Happy nation

文月

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人物紹介(ネタバレ有り)

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サカマキ

 サカマキ(人型)
 Happy nation最高の魔術師。魔物討伐で、親友で腹心の部下であるフミカとカツラギの肉体を死滅させてしまい、その「肉体」をつくるために、Happy nationのコピペの世界‥サカマキが「素材置き場」と呼んでいる‥地球に転移する。
 輪廻転生を待つ? そんなことしたら、フミカとカツラギが、フミカとカツラギじゃなくなっちゃうじゃないか! 
 そんなわがままから、神に内緒で彼らのコンを核に新たな肉体を作ることを思いついたサカマキ。
 そんなこと、高位魔法使いで神獣の俺にはわけないはずだ!
 フミカとカツラギは、従来完全人型だったが、サカマキは獣体がメイン。カツラギとフミカを前のように人型にするのであれば、人に憑依して子を成さないといけない。…だけど、こっちの魂をこっちで違法に(輪廻転生ではなく)産みなおすのは、神の法に触れ…神の妨害にあいかねない…。なら、地球でこっそりやるしかあるまい? 
 サカマキは、人型も取れるものの、「本体は神獣」。両性具有で、希に人と交配して子を成すが、産んだ子は、「神獣であって人ではない」らしい。
 自分に完全人型の人間が産めないなら、産めるものを見つけて来るのみ‥。そんな非人道的で身勝手極まりなくゲスい理由で「素材置き場」に転移し、丁度魂が抜けたばかりの「イキのいい抜け殻」‥牧野 桜子(幼児)の身体をゲットし、憑依する。
 妊娠の仕組みだとか、人間界の常識だとか、桜子の交友関係だとか、分からないことは山積してるけど、元来勉強マニアな彼は研究にも情報収集にも余念はありません☆
 それもすべて、さっさと結婚する為! 愛のない結婚とセックスで、さっさと子づくりして、フミカとカツラギに肉体を作るぞ!
 人型はアッシュブラウンのサラサラの肩に届かない位の長髪、微妙な挽き茶色の切れ長の瞳、象牙色の肌の青年姿。

 サカマキの本体(モフモフの神獣)
 大気中の魔素を取り込んで生活しているから、食事の習慣もない。神獣時は(鳥の様に)飛行して生活している。
 形体は地球で言うところの、鶏。鶏に比べて翼が大きく発達しており、飛行可能。大きく長い羽で飛行している様子は、さながら鷹やフクロウ‥猛禽類の様なのに地上に降りたら、鶏。人型でいうところの腕は翼であるため、人型で言うところの、腕の働きをさせているのは二本の足だが、結構器用に使っている。大きさは、人が背中に二人乗せられる位の大きさ。色は、「美しい雪の様な真っ白の身体」(アララキ談)。鳥だけに、鳥目で夜目が利かないから、夜間の戦闘はやや苦手。※人型時も変わらず夜目が利かない。
 最高位の魔法使いである彼は、詠唱を必要とせず、無詠唱、しかも「構え」を全く必要としない。修行時代は詠唱を必要としていたため、魔法を使う際は、人型に変体し、腕で杖を使っていた。現在でも、魔法を使用する際は、人型になっていることが多いが、鶏の姿のままで、羽で魔力の風を起こしたりする魔法も使う。(結構手段を選ばない粗野な魔法を使ったりするので、格式を重んじる王都の魔法使いたちからは侮蔑の目を向けられている)

 情に厚く(仲間内限定)、行動も迅速。王の右腕って言われる程の重要人物で、管理職なはずなのに、自分が一番先頭に立って行動しちゃう熱血漢。
 一言で言うと、脳筋。
 うじうじ悩まない。じっくり考えない。何でも自分でやっちゃいたいタイプだから、「出来ない事」があるのは、何より許せない。努力と根性と恵まれた才能を併せ持つ稀有な存在。
 
 実はサカマキ自体、何度も転生を繰り返しているのだが、本人は今回の転生にそのことを「忘れさせられていた」。神とも無関係ではなさそうな重要人物? 

魔力      ★★★★★(MAX★5)
頭脳      ★★★★☆
体力      ★☆☆☆☆
戦闘力(人型) ★★★★★(足りない技術と体力は魔法で補助。というか、魔術onlyで戦闘。無詠唱で広範囲にえげつない影響を及ぼす魔術を即座に展開するどう見ても悪役な典型的魔法使い。基本、魔術で瞬殺。だが、如何せん体力が無さ過ぎる。長期戦には向いていない。敵がいっぺんに来る分にはいっぺんに倒して瞬殺で終わりだが、力の弱い敵でも断続的に現れる戦略に泣かされるタイプ。(戦闘時はわりと、短気でいらち)派手な魔術も、繊細な魔術もお手の物。知らない魔術があったら何でも研究したい魔法マニア。体術・剣での戦闘は護身程度。)
戦闘力(獣型) ★★★★★(物理攻撃は嘴による攻撃のみ。翼で風を起こして魔術を拡散し瞬殺する)
理想の上司度  ★★☆☆☆(基本単独行動。だけど、部下想いで、頼れる上司って点で辛うじて★二つ)
属性 火・風・闇

一人称は 『俺』 相手のことは、『主』。

アララキ

 Happy nationの王様。サカマキの幼馴染で上司。(フミカとカツラギも幼馴染)
 完全人型。
 サカマキと違って食事その他生活習慣は地球の人間と同じ。
 サカマキを溺愛しており、何時もは、カリスマ性あふれる『デキる』王様なんだけど、サカマキが関わるとただのダメな大人。フミカとカツラギを復活させるためとはいえ、サカマキが他の人型に抱かれる‥。考えただけで、狂い死にそう。‥用が終わったら、絶対(相手の男)死滅させる‥。物騒な思想が止まらない。(そして、サカマキにとってはそんなことどうでもいい)

 黒髪・黒目でちょいたれ目。お色気過多の美麗な容姿で、男女問わずモテモテだが、サカマキ以外どうでもいい。
 均衡が取れた頭脳・魔力・戦闘力で長期戦にも頭脳戦にも対応可能。ただし、突出した能力はないので、魔法使いのサカマキや喧嘩無双のフミカをサポートしながら戦う。(サポートを受けながらではなく、サポートしながら)サカマキを溺愛しているが、サカマキを前線に出さないということはなく、絶対的に信頼して任せている。

魔力  ★★★★☆
頭脳  ★★★★☆
体力  ★★★★☆
戦闘力 ★★★★☆(魔法と実技のバランス同時使用で★★★★★が短時間だけ可能)
統制力(理想の上司度)★★★★★
カリスマ       ★★★★★
スキル 威圧・言霊
属性 水・風・光・闇・火

一人称は『私』相手のことは『貴殿』。サカマキたちと話す時は、『僕』、『君』。

フミカ

 Happy nationの最強の兵士
 軍部のトップの一人。軍部は、馬上で剣を使用する騎馬隊、馬は移動程度にしかつかわず、特に接近戦で重宝され、暗器武器の使用が得意な歩兵隊、魔法による遠隔攻撃やその他特殊な攻撃に特出している特殊部隊で形成されている。そのなかで、フミカは歩兵隊のトップ。
 剣技ではなく、特に体術での戦闘に長けている。
 サカマキなんて可愛いと思えるくらいの脳筋。ありとあらゆる武術に精通しており、起きてる間は身体を動かしてたい。恋愛お洒落何それ? 立ち止まってたら身体が訛るわ! 
 ‥端的に表すと「脳筋」そして、最強。以上。
 幼馴染であるアララキを「色ボケ」カツラギを「インドア」サカマキを「魔王」と呼ぶ。
 身体能力に反して、筋肉がつきにくいらしい身体は、小柄で細身。男に比べて体力が劣る等の性別的ハンデは一切なく、ただ「女の形」をしているだけで、外のどの人型の兵士より強い。魔法は一切使えない。
 ただ、容姿は「可愛い系」美少女。にっこり微笑めば、敵どころか見方も一瞬で骨抜き☆。使えるものはなんでも使う。勿論、自分の容姿も最大限有効活用。
 完全人型。

体力   ★★★★★
身体能力 ★★★★★
戦闘力  ★★★★★
頭脳   ★★☆☆☆
魔力   ☆☆☆☆☆
理想の上司度  ★★☆☆☆(ほぼ、サカマキと同じ状態)

以前の容姿 170cm弱のHappy nationの女性としては平均的な身長。ウエーブしたふわふわの長い金茶の髪と若葉色の猫みたいな丸い瞳の「癒しの戦神」
現在の容姿 父親似の黒髪・黒目。というか、父親にしか似ていない。ほぼ父親と同じ顔をしているが、性別が違うのと性格の違いにより、父親の様な色気は無い。身長は160cmの昔と比べたら小柄。細身。華奢な体に似合わないパワフルな体力、「付いて行きます! 」って言いたくなる漢前な性格から男女ともにモテ、親衛隊まである。趣味は、道場通い。
筋肉がつきにくい身体が不満。らしい。
習い事として、スイミング(体力保持)、道場(薙刀、柔道、空手)ここにいる間に、今まで知らなかった武術を取得したい、らしい。

一人称は 『我』 相手のことは、『主』。人間として暮らしている際は、猫をかぶっており、自分の事を『フミカ』と呼んでいる。(←かわい子ぶっているつもりらしい)黙ってれば、普通に可愛い。

カツラギ
(牧野 翔)
 
 Happy nationの伝説級の賢者。生き字引というか、この世の総ての知識はこいつから作られたんじゃないかって程の物知り。‥Happy nationでは。
 学者、相談役、戦においては、軍師の役割を担う。
 Happy nationのコピペのはずの地球には、未知の知識が目白押しだから、研究し倒したい知識マニア。
 戦闘は、体術を少々。反射神経と(←予知能力による→)危機管理能力に優れており、主に接近戦が強い。
前線に出ることはなく、体術はあくまで護身用。
 予知能力があり、「なんか嫌な予感がする」という自分の直感を信じて、状況把握、情報収集、打開策検討までの計画を瞬時に練る。
 魔力はあるが、攻撃系の魔力ではなく、ヒールと予知能力のみ。
 極めて論理的なリアリストだが、潔癖症ではなく、軽~くライトな遊び人。来る者拒まず去る者は追わず。手近に快楽を受け入れることを悪とは思わない程度の道徳観念しかもたない。欲求不満とかそういうことは、有り得ない。
 この頃仕事が立て込んで溜まってる‥とかいうのが、生理的に嫌なタイプ。トラブルの元になるから、一般の部下(信者)を使うとか、特定の相手を持つことは避けたい、で腹心の部下がセクハラされる‥。
 聖者感はゼロ。どっちかと言うと、クズの類。

 頭脳  ★★★★★
 魔力  ★★☆☆☆
 体力  ★★★☆☆
 戦闘力 ★★★☆☆
 属性 水、土、風 
 理想の上司度  ★★★★☆(面倒見も、指導力も高い。だけど、ちょっと人使いが荒い。クオリティに拘る為、残業も多いし、やたら厳しい。だけど、カツラギ信者と化している部下にとっては全然気にならない。寧ろ、「長時間一緒にいれて幸せです!(恍惚)」らしい。フミカとかサカマキとかは「あの部署、怖くて近づきたくない」と恐れて遠巻き。魔族討伐の際にカツラギの肉体が死滅した際は、カツラギ信者によってサカマキは何度も殺されかけた。地球行きの予定を総ての予定を前倒しにして早めたのは、そのせい、とも)

以前の容姿 銀髪(プラチナブロンズ)碧眼(タンザナイト)で長身のシャープな美人。端正な正統派美形だが、体つきは女性ではなく、男性的。どちらかと言うと、Sな攻め。
現在の容姿 正樹氏似の童顔。黒髪、茶目。黒目がちの「庇護欲をそそる」容姿。身長は160cm強の低め。
以前の叱ってほしい美人の雰囲気から、ショタっ子受けな感じにシフトチェンジ。
幼く見える容姿と相まって潤沢な知識と落ち着いた行動、優雅な所作というアンバランスでマニアな仕上がりになってしまい、サカマキはカツラギにチクチクチクチクと嫌味を言われることとなる。(カツラギ信者からの評判はいい)男に色目を送られ、腹いせにサカマキを口撃し、(サカマキを溺愛する)幼馴染の王様に絶対零度(と殺意のこもった)の視線を向けられるという繰り返し。

一人称は 『私』 相手のことは、『貴方』(サカマキのことはお前とかとも)。翔の時は女の人によって『僕』とか、一人称を変えてみたり…といろいろしているようだ。

牧野 正樹

 牧野 桜子の夫。
 天涯孤独で流されやすい身の上から、サカマキに「子作り」の為に利用された不幸な地球の人間・男。だけど、桜子とはちゃんと恋愛結婚な様だ。
 苦労が顔に出ない「老けない」童顔で、取引先にも後輩にも舐められがちだが、仕事はできるので上司に可愛がられている。
 高校時代に両親を亡くしたので、家族に対して憧れは強いが、反面、どう接したらいいのかがよくわからない。今まで周りの大人にしてもらってきたことを一つ一つ自分ですることで「自分の成長」を実感し、ささやかに感動する‥素朴な普通の青年。
 桜子とは小学生から同じで、桜子は正樹のことを知らなかったが、正樹は小学生の頃(桜子が仮死状態になり、サカマキに憑依される前)に桜子に一目ぼれしていた。中学生になり、怪我をした正樹を(たまたま。本当にたまたま! )助けた桜子(サカマキin)に想いを伝えて、後にサカマキにロックオンされる。
 サカマキ的に「男だけど、‥これ位の顔と体形なら、‥まだ許容できるか‥」という苦渋の決断の末選ばれた。‥まあ、不幸な青年だ。
 やや女顔。身長も160ちょっとと日本人の男性の平均的にも小さめ。走る・飛ぶ等の運動能力は基準値以上持っているが本人に鍛錬の意思がなかったためかその能力は発揮されていない。つまり、フミカの様に「自分の能力を見極め、有効活用する」や、「自分の能力の限界に挑戦」するタイプではない。
 真面目で記憶力がいいため、学校の成績はいいが(中の上)、カツラギ曰く「地味」。
 つまり、一般的な普通の、あんまり趣味もない平凡な少年→そのままそういう青年に。
 桜子一家の囲い込みの末、桜子が高校を卒業した地点で結婚。大学在学中に、1児の父になる。
 子供の世話も最低限はするが、そう子煩悩には見えない。桜子とは、必要最小限の会話をするくらい。口数もそう多くない。
 子供が生たまれた後から、妻が時々女ではない様な気がして来て、生理的に受け付けない‥。と悩む。
「まあ、子供が産まれたら妻も母親って感じになって、女として感じられなくなるわなあ」と親友に「よくあること」と言われるが、なんか、それとは違う‥って感じがする‥。
 基本平凡で一般的な男性だが、野生の勘がある‥のかな?
 桜子本体の魂と、サカマキとの違いがどうしても受け入れられず、「妻は二重人格」と思っている。

容姿: 黒髪、茶目。庇護欲をそそる容姿。草食系。

一人称は『僕』相手のことは、『君』で桜子のことは『桜子さん』と呼んでいる。
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