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17話、姉。
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ピッと袋を破る音が聞こえ、私の割れ目からショウの指が引き抜かれる。
少し名残惜しさを感じながら、私を追い詰めてきた指の行方をたどると、ショウの股間のあたりにあった。
「ちから、抜いててね」
「えっ」
薄い皮膜をかぶったショウの茎が、私の花弁の合間をぬるぬると動く。蜜壺を探しているのではなく、潤滑剤にもなる粘液をまとっているのだと気づくのに時間はかからなかった。
「足、あげててね」
ショウは入り口を見つけると、ゆっくりとした動作で侵入を試み始める。
初めての異物感に、思わずぎゅっと目を閉じる。それに気づいて、ショウは動きを止め、心配そうに私の顔をのぞき込む。
「痛い?」
「だいじょうぶ……なんか、おっきいね」
濡れているので今は痛くはない。我慢できない痛みでもない。ただ、大きなものが「そこにある」という感覚が一番近い。
「おっきいとか、そんなこと、言っちゃダメだよ。自制がきかなくなる」
「じせい?」
ショウは私の頬にキスをして、ぐぐぐっと奥まで一気に茎を突き上げた。
「んんっ!?」
「ほら、こんなふうにひどくしちゃいたくなる」
狭い蜜壺の中は、ショウの大きな陰茎によって隙間なく埋められてしまった。その熱さと密着感に私は驚き、戸惑っていた。
ショウが少し動くと、奥の何かに先っぽが当たっているのがわかる。
「姉ちゃんがかわいいから、奥まで挿れちゃった。大丈夫?」
「う、ん……平気」
「じゃあ、動くよ」
言い終わる前に、ショウは腰を動かしていた。
内壁が擦れ合い、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。最初は私の様子を見ながらショウはゆっくりと動く。
「あっ、あっ、あ、あ……っ」
ショウに突き立てられるたび、声が漏れる。恥ずかしくて手で口をふさぐけれど、その手をショウがほどいてしまう。
「聞かせてよ、声」
「あぁっ、あっ、ダ、メ」
「ダメじゃない。姉ちゃんの声、ちゃんと聞かせて」
そんなふうにお願いされてしまうと、どうしていいのかわからなくなる。けれど、ショウに突かれるたび、嬌声が漏れてしまう。
思いのほか、私はこの状況を悦び、楽しみ、気持ちよくなっている。
「姉ちゃん、姉ちゃんっ」
「ショウ! あっ、ショウ……っ!」
いつの間にか、私からショウの背中に腕を回し、しがみついている。ショウの味を求めて舌を出している。
お互いを好きなだけ貪りあって、どろどろに溶け合いたくなってくる。
「気持ちいい……」
「あっ、ダメ、イキそう」
切羽詰まったショウの声に、私の下腹部もきゅっとうずく。
「ショウ、気持ちよく、なって」
再度抱き合おうとすると、ショウと視線が絡んだ。
「キスしながらイキたい」
ショウが強引に舌をねじ込んできて、声が絡み合う。
……両方の口を犯されているみたい。
そんなふうに思った瞬間、ショウの体がびくびくと跳ねた。
「あ……っ」
私の奥にぴったりと腰を押し付けて、ショウは二度三度痙攣した。
少し名残惜しさを感じながら、私を追い詰めてきた指の行方をたどると、ショウの股間のあたりにあった。
「ちから、抜いててね」
「えっ」
薄い皮膜をかぶったショウの茎が、私の花弁の合間をぬるぬると動く。蜜壺を探しているのではなく、潤滑剤にもなる粘液をまとっているのだと気づくのに時間はかからなかった。
「足、あげててね」
ショウは入り口を見つけると、ゆっくりとした動作で侵入を試み始める。
初めての異物感に、思わずぎゅっと目を閉じる。それに気づいて、ショウは動きを止め、心配そうに私の顔をのぞき込む。
「痛い?」
「だいじょうぶ……なんか、おっきいね」
濡れているので今は痛くはない。我慢できない痛みでもない。ただ、大きなものが「そこにある」という感覚が一番近い。
「おっきいとか、そんなこと、言っちゃダメだよ。自制がきかなくなる」
「じせい?」
ショウは私の頬にキスをして、ぐぐぐっと奥まで一気に茎を突き上げた。
「んんっ!?」
「ほら、こんなふうにひどくしちゃいたくなる」
狭い蜜壺の中は、ショウの大きな陰茎によって隙間なく埋められてしまった。その熱さと密着感に私は驚き、戸惑っていた。
ショウが少し動くと、奥の何かに先っぽが当たっているのがわかる。
「姉ちゃんがかわいいから、奥まで挿れちゃった。大丈夫?」
「う、ん……平気」
「じゃあ、動くよ」
言い終わる前に、ショウは腰を動かしていた。
内壁が擦れ合い、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。最初は私の様子を見ながらショウはゆっくりと動く。
「あっ、あっ、あ、あ……っ」
ショウに突き立てられるたび、声が漏れる。恥ずかしくて手で口をふさぐけれど、その手をショウがほどいてしまう。
「聞かせてよ、声」
「あぁっ、あっ、ダ、メ」
「ダメじゃない。姉ちゃんの声、ちゃんと聞かせて」
そんなふうにお願いされてしまうと、どうしていいのかわからなくなる。けれど、ショウに突かれるたび、嬌声が漏れてしまう。
思いのほか、私はこの状況を悦び、楽しみ、気持ちよくなっている。
「姉ちゃん、姉ちゃんっ」
「ショウ! あっ、ショウ……っ!」
いつの間にか、私からショウの背中に腕を回し、しがみついている。ショウの味を求めて舌を出している。
お互いを好きなだけ貪りあって、どろどろに溶け合いたくなってくる。
「気持ちいい……」
「あっ、ダメ、イキそう」
切羽詰まったショウの声に、私の下腹部もきゅっとうずく。
「ショウ、気持ちよく、なって」
再度抱き合おうとすると、ショウと視線が絡んだ。
「キスしながらイキたい」
ショウが強引に舌をねじ込んできて、声が絡み合う。
……両方の口を犯されているみたい。
そんなふうに思った瞬間、ショウの体がびくびくと跳ねた。
「あ……っ」
私の奥にぴったりと腰を押し付けて、ショウは二度三度痙攣した。
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