28 / 101
28話、弟。
しおりを挟む
「私、ショウ、が、欲しい……っ」
姉ちゃんの切ない声が聞こえた瞬間、俺は、指で慣らすこともせず、硬くなったペニスを、少し腰を上げた姉ちゃんの割れ目にぐっと勢いよく突き立てた。
「あああっ……んっ」
姉ちゃんの体が跳ねる。姉ちゃんのナカは、思った以上に熱く、収縮している。
焦らしすぎたかな?
まぁ、いいか。
優しくなんかしない。してあげない。
俺のことを好きなくせに、散々「彼氏が欲しい」とか「早く彼女作りなよ」とか、言ってくれたよね、姉ちゃん。
俺は根に持つタイプだよ。
だから、姉ちゃんが「彼氏彼女の関係」に強く憧れていることを知りながら、俺はただの恋人の関係は望まない。
俺が望むのは、終わりのない関係だから。
「あっ、あ、ん、ああっ……」
俺の腰の動きに合わせて、姉ちゃんの体が震え、甘い声が短く漏れる。浅く突き立てられるのも、深々と奥まで挿れられるのも、姉ちゃんは好きなようだ。
膝を立て、腰を上げさせる。恥ずかしいのか、姉ちゃんのナカがきゅっと締まる。動くと、また角度が変わって、気持ちいい。
「ショウ、キス……」
体を捩ってキスを求めてくる姉ちゃんの目は潤み、切なそうだ。快感に必死で耐えているようだ。
耐えなくてもいいのに。
流されちゃえばいいのに。
ぐっと腰を折り曲げ、姉ちゃんにキスをする。奥をぐりぐりと突くと、手で支えていられなくなったのか、前に倒れ込む。両手がぎゅっと枕をつかんでいる。
かわいい。
「もっと……ひどくしていい?」
姉ちゃんはイヤイヤをするけれど、聞くわけがない。
後背位は奥まで突けるからいいけど、姉ちゃんの顔が見られないからなぁ。
姉ちゃんの右足を持ち上げて、体を引き倒す。左を下に、右を上にして眠るような体勢の姉ちゃんの足の間に割って入り、律動を開始する。
「んんんっ!」
横からの、変な角度からの突きに、姉ちゃんは驚きつつも、それを受け入れる。
右手で陰核を擦ると、姉ちゃんは大きく跳ねた。そのまま、気持ち良くなっていいよ。
姉ちゃんは感じていることを恥ずかしがり、顔を手で覆う。
それはダメ。感じているところは見せてくれなきゃ。
「変なとこ当たってる?」
「う、ん、変な、感じ。でも、気持ち、い……」
気持ちいい、は次から禁句にしないと。
一気に高まってしまう。
「あ、イキそう。どうする? 中に出す?」
「えっ? えっ?」
「姉ちゃん、逃げられないよね、この体位」
「あ、ダメっ」
ぐっと右足を引き寄せて、姉ちゃんが逃げられないようにする。深々と奥まで突くと、姉ちゃんは喘ぐだけで、拒否をする気配はない。
俺はそれを、同意と受け取った。
「姉ちゃん、好きだよ。中に出すよ」
「あっ、あ、ショウ、ダメっ」
それでも、強い拒絶ではない。
俺は少し腰の動きを速くして、姉ちゃんの最奥に、己の欲望を放った。
姉ちゃんの切ない声が聞こえた瞬間、俺は、指で慣らすこともせず、硬くなったペニスを、少し腰を上げた姉ちゃんの割れ目にぐっと勢いよく突き立てた。
「あああっ……んっ」
姉ちゃんの体が跳ねる。姉ちゃんのナカは、思った以上に熱く、収縮している。
焦らしすぎたかな?
まぁ、いいか。
優しくなんかしない。してあげない。
俺のことを好きなくせに、散々「彼氏が欲しい」とか「早く彼女作りなよ」とか、言ってくれたよね、姉ちゃん。
俺は根に持つタイプだよ。
だから、姉ちゃんが「彼氏彼女の関係」に強く憧れていることを知りながら、俺はただの恋人の関係は望まない。
俺が望むのは、終わりのない関係だから。
「あっ、あ、ん、ああっ……」
俺の腰の動きに合わせて、姉ちゃんの体が震え、甘い声が短く漏れる。浅く突き立てられるのも、深々と奥まで挿れられるのも、姉ちゃんは好きなようだ。
膝を立て、腰を上げさせる。恥ずかしいのか、姉ちゃんのナカがきゅっと締まる。動くと、また角度が変わって、気持ちいい。
「ショウ、キス……」
体を捩ってキスを求めてくる姉ちゃんの目は潤み、切なそうだ。快感に必死で耐えているようだ。
耐えなくてもいいのに。
流されちゃえばいいのに。
ぐっと腰を折り曲げ、姉ちゃんにキスをする。奥をぐりぐりと突くと、手で支えていられなくなったのか、前に倒れ込む。両手がぎゅっと枕をつかんでいる。
かわいい。
「もっと……ひどくしていい?」
姉ちゃんはイヤイヤをするけれど、聞くわけがない。
後背位は奥まで突けるからいいけど、姉ちゃんの顔が見られないからなぁ。
姉ちゃんの右足を持ち上げて、体を引き倒す。左を下に、右を上にして眠るような体勢の姉ちゃんの足の間に割って入り、律動を開始する。
「んんんっ!」
横からの、変な角度からの突きに、姉ちゃんは驚きつつも、それを受け入れる。
右手で陰核を擦ると、姉ちゃんは大きく跳ねた。そのまま、気持ち良くなっていいよ。
姉ちゃんは感じていることを恥ずかしがり、顔を手で覆う。
それはダメ。感じているところは見せてくれなきゃ。
「変なとこ当たってる?」
「う、ん、変な、感じ。でも、気持ち、い……」
気持ちいい、は次から禁句にしないと。
一気に高まってしまう。
「あ、イキそう。どうする? 中に出す?」
「えっ? えっ?」
「姉ちゃん、逃げられないよね、この体位」
「あ、ダメっ」
ぐっと右足を引き寄せて、姉ちゃんが逃げられないようにする。深々と奥まで突くと、姉ちゃんは喘ぐだけで、拒否をする気配はない。
俺はそれを、同意と受け取った。
「姉ちゃん、好きだよ。中に出すよ」
「あっ、あ、ショウ、ダメっ」
それでも、強い拒絶ではない。
俺は少し腰の動きを速くして、姉ちゃんの最奥に、己の欲望を放った。
4
感想募集中。更新中は励みになりますし、完結後は次回作への糧になります。
お気に入りに追加
273
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。



会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる