ちのおかげで経済が回るのはいいことだけど、私にお金は使わなくてもいいのだと教えておかなければ、際限なくプレゼントが増えてしまいそうだ。

「……っん」

 ワイヤーも入っていないコンビニのブラジャーは、上にずらすだけで簡単に乳房が現れる。健吾くんは目を細めて、指を優しく添えてからその頂きに吸いついてくる。
 肘掛けに頭を預けた私はもぞもぞと足を動かして、スニーカーを脱ぐ。太腿が健吾くんの股間に触れたので、そのままゆっくり膝を上げ、硬く滾った肉棒を見つける。

「……かたい」
「あかりさんと一緒にいると、ずっとこんなもんだよ」
「いつから?」
「初めて、会ったときから」

 湯上がりで登場はさすがに申し訳なかった。と思っているのは私だけで、健吾くんは嬉しそうに乳首を舐めている。生温い唾液でベトベトだ。

「おかずにしたの?」
「しないわけないだろ」
「毎日?」
「ほぼ毎日。でも、あかりさんの肌は想像以上に柔らかくて冷たいのに、中は熱くてトロトロで気持ちいい」

 素直な健吾くんは正直意外だったけど、慣れると素直なんだなと思えるから不思議なもの。はぐらかすことをしない。不器用なんだろうなと勝手に想像してしまう。
 翔吾くんのほうが世渡りは上手。でも、実直さは健吾くんのほうが上のような気がする。軟派な兄と硬派な弟。二人が協力してお父様の会社を継げば、きっと安泰だろう。

「あかりさん」
「んっ?」
「指、使いたい」
「じゃあ、スカートとショーツを脱がして」

 買ったばかりのものを汚すわけにはいかない。健吾くんはおとなしく私から衣服を取り去り、床に落とす。そして、花弁に指を添えようとして、動きを止める。

「あかりさん」
「はい」
「舐めてもいい?」

 私は舐めるのは射精を伴うから好きだけど、舐められるのはあまり得意ではない。セックスは男の人の射精――食事がメインで、私のオーガズムや気持ち良さは二の次、三の次の話。だから、「気持ち良くさせてあげたい」と言われるたびに、「気にしなくていいのに」と思っている。
 ただ、健吾くんの場合は、彼女ができるまでの期間、女の体を理解してもらわなければならない、という使命もある。いつかできる彼女のために、できる限り実験台になってあげたいのだ。
 ……だから、舐められるのも、我慢、耐えねばならない。いつかできる彼女のためだ。

「……いい、よ」

 ソファに置いてあったクッションを私の腰の下に敷き、舐めやすいように位置の調整をして、健吾くんは微笑んだ。

「じゃあ、いただきます」

 手は合わせなくてもいいんだからね、とツッコミそうになった瞬間に、一つの躊躇もなく健吾くんの熱い舌がヌルリと花弁を割った。

「っあ!」

 ビクリと派手に腰が揺れてしまう。やだ、恥ずかしい。舌ってこんなに熱かったっけ? こんなにヌルヌルだったっけ?

「おいし」

 美味しいわけがないのに、皆は何でそう言うのか、私にはわからない。
 健吾くんはしっかりと両手で太腿を掴み、動けないようにして割れ目から溢れるばかりの蜜を舐め取る。蜜口に浅く舌を挿れられたときは、声が大きく出てしまった。
 やだ、ダメ、恥ずかしい。
 くちゅくちゅと音が響き、恥ずかしい。もう一つあったクッションを取り、声が出ないように、健吾くんを直視しないように、ぎゅうと抱きしめる。

「っああ!」

 くぐもった悲鳴は、肉芽に舌が触れたときに発せられた。腰もだいぶはしたなく揺れた。
 気づかないで欲しかったのに、健吾くんにはそれが何なのか、どうしてなのかすぐに理解できたらしい。

「クリトリス、好きなんだ?」

 プクリと腫れているであろう肉芽を舌先でつつくと、ビクビク震えてしまう私の痴態を目にして、きっと健吾くんはニヤリと笑ったに違いない。絶対に笑っている。

「好きなのか」

 納得して、健吾くんは執拗に腫れた芽に舌を往復させる。そして、つぷりと中指を蜜口へと侵入させて、膣壁を擦り始める。
 先日の、翔吾くんの「三十分の拷問」が思い出されて、それだけで体が熱くなる。あれは気持ち良かったけど、しんどかった。まさに拷問だった。

「あ、っんん」
「もっと声聞かせてよ、あかりさん」
「あっ、やだ!」

 抱いていたクッションが奪われてしまい、見ないようにしていた健吾くんとばっちり視線がかち合ってしまう。唇の周りが唾液か愛液かで濡れ、うっとりとした表情の健吾くんは、私を見つめたまま、私の反応を楽しみながら、舌と指を動かしていく。

「んっ、ふ、ん」
「あかりさん、気持ちいい?」
「きもち、いっ」
「良かった」

 拙くても、ポイントがズレていても、それが焦れったくて仕方がない。熱心な愛撫は徐々に私の熱を上げていく。
 左手がスルリと胸の頂きをかすめるように撫でていく。思わぬ刺激に、また腰が揺れる。健吾くんは手のひらで突起をコロコロと転がし、時折指で摘んで捏ねたりして、私の体が跳ねるのを楽しんでいる。

「あかりさんの、美味しい」
「おいしく、なっ」
「美味しいよ。もっとちょうだい」
「ひあっ!」

 ズブリと指が増やされ、膣内を犯していく。トロリ溢れ出た蜜は、丁寧に舐め取られて、健吾くんの喉を通っていく。

「あかりさん、中がヒクヒクしてる。気持ちいいんだ? イキそう?」
「ん、イキ、そ……あぁっ」
「嬉しい。そっか、イキたい?」
「ん、あっ、やっ、そこ……!」

 中指が一瞬いいところを押した。でも、それは一瞬ではなく「何度も」に変わる。健吾くんはかなり優秀な探検家なのか、私の気持ちいいところをしっかり覚え、執拗に突いてくる。

「やっ、ダメっ」
「ダメ、じゃないよな? 気持ちいいんだよな? 一気に溢れてきたよ?」

 ダメ、イキたい――。
 腰がはしたなく揺れ、強い快感をねだる。もっと、欲しい。もっと、強く。もっと。

「あぁ、っけんご、く――」
「いいよ。来て」

 舌が肉芽を舐め上げ、指が何度も気持ちいいところを往復する。恥ずかしいのに、昂ぶったものは止められない。

「っあ!」

 ビクン、と中が震えた。膣壁が健吾くんの指を締め上げ、収縮する。私が達した直後から健吾くんはピタリと動きを止め、膣内の様子を確かめている。どうやら、オーガズムがどういうものか理解してもらえたようだ。
 何度も収縮を繰り返しながら、ゆっくり体が弛緩していく。荒い息を吐き出しながら、混濁した意識の中で、腰の下のクッションが抜き取られた気配に気づく。

「あかり、いい?」

 何が、なんて問う必要はない。いつの間にか指は抜かれ、代わりに熱くて硬くて太いものが膣口に宛てがわれている。
 いいよ、健吾くん。おいで。

「優しくできなかったら、ごめん」
「ん、いいよ」
「もう、我慢できない。あかり」
「健吾、おいで」

 その言葉を合図に、滾った肉棒が遠慮することなく、絶頂を迎えたばかりの隘路を割った。

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