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12.修斗は初対面のイケメン弟にマウントがとりたい。(side 修斗)
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俺は一日前に戦地に乗り込んで、明日の戦いに備えることにした。
実際に戦地に立って、場所の下見だ。
どこに立てばどんな写真が撮れるとか、光の入り方‥とか調べることは沢山ある。
参加者の人数や当日の式の流れも聞いておかなきゃいけないしね。
本人の意思は‥サプライズだから聞かないことにする。お任せって奴だ。
手ごたえは‥ない。
あるはずがない。何だこの大きさって感じだ。
圧倒されたけど「芸術作品を撮ろうと思うな。人物写真を撮ろう」って決めた。
因みに、俺が今日と当日出入りすることは王子に許可を撮ってもらった。その地点で全然サプライズじゃないんだけど‥でも、何をするかまでは分からないだろう。
色々調べる俺にさっきから守衛さんだろうか? いかつい格好した騎士さん? は不信感MAXだ。
分かる~。
そんなこんなで、今は城の‥客室的なところだ。王子が特別に用意してくれたんだ。ここに荷物とかを置かせてもらうことにした。
荷物っていっても、今日は特に何も持ってきてないんだけどね。
着替えとか‥そういうのだ。因みに、地球の服を着てたら怪しいからって王子がここの服を用意してくれた。
カメラは怪しい機械じゃない。殺傷能力とかないって説明がやっと終わって、風呂に入ってサッサと寝るか‥と思ってたらやっと待ってた奴が来た。
待ってたって言っても、顔も知らない奴だけど。
実はね。あの子‥神に俊哉に恋人がいるらしいってことを聞いて‥この依頼を受ける代わりにその子(恋人)とあわせて欲しいってお願いしたんだ。
その子には俺のこと
「死んだと思われていたが、実は生きていた兄だけど、事情があって一緒には住めない」
って説明してあるらしい。俺と会えるように段取りをつけたのは、あの子に頼まれた王子らしい。‥王子自らぞんな雑用みたいなことさせていいんだろうか‥。(まあ‥仕方がないか)
どんな子だろ。俊哉は小柄だから‥小柄な子かな? でも、意外と大柄な子かも。
年上ってイメージだけど‥年下ってのもいいかも。
俊哉は優しくって面倒見がいいから‥。
とかいろいろ想像してたのに‥来たのは、男だった。
しかも‥ごっついの。
「え? 」
って言っちゃった俺は‥でも、おかしくないよね?
妹じゃなっくって、弟が出来た!
「で、弟よ。アンタは俊哉のどこが好きなんだよ」
メイドさん? 城のお手伝いさん的な人がお茶を淹れてくれた。
弟は、俺と向かい合わせに座っている。
どうやら軍人さんらしい。筋肉のついたすんばらしいプロポーションの凄いイケメンが、背筋をピンと伸ばして‥姿勢よくお茶を飲んでる姿は‥絵になる。今すぐ写真を撮りまくりたいけど、ぐっと我慢だ。
俺は兄さん。兄さんは弟を「いいね! そのまま! 」とか写真撮りまくったりしない。
実の弟‥可愛い俺の弟・俊哉に対してならギリありかもしれないけど‥このイケメン相手にそのテンションは‥ない。「え? ‥何ですか? 」とか冷たい視線向けられたら‥死ぬ。
平常心。そして‥敬語とか使わない。大人な兄らしく、堂々と。
‥ってか、この人いくつ位? 俺より年上? 俺は大学卒業したての23歳だけど‥この人は‥いくつ位だろ。わからんな~。外国の人の歳‥わかんないよ。
年上? 年上の人にため口とか‥俺的には無いんだけど。しかも、初対面でしょ?
でも、弟。初対面でそこんとこ分からせとかなきゃ‥。
‥気を抜いたら敬語とか使いそうになる。だけど、兄としてそれは避けたい。(← 修斗のなけなしのプライド)
それにしても‥何だこのパーフェクト超人!
顔はハリウットスターみたいで体格はどこぞの格闘家か? なんなんだ? どこで見つけて来たんだ俊哉?? だけど‥
‥全然可愛くない。
俺は‥これと恋愛は‥できんな~。
う~ん。これが俊哉の彼女‥って訳ないだろうから‥俊哉が彼女なのかな?? ‥そもそも、同性のカップルって両方彼氏っていうのか?? 分からんが‥いいや。考えても絶対分からんから‥いい。
「あ‥兄さん。その、全部です」
随分時間が経ってたから、俺は一瞬何のことかわからなかった。
え。何、何の返事? もしかして‥「俊哉のどこが好き」の答え?? 今頃??
は~!? 何見た目にそぐわずこちっこちに緊張してるわけ!? アンタみたいな勝ち組地球だったら「俺様神様」レベルでブイブイ言わしてるぞ?? (← 偏見)
ここの国では虐げられてますからってか??
いや‥ちがうな俺が俊哉の兄だからだな。
そう思うと‥一気に「イケる! 」って感じになった。(← 調子に乗った)
俺は、ふうとわざとらしいため息をつくと‥
「‥兄的には、その答え、落第点だ。全部好き? 全部可愛いってか? アウトだねアウト! そんなの見てないのと一緒。啓史と一緒。あ、啓史って俺たちの兄ね。俺たちは三人兄弟なんだ。啓史が長男で、俺が次男、で俊哉が三男」
って言ってやった。
「そうなんですね。その話は初めて聞いた気がします」
パーフェクト超人が目を輝かせる。俊哉の話は何でも聞きたいんです‥ってか? いいでしょう。話してやりましょう。
「そう。何? 俊哉から聞いてなかった? 」
俺が(ちょっと調子に乗って上から目線で)首を傾げる。完全に表情は‥ドヤ顔だ(多分そんな顔してるだろう)
パーフェクト超人は眉を情けない程下げて苦笑いしたが‥
「俊哉は‥いつも、ご家族のことを思い出すと泣いてしまっていたから‥だから、そういう話は出来るだけしない様にしてました。
ホントに、兄さんが生きておられて良かったです」
生きていてよかった、だけは嬉しそうな顔で言った。
「え? 俺が生きて? (は! そうか、ここでは俊哉は生きてる。‥つまり、俺たちの世界とは反対で‥寧ろ別な世界にいる俺たちが死んでるってことになるのか)
ああ‥そうなんだ‥けど‥ちょっと違うって言うか‥」
‥なんて言おう。
俺は情けない‥苦笑いを浮かべた。
死後の世界から来ました~って言ってもいいんだけど‥俺的に嘘を言うのは‥嫌なんだよね。
「ええ!? 」
パーフェクト超人驚いてる。‥そりゃ、驚くよね。‥意味も分からんし。
でも‥それっぽいこと言ってその場だけ誤魔化すとか‥俺は好きじゃない。
「‥最後の願い事って奴だ。俺は今ここに居るんだけど‥でもそう長くはいることは出来ない。神様に‥最後に俊哉が幸せに笑っている姿が見たい、‥その姿が見れないと死んでも死にきれないってお願いしたんだ。‥ま、俺が今ここ‥俊哉の傍じゃなくてここにいるのは、神様の交換条件‥「王子の結婚式を絵に残す」を叶える為なんだけどね」
へらって笑って俺は「ホントのこと」を織り交ぜながら言った。
全部ホントのこと言う気はない。だけど‥全部嘘ってのも、違う。
「兄さん‥」
困った顔するパーフェクト超人。彼は、随分情に厚い人みたいだ。‥いい人みたいで安心する。
しかし‥総てにおいて絵になる奴だな‥。
気を抜いたら‥写真集出来る位写真撮っちゃいそう。気をつけよう。
俺は小さく息を吐き気持ちを落ち着けると‥
「だから、俺に与えられたここでの時間は短いわけだけど‥ここに居る間に聞かせてよ。‥俺が安心できるようにさ。俊哉の恋人の話、聞きたい」
って言った。その際、つい癖でにこって笑ってしまい‥「あ、また営業用スマイルでた」って思った。家族相手に偽笑顔とか‥ないわ~。
パーフェクト超人は、「ハイ」ってまた恐縮して返事すると‥
「俺の名前は‥クラシル・レイノックです。騎士団長をしています。
父親は大工で、家族は父親と母親と弟ですが、母親は父親の再婚相手で、弟は彼女の連れ子です。家を出て、一人で暮らしていたんですが、今は俊哉と一緒に住んでいます」
って‥自己紹介を始めた。
‥騎士団長。なにそれ、凄いんじゃないの?? 成程、だからそんなにマッチョなわけね?
どんなトレーニングしてるの? ってマッチョな人たちだったら聞きたがるようなプロポーションだけど‥この国は「魅せる筋肉」とかいう概念ないよね。‥そもそも、ここの人たち「筋肉love」じゃないんだよね。‥わからんな~。この顔や筋肉が忌諱の対象になるとか‥わからんわ~。絶対、ここの価値観共感もてん。
それで、改めて顔を見た。
顔は卵型。
彫の深い顔立ちに、すっきりと通った鼻筋。高い鼻。濃い青色の瞳は細形アーモンドアイ。精悍な眉。短く刈った硬めの黒髪。
醤油顔って言うの? 無理やり分類したら啓史兄さんと同じジャンルの顔なんだけど‥こっちの方は「ザ・洋風」って感じ。
啓史兄さんはモノトーンの‥「白黒写真」って感じだけど、クラシル氏はそれよりは色がついてる感じ。
だけどビビットカラーのポスター調じゃない。パステルカラーでもない。‥セピア? それも違うかな。
決して、渋いとかお洒落とかじゃない。
あったかい感じの人。
スーパー超絶男前だけどあったかいって‥どうよ。
俺は随分このイケメンな弟が気に入ったみたいだ。
実際に戦地に立って、場所の下見だ。
どこに立てばどんな写真が撮れるとか、光の入り方‥とか調べることは沢山ある。
参加者の人数や当日の式の流れも聞いておかなきゃいけないしね。
本人の意思は‥サプライズだから聞かないことにする。お任せって奴だ。
手ごたえは‥ない。
あるはずがない。何だこの大きさって感じだ。
圧倒されたけど「芸術作品を撮ろうと思うな。人物写真を撮ろう」って決めた。
因みに、俺が今日と当日出入りすることは王子に許可を撮ってもらった。その地点で全然サプライズじゃないんだけど‥でも、何をするかまでは分からないだろう。
色々調べる俺にさっきから守衛さんだろうか? いかつい格好した騎士さん? は不信感MAXだ。
分かる~。
そんなこんなで、今は城の‥客室的なところだ。王子が特別に用意してくれたんだ。ここに荷物とかを置かせてもらうことにした。
荷物っていっても、今日は特に何も持ってきてないんだけどね。
着替えとか‥そういうのだ。因みに、地球の服を着てたら怪しいからって王子がここの服を用意してくれた。
カメラは怪しい機械じゃない。殺傷能力とかないって説明がやっと終わって、風呂に入ってサッサと寝るか‥と思ってたらやっと待ってた奴が来た。
待ってたって言っても、顔も知らない奴だけど。
実はね。あの子‥神に俊哉に恋人がいるらしいってことを聞いて‥この依頼を受ける代わりにその子(恋人)とあわせて欲しいってお願いしたんだ。
その子には俺のこと
「死んだと思われていたが、実は生きていた兄だけど、事情があって一緒には住めない」
って説明してあるらしい。俺と会えるように段取りをつけたのは、あの子に頼まれた王子らしい。‥王子自らぞんな雑用みたいなことさせていいんだろうか‥。(まあ‥仕方がないか)
どんな子だろ。俊哉は小柄だから‥小柄な子かな? でも、意外と大柄な子かも。
年上ってイメージだけど‥年下ってのもいいかも。
俊哉は優しくって面倒見がいいから‥。
とかいろいろ想像してたのに‥来たのは、男だった。
しかも‥ごっついの。
「え? 」
って言っちゃった俺は‥でも、おかしくないよね?
妹じゃなっくって、弟が出来た!
「で、弟よ。アンタは俊哉のどこが好きなんだよ」
メイドさん? 城のお手伝いさん的な人がお茶を淹れてくれた。
弟は、俺と向かい合わせに座っている。
どうやら軍人さんらしい。筋肉のついたすんばらしいプロポーションの凄いイケメンが、背筋をピンと伸ばして‥姿勢よくお茶を飲んでる姿は‥絵になる。今すぐ写真を撮りまくりたいけど、ぐっと我慢だ。
俺は兄さん。兄さんは弟を「いいね! そのまま! 」とか写真撮りまくったりしない。
実の弟‥可愛い俺の弟・俊哉に対してならギリありかもしれないけど‥このイケメン相手にそのテンションは‥ない。「え? ‥何ですか? 」とか冷たい視線向けられたら‥死ぬ。
平常心。そして‥敬語とか使わない。大人な兄らしく、堂々と。
‥ってか、この人いくつ位? 俺より年上? 俺は大学卒業したての23歳だけど‥この人は‥いくつ位だろ。わからんな~。外国の人の歳‥わかんないよ。
年上? 年上の人にため口とか‥俺的には無いんだけど。しかも、初対面でしょ?
でも、弟。初対面でそこんとこ分からせとかなきゃ‥。
‥気を抜いたら敬語とか使いそうになる。だけど、兄としてそれは避けたい。(← 修斗のなけなしのプライド)
それにしても‥何だこのパーフェクト超人!
顔はハリウットスターみたいで体格はどこぞの格闘家か? なんなんだ? どこで見つけて来たんだ俊哉?? だけど‥
‥全然可愛くない。
俺は‥これと恋愛は‥できんな~。
う~ん。これが俊哉の彼女‥って訳ないだろうから‥俊哉が彼女なのかな?? ‥そもそも、同性のカップルって両方彼氏っていうのか?? 分からんが‥いいや。考えても絶対分からんから‥いい。
「あ‥兄さん。その、全部です」
随分時間が経ってたから、俺は一瞬何のことかわからなかった。
え。何、何の返事? もしかして‥「俊哉のどこが好き」の答え?? 今頃??
は~!? 何見た目にそぐわずこちっこちに緊張してるわけ!? アンタみたいな勝ち組地球だったら「俺様神様」レベルでブイブイ言わしてるぞ?? (← 偏見)
ここの国では虐げられてますからってか??
いや‥ちがうな俺が俊哉の兄だからだな。
そう思うと‥一気に「イケる! 」って感じになった。(← 調子に乗った)
俺は、ふうとわざとらしいため息をつくと‥
「‥兄的には、その答え、落第点だ。全部好き? 全部可愛いってか? アウトだねアウト! そんなの見てないのと一緒。啓史と一緒。あ、啓史って俺たちの兄ね。俺たちは三人兄弟なんだ。啓史が長男で、俺が次男、で俊哉が三男」
って言ってやった。
「そうなんですね。その話は初めて聞いた気がします」
パーフェクト超人が目を輝かせる。俊哉の話は何でも聞きたいんです‥ってか? いいでしょう。話してやりましょう。
「そう。何? 俊哉から聞いてなかった? 」
俺が(ちょっと調子に乗って上から目線で)首を傾げる。完全に表情は‥ドヤ顔だ(多分そんな顔してるだろう)
パーフェクト超人は眉を情けない程下げて苦笑いしたが‥
「俊哉は‥いつも、ご家族のことを思い出すと泣いてしまっていたから‥だから、そういう話は出来るだけしない様にしてました。
ホントに、兄さんが生きておられて良かったです」
生きていてよかった、だけは嬉しそうな顔で言った。
「え? 俺が生きて? (は! そうか、ここでは俊哉は生きてる。‥つまり、俺たちの世界とは反対で‥寧ろ別な世界にいる俺たちが死んでるってことになるのか)
ああ‥そうなんだ‥けど‥ちょっと違うって言うか‥」
‥なんて言おう。
俺は情けない‥苦笑いを浮かべた。
死後の世界から来ました~って言ってもいいんだけど‥俺的に嘘を言うのは‥嫌なんだよね。
「ええ!? 」
パーフェクト超人驚いてる。‥そりゃ、驚くよね。‥意味も分からんし。
でも‥それっぽいこと言ってその場だけ誤魔化すとか‥俺は好きじゃない。
「‥最後の願い事って奴だ。俺は今ここに居るんだけど‥でもそう長くはいることは出来ない。神様に‥最後に俊哉が幸せに笑っている姿が見たい、‥その姿が見れないと死んでも死にきれないってお願いしたんだ。‥ま、俺が今ここ‥俊哉の傍じゃなくてここにいるのは、神様の交換条件‥「王子の結婚式を絵に残す」を叶える為なんだけどね」
へらって笑って俺は「ホントのこと」を織り交ぜながら言った。
全部ホントのこと言う気はない。だけど‥全部嘘ってのも、違う。
「兄さん‥」
困った顔するパーフェクト超人。彼は、随分情に厚い人みたいだ。‥いい人みたいで安心する。
しかし‥総てにおいて絵になる奴だな‥。
気を抜いたら‥写真集出来る位写真撮っちゃいそう。気をつけよう。
俺は小さく息を吐き気持ちを落ち着けると‥
「だから、俺に与えられたここでの時間は短いわけだけど‥ここに居る間に聞かせてよ。‥俺が安心できるようにさ。俊哉の恋人の話、聞きたい」
って言った。その際、つい癖でにこって笑ってしまい‥「あ、また営業用スマイルでた」って思った。家族相手に偽笑顔とか‥ないわ~。
パーフェクト超人は、「ハイ」ってまた恐縮して返事すると‥
「俺の名前は‥クラシル・レイノックです。騎士団長をしています。
父親は大工で、家族は父親と母親と弟ですが、母親は父親の再婚相手で、弟は彼女の連れ子です。家を出て、一人で暮らしていたんですが、今は俊哉と一緒に住んでいます」
って‥自己紹介を始めた。
‥騎士団長。なにそれ、凄いんじゃないの?? 成程、だからそんなにマッチョなわけね?
どんなトレーニングしてるの? ってマッチョな人たちだったら聞きたがるようなプロポーションだけど‥この国は「魅せる筋肉」とかいう概念ないよね。‥そもそも、ここの人たち「筋肉love」じゃないんだよね。‥わからんな~。この顔や筋肉が忌諱の対象になるとか‥わからんわ~。絶対、ここの価値観共感もてん。
それで、改めて顔を見た。
顔は卵型。
彫の深い顔立ちに、すっきりと通った鼻筋。高い鼻。濃い青色の瞳は細形アーモンドアイ。精悍な眉。短く刈った硬めの黒髪。
醤油顔って言うの? 無理やり分類したら啓史兄さんと同じジャンルの顔なんだけど‥こっちの方は「ザ・洋風」って感じ。
啓史兄さんはモノトーンの‥「白黒写真」って感じだけど、クラシル氏はそれよりは色がついてる感じ。
だけどビビットカラーのポスター調じゃない。パステルカラーでもない。‥セピア? それも違うかな。
決して、渋いとかお洒落とかじゃない。
あったかい感じの人。
スーパー超絶男前だけどあったかいって‥どうよ。
俺は随分このイケメンな弟が気に入ったみたいだ。
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