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27.花火と火花(三)
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十年前、私は長野の藍川の別荘の近くで、川で溺れた男の子を助けた。それが、健吾くんだった。
叡心先生には届かなかった手が、今回は届いた――そのときは、それが誇らしかった。
人命救助をして戻ってきた私の晴れやかな顔を見て、藍川は平手打ちをした。俺をスキャンダルに巻き込む気か、と。
藍川は結婚はしていなかったけど、クリーンなイメージで通っていたから、結婚もしない恋人が人命救助をした、というニュースは彼にとってプラスではなかったのだろう。
私はその場にいた誰にも名乗ることなく、藍川の別荘に連れて行かれた。
別荘に帰ったあとは、殴られながら彼を受け入れるしかなかった。逃げようとすれば引きずり倒され、さらに暴行を加えられる。ぐったりとした私に馬乗りになって、藍川は乱暴に私に押し入り、独りよがりな射精をした。
逃げたら殺される――本能的にそう思った。大人しく従うしかなかった。
部屋でもベランダでも、暴力を受けながら、セックスを強要される――その姿を、幼い健吾くんは見てしまったのだ。
「怖い……俺も、あの男と同じことを、してしまいそうで」
「大丈夫。健吾くんはそんなことしない」
「でも、怖い……」
「大丈夫。大丈夫だよ」
玄関で、健吾くんと抱き合いながら、ゆっくり彼のトラウマを吐き出させる。それしかできないのが、歯がゆい。
こういうとき、精神科医ならなんて応えるのだろう。なんて助言するのだろう。水森さんに聞いておけばよかった。
「女の人が怖い?」
「怖い」
「私も?」
健吾くんは頷く。
「あんたが一番、怖い」
まぁ、トラウマの根源だし、それは仕方ない、かぁ。顔を整形するつもりはないので、兄のセフレとして耐えてもらうしか。
「あんたは、怖い。なんで、こんなに、俺の中に入ってくるんだよ」
「……ん?」
「なんで、俺の心を、かき乱すんだよ」
強く抱きしめられる。怖いのに、そばにいて欲しい――それは、その気持ちは、とても矛盾している。
「なんで、俺、あんたのことが、こんなに」
こんなに?
「――気になるんだ?」
健吾くん、ちょっと待って。それは、まるで。
「気になるんだよ。翔吾と一緒にいても、いつの間にか目で追ってる。いつの間にか、あのファイルを開いてあんたの写真を見てる。翔吾のセ、ックス、フレンドだって、わかってるのに、なんでこんなに――」
健吾くん、ダメ。ダメだよ。それ以上は、やめておいたほうが。
健吾くんの体は震えている。背中を撫で、落ち着かせる。
「あかりさん、俺」
「健吾くん、その続きは、ダメ」
「俺、やっぱり、あんたのことが」
「ダメ。それ以上は聞けない」
その一言は、翔吾くんと健吾くん、そして私の関係を壊してしまう力を持っている。危うい言葉だ。
「……わかってる。困らせないから」
「じゃあ、離し」
「好きだ」
零れ落ちた言葉は、どこに消えていくのか。どこにも留まらず、消えていって欲しいのに、こういうときに限って、胸のどこかに残る。重く残るのだ。
「あかりさんのことが好きだ」
ダメだって、言ったのに。
「翔吾のセフレだって、わかってる。俺じゃ本気になれないって、わかってる。でも!」
あぁ、もう。なんて、バカなの。
「でも、好きなんだ。好きなんだよ。どうしようもないくらい、あんたのことが好きだ」
バカ。健吾くんは、どうしようもない、バカだ。
「好きで好きでたまらないのに、あんたのことが欲しくて欲しくてたまらないのに……無理だって、諦めてる」
そう、無理だよ。健吾くんが本気なら、無理。
でも、恋焦がれる気持ちは、よくわかる。すごく、よくわかる。私も、諦めるしかない恋をしている。
「だから、俺は」
顔を上げて、私の目を見て。
健吾くんはただ一つの願いを口にした。
「俺は、月野あかりの、セックスフレンドになりたい」
目を丸くする。
それが、どういう意味かわかって、敢えて茨の道を行くの?
「健吾くん……それは」
「本気にならない。執着しない。見返りも求めない。翔吾と、喧嘩もしない。わかってる。わかってるから」
本当に、わかっているから。そう呟いて。
「俺を選んで、あかりさん」
『じゃあ、俺を選べよ』
あれから、なんて、優しい顔をするようになったの。なんて、優しい声で私にねだるの。
あのときとは、まるで別人のように、君は優しくなった。
「あかりさん、俺は」
頬に触れる指が、今度は冷たい。お酒が抜けかけているからか、体がカタカタ震えている。
「俺は、あんたが、欲しい」
冷たい親指が、私の唇に触れる。
「あんたの、体が欲しい」
茨の道を進むという覚悟は、してあるみたいだ。
私は心は許さない。だから「体」を欲するしかない。それはわかっているようだけど、翔吾くんでさえ苦しむ道に、健吾くんは耐えられる?
「あかりさん、俺を選んで」
「健吾く」
「選んで」
強い言葉に、今でも虚勢は、あるの?
ねぇ、健吾くん。
その言葉は、信じてもいいの?
「……兄弟、仲良くできる?」
「する。大丈夫」
「嫉妬しないでよ?」
「もちろん」
「本当に?」
「本当に!」
ならば。受け入れるしか、ないじゃないの。まったく、もう。
「あかりさん、俺を――っ!?」
触れた唇は冷たくて、柔らかくて、優しい。そして、少し酸っぱい。
「口くらい、ゆすいで欲しかったな」
「……す、み……ませ」
「やり直す?」
「は、はい」
「吐き気は?」
「だい、じょぶ」
目を丸くしている健吾くんを見下ろして、バカだなぁ、と笑う。キスだけで固まっていたら、このあとどうするの。どうしようもないんだけど。
「ファーストキスだけじゃなく、童貞ももらっていいの?」
「っはい!」
さて、もう、酔いは醒めた?
私は、覚悟を決めたよ。健吾くん、君を――抱いてあげる。
「浴衣を脱がすのはさすがにハードルが高いよねぇ……って、酷い。涙と鼻水でぐちゃぐちゃじゃん、浴衣」
「クリーニング代……いや、弁償します」
「代わりに着るもの、ある?」
「シャツ、とかなら」
「ちょっ、どこ触って――」
浴衣の上から胸を揉んで、健吾くんは不満そうに私を見上げてくる。そりゃ、期待するほど柔らかくはないよ。浴衣だもの。
「ちょっとコンビニで色々買ってくる」
「行かないで」
「じゃあ、女物の下着、買ってきてくれる?」
「……行ってらっしゃい」
下着だけでなく、洗顔・基礎化粧品セットも必要だ。今日は何も持ってきていない。小さな巾着しかないのだから。
「私が出かけている間に、シャワー浴びてて」
「はい」
「シャワー浴びながら抜かないように」
「……ダメ?」
「ダメ」
私の貴重なご飯を、無駄にしないで欲しい。持続力とか、本当に、気にしなくていいのに。
「じゃあ、鍵貸して」
「合鍵、持ってないのか?」
「合鍵は貰わないようにしてるの」
だって、いつ別れるかわからないから。
健吾くんの鍵を借りて外に出ようとすると、手首を掴まれる。健吾くんはそればかりだなぁ。
「なに?」
「もう一回……したい」
切なそうな表情でそう言われると、応えなくちゃいけないでしょ。
むぎゅ、と抱き合って、触れるだけのキスをする。
「続きは帰ってからね」
名残惜しそうに私を見つめてくる健吾くんを振り切って、部屋の外へ出る。そして、スマートフォンで時間を確認して、泣きそうになった。
服屋、もう絶対、開いてない……!
明日の朝、さすがに浴衣で帰るのは恥ずかしい。朝帰りだってバレバレだもんなぁ。しまったなぁ。
ドン、ドンと遠方から聞こえる花火の音。クライマックスが近いのか、音は派手だ。
また明日、荒木さんに連絡しよう。お礼を言わなくちゃ。またスイーツデートに誘ってもいいかなぁ。
カラコロ音をさせながら、廊下を歩く。
……精液の確保には成功したけど、何だか、「試合に勝って勝負に負けた」気分だ。
健吾くんがあんなにストレートに想いをぶつけてくるなんて、本当に予想外だった。本当に驚いた。
しかも、たぶん、翔吾くんはこのことを知っている。じゃないと、健吾くんに私の連絡先が渡ることはありえないからだ。健吾くんが翔吾くんのスマートフォンを解錠してまで連絡先を盗み取ったとも考えにくい。
翔吾くんが海に行ってから、一切近況報告がないのが、何よりの証拠。試験中でさえ、毎日一言はあったのに、それがない。「弟を邪魔しないように」という配慮なら、本当に大バカだ。
翔吾くんは、それで、いいの?
『健吾ならいい』と言っていたのは、本心?
でも、翔吾くんに連絡はしない。できない。
もし本当に翔吾くんが知っているなら、彼にお膳立てされた関係、ということだ。
「……まさに穴兄弟……」
オヤジギャグにも程遠い下品な単語を呟いてから、健吾くんの射精時間を予想する。
……十秒、切れるかな。
翔吾くんは十六秒だったっけ。
もはや、何と戦っているのか、私にもわからなくなってきた。
叡心先生には届かなかった手が、今回は届いた――そのときは、それが誇らしかった。
人命救助をして戻ってきた私の晴れやかな顔を見て、藍川は平手打ちをした。俺をスキャンダルに巻き込む気か、と。
藍川は結婚はしていなかったけど、クリーンなイメージで通っていたから、結婚もしない恋人が人命救助をした、というニュースは彼にとってプラスではなかったのだろう。
私はその場にいた誰にも名乗ることなく、藍川の別荘に連れて行かれた。
別荘に帰ったあとは、殴られながら彼を受け入れるしかなかった。逃げようとすれば引きずり倒され、さらに暴行を加えられる。ぐったりとした私に馬乗りになって、藍川は乱暴に私に押し入り、独りよがりな射精をした。
逃げたら殺される――本能的にそう思った。大人しく従うしかなかった。
部屋でもベランダでも、暴力を受けながら、セックスを強要される――その姿を、幼い健吾くんは見てしまったのだ。
「怖い……俺も、あの男と同じことを、してしまいそうで」
「大丈夫。健吾くんはそんなことしない」
「でも、怖い……」
「大丈夫。大丈夫だよ」
玄関で、健吾くんと抱き合いながら、ゆっくり彼のトラウマを吐き出させる。それしかできないのが、歯がゆい。
こういうとき、精神科医ならなんて応えるのだろう。なんて助言するのだろう。水森さんに聞いておけばよかった。
「女の人が怖い?」
「怖い」
「私も?」
健吾くんは頷く。
「あんたが一番、怖い」
まぁ、トラウマの根源だし、それは仕方ない、かぁ。顔を整形するつもりはないので、兄のセフレとして耐えてもらうしか。
「あんたは、怖い。なんで、こんなに、俺の中に入ってくるんだよ」
「……ん?」
「なんで、俺の心を、かき乱すんだよ」
強く抱きしめられる。怖いのに、そばにいて欲しい――それは、その気持ちは、とても矛盾している。
「なんで、俺、あんたのことが、こんなに」
こんなに?
「――気になるんだ?」
健吾くん、ちょっと待って。それは、まるで。
「気になるんだよ。翔吾と一緒にいても、いつの間にか目で追ってる。いつの間にか、あのファイルを開いてあんたの写真を見てる。翔吾のセ、ックス、フレンドだって、わかってるのに、なんでこんなに――」
健吾くん、ダメ。ダメだよ。それ以上は、やめておいたほうが。
健吾くんの体は震えている。背中を撫で、落ち着かせる。
「あかりさん、俺」
「健吾くん、その続きは、ダメ」
「俺、やっぱり、あんたのことが」
「ダメ。それ以上は聞けない」
その一言は、翔吾くんと健吾くん、そして私の関係を壊してしまう力を持っている。危うい言葉だ。
「……わかってる。困らせないから」
「じゃあ、離し」
「好きだ」
零れ落ちた言葉は、どこに消えていくのか。どこにも留まらず、消えていって欲しいのに、こういうときに限って、胸のどこかに残る。重く残るのだ。
「あかりさんのことが好きだ」
ダメだって、言ったのに。
「翔吾のセフレだって、わかってる。俺じゃ本気になれないって、わかってる。でも!」
あぁ、もう。なんて、バカなの。
「でも、好きなんだ。好きなんだよ。どうしようもないくらい、あんたのことが好きだ」
バカ。健吾くんは、どうしようもない、バカだ。
「好きで好きでたまらないのに、あんたのことが欲しくて欲しくてたまらないのに……無理だって、諦めてる」
そう、無理だよ。健吾くんが本気なら、無理。
でも、恋焦がれる気持ちは、よくわかる。すごく、よくわかる。私も、諦めるしかない恋をしている。
「だから、俺は」
顔を上げて、私の目を見て。
健吾くんはただ一つの願いを口にした。
「俺は、月野あかりの、セックスフレンドになりたい」
目を丸くする。
それが、どういう意味かわかって、敢えて茨の道を行くの?
「健吾くん……それは」
「本気にならない。執着しない。見返りも求めない。翔吾と、喧嘩もしない。わかってる。わかってるから」
本当に、わかっているから。そう呟いて。
「俺を選んで、あかりさん」
『じゃあ、俺を選べよ』
あれから、なんて、優しい顔をするようになったの。なんて、優しい声で私にねだるの。
あのときとは、まるで別人のように、君は優しくなった。
「あかりさん、俺は」
頬に触れる指が、今度は冷たい。お酒が抜けかけているからか、体がカタカタ震えている。
「俺は、あんたが、欲しい」
冷たい親指が、私の唇に触れる。
「あんたの、体が欲しい」
茨の道を進むという覚悟は、してあるみたいだ。
私は心は許さない。だから「体」を欲するしかない。それはわかっているようだけど、翔吾くんでさえ苦しむ道に、健吾くんは耐えられる?
「あかりさん、俺を選んで」
「健吾く」
「選んで」
強い言葉に、今でも虚勢は、あるの?
ねぇ、健吾くん。
その言葉は、信じてもいいの?
「……兄弟、仲良くできる?」
「する。大丈夫」
「嫉妬しないでよ?」
「もちろん」
「本当に?」
「本当に!」
ならば。受け入れるしか、ないじゃないの。まったく、もう。
「あかりさん、俺を――っ!?」
触れた唇は冷たくて、柔らかくて、優しい。そして、少し酸っぱい。
「口くらい、ゆすいで欲しかったな」
「……す、み……ませ」
「やり直す?」
「は、はい」
「吐き気は?」
「だい、じょぶ」
目を丸くしている健吾くんを見下ろして、バカだなぁ、と笑う。キスだけで固まっていたら、このあとどうするの。どうしようもないんだけど。
「ファーストキスだけじゃなく、童貞ももらっていいの?」
「っはい!」
さて、もう、酔いは醒めた?
私は、覚悟を決めたよ。健吾くん、君を――抱いてあげる。
「浴衣を脱がすのはさすがにハードルが高いよねぇ……って、酷い。涙と鼻水でぐちゃぐちゃじゃん、浴衣」
「クリーニング代……いや、弁償します」
「代わりに着るもの、ある?」
「シャツ、とかなら」
「ちょっ、どこ触って――」
浴衣の上から胸を揉んで、健吾くんは不満そうに私を見上げてくる。そりゃ、期待するほど柔らかくはないよ。浴衣だもの。
「ちょっとコンビニで色々買ってくる」
「行かないで」
「じゃあ、女物の下着、買ってきてくれる?」
「……行ってらっしゃい」
下着だけでなく、洗顔・基礎化粧品セットも必要だ。今日は何も持ってきていない。小さな巾着しかないのだから。
「私が出かけている間に、シャワー浴びてて」
「はい」
「シャワー浴びながら抜かないように」
「……ダメ?」
「ダメ」
私の貴重なご飯を、無駄にしないで欲しい。持続力とか、本当に、気にしなくていいのに。
「じゃあ、鍵貸して」
「合鍵、持ってないのか?」
「合鍵は貰わないようにしてるの」
だって、いつ別れるかわからないから。
健吾くんの鍵を借りて外に出ようとすると、手首を掴まれる。健吾くんはそればかりだなぁ。
「なに?」
「もう一回……したい」
切なそうな表情でそう言われると、応えなくちゃいけないでしょ。
むぎゅ、と抱き合って、触れるだけのキスをする。
「続きは帰ってからね」
名残惜しそうに私を見つめてくる健吾くんを振り切って、部屋の外へ出る。そして、スマートフォンで時間を確認して、泣きそうになった。
服屋、もう絶対、開いてない……!
明日の朝、さすがに浴衣で帰るのは恥ずかしい。朝帰りだってバレバレだもんなぁ。しまったなぁ。
ドン、ドンと遠方から聞こえる花火の音。クライマックスが近いのか、音は派手だ。
また明日、荒木さんに連絡しよう。お礼を言わなくちゃ。またスイーツデートに誘ってもいいかなぁ。
カラコロ音をさせながら、廊下を歩く。
……精液の確保には成功したけど、何だか、「試合に勝って勝負に負けた」気分だ。
健吾くんがあんなにストレートに想いをぶつけてくるなんて、本当に予想外だった。本当に驚いた。
しかも、たぶん、翔吾くんはこのことを知っている。じゃないと、健吾くんに私の連絡先が渡ることはありえないからだ。健吾くんが翔吾くんのスマートフォンを解錠してまで連絡先を盗み取ったとも考えにくい。
翔吾くんが海に行ってから、一切近況報告がないのが、何よりの証拠。試験中でさえ、毎日一言はあったのに、それがない。「弟を邪魔しないように」という配慮なら、本当に大バカだ。
翔吾くんは、それで、いいの?
『健吾ならいい』と言っていたのは、本心?
でも、翔吾くんに連絡はしない。できない。
もし本当に翔吾くんが知っているなら、彼にお膳立てされた関係、ということだ。
「……まさに穴兄弟……」
オヤジギャグにも程遠い下品な単語を呟いてから、健吾くんの射精時間を予想する。
……十秒、切れるかな。
翔吾くんは十六秒だったっけ。
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