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素敵な高校生活
4話
しおりを挟む「ま、待ってよ。本当に帰るの??」
淳弥の背中におぶられながら俺は焦っていた。
「もう外まで来たし、ここまで来る途中で保健室の先生に帰るって言ったろ。大丈夫。」
「そういう問題じゃないんだけど…。」
俺としては、高校生を迎えておんぶをされるというこの状況が本当に恥ずかしくて仕方がない。周りを歩く人はニコニコというよりはニヤニヤみたいな目で見てくる。何度か降りようと足を振ってみたり、降ろしてと懇願したりしたが聞く耳を持たなかった。
本当俺、今日の朝までこいつのことは忘れるだろうみたいな、こいつのいない高校生活楽しんでやるとかそういう決心したはずなのになんでここまでこいつに慣れてしまったんだろう。
「なあ。なんでお前、高校俺と同じなの…。」
「お前がいたから。」
「っ!…そ、そうじゃなくて、お前馬鹿じゃん。」
「元から馬鹿な訳じゃないから、ちょっと本気出したら受かった。」
俺が一年頑張って受かった高校をちょっと本気?こいつ舐めてる。遠回しに俺のことを馬鹿にしてるんだ、こいつ。急にムカムカしてきた。
「やっぱ降ろせ!!お前やっぱ、ムカつく!!」
足を思いっきり振ると淳弥の動きが止まる。
「降ろしてもいいが、お前それどうする?」
それ?
俺は自身の体を見ると、そこにはさっきよりは収まっていたもののまだ少し膨らみが残っている俺の相棒の姿があった。
何?こいつ、さりげなくおんぶで俺の元気なコイツを隠していたとでもいうのか。優しいじゃないか。
…ん?いや、待てよ。そもそも俺が学校のトイレで抜いてこればよかっただけの話じゃないか?
「なあ、やっぱ抜か」
俺は近くのコンビニでも抜けるからと猛者っぷりをアピールしつつ降ろしてもらおうとした。しかし、途中で俺の邪魔をするかのように淳弥の前に回されていた俺の足を掴んで、前の方でギュッと固定した。落ちないようにか、申し訳ない。あれ、この体勢アソコが淳弥の背中で擦れて…。
「…っ、あ」
床オナのような圧迫がかかり気持ちがいい。待って、あと家までこれ?無理無理!!
「うう、早く…っ、はやく家に着いて…ぇ、んっ」
俺の圧迫されながら快感を得ているアソコはより元気になり、しばらくその時間が続いた。
~~~~~~~~~~
なぜか俺の家の方ではなく、淳弥の家に入ると昔と変わらない空気がそこにはあった。
「うわ、懐かしい…。久しぶりだな…お前の家。」
俺は靴を脱ぎ終わりキョロキョロしながら、懐かしさと昔の記憶を思い出していた。階段に上ってすぐのとこにこいつの部屋があって…。そうそう、全然変わってないなぁ、こいつの部屋。癖のようにいつの間にか2階の淳弥の部屋まで来ていた。
「円。」
久しぶりにこいつに呼ばれた自分の名前に身体がすぐ反応する。なに、と振り返るとそのままの勢いでベッドに押し倒されていた。
俺勃ってるし、抜き合いするのかな。この後どうなるかが分からなくて、俺は淳弥の次の行動を待っていた。
「俺、円のこと好きって言ったよね。」
「うん、言ってた。」
「じゃあこの状況で何するか分かってる?」
「何って…抜き合いじゃ…」
すると淳弥は俺の唇に吸い付き絡みつく様なキスをする。上顎、歯列を舌でなぞったり、俺の舌と絡めたり俺は息が絶え絶えになりながら淳弥の動きに従った。
「んっ………ん、はぁ…ぁう……んんっ」
なにこれ、キスだけでこんなに熱くなるの?こんなキス昔でもしたことないよ。やっぱ淳弥は色んな子としてきたから上手いんだなぁ。
「お前別のこと考えてるだろ。」
「え。」
するとニヤッと笑った淳弥は俺の制服に手をかけ素早い動きで俺を裸にしていく。暑い、と言いながら淳弥も上裸になるともう一度深いキスをする。さっきよりも深いキスだった。淳弥の唾液が咥内に流れ込み、キスが音を立てているのが静かな部屋に響く。その音が妙に恥ずかしくてそわそわする。一回のキスの時間がさっきより長くなってないか?
苦しいから、息させろ!俺は淳弥の胸を押しながら抵抗する。淳弥の唾液と俺の唾液が混ざり合い口いっぱいになる。
「んんんっ、ゴクん……ん"~~っ!!っぷはっ、はぁはぁ…ん、はぁ…」
飲み込みきれなかった唾液は俺の口端から溢れ落ちた。俺が息を整えていると俺の反り返ったアソコを手で包み上下に動かす。どれぐらいの力ですればいいか、昔の記憶のはずなのになぜかこいつは覚えているのだと思う。なんでそんなこと覚えてんだよ。俺のこと好きって言ってたけ。俺は全然喋らずに俺の声が響くだけのこの気まずすぎる空気に耐えられるず口を開く。
「ね…っ、おれのこと…んっ、はっ…ぁ…すきって…んあっ…ほん、と…っ?」
俺はきっとみっともないであろう格好で尋ねた。あってしまった目を俺は、気まずすぎてまた目を逸らした。それでも与えられる続ける刺激に快楽に正面を向きまた目が合う。
「本当だよ。円といられなかった今日までずっと。」
「でも俺…んっ、お前のこと今日までずっと嫌ってきたし好きって言われても…っ、分かんない。」
「いいよ、今はそれでも。でも、もう俺のこと避けない?」
「うん…避けない…っ、多分。」
「まあ、そんなこともうさせないけど。」
そう言いながら俺の先端を親指でグリグリと押さえつける。透明な液が淳弥の手の中で広がる。
「んああぁっ!ぐりぐり…いや…っん、あ」
「一回イっとこう。」
1回って何??え、2回があるの?その言い方。
淳弥はその言葉の通り俺の1番気持ちのいいところを責める。律動を早め達するための動きをする。
「いぐいぐっ!!!んん、ひあぁっ、…ンあっ!!……んっ」
イった…。白濁の温かい液は腹の上に溢れ出た。久しぶりに会話を交わした奴に抜いてもらうなんて、こいつが言っていた様に俺は快楽に弱いのかもしれない。火照った体と上がった息を整えながらぼーっとしていると淳弥は俺を起こしてベッドの上で座る自分の足の上に俺を乗せた。すると後孔を指でなぞり、中に人差し指を入れた。
「な、なにやってんの!?そんなとこ汚いから!」
俺は後孔に突っ込まれた指を退けようと抵抗するが、逆の手でホールドされて微動だにしない。
「急に挿れたら痛いらしいからちゃんと解そうな。ちゃんと俺に掴まってろ。」
挿れる??俺に??けつの穴に!!!???
困惑しながらも俺は首に両腕を回して抱きついた。
後孔に入れられた指は優しく拡張するように広げていく。なんともいえない感覚にそわそわして仕方がない。でも、気持ちいい。
「ひぁん…っ!!!!!」
自分でも信じられない声が出た。淳弥はここか、と言って不敵な笑みを浮かべた。コリっと内部の表面を引っ掻くと身体に電流が駆け巡るような感覚が走った。普段の1人での慰めや、2人でする抜き合いにもなかった初めての感覚に俺は困惑を極めた。な、にこれ…頭真っ白になる…。
挿れられた1本の指に1本、もう1本と追加される。中を掻き出されるだけでキュッとなるのが自分でも分かる。後ろってこんな気持ちいいの?俺もう変になりそう。掴まる腕に力が入り、口からでる甘い声は止まらなくなる。
「あっ、ひあぅ…んん…アッ!ぅ…きもちぃ…っ」
「そろそろいいか。」
そう言い、俺の中から指を抜くと俺をもう一度押し倒す。すると、淳弥の反り返ったアソコが露わになる。どくどくと脈打ち赤黒くて大きかった。こんなにご立派になって…。
そんな立派なモノに感動していると、淳弥が近づく。コンドームをとんでもなく素早い速さで装着してニヤッと俺を見て笑う。あれ?
「…挿れるぞ…。力抜けよ。」
え!!それを!?!?無理無理!!俺死んじゃう!!死んじゃうから!!
「ま、待って待って!!そんなの無理だって!無理だから!待っ」
蕾に淳弥の熱い先端がピッタリとくっつく。その瞬間本能的にはやく入れてと思ってしまう。このあとどれだけ気持ちいいんだろうとか、欲が勝ち俺は荒い息を立てることしかできない。
「挿れなくていい?」
「……い、れて、お願い…っ。」
後ろの穴はぱくぱくと口を開けたりして、俺の気持ちが反映していた。それに気づいた淳弥は一瞬嬉しそうな顔をしたが、すぐ苦しそうな顔をしながら、先端にくっついたそれをゆっくり奥まで挿れる。
「ン~~~ッ!!!」
「っ、き…ついな…やっぱり。」
は、入った…。熱い、淳弥のが俺の中に入ってる…。入っただけでイキそうになった。でも快楽好きな俺だ。オナニーで鍛えられてるだけあってまだ俺の相棒は耐えている。
余裕だということがバレたのか、淳弥はゆっくり動き始めた。
「んっ……あンッ、ん~…っは…ぅあっ」
気持ちよくて頭がじわじわと侵されていく。目の前の快楽のことにしか集中ができない。ゆっくりと引いたり押し込まれたりを繰り返すがそれは、お互い達するようなものではないというのは目に見えていた。
「ね…んっ…はぁ、もっと…ンんっ、強くして」
浮いた自分の腰を少し動かしながら頼む。
はやくイきたい。なんか変になる。慣れないこの感覚に俺は頭がおかしくなりそうだ。
「イきたい?」
「イきたい…あっ、ン」
「その頼み方でいいの?」
「……ぁ、淳弥ので、もっと……突いてぇ……」
いいよ、と俺の頭を撫でながら応える。その瞬間一気に奥まで突かれ、早い動きで奥を正確に突き上げる。
「あっあっああっ!ぅ、ひぁ、ああぅんっ」
気持ちよさが一気に増して俺は一気に真っ白になる。俺のいいところを見極めながら淳弥は正確に重点的に責める。
「きもちぃきもち…ぃ、んん!ぁン!!ひっ、ぐ!!…んァっ!!!」
もう一度吐き出された液体を確認した俺は意識を飛ばそうとした。後ろの穴って、こんな気持ちいいんだな…。てかこれってオナニーじゃなくて、セッ__
「ンあっ!!!!」
終わると思って油断していた俺は、淳弥の一突きで目を覚ました。
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ヤるところを文にするのは、初なので至らない点があると思います。温かい目で見守っていただけたら幸いです。
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