48 / 60
四章 いい神様
9.盗み聞きは‥するもんじゃないなって思った。
しおりを挟む
回想終了。
これからは、現在の話だ。
神としての自覚がない危険な楠を監視したら「何だコイツ‥全然無害そうだぞ」って拍子抜けして‥我はだけど(人間界に住む神の)先輩の義務として後輩・楠に「人間界に住む神の心得」を教えた。
‥って話だったな。
幸い、楠は「自分ってちょっと人とは違うみたい。ちょっと危険っぽいから注意が必要! 」ってことは理解してくれたみたいだ。悪用の心配とかは‥まあ性格的に大丈夫そうだし、急いでどうこうする必要はないだろう。
だけど‥今日も我は柳組(柳たちの研究室)を見ている。
何故って?
‥こいつらって面白いじゃん?
下手なテレビドラマより面白いよ??
リアリティーショーとかみんな見るじゃん? (※ みんなって程でもないかも)ああいう感覚。
我は「心配だから‥まあ、一応ね」とか言い訳はしない。潔いからね!
そもそもね。メンバーがみんな変だよ。
まあ‥桂は普通かな。このメンバーの中では。
柳は‥言うまでもないけど、柊も‥思ってたより「ツッコミどころ満載」で「へ~」って思ったね。
観察してなかったら、こんなの分からなかったよ。
今でも「無口で何考えてるかわからんが、キレたら怖そうな電波系」って思ってたかも。
あの時、いつものように壁に擬態(?)してた我は、見るでもなくぼ~としてた。(暇なときは大概ここにいたかも。あの頃は)
その時、梛木の
「‥柊の兄ちゃんって‥。びっくりした。‥なんで顔を隠すみたいに前髪伸ばしてるの? 勿体ない。せっかくすっごいイケメンなのに」
って言葉で‥にわかに耳がダンボになった。
何? どんな顔?
そりゃあ気になるよね。
あの前髪の下の顔とか‥そりゃ、見たいよね?
で見た。
‥かぐや姫?
って思ったね。
カッコイイ系じゃなくて、綺麗系。
それも、クールビューティー系。
ほ~って思ったよ。
だけど、まあそれだけ「へ~」で、終わりだ。
彰彦を見慣れてる我としたらさ、そんじょそこらのイケメンじゃ驚かないワケ。
彰彦と違うジャンルのイケメンだな。うん、人間にも美人は居るんだな~まあ、そうだよな~。‥それだけ。神の美人はもう、レベルが違うからね。
そういうこと。
我? 我はワイルドさを売りにしてるからの。そういうのとは、違うの。
あと、我はね「人のよさそうな素直な顔」が好き。柊の顔はちょっとキツイ系なんだよな~。玉藻の前とかいるじゃない。伝説の傾国の美女。ああいう‥魔性の美しさって感じ。ちょっと吊り目だからかな? ‥柊自身は結構普通に素直でイイヤツなんだけどな~。
まあ‥そういう感じ。
(好みは別として)間違いなくイケメンである顔を隠す柊を理解できないって顔してる梛木に、柊はちょっと首を傾げ、
「ああ‥前髪ね。俺の顔を見ると母さんが嫌がるから」
前髪を戻しながら柊が言って
「あと、まあ‥なんだか癖になったってのもある。これが楽なんだよ」
と、微かに微笑んで付け加える。
「お母さんが‥嫌がる? 」
梛の顔が曇る。
自分にも、「身に覚えあり」の母親の反応である。
「うん、俺の顔って母さんとそっくりだから、‥それが嫌なんじゃない? 」
似てるから嫌?
梛木が心臓をおさえ‥心臓に置いた手をきゅっと握った。
「‥自分の息子って自覚させられるのが嫌なんじゃない? 」
ぼそぼそと柊が続ける。
息子が自分に似ている、だから、「こんな血を持ち込んだのは、お前だ」と思われる。親戚は‥そう自分を責めるかもしれない。‥それはたまらなく嫌だ。
「顔だけじゃなくて、性格も似てるって思うけど、母さんはそれは認めないんだろうね」
「‥‥」
梛は何も言わなかった。ただ、黙って柊の話を聞いていた。
我は、いたたまれなくなって今すぐ出ていって、梛木を抱きしめてやりたい気持ちになった。
梛木が可哀そうで仕方がなかった。
まだ本の子供なのに‥梛木はきっと柊の気持ちが理解できる。
全く同じではないだろうが、‥きっと、梛木は柊の気持ちが理解できるのだろう‥。
そう思った。
‥自分よりひどいかもしれない。
梛木はすっと、柊から目を逸らして俯いた。
柊は、構わず続ける。
「だから、母さんは俺を見たくなかった。息子は弟だけだって思いたかったんじゃないかな」
「俺ね、実家にいるとき、自分の居住空間から殆ど出してもらってなかったんだ」
今までも言いたかったんだ、とでもいうように‥話は途切れることなく続いた。
それは、まるで梛木が聞いているってことは問題じゃないって感じだった。
梛木も聞いていられなかった。あまりにも辛くって。だけど‥聞かなきゃって子供なりに思ったんだ。
「‥それって、監禁? 」
眉を寄せ、梛木が聞くと柊が小さく首を振った。
「別に、そういうのじゃない。生活空間は快適そのものだったよ。ただ、両親と弟が住む母屋とは別の‥離れに住んでたってだけ。
中庭を囲むように母屋があって、俺の離れはその真ん中‥中庭の中にひっそりと建てられてたんだ。もともと、家族に感染するのを恐れた先代が病気療養のために建てた離れだったんだって」
「中庭の中の隔離された空間‥」
感染予防っていうんだから、きっと外部から隔離された空間だったのだろう。
外から見えない隔離空間‥。
昔の人だから、病人がいることを外にバレない様に‥って配慮してたのかも。
「まあそうだね。外構からはあの離れは見えないんだ。小さかった(※ 柊たちの感覚。ちょっとした借家タイプの一軒家より大きいくらいのサイズ)けど、風呂もトイレもあったから不便はなかったよ」
小さい離れ‥押し入れみたいなところに閉じ込められてたってこと?
梛木は「梛木の感覚」でそう考え、こころを痛めた。(ここで会話にずれが生じているのだが、それはお互い気付いていない)
「酷い‥」
つい呟くと、柊が首を傾げて、
「まあ‥でも、必要な物は言えばなんでも揃えてくれたし、運動も前の庭で出来た。というか、剣術の先生が一週間に一回稽古をつけに来てて、それ以外にも素振りは毎日するように言われてた。
食事はお手伝いさんが運んできてくれてたな」
何でもないように言った。
「‥‥」
梛木が眉を寄せる。
「子供の頃は学校に行くかわりに、毎日家庭教師が来てたな。体育の家庭教師なんてのもいるんだよ? 知ってた? 跳び箱はしたことないけど、鉄棒とかマットはやったよ。鉄棒? 父親が買ったんじゃない?
鉄棒も、マットも。ないものなんてなかったけど、‥何にもなかった」
金持ち版ネグレクト。与えるだけ与えて、愛情は掛けずにほったらかし‥。
「‥‥俺よりひどいじゃん‥」
長い沈黙の後、やっと言葉を絞り出すように梛木が言った。
狭い空間に、物だけを運び込んで、家庭教師を雇うことで「親の役目は果たしてる」って自己満足‥最低な両親だ。
前髪に隠された柊の表情は(いつも通り)やっぱりわからなくって、梛木は「こうやって柊の兄ちゃんは‥感情を隠して生きて来たのかな‥」だから「これが楽」なのかな。
‥わざわざ俯いたり顔を隠したりしなくても‥、前髪が隠してくれるから‥。
ふと、梛木は
「楠は、そういうこと知ってるの? 」
聞いてみた。
あの、世話好きの楠はそのことを知っているんだろうか? それとも、知っていて同情しているからあんなに柊に親切なんだろうか?
‥だとしたら、かえって嫌だけど。
柊が小さく首を振る。
「‥楠は、俺のことに、何にも関心がないからね」
‥違う気がする。
楠は、遠慮してるんだ。
それも、変な。
言いたくないんじゃないかって、聞かれたくないんじゃないかって。
変な遠慮をしてるんだ。
‥なんか、想像はついたけど、‥なんか「へたれ」って感じするなあ。真正面から相手にぶつかって行ってないっていうか‥。それとも、「まだぶつかるには時期尚早」って思ってるのかもしれないな。‥なんにせよ、‥ちょっと距離を測りかねているんだろう。
だけど、聞かれたって別にいいし、聞かれたいことだってある。聞かれたことで「相手は自分のことに関心がある」って分かる。
楠は遠慮して、‥あと、柊さんに拒絶されるのを怖がっている。
‥拒絶されたっていいじゃないか。
柊さんだって言いたくなかったら、言わないだけの話だ。
「もどかしいねえ‥」
梛木はため息をついて
「家族だのにね」
って付け足した。
言って、はっとした。
そんなことを言った自分に驚いた。
「家族‥」
柊もはっとした顔をした。
今まで、何となく考えてこなかった言葉だったから‥。
自分たちは、それ程に家族に飢えていた。梛木も、柊も‥そして、きっと桂も‥もしかしたら楠も?
‥俺たちは、本当に不器用なんだ‥。
天音はふう‥と深いため息をついて部屋から出た。
‥盗み聞きなんてするもんじゃない。
知ったところで何も出来ない。‥するつもりもない。
我は、迷える人間を救えるような大層なものではないのだから‥。
これからは、現在の話だ。
神としての自覚がない危険な楠を監視したら「何だコイツ‥全然無害そうだぞ」って拍子抜けして‥我はだけど(人間界に住む神の)先輩の義務として後輩・楠に「人間界に住む神の心得」を教えた。
‥って話だったな。
幸い、楠は「自分ってちょっと人とは違うみたい。ちょっと危険っぽいから注意が必要! 」ってことは理解してくれたみたいだ。悪用の心配とかは‥まあ性格的に大丈夫そうだし、急いでどうこうする必要はないだろう。
だけど‥今日も我は柳組(柳たちの研究室)を見ている。
何故って?
‥こいつらって面白いじゃん?
下手なテレビドラマより面白いよ??
リアリティーショーとかみんな見るじゃん? (※ みんなって程でもないかも)ああいう感覚。
我は「心配だから‥まあ、一応ね」とか言い訳はしない。潔いからね!
そもそもね。メンバーがみんな変だよ。
まあ‥桂は普通かな。このメンバーの中では。
柳は‥言うまでもないけど、柊も‥思ってたより「ツッコミどころ満載」で「へ~」って思ったね。
観察してなかったら、こんなの分からなかったよ。
今でも「無口で何考えてるかわからんが、キレたら怖そうな電波系」って思ってたかも。
あの時、いつものように壁に擬態(?)してた我は、見るでもなくぼ~としてた。(暇なときは大概ここにいたかも。あの頃は)
その時、梛木の
「‥柊の兄ちゃんって‥。びっくりした。‥なんで顔を隠すみたいに前髪伸ばしてるの? 勿体ない。せっかくすっごいイケメンなのに」
って言葉で‥にわかに耳がダンボになった。
何? どんな顔?
そりゃあ気になるよね。
あの前髪の下の顔とか‥そりゃ、見たいよね?
で見た。
‥かぐや姫?
って思ったね。
カッコイイ系じゃなくて、綺麗系。
それも、クールビューティー系。
ほ~って思ったよ。
だけど、まあそれだけ「へ~」で、終わりだ。
彰彦を見慣れてる我としたらさ、そんじょそこらのイケメンじゃ驚かないワケ。
彰彦と違うジャンルのイケメンだな。うん、人間にも美人は居るんだな~まあ、そうだよな~。‥それだけ。神の美人はもう、レベルが違うからね。
そういうこと。
我? 我はワイルドさを売りにしてるからの。そういうのとは、違うの。
あと、我はね「人のよさそうな素直な顔」が好き。柊の顔はちょっとキツイ系なんだよな~。玉藻の前とかいるじゃない。伝説の傾国の美女。ああいう‥魔性の美しさって感じ。ちょっと吊り目だからかな? ‥柊自身は結構普通に素直でイイヤツなんだけどな~。
まあ‥そういう感じ。
(好みは別として)間違いなくイケメンである顔を隠す柊を理解できないって顔してる梛木に、柊はちょっと首を傾げ、
「ああ‥前髪ね。俺の顔を見ると母さんが嫌がるから」
前髪を戻しながら柊が言って
「あと、まあ‥なんだか癖になったってのもある。これが楽なんだよ」
と、微かに微笑んで付け加える。
「お母さんが‥嫌がる? 」
梛の顔が曇る。
自分にも、「身に覚えあり」の母親の反応である。
「うん、俺の顔って母さんとそっくりだから、‥それが嫌なんじゃない? 」
似てるから嫌?
梛木が心臓をおさえ‥心臓に置いた手をきゅっと握った。
「‥自分の息子って自覚させられるのが嫌なんじゃない? 」
ぼそぼそと柊が続ける。
息子が自分に似ている、だから、「こんな血を持ち込んだのは、お前だ」と思われる。親戚は‥そう自分を責めるかもしれない。‥それはたまらなく嫌だ。
「顔だけじゃなくて、性格も似てるって思うけど、母さんはそれは認めないんだろうね」
「‥‥」
梛は何も言わなかった。ただ、黙って柊の話を聞いていた。
我は、いたたまれなくなって今すぐ出ていって、梛木を抱きしめてやりたい気持ちになった。
梛木が可哀そうで仕方がなかった。
まだ本の子供なのに‥梛木はきっと柊の気持ちが理解できる。
全く同じではないだろうが、‥きっと、梛木は柊の気持ちが理解できるのだろう‥。
そう思った。
‥自分よりひどいかもしれない。
梛木はすっと、柊から目を逸らして俯いた。
柊は、構わず続ける。
「だから、母さんは俺を見たくなかった。息子は弟だけだって思いたかったんじゃないかな」
「俺ね、実家にいるとき、自分の居住空間から殆ど出してもらってなかったんだ」
今までも言いたかったんだ、とでもいうように‥話は途切れることなく続いた。
それは、まるで梛木が聞いているってことは問題じゃないって感じだった。
梛木も聞いていられなかった。あまりにも辛くって。だけど‥聞かなきゃって子供なりに思ったんだ。
「‥それって、監禁? 」
眉を寄せ、梛木が聞くと柊が小さく首を振った。
「別に、そういうのじゃない。生活空間は快適そのものだったよ。ただ、両親と弟が住む母屋とは別の‥離れに住んでたってだけ。
中庭を囲むように母屋があって、俺の離れはその真ん中‥中庭の中にひっそりと建てられてたんだ。もともと、家族に感染するのを恐れた先代が病気療養のために建てた離れだったんだって」
「中庭の中の隔離された空間‥」
感染予防っていうんだから、きっと外部から隔離された空間だったのだろう。
外から見えない隔離空間‥。
昔の人だから、病人がいることを外にバレない様に‥って配慮してたのかも。
「まあそうだね。外構からはあの離れは見えないんだ。小さかった(※ 柊たちの感覚。ちょっとした借家タイプの一軒家より大きいくらいのサイズ)けど、風呂もトイレもあったから不便はなかったよ」
小さい離れ‥押し入れみたいなところに閉じ込められてたってこと?
梛木は「梛木の感覚」でそう考え、こころを痛めた。(ここで会話にずれが生じているのだが、それはお互い気付いていない)
「酷い‥」
つい呟くと、柊が首を傾げて、
「まあ‥でも、必要な物は言えばなんでも揃えてくれたし、運動も前の庭で出来た。というか、剣術の先生が一週間に一回稽古をつけに来てて、それ以外にも素振りは毎日するように言われてた。
食事はお手伝いさんが運んできてくれてたな」
何でもないように言った。
「‥‥」
梛木が眉を寄せる。
「子供の頃は学校に行くかわりに、毎日家庭教師が来てたな。体育の家庭教師なんてのもいるんだよ? 知ってた? 跳び箱はしたことないけど、鉄棒とかマットはやったよ。鉄棒? 父親が買ったんじゃない?
鉄棒も、マットも。ないものなんてなかったけど、‥何にもなかった」
金持ち版ネグレクト。与えるだけ与えて、愛情は掛けずにほったらかし‥。
「‥‥俺よりひどいじゃん‥」
長い沈黙の後、やっと言葉を絞り出すように梛木が言った。
狭い空間に、物だけを運び込んで、家庭教師を雇うことで「親の役目は果たしてる」って自己満足‥最低な両親だ。
前髪に隠された柊の表情は(いつも通り)やっぱりわからなくって、梛木は「こうやって柊の兄ちゃんは‥感情を隠して生きて来たのかな‥」だから「これが楽」なのかな。
‥わざわざ俯いたり顔を隠したりしなくても‥、前髪が隠してくれるから‥。
ふと、梛木は
「楠は、そういうこと知ってるの? 」
聞いてみた。
あの、世話好きの楠はそのことを知っているんだろうか? それとも、知っていて同情しているからあんなに柊に親切なんだろうか?
‥だとしたら、かえって嫌だけど。
柊が小さく首を振る。
「‥楠は、俺のことに、何にも関心がないからね」
‥違う気がする。
楠は、遠慮してるんだ。
それも、変な。
言いたくないんじゃないかって、聞かれたくないんじゃないかって。
変な遠慮をしてるんだ。
‥なんか、想像はついたけど、‥なんか「へたれ」って感じするなあ。真正面から相手にぶつかって行ってないっていうか‥。それとも、「まだぶつかるには時期尚早」って思ってるのかもしれないな。‥なんにせよ、‥ちょっと距離を測りかねているんだろう。
だけど、聞かれたって別にいいし、聞かれたいことだってある。聞かれたことで「相手は自分のことに関心がある」って分かる。
楠は遠慮して、‥あと、柊さんに拒絶されるのを怖がっている。
‥拒絶されたっていいじゃないか。
柊さんだって言いたくなかったら、言わないだけの話だ。
「もどかしいねえ‥」
梛木はため息をついて
「家族だのにね」
って付け足した。
言って、はっとした。
そんなことを言った自分に驚いた。
「家族‥」
柊もはっとした顔をした。
今まで、何となく考えてこなかった言葉だったから‥。
自分たちは、それ程に家族に飢えていた。梛木も、柊も‥そして、きっと桂も‥もしかしたら楠も?
‥俺たちは、本当に不器用なんだ‥。
天音はふう‥と深いため息をついて部屋から出た。
‥盗み聞きなんてするもんじゃない。
知ったところで何も出来ない。‥するつもりもない。
我は、迷える人間を救えるような大層なものではないのだから‥。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
未来からの鏡 ~5年先の未来が見えたのよ、鏡に映っているカレンダーは2029年だったのよ~
konoha
SF
学校の帰り、穂乃花 光(ほのか ひかる)と友人の屈子(くつこ)は鏡を拾う。
古ぼけた鏡だったが、それは不思議な鏡だった。
普通の鏡だと思っていたけど、月明かりの夜、鏡を覗いたら、
5年先の未来が見えた。
何故5年先ってわかったって?
それは部屋のカレンダーを見たから。鏡に映っているカレンダーは2029年だったのよ。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
『Souls gate』
文月
ファンタジー
政府高官専門陰陽師集団 西遠寺。
呪いが多様化していく昨今、西遠寺は能力者の確保に困窮していた。
そんな中、これといった能力はないが、
「異能者は、見たら割とわかる」
異能者、楠と柊が提案し開発したのが、人材発掘(スカウト)プログラム『Souls gate』だった。
キャッチコピーは
『無自覚 無意識な新たな才能を見つけたい』
面倒なことには巻き込まれたくない。
だけど興味がある。
異能力があることによって住みにくい。
色々な諸事情をひっさげて、集まってくる異能力者(かわりもの)達。
この物語は、ゲームクリエイト会社『TAKAMAGAHARA』を舞台にした、楠たちの葛藤と成長の物語である。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる