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第五話 強制終了
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僕の体は痺れて動かないのに、びくびくと全身は痙攣する。
だんだん、僕の体が熱をもってきている。
「あっ! だめ! 気持ちわるいけど、気持ちいい? あぁぁ……体が熱い!!」
「あぁん! あぁぁぁぁぁ……っっ!!」
またも、甲高い悲鳴を上げてしまう。
「ど、どうなって・・・ぁあぁん!!」
クチュクチュと湿っぽい音がスカートの中から響く。
「あ、だめ……あぁん、あぁ……や、やめ……っっ!!」
「んああっ! はあっ、ああっ……ああんっ」
傍から見れば、森で一人立ち尽くしたまま、ビクビク震えてる変な人になるだろう。
だがそれどころではなく、男では感じたこともない刺激が僕をますます混乱させる。
「あっ……ああっ…はぁ、はぁん」
僕の口から涎が垂れ始める。
「うああっ……ああっ……はぁ、はあ~っ……これは…だ、だめぇぇ……!!」
「あひっ!あひっ!お、お腹がっ……ああっ!んああっ……はあっ、はあっ、はあっ」
「ああっ……だ、だめだっ……いいっ、いいっ! だめ!ひ、ひぃっ! ひぃぃっ ふぁぁぁあああああ!!」
僕の股間から勢いよく液体が流れでていくのを感じながら、僕の意識はそこで途切れた――。
――目の前が潤んで前がよく見えない。
ぼんやりした頭で眺めていると、そこは見慣れた自分の部屋。
森の中から強制ログアウトされてしまったみたいだ。
いまだに痺れが体中に残っているような倦怠感がある。
不思議な体験だった。
罠だったのか? 誰かの攻撃だったのか?
それすらもわからない。
「一体、なんだったんだ……っあ!!」
と、気づいて勢いよく体を起こして、自分の股間を見る。
「よかったぁぁ、漏れてなかったぁ~~」
僕は安堵のため息をついた。
強制終了前に股間からまるでおしっこがでたかのような感覚があったから、現実でも漏れてたらどうしようかと思ったのだ。
無駄に焦ってしまった。
「それにしても、リアルな体験だったな……」
今のVRMMOはすごいんだなと改めて思い知った僕は、今日はもうログインせず、明日の学校に備えて眠りについた。
だんだん、僕の体が熱をもってきている。
「あっ! だめ! 気持ちわるいけど、気持ちいい? あぁぁ……体が熱い!!」
「あぁん! あぁぁぁぁぁ……っっ!!」
またも、甲高い悲鳴を上げてしまう。
「ど、どうなって・・・ぁあぁん!!」
クチュクチュと湿っぽい音がスカートの中から響く。
「あ、だめ……あぁん、あぁ……や、やめ……っっ!!」
「んああっ! はあっ、ああっ……ああんっ」
傍から見れば、森で一人立ち尽くしたまま、ビクビク震えてる変な人になるだろう。
だがそれどころではなく、男では感じたこともない刺激が僕をますます混乱させる。
「あっ……ああっ…はぁ、はぁん」
僕の口から涎が垂れ始める。
「うああっ……ああっ……はぁ、はあ~っ……これは…だ、だめぇぇ……!!」
「あひっ!あひっ!お、お腹がっ……ああっ!んああっ……はあっ、はあっ、はあっ」
「ああっ……だ、だめだっ……いいっ、いいっ! だめ!ひ、ひぃっ! ひぃぃっ ふぁぁぁあああああ!!」
僕の股間から勢いよく液体が流れでていくのを感じながら、僕の意識はそこで途切れた――。
――目の前が潤んで前がよく見えない。
ぼんやりした頭で眺めていると、そこは見慣れた自分の部屋。
森の中から強制ログアウトされてしまったみたいだ。
いまだに痺れが体中に残っているような倦怠感がある。
不思議な体験だった。
罠だったのか? 誰かの攻撃だったのか?
それすらもわからない。
「一体、なんだったんだ……っあ!!」
と、気づいて勢いよく体を起こして、自分の股間を見る。
「よかったぁぁ、漏れてなかったぁ~~」
僕は安堵のため息をついた。
強制終了前に股間からまるでおしっこがでたかのような感覚があったから、現実でも漏れてたらどうしようかと思ったのだ。
無駄に焦ってしまった。
「それにしても、リアルな体験だったな……」
今のVRMMOはすごいんだなと改めて思い知った僕は、今日はもうログインせず、明日の学校に備えて眠りについた。
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