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36 【番外編】ロジェの新ポーション開発とトゲトゲ
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※攻めのアレにトゲトゲが生える話です。苦手な方はご注意ください。
※アホエロ話となります。
※まだ学園にいる頃のお話となります。
-----------------
ロジェは心底、悩んでいた。
『……カラスバくんの性欲が強すぎる……』
毎晩カラスバに抱かれていて、休みの日なのに一日中、二人でベッドの上だったこともあった。まだ学生なのに爛れた性生活を送っていて、このままでは体が持たない……いや、もうすでに限界だった。
『このままではますます淫乱になっちゃうよ……なんとかしないと……』
自室で一人でいる貴重な時間を悩んでいると、ふとポーションの瓶が目に入った。ロジェの実家はポーション屋なので、実家で売っているポーションを何本か持ってきたことを思い出して、そこからインスピレーションがひらめいた。
「そうだ……!ポーションだ!なんで思いつかなかったんだ」
ロジェは机に急いで座って、紙にペンを走らせた。
『性欲を減退させるポーションを作って飲ませればいいんだ!ポーションは本来は体力回復や怪我を治す効果。全体的な効果じゃなく、ある症状をピンポイントで治す……この場合は性欲を減退させるに効能を集中させるんだ!』
ロジェは集中して考えを紙にまとめ、本棚にある学術書を開いて調べ始めた。新たなポーション作りの研究をカラスバにバレないようにやらなければいけない、自分の体と心の平穏のために……と決意し、この研究をこっそりと始めたのだった。
+++++++++++++++++++++++
カラスバに見つからないように、こっそりと性欲減退ポーションの研究を続けた。ロジェは放課後に学園の授業で使われる実験室を借り、性欲減退ポーションを作成していた。ロジェは実験器具から抽出した液をポーション瓶に移す作業をしていた。
「これで第一号が完成だ!まずはこれの安全確認からかな」
一刻も早く性欲減退ポーションを完成させて、カラスバの性欲を抑えたい。早る気持ちになるが、実験作の第一号がどの程度の症状になるかの不安もあった。やはり動物実験から始めようとロジェは思った時、実験室のドアがノックされて開いた。
「ロジェくん!ここにいたの」
「カ……カラスバくん……」
カラスバがニコニコしながら実験室に入ってきた。カラスバには性欲減退ポーションを作っていることは内緒なのでロジェは焦るが、傍から見るとただのポーション作成しているだけなので誤魔化すことにした。
「ロジェくん最近、何か実験してるよね?僕の研究室でやればいいのに」
「えっ?知ってたの……?え、えーと、カラスバくんの研究の邪魔をしたくなかったから……」
「フフッ、ロジェくんらしいね。遠慮することないのに」
「うっ、ううん、ちょっとポーション作りの腕が落ちてると思ったから。だから、大したことない実験……というか……復習みたいなものだから大丈夫だよ」
実験器具を片付けながらロジェは誤魔化す。特にカラスバは疑うこともなく話を聞いてくれたようでロジェはホッとして胸を撫で下ろした。
「片付けてからカラスバくんの研究室に行くから……っ……?!」
カラスバを見ると、ロジェが先程作った性欲減退ポーションの瓶をカラスバが持っていた。ロジェは焦ってカラスバから取り返そうとするが、かわされてしまう。
「ちょっとカラスバくん、返して!」
「僕、ちょうど疲れてたんだ。できたてのロジェくん製ポーションいただくね!」
瓶の蓋を開けてカラスバは一気にポーションを目の前で飲んだので、ロジェは顔を青くしてしまう。まだ安全性や効果を確認してないのに飲まれてしまって、万が一身体に異常が発生しては大変なことになる。
「んー?いつものロジェくんのポーションと味が違うね。なんで?」
「ちょっ、ちょっとカラスバくん!か、身体とかに異変はない?」
「異変?言われてみるとなんか身体が熱いかも?僕はあんまり汗はかかないタイプなんだけどね」
カラスバが首を傾げているが、ロジェは気が気ではなかった。
「とっ、とりあえず、椅子に座わって休んで様子見ようカラスバくん!」
「あっ、今、何故かちんちんがものすごく勃起してきた」
「えっ?!」
「しかもちんちんがすごく熱くなってる」
「熱い?!」
性欲減退ポーションを作ったはずなのに、何故か逆に性欲を増大させるポーションを作ってしまったようだ。これは大失敗だが、更にカラスバにそれを飲まれてしまい更に失態だった。
「なんかちんちんがボコボコしている感触がある」
「ボコボコしている?どういうこと?」
変な成分は使っていないはずだが、ポーション制作者としては責任を持って確認しなければいけない。ロジェはカラスバの下半身を調べるために、カラスバの腰のベルトを緩めた。
「ああっ!ロジェくん!そんなッ!ここ、実験室なのに積極的すぎるよッ!」
「違うから!身体の症状確認するだけだから!って、何これッ?!」
カラスバの着ているズボンを下げると、勢いよく陰茎が飛び出してベチンとロジェの頬を叩く。感触がいつもと何か違うのでよく見たロジェは驚愕した。カラスバの陰茎には一定の距離で円錐状のトゲが全体的に何個も生えていたのだ。
『性欲減退ポーション作ったのに、どうして勃起してるの?!しかもなんで性器にトゲが生えてるんだよ?!大失敗じゃないか……僕は何を作ったんだ……?』
ロジェはこの状況に激しく焦ってしまう。
「なんで……どうして……」
「すごい!僕のちんちん、邪神のちんちんみたいになってる。かっこいい」
「いや、かっこよくないから!」
何故か惚れ惚れと自分の陰茎を見ているカラスバにロジェは突っ込むが、こうなってしまったのは自分の作ったポーションのせいだ。元に戻すためになんとかしなければと考える。
「と、とりあえず、効果を消すポーションを今から急いで作るからカラスバくんちょっと我慢してくれる?」
「え?我慢?せっかくだから、このかっこいい邪神トゲトゲちんちんでセックスしようよ」
「えっ?」
「大丈夫、ロジェくんに痛い思いはさせないから。トゲトゲで傷つかないように身体強化魔術をかけるね!」
「そっ、そういう問題じゃ……ああっ……」
実験室の机にロジェは押し倒されてしまい、深く口付けをされてしまう。
「んんーっ!」
カラスバに舌に絡め取られて強く吸われてしまう。快楽を引きずり出すために、カラスバの舌が口内の歯列をなぞり、口蓋を舌先でつつかれてロジェは体の力が抜けかけてしまう。
「ロジェくんはキスが弱いのは知ってるからね。早速だけど僕のトゲトゲちんちん触ってよ」
「あぁっ……でも怖い……」
「フフ、ロジェくんのポーションのせいでこうなったんだから責任取ってもらわないと」
ロジェは恐る恐るカラスバの陰茎に手を伸ばしてそっと触れる。肉のトゲの感触が触る手から伝わり、ロジェは内心ビクビクするも、根本から上に向かってゆっくりとこすり始めた。
「カラスバくん、どう……?」
「トゲトゲのせいかいつもと違う感触だけど気持ちいいよ。もっと強くこすってほしいな」
「う、うん……」
強めに陰茎をこすりあげると、肉のトゲが手のひらにあたり、その感触でロジェはドキドキしてしまう。
『まさか……このトゲ生えてるので僕はされちゃうのかな……』
想像しただけで興奮してきてしまい、ロジェはこの邪神の如き陰茎で肉の悦楽を味わいたいと思ってしまった。
「カ、カラスバくん……手じゃなくて、口でしたい……」
「ちょうど僕もしゃぶってほしいって思ってたところなんだ」
カラスバの陰茎に顔を寄せると、いつもよりも黒く荒ぶった邪神の如き剛直がそこにあり、ロジェは一瞬ひるむも恐る恐る舌を先端に這わせ先走りを舐めてから陰茎を舌でしゃぶり始めた。
「あっロジェくん、トゲトゲ舐められるとすっごく気持ちいい。もっとトゲトゲ舐めて」
「……んっ……わかったよ……」
一つ一つの肉のトゲを舌で確認するように舐めると、陰茎がビクビクと震えて浮き出た血管がドクドクと脈動する。手で擦りながら、邪悪な陰茎を唾液まみれにしながら奉仕をしていく。
「もう出そう。ロジェくん、口で受け止めてね」
「んんっ……わかった……」
先端を口に咥えて舌を使ってしゃぶりながら、手で根本から強く擦りあげて射精を促すように奉仕をすると、陰茎がビクビクッと震えて大量に白濁を放精してしまい、ロジェは口で受け止めきれずに顔や服にかかってしまう。
「んううっ!あぁっ……」
「すごいっ……いつもより沢山出てる!これ、ロジェくんのポーションの効果なのかな?」
ロジェは顔にかかった精子を指で取り舐めとる。確かにいつもよりも精子の量が多く、ロジェは自分が作ったポーションのせいでこうなったと考える。
『……性欲減退するはずなのに逆になってるよ……多分、神経に作用する成分が間違っていたんだ……次は失敗しないようにしないと……』
ロジェがポーションの成分のことを考えていると、顔にカラスバの陰茎を押し付けられて我に返る。
「あっ……カラスバくん、だめぇ……押し付けないで」
「ロジェくん、邪神トゲトゲちんちんが全然萎えないんだ。セックスすれば元に戻るかもしれないから入れてもいい?」
「でも……その……怖い……」
「大丈夫だよ、ロジェくんには身体強化魔術をかけたから。それに絶対に痛くしないよ」
「う、うん……わかった……」
実験用の広い机の上に寝かされてロジェは自身の着ているローブを捲り、下半身を露わにさせる。カラスバの手が服の下から入り込み、ロジェの胸を弄った。
「あっ……そこは……あぁ……」
「フフフ、服着たままするのは久しぶりだね。しかも実験室でやるなんて、ますます興奮しちゃうね」
「あっ……恥ずかしいから言わないで……」
ロジェは本気で恥ずかしがるが、逆にそれがカラスバの劣情を煽ってしまい、棘が生えた陰茎がますます硬度を増してしまい、それを見たロジェは恐ろしく感じるつつもそれの気持ちよさの先をを知っている為、身体が熱くなり身悶えてしまう。
「ああっ……カラスバくんのが欲しいよっ……怖いけど……早く入れて……」
「フフフ、どんなセックスになるのかな?僕もドキドキしちゃうよ。これって、トゲトゲちんちんでの初体験だから実質童貞喪失かな?アハハ」
「あぁっ!お願い!早くトゲトゲチンポ入れてぇ!」
ロジェが我慢できずに身をよじらせて喘いでしまう。カラスバはすこぶる上機嫌で、ロジェの脚を開き腰を進めて秘所に邪悪すぎる陰茎を挿入していく。胎内を押し拡げる陰茎のトゲが肉壁を刺激し、動くだけでそのいくつものトゲが胎内の肉壁を更に抉るように責め立てた。
「ひいぃぃっ!!なかッ……中がえぐられちゃうよぉっ!」
「あれ?身体強化魔術かけたから痛くないはずなんだけど。ロジェくん大丈夫?」
「うっ……だっ、大丈夫だから動いて……痛くないから……」
「わかったよ。痛かったらすぐに言うんだよ」
カラスバはロジェの様子を見ながら腰をゆっくりと動かして抽送を始める。動きがゆっくりでもトゲがついた陰茎の抽送に、ロジェの胎内の淫肉はいつもよりも抉られる刺激を受けてますます陰茎を締め付けてしまう。
「ううっ、ロジェくんいつもより締付けがキツイよ。吸い付いてきて僕の邪神トゲトゲちんちんが溶けちゃいそう」
「だめぇっ!トゲトゲがっ……なかでゴリゴリしてッ……僕、おかしくなっちゃうッ……あぁんんっ!!」
陰茎のトゲがロジェの胎内の敏感な部分を刺激し、息も絶え絶えにされたロジェは肉の恍惚と陶酔で目は快楽で蕩けて口からはよだれを口から溢してしまう。
「ロジェくん大丈夫?」
「だっ、だいじょうぶ……ちょっと気持ちよすぎておかしくなっちゃいそう……これじゃ、ますます僕、淫乱になっちゃうよ……」
快楽で頭が蕩けたロジェが口端から垂らしたよだれをカラスバは舌で舐め、唇のあわいから舌を射し込みロジェの舌を強く吸い深い口付けをした。
「フフッ、僕は淫乱なロジェくんも大好きだよ」
「本当……?」
「本当さ、ロジェくんも僕のことは好き?」
「……うん……すき……」
「フフフ、僕たち相思相愛だね。じゃあトゲトゲちんちんで愛し合う続きをしよう!」
「うん……うれしい……んんっ」
再び口を塞がれて舌を吸われ、ロジェはカラスバの首に腕を回し濃厚な唾液の交換をしながら陰茎を胎内に道を作るかのように抽送されてしまう。中の淫肉は、陰茎のトゲに跡をつけられるように抉られて調教をされるように責め立てられて、邪悪なオスに屈服してしまい、ますます陰茎を締め付けてしまう。
「うぅっ……!そんなに締め付けるともう出ちゃいそうだよ」
「ああっ、いいよッ……中に出してぇっ!」
邪悪な陰茎が胎内を縫い上げるように突き上げて最奥まで侵犯すると、ロジェは刺激により思わず喉を晒して淫らなメス声をあげて絶頂した。
「ひいぃぃんっ!そんな奥ッ、だめぇっ……!ぅあぁンッ……!」
「ロッ、ロジェくん、そんな締め付けるともう出ちゃうっ……!!ううっ!!」
根本まで邪悪な陰茎を中に埋め込み、ロジェの最奥に精を放った。ポーションの効果のせいなのか、いつもよりも大量に精子が出されて、ロジェは更に絶頂の波を受け入れる羽目になる。
「やああっ……中に熱い精子がいっぱい出てるッ……!なかだし、だめえぇ!」
汗みずくの身体を痙攣させながらロジェは、収まらぬ絶頂の波に晒されて恍惚としていた。
「ひいぃ……あっ……アッ……あぁっ……なかでトゲトゲチンポがビクビクしてる……ンッあぁ……」
「うーん、射精してもちんちんのトゲトゲがなくならないな。ポーションの効果が切れれば治ると思うんだけど。まっいいか、治るまでハメまくろう!」
カラスバは、ロジェの脚を折りたたむように肩につけて、次の種付けセックスをしようとする。
「だめぇ……これ以上、トゲトゲチンポでしたらもう普通のセックスじゃ満足できなくなっちゃう……」
「フフフ、そうなったらますますロジェくんは淫乱になっちゃうね!責任は取るから安心して淫乱になってね!」
「あぁっ……トゲトゲだめぇっ!あっああんンッ!!気持ちよくて狂っちゃうよぉッ!!」
硬度を保ったままの邪神の陰茎で再びロジェを辱め、結合部からはいつもよりも更に淫らな音をさせて抽送をし始める。ロジェは嫌がりつつもとっくに発情した淫乱な身体は、陰茎の動きに合わせて腰を揺らして応えてしまう。
「あっ……ぁあんっ……んあぁッ!」
「ロジェくんのポーション、ひょっとして僕のために作ってくれたのかい?嬉しいけど、ちょっと効き目が強すぎたねフフフ。僕って愛されてる!」
嬉しそうにカラスバがロジェの唇に触れるキスをすると、ロジェがカラスバの舌を絡め取り吸い上げる。
「っ……カラスバくん、次はキスをしながらイキたい……」
「うん、いいよ!僕もそれ好き、フフッ」
実験室の机の上でということもすっかり忘れた二人は、ポーションの効果が切れるまでふしだらな行為を続けた。
++++++++++++++++++++++++++++++
ロジェは放課後、実験室でポーションの抽出作業をしていた。
「今度こそ、性欲減退ポーションの完成だ!まずは動物実験からだな……」
ロジェが独り言を言っていると実験室のドアが開いてカラスバがズカズカと入ってきた。
「ロジェくんまた新しいポーション実験やってるの?熱心だね!」
「う、うん、あのカラスバくん勝手にポーションもう飲まないでね……えっ!!もう飲んでる?!」
「ん?僕で人体実験すればいいよ。それに僕は毒とかに耐性あるから大丈夫!」
「そういう問題じゃ……どこか身体に異常は?」
「んー、なんか、ちんちんがむずむずして新しいちんちんが生えてる感触がする」
「えー!!何それ!えっ?えぇっ?!」
ロジェは自分の才能のなさを呪った。
なお、ロジェが作り出したポーションは効果を弱めて実家のポーション屋で売ったら、更年期の男性に大ヒットして父から感謝されてロジェは複雑な気分になった。
++++++++++++++++++++++++++++++
〈後書き的なもの〉
お読みいただきありがとうございます!
本編はすでに完結してますが、番外編が思いついたので書きましたが、あまりにも頭が悪い番外編ですね……
定期的に他作品でもこういうアホな内容を書いていきたいです!\(^o^)/
ロジェ「このままではますます淫乱になっちゃうよ……」
すでになっているから。と、作者は書きながら思いました。
※アホエロ話となります。
※まだ学園にいる頃のお話となります。
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ロジェは心底、悩んでいた。
『……カラスバくんの性欲が強すぎる……』
毎晩カラスバに抱かれていて、休みの日なのに一日中、二人でベッドの上だったこともあった。まだ学生なのに爛れた性生活を送っていて、このままでは体が持たない……いや、もうすでに限界だった。
『このままではますます淫乱になっちゃうよ……なんとかしないと……』
自室で一人でいる貴重な時間を悩んでいると、ふとポーションの瓶が目に入った。ロジェの実家はポーション屋なので、実家で売っているポーションを何本か持ってきたことを思い出して、そこからインスピレーションがひらめいた。
「そうだ……!ポーションだ!なんで思いつかなかったんだ」
ロジェは机に急いで座って、紙にペンを走らせた。
『性欲を減退させるポーションを作って飲ませればいいんだ!ポーションは本来は体力回復や怪我を治す効果。全体的な効果じゃなく、ある症状をピンポイントで治す……この場合は性欲を減退させるに効能を集中させるんだ!』
ロジェは集中して考えを紙にまとめ、本棚にある学術書を開いて調べ始めた。新たなポーション作りの研究をカラスバにバレないようにやらなければいけない、自分の体と心の平穏のために……と決意し、この研究をこっそりと始めたのだった。
+++++++++++++++++++++++
カラスバに見つからないように、こっそりと性欲減退ポーションの研究を続けた。ロジェは放課後に学園の授業で使われる実験室を借り、性欲減退ポーションを作成していた。ロジェは実験器具から抽出した液をポーション瓶に移す作業をしていた。
「これで第一号が完成だ!まずはこれの安全確認からかな」
一刻も早く性欲減退ポーションを完成させて、カラスバの性欲を抑えたい。早る気持ちになるが、実験作の第一号がどの程度の症状になるかの不安もあった。やはり動物実験から始めようとロジェは思った時、実験室のドアがノックされて開いた。
「ロジェくん!ここにいたの」
「カ……カラスバくん……」
カラスバがニコニコしながら実験室に入ってきた。カラスバには性欲減退ポーションを作っていることは内緒なのでロジェは焦るが、傍から見るとただのポーション作成しているだけなので誤魔化すことにした。
「ロジェくん最近、何か実験してるよね?僕の研究室でやればいいのに」
「えっ?知ってたの……?え、えーと、カラスバくんの研究の邪魔をしたくなかったから……」
「フフッ、ロジェくんらしいね。遠慮することないのに」
「うっ、ううん、ちょっとポーション作りの腕が落ちてると思ったから。だから、大したことない実験……というか……復習みたいなものだから大丈夫だよ」
実験器具を片付けながらロジェは誤魔化す。特にカラスバは疑うこともなく話を聞いてくれたようでロジェはホッとして胸を撫で下ろした。
「片付けてからカラスバくんの研究室に行くから……っ……?!」
カラスバを見ると、ロジェが先程作った性欲減退ポーションの瓶をカラスバが持っていた。ロジェは焦ってカラスバから取り返そうとするが、かわされてしまう。
「ちょっとカラスバくん、返して!」
「僕、ちょうど疲れてたんだ。できたてのロジェくん製ポーションいただくね!」
瓶の蓋を開けてカラスバは一気にポーションを目の前で飲んだので、ロジェは顔を青くしてしまう。まだ安全性や効果を確認してないのに飲まれてしまって、万が一身体に異常が発生しては大変なことになる。
「んー?いつものロジェくんのポーションと味が違うね。なんで?」
「ちょっ、ちょっとカラスバくん!か、身体とかに異変はない?」
「異変?言われてみるとなんか身体が熱いかも?僕はあんまり汗はかかないタイプなんだけどね」
カラスバが首を傾げているが、ロジェは気が気ではなかった。
「とっ、とりあえず、椅子に座わって休んで様子見ようカラスバくん!」
「あっ、今、何故かちんちんがものすごく勃起してきた」
「えっ?!」
「しかもちんちんがすごく熱くなってる」
「熱い?!」
性欲減退ポーションを作ったはずなのに、何故か逆に性欲を増大させるポーションを作ってしまったようだ。これは大失敗だが、更にカラスバにそれを飲まれてしまい更に失態だった。
「なんかちんちんがボコボコしている感触がある」
「ボコボコしている?どういうこと?」
変な成分は使っていないはずだが、ポーション制作者としては責任を持って確認しなければいけない。ロジェはカラスバの下半身を調べるために、カラスバの腰のベルトを緩めた。
「ああっ!ロジェくん!そんなッ!ここ、実験室なのに積極的すぎるよッ!」
「違うから!身体の症状確認するだけだから!って、何これッ?!」
カラスバの着ているズボンを下げると、勢いよく陰茎が飛び出してベチンとロジェの頬を叩く。感触がいつもと何か違うのでよく見たロジェは驚愕した。カラスバの陰茎には一定の距離で円錐状のトゲが全体的に何個も生えていたのだ。
『性欲減退ポーション作ったのに、どうして勃起してるの?!しかもなんで性器にトゲが生えてるんだよ?!大失敗じゃないか……僕は何を作ったんだ……?』
ロジェはこの状況に激しく焦ってしまう。
「なんで……どうして……」
「すごい!僕のちんちん、邪神のちんちんみたいになってる。かっこいい」
「いや、かっこよくないから!」
何故か惚れ惚れと自分の陰茎を見ているカラスバにロジェは突っ込むが、こうなってしまったのは自分の作ったポーションのせいだ。元に戻すためになんとかしなければと考える。
「と、とりあえず、効果を消すポーションを今から急いで作るからカラスバくんちょっと我慢してくれる?」
「え?我慢?せっかくだから、このかっこいい邪神トゲトゲちんちんでセックスしようよ」
「えっ?」
「大丈夫、ロジェくんに痛い思いはさせないから。トゲトゲで傷つかないように身体強化魔術をかけるね!」
「そっ、そういう問題じゃ……ああっ……」
実験室の机にロジェは押し倒されてしまい、深く口付けをされてしまう。
「んんーっ!」
カラスバに舌に絡め取られて強く吸われてしまう。快楽を引きずり出すために、カラスバの舌が口内の歯列をなぞり、口蓋を舌先でつつかれてロジェは体の力が抜けかけてしまう。
「ロジェくんはキスが弱いのは知ってるからね。早速だけど僕のトゲトゲちんちん触ってよ」
「あぁっ……でも怖い……」
「フフ、ロジェくんのポーションのせいでこうなったんだから責任取ってもらわないと」
ロジェは恐る恐るカラスバの陰茎に手を伸ばしてそっと触れる。肉のトゲの感触が触る手から伝わり、ロジェは内心ビクビクするも、根本から上に向かってゆっくりとこすり始めた。
「カラスバくん、どう……?」
「トゲトゲのせいかいつもと違う感触だけど気持ちいいよ。もっと強くこすってほしいな」
「う、うん……」
強めに陰茎をこすりあげると、肉のトゲが手のひらにあたり、その感触でロジェはドキドキしてしまう。
『まさか……このトゲ生えてるので僕はされちゃうのかな……』
想像しただけで興奮してきてしまい、ロジェはこの邪神の如き陰茎で肉の悦楽を味わいたいと思ってしまった。
「カ、カラスバくん……手じゃなくて、口でしたい……」
「ちょうど僕もしゃぶってほしいって思ってたところなんだ」
カラスバの陰茎に顔を寄せると、いつもよりも黒く荒ぶった邪神の如き剛直がそこにあり、ロジェは一瞬ひるむも恐る恐る舌を先端に這わせ先走りを舐めてから陰茎を舌でしゃぶり始めた。
「あっロジェくん、トゲトゲ舐められるとすっごく気持ちいい。もっとトゲトゲ舐めて」
「……んっ……わかったよ……」
一つ一つの肉のトゲを舌で確認するように舐めると、陰茎がビクビクと震えて浮き出た血管がドクドクと脈動する。手で擦りながら、邪悪な陰茎を唾液まみれにしながら奉仕をしていく。
「もう出そう。ロジェくん、口で受け止めてね」
「んんっ……わかった……」
先端を口に咥えて舌を使ってしゃぶりながら、手で根本から強く擦りあげて射精を促すように奉仕をすると、陰茎がビクビクッと震えて大量に白濁を放精してしまい、ロジェは口で受け止めきれずに顔や服にかかってしまう。
「んううっ!あぁっ……」
「すごいっ……いつもより沢山出てる!これ、ロジェくんのポーションの効果なのかな?」
ロジェは顔にかかった精子を指で取り舐めとる。確かにいつもよりも精子の量が多く、ロジェは自分が作ったポーションのせいでこうなったと考える。
『……性欲減退するはずなのに逆になってるよ……多分、神経に作用する成分が間違っていたんだ……次は失敗しないようにしないと……』
ロジェがポーションの成分のことを考えていると、顔にカラスバの陰茎を押し付けられて我に返る。
「あっ……カラスバくん、だめぇ……押し付けないで」
「ロジェくん、邪神トゲトゲちんちんが全然萎えないんだ。セックスすれば元に戻るかもしれないから入れてもいい?」
「でも……その……怖い……」
「大丈夫だよ、ロジェくんには身体強化魔術をかけたから。それに絶対に痛くしないよ」
「う、うん……わかった……」
実験用の広い机の上に寝かされてロジェは自身の着ているローブを捲り、下半身を露わにさせる。カラスバの手が服の下から入り込み、ロジェの胸を弄った。
「あっ……そこは……あぁ……」
「フフフ、服着たままするのは久しぶりだね。しかも実験室でやるなんて、ますます興奮しちゃうね」
「あっ……恥ずかしいから言わないで……」
ロジェは本気で恥ずかしがるが、逆にそれがカラスバの劣情を煽ってしまい、棘が生えた陰茎がますます硬度を増してしまい、それを見たロジェは恐ろしく感じるつつもそれの気持ちよさの先をを知っている為、身体が熱くなり身悶えてしまう。
「ああっ……カラスバくんのが欲しいよっ……怖いけど……早く入れて……」
「フフフ、どんなセックスになるのかな?僕もドキドキしちゃうよ。これって、トゲトゲちんちんでの初体験だから実質童貞喪失かな?アハハ」
「あぁっ!お願い!早くトゲトゲチンポ入れてぇ!」
ロジェが我慢できずに身をよじらせて喘いでしまう。カラスバはすこぶる上機嫌で、ロジェの脚を開き腰を進めて秘所に邪悪すぎる陰茎を挿入していく。胎内を押し拡げる陰茎のトゲが肉壁を刺激し、動くだけでそのいくつものトゲが胎内の肉壁を更に抉るように責め立てた。
「ひいぃぃっ!!なかッ……中がえぐられちゃうよぉっ!」
「あれ?身体強化魔術かけたから痛くないはずなんだけど。ロジェくん大丈夫?」
「うっ……だっ、大丈夫だから動いて……痛くないから……」
「わかったよ。痛かったらすぐに言うんだよ」
カラスバはロジェの様子を見ながら腰をゆっくりと動かして抽送を始める。動きがゆっくりでもトゲがついた陰茎の抽送に、ロジェの胎内の淫肉はいつもよりも抉られる刺激を受けてますます陰茎を締め付けてしまう。
「ううっ、ロジェくんいつもより締付けがキツイよ。吸い付いてきて僕の邪神トゲトゲちんちんが溶けちゃいそう」
「だめぇっ!トゲトゲがっ……なかでゴリゴリしてッ……僕、おかしくなっちゃうッ……あぁんんっ!!」
陰茎のトゲがロジェの胎内の敏感な部分を刺激し、息も絶え絶えにされたロジェは肉の恍惚と陶酔で目は快楽で蕩けて口からはよだれを口から溢してしまう。
「ロジェくん大丈夫?」
「だっ、だいじょうぶ……ちょっと気持ちよすぎておかしくなっちゃいそう……これじゃ、ますます僕、淫乱になっちゃうよ……」
快楽で頭が蕩けたロジェが口端から垂らしたよだれをカラスバは舌で舐め、唇のあわいから舌を射し込みロジェの舌を強く吸い深い口付けをした。
「フフッ、僕は淫乱なロジェくんも大好きだよ」
「本当……?」
「本当さ、ロジェくんも僕のことは好き?」
「……うん……すき……」
「フフフ、僕たち相思相愛だね。じゃあトゲトゲちんちんで愛し合う続きをしよう!」
「うん……うれしい……んんっ」
再び口を塞がれて舌を吸われ、ロジェはカラスバの首に腕を回し濃厚な唾液の交換をしながら陰茎を胎内に道を作るかのように抽送されてしまう。中の淫肉は、陰茎のトゲに跡をつけられるように抉られて調教をされるように責め立てられて、邪悪なオスに屈服してしまい、ますます陰茎を締め付けてしまう。
「うぅっ……!そんなに締め付けるともう出ちゃいそうだよ」
「ああっ、いいよッ……中に出してぇっ!」
邪悪な陰茎が胎内を縫い上げるように突き上げて最奥まで侵犯すると、ロジェは刺激により思わず喉を晒して淫らなメス声をあげて絶頂した。
「ひいぃぃんっ!そんな奥ッ、だめぇっ……!ぅあぁンッ……!」
「ロッ、ロジェくん、そんな締め付けるともう出ちゃうっ……!!ううっ!!」
根本まで邪悪な陰茎を中に埋め込み、ロジェの最奥に精を放った。ポーションの効果のせいなのか、いつもよりも大量に精子が出されて、ロジェは更に絶頂の波を受け入れる羽目になる。
「やああっ……中に熱い精子がいっぱい出てるッ……!なかだし、だめえぇ!」
汗みずくの身体を痙攣させながらロジェは、収まらぬ絶頂の波に晒されて恍惚としていた。
「ひいぃ……あっ……アッ……あぁっ……なかでトゲトゲチンポがビクビクしてる……ンッあぁ……」
「うーん、射精してもちんちんのトゲトゲがなくならないな。ポーションの効果が切れれば治ると思うんだけど。まっいいか、治るまでハメまくろう!」
カラスバは、ロジェの脚を折りたたむように肩につけて、次の種付けセックスをしようとする。
「だめぇ……これ以上、トゲトゲチンポでしたらもう普通のセックスじゃ満足できなくなっちゃう……」
「フフフ、そうなったらますますロジェくんは淫乱になっちゃうね!責任は取るから安心して淫乱になってね!」
「あぁっ……トゲトゲだめぇっ!あっああんンッ!!気持ちよくて狂っちゃうよぉッ!!」
硬度を保ったままの邪神の陰茎で再びロジェを辱め、結合部からはいつもよりも更に淫らな音をさせて抽送をし始める。ロジェは嫌がりつつもとっくに発情した淫乱な身体は、陰茎の動きに合わせて腰を揺らして応えてしまう。
「あっ……ぁあんっ……んあぁッ!」
「ロジェくんのポーション、ひょっとして僕のために作ってくれたのかい?嬉しいけど、ちょっと効き目が強すぎたねフフフ。僕って愛されてる!」
嬉しそうにカラスバがロジェの唇に触れるキスをすると、ロジェがカラスバの舌を絡め取り吸い上げる。
「っ……カラスバくん、次はキスをしながらイキたい……」
「うん、いいよ!僕もそれ好き、フフッ」
実験室の机の上でということもすっかり忘れた二人は、ポーションの効果が切れるまでふしだらな行為を続けた。
++++++++++++++++++++++++++++++
ロジェは放課後、実験室でポーションの抽出作業をしていた。
「今度こそ、性欲減退ポーションの完成だ!まずは動物実験からだな……」
ロジェが独り言を言っていると実験室のドアが開いてカラスバがズカズカと入ってきた。
「ロジェくんまた新しいポーション実験やってるの?熱心だね!」
「う、うん、あのカラスバくん勝手にポーションもう飲まないでね……えっ!!もう飲んでる?!」
「ん?僕で人体実験すればいいよ。それに僕は毒とかに耐性あるから大丈夫!」
「そういう問題じゃ……どこか身体に異常は?」
「んー、なんか、ちんちんがむずむずして新しいちんちんが生えてる感触がする」
「えー!!何それ!えっ?えぇっ?!」
ロジェは自分の才能のなさを呪った。
なお、ロジェが作り出したポーションは効果を弱めて実家のポーション屋で売ったら、更年期の男性に大ヒットして父から感謝されてロジェは複雑な気分になった。
++++++++++++++++++++++++++++++
〈後書き的なもの〉
お読みいただきありがとうございます!
本編はすでに完結してますが、番外編が思いついたので書きましたが、あまりにも頭が悪い番外編ですね……
定期的に他作品でもこういうアホな内容を書いていきたいです!\(^o^)/
ロジェ「このままではますます淫乱になっちゃうよ……」
すでになっているから。と、作者は書きながら思いました。
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ほんっとうに好みドストライクすぎます。。。
ロジェ可愛すぎ!
しば様
感想ありがとうございます!
ドストライクと言っていただきありがとうございます!感無量です。
ロジェを可愛いと言っていただき嬉しいです。
楽しんでいただけて何よりです。