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28 【番外編】ロジェの実家にお泊りする(後編)
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<作者より>
ちょっと長いです。すいません。
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夜もすっかり更けた実家の部屋で、ロジェは家族には決して見せられない淫猥な行為にカラスバと耽っていた。カラスバの助手兼性欲処理として調教されているロジェはすでにカラスバの性奴隷同然の扱いであった。
「次は2回戦だね。その前に僕のちんちんをキレイにしてもらおうかな。感謝のお掃除フェラして労ってね」
先程まで激しく陵辱されたロジェの身体は汗ばんで更に淫猥さを醸し出していた。半身を起こしたロジェの眼前にヌッと出されたカラスバの陰茎は未だに荒ぶったままで怒張と言う名の凶器と化していた。亀頭からは先走りが出ていて先端を濡らし濃いい雄の匂いをさせていた。クラクラしそうなほど強い雄の匂いだけで、ロジェは興奮してしまっていた。
「はっ、はい……ご奉仕します……」
両手を陰茎に添えて先端に舌を這わして先走りの白濁をなめ取る。これだけでロジェは自身のペニスを硬く勃起させてしまう。
「フフフ、僕のちんちん舐めただけで勃起しちゃうだなんて……ロジェくんはいやらしいね」
「ああっ……言わないでッ……」
本当に恥ずかしそうにロジェは言いながらも、口と舌での感謝の奉仕はそのまま続けていた。
「僕の方を見ながらしゃぶって」
「……んっ……んぅっ……」
亀頭をしゃぶりながらカラスバの方を上目遣いで見上げると、カラスバは邪悪な笑顔を貼り付けてロジェの頭を撫でる。
「いい子だね。しかもとっても舌使いが上手くて最高だよ」
ロジェはカラスバを見上げながら口に含んだ亀頭を舌で包むように舐め、根本から手で擦り上げて奉仕をする。口の中に先走りの味が広がり、その味だけで更にロジェは興奮し先端から流れ出る先走りのの液体を更に舐め取り夢中でしゃぶってしまう。むしゃぶりつくような口淫をするロジェを見ながらカラスバは思い出したかのように言葉を発した。
「そういえば僕はね、ロジェくんに僕のちんちんを咥えさせながら同時に種付けセックスできればいいって考えてたんだ」
「……?」
カラスバが何を言ってるかわからないとロジェは快楽で蕩けた頭で思う。カラスバは奉仕をしているロジェの口から陰茎を抜くと銀の糸が唇と繋がった。
「はッ……ぁん……っ……」
「ちょっと前に読んだ魔術書に分身って魔術を見つけたんだ。それを使うと可能だなって思ったんだ。覚えてきたから早速使うね」
カラスバが口に指を当てて呪文を放つと、一瞬カラスバの体から青白い光が放出して部屋全体が光り驚いたロジェは眼を強く閉じた。目をゆっくり開けると後ろから抱きしめられて振り向くとカラスバがもう一人増えていた。
「カラスバくん……?!」
「分身成功だね」
「初めてなのにうまくいったね」
ふたりとも生き写しのようにそっくりだった。分身魔術に驚いていると後ろにいるカラスバは、ロジェの腰に硬度が増している陰茎を擦り付けてきた。
「あんっ……カラスバくん、だめぇっ……」
「「どこがだめなのフフフ」」
ロジェの前と後ろにいるカラスバが同時に喋るので混乱してしまう。混乱するロジェの眼前に二人のカラスバの荒ぶった怒張が出される。どちらからもクラクラするような雄の匂いをさせ、ロジェの頭を更にかき回すような淫靡でいやらしい匂いをさせていた。
「ロジェくん、さっきの奉仕の続きして」
「はっ……はい……」
「僕のちんちんを二本同時にしゃぶってもらうの楽しみ」
「僕もだよ、僕」
二人のカラスバの陰茎を片手ずつ持ち根本からしごきながら、片方ずつ口に含みながら奉仕する。二人のカラスバの陰茎は匂いや形や太さに熱さまで同じで、先端からは先走りの汁が垂れ流れどちらも本物のようだった。ロジェは口内から唾液を溢れさせ口淫をすればするほど潤滑油のようになった唾液の淫らな水音をさせ奉仕をしていた。
「んんっ……ぅンンッ………」
「二本もちんちんをしゃぶってロジェくんは欲張りだね」
「どっちのちんちんのほうが美味しいかな?」
「僕のでしょ」
「いや僕でしょう」
二人のカラスバが言い合いを始めるが、ロジェのお口による陰茎への奉仕はそのまま続く。どちらの陰茎も唾液まみれにしてテラテラと濡れ光らせると、そのまま下の陰囊を舌を尖らせて皺の一本一本をなぞるように奉仕をする。カラスバの調教により陰囊まで舐めさせる何処にだしてもはしたない性奴隷ができあがっていた。ロジェは袋の片玉ずつを口内で飴玉のようになめてしまう。
「フフッ精子工場にも舌で労りのご奉仕をして偉いよロジェくん」
「……んんっ……カラスバくんのチンポだけでなくココもすごく熱くて……」
「ロジェくんのために精子を作ってるから熱いんだよ。いやらしい顔で美味しそうにしゃぶって……そんなに僕のちんちんが好きなのかな」
「僕達のだろう?」
「ああっ……意地悪なこと言わないで……」
言葉で辱めを受けながら羞恥に身悶えするが、ロジェは言葉で責められながら興奮してしまう。
「恥ずかしがらずに正直に言ってご覧よ」
二人のカラスバは唾液にまみれた陰茎を、ロジェの顔に擦付けるようにして辱める。先走りの汁をロジェの唇にそって跡をつけたり、陰茎で目の前を遮ったりと恥辱の行為をしてロジェを辱めた。
「あぁんっ……そんないやらしいことしないで……」
「ほら、正直に言ってよ」
「そうそう、僕のちんちん好きなんでしょう?言わないと種付けしないよ」
「……あっ……やだっ……言うからっ……カラスバくんの凶悪チンポがっ……好き……です」
今度はロジェ自ら二人のカラスバの陰茎に顔を擦り付けて恥を晒してしまう。ロジェの痴態を見たカラスバはいっそう怒張を滾らせてしまい、血管は浮き出てビクビクとさせながら反り返り威圧感を増していた。それを見たロジェは耐えきれずに再び二本の陰茎に舌と手で奉仕を始める。グチュグチュと淫らな水音をさせて美味そうに口に深く含んで舌を這わして強く吸い、そのまま顔を前後に動かして怒張に奉仕をする。
「そんないやらしい音をたててフェラして、本当にロジェくんは僕のちんちんが大好きなんだね」
「そっちの僕ばっかり口でやってもらってズルいよ。ロジェくん!僕のちんちんもしっかり扱いてよ」
口で陰茎を奉仕しながらもう一本の陰茎を手で握りながら上下に擦り上げる。掴む手からはビクビクと浮き出た血管が脈動しているのがわかった。感触から射精が近いことが伝わり、ロジェは無意識に種付けを待ち望み、陰茎を刺激する動きをますます早くしてしまう。
「ンンッ……ふぅッ……んっ……」
「もうそろそろ出そうだから、お口で飲んでね」
「僕は顔にかけてあげるよ」
陰茎の浮き出た血管が強く脈動しビクビクと震わせると、口内に咥えている陰茎がロジェの喉奥深くまで侵犯し熱い精子を種付する。ロジェの手で刺激していたほうの陰茎も種を放しロジェの顔に熱い精がかかった。
「んっ…ふああっ……!!」
口に含んだ陰茎が抜かれると唾液と精子が混じった汁が口周りを汚してしまう。二本の陰茎からの射精を受けてロジェの顔は白濁でドロドロまみれになっていた。
「僕の見てるところで精子を全部舐め取るんだよ」
「僕達だろう」
二人のカラスバがニヤニヤ見ている前でロジェは顔についた精を手で掬い舐め取る。顔にかけられた濃厚な雄の匂いで頭がますますボーッとしてしまい、精子を舐め取るだけで更に欲情してしまう。
「ロジェくん僕と僕、どっちの精子、美味しいかい?」
「……んっ……どっちも同じ味で美味しい……」
ロジェが舐め取っている目の前で、カラスバ達の陰茎は萎えることなく更に硬度を増していた。淫乱な性奴隷に仕置をするかのような邪悪な様相をした怒張を見てロジェは歓喜にうち震える。
『ああっ……二人のカラスバくんにますます猥褻なことをされてしまう……』
「ロジェくん、僕のちんちんを見て発情してる?」
「いやー、僕のちんちん見て発情してるんだよ。興奮しちゃった?」
「あっ……違うっ……」
うろたえるロジェを二人のカラスバが押し倒されてしまい腕を頭の上に上げさせられ脇高を曝けだされてしまう。
「フフッ、ロジェくん脇から汗が流れてるね」
「ロジェくんはここが結構弱いんだよね」
そう言ってカラスバはロジェの汗で濡れている脇に陰茎の先端を擦り付けると、ロジェは身悶えしてしまう。
「やあっ……だめぇっ!そんなことしないでっ!」
「だめ?そのわりに喜んでない?」
「僕もやるよ」
もう片方のカラスバもまだ辱めを受けていない脇に陰茎の先端を擦り付け、ロジェを陵辱し喘がせる。先端から出る先走りの白濁を汗でしっとりと濡れている脇に擦り付けて汚す。
「だっだめぇッ…卑猥なことやめてっ……ああっ……やだぁっ……!」
「ロジェくんのちんちん、勃ってるよ?」
「フフフ、かわいいちんちんがガチガチになってるね」
ロジェの勃起ペニスをカラスバがそっと指でなぞると、ロジェの身体がビクンッと仰け反り腰を浮かしてしまう。
「やあっ……だめぇっ……」
「そんな牝声で嫌がっても説得力ないよ?」
「むしろ僕達を煽ってるのかな?」
マーキングするように脇を白濁で汚し、今度はロジェの興奮して痛いほど勃起した乳首に狙いを定めて陰茎の先端を擦り付ける。
「ひいいんっ!!だめぇ!そこは感じやすくなってるからだめぇっ!!」
「こんなに乳首を硬くして……エッチだね」
「感じすぎてピンと上を向いてるね。いやらしいメス乳首させて明らかに誘ってる」
「あっ……んああっっ!!らめぇっ!乳首感じすぎちゃうよぉっ!!あぁんんっ!!」
陰茎の先端をグリグリと淫らに勃っている乳首へ押し付けてロジェを辱める。淫らで執拗な責めにロジェは喘がされてしまう。白濁を塗りつけるように責める陰茎は、辱めを受ける乳首へ密着をして嬲るように愛撫を続ける
「だっだめえ!!これ以上されたらおかしくなっちゃうっ!あっ……!ああっ……!!」
勃起乳首を陰茎で嬲られてロジェは絶頂に上り詰めて腰を浮かしはしたなくもガクガクと揺らしながら射精してしまう。
「っぁ……おっ…んおぉっ……おかしくなっちゃう……」
「乳首責めだけでイッちゃったのかい。フフフ、いいイキっぷりだったよ」
「いやらしすぎてますます勃起しちゃったよ。ハメたくなっちゃった」
「あっ……僕もカラスバくんのチンポで次はイキたい……もっといやらしいことして……」
辱められた乳首は精液まみれになり、ロジェはそれを指でとって舐め取る。乳首は汗と精液でテラテラと妖しくヌメ光っていた。
「ところで僕がハメたいんだけど君は我慢してくれるかな」
「ずるいぞ僕!僕もロジェくんにハメたい!」
二人のカラスバはどちらがロジェに挿入するかで揉め始めた。
「二人共ケンカはやめて。カラスバくんのセックスの後にカラスバくんともセックスするから……」
「まぁ、ロジェくんがそう言うなら」
「ジャンケンで決めよう」
ジャンケンの結果、カラスバが勝った。負けたカラスバはしょんぼりしていた。
「負けたカラスバくん、そんなに落ち込まないで……」
「ううっ、ロジェくん優しい!大好き!慰めて!」
負けた方のカラスバはロジェの口に陰茎をねじ込んで咥えさせる。肉厚の剛直が口内を蹂躪し、口からは唾液が溢れて垂れ落ちて喉元を濡らしていた。
「ふぅっ……う……っ…んんっ…」
「うっ、ロジェくんのお口の中、温かい……僕への愛を感じるよ」
「僕達だろ。僕もロジェくんの愛を感じたいから入れるね」
勝った方のカラスバはロジェの脚を広げて秘所に亀頭を当てて中を侵犯し、中の蕩けた柔肉に道を開くように押し開いていく。
「うっ……うンッ!……っ……!!」
「ロジェくんの中、いい締め付けだよ。僕への愛を感じる……」
「僕達だろう?どっちの僕への愛が深いか試させてもらうよ」
上からも下からも犯されているロジェは、舌を強く押し付けて陰茎への奉仕をしつつ、胎内を侵犯している陰茎の動きに合わせて腰を揺らして応えていた。全身を汗で濡れた身体で浅ましく二人のカラスバの陰茎へ悦んで奉仕をするメスと化し、淫猥な行為を夢中で貪っていた。
『カラスバ君達のが気持ちよくておかしくなっちゃう……ますます淫乱が治らないよっ……』
淫らで激しい水音が上の口からも下の口からも部屋に響かせて、喉奥まで咥え込みつつ胎内では奥深く怒張を締め付けて、カラスバへの愛を表していた。
「僕、出そうっ!」
「僕もっ!ロジェくん受け止めてね僕らの愛っ!」
ほぼ同時に口と胎内に熱い精を放たれてロジェは灼熱の快美感に身を灼かれるような感覚を全身で受けつつ射精をした。
「ンンッ……うぐぅっ!!ぃやぁっ……!!」
口から陰茎を抜かれて口周りが唾液と白濁でまみれになったロジェは腰を浮かせて身体をビクビクと痙攣させてアクメを味わっていた。激しい性交を受けてロジェは自身のペニスから精ではない液体をはしたなくも漏らしてしまっていた。
「あぁっ……漏らしちゃった……見ないでッ……」
「漏らすほど良かったのかいフフフ」
「恥ずかしい姿を晒してロジェくんは淫らだね」
二人のカラスバから言葉責めをされて、アクメをきめた身体は辱められているにも関わらず再度発情してきてしまう。
「……ごめんなさいっ……カラスバくんのチンポが気持ち良すぎて……ああっ……」
胎内からペニスを抜かれてしまい、思わず名残惜しい声が出てしまう。カラスバはニヤニヤと体液で濡れたシーツの上で性行為の余韻に浸り身を震わすロジェを見て視姦していた。
「今度は僕がロジェくんにハメる番だよ。騎乗位にしようかな」
ロジェの身体を起こして仰向けになったカラスバの上に跨がせる。
「えっ……さっきいったばかりなのにまたするの……?」
「そんなこと言ってもロジェくんまた勃ってるじゃないか。僕に犯されたくてたまらないんじゃない?」
「正直に言ってごらんよフフフ」
「あっ……ごめんなさい……本当はもっと気持ちよくなりたいです……」
ロジェはいきり立った陰茎の先を自身の後孔に迎え入れようとするが滑ってしまいうまく入らないので、腰を動かして追ってしまい淫らな動きを晒してしまう。
「いい眺めだね。僕を焦らしていやらしいな」
「僕達だろ。本当に腰をいやらしく動かして誘ってるね」
「あっ……違うッ……だってぬるぬるして入らなくてっ……」
やっと後孔が亀頭にあたりロジェはそのまま腰を落とす。肉が胎内を侵入し、そのまま上下に動くと水音が淫猥に響いた。
「繋がってる所よく見せて動いてね。ロジェくんのいやらしい孔が僕のちんちんを犯してるところよく見たいよ」
「あぁんっ……僕が犯されてるのにっ……いじわるっ……!!」
「フフッもっと意地悪してあけるよ」
もう一人のカラスバが硬度が増した陰茎をロジェの口に奉仕をさせる。先程まで胎内を犯していた陰茎が今度は口内を犯し、ロジェはなすがままに舌で奉仕をする。淫猥な匂いをさせる陰茎を咥えながら、ますます発情してしまう。
「ああっ!僕の部屋でっこんなっ……いやらしいことっ……だめなのにっ……ああんっ!」
「いやらしい音をさせて腰を動かしてるのはロジェくんだよ。僕のちんちん搾り取られそう」
「今日も限界まで可愛がってあげるよ」
そう言って寝ているカラスバはロジェの腰を両手で掴み動かして喘がせ、咥えさせているカラスバはロジェの硬く勃っている乳首を押しつぶすように弄り愛撫する。
「ひいっ……ぃんんっ!!うっ……嬉しいっ……いっぱい可愛がってっ……くだっ……さい……」
『あっ……ますます淫乱になっちゃうぅっ……カラスバくん達のせいで……だめえ…もういやらしいことしか考えられないッ……』
夜中を過ぎても淫猥な性欲処理は続いた。
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朝が来て、昨日夕食を取ったダイニングでロジェとカラスバは朝食を食べていた。
「ロジェくんのお母さんの朝の食事も美味しいですね」
「カラスバくん、たくさん食べてね。ほらロジェ!眠い目してないであなたも早く食べなさい」
「うん……」
昨夜も明け方まで濃厚な交接をしてしまい、ロジェは自己嫌悪していた。
『防音魔術がかかっていたとはいえ、実家の部屋であんな獣のようにセックスしてしまった。しかもカラスバくんが二人……ベットを作った父さんの友達のおじさん、ごめんなさい……』
出されたパンをかじりながら一人反省していたが、元凶のカラスバは母の作った朝食を美味しそうに食べていた。
「ロジェ、母さんは今から出かけて夕方まで帰らないからね。学園にそのまま戻る前に昼食作っておいたから食べていってね」
「父さんと姉さんは?」
「父さんたちは商品を問屋さんに持っていった後、商業ギルドにも寄るから帰るのは早くて夕方ね。今日は店が定休日なのに色々と忙しくてゴメンね」
「ううん、いいよ。いってらっしゃい」
母はいそいそと出掛けていって、ロジェとカラスバはそのまま朝食を食べる。
「ロジェくん、このジュース美味しい!何味かな?おかわり!」
「母さんが作ったアプリコットジュースだよ……」
他人の家なのに遠慮なく食べるカラスバに呆れつつも、ロジェもジュースを飲む。
「ねぇ、ロジェくん。昼食まで時間があるからまたしない?」
「は?え?今、朝の食事まだ食べてるでしょ?!」
昨夜、散々ロジェを犯したのにまだしたりないのかとカラスバの性欲絶倫ぶりに驚くというより引いてしまう。
「ロジェくんの部屋でするといつもより興奮してすごく良かったから。ね、いいでしょう?」
「……」
ここで拒否しても無理矢理されるのはいつものパターンだった。もはやロジェには選択肢はなかった。
「……一回だけなら……いいけど……」
「やった!ロジェくん大好き!」
カラスバがロジェの頬にキスを落とした。
ちょっと長いです。すいません。
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夜もすっかり更けた実家の部屋で、ロジェは家族には決して見せられない淫猥な行為にカラスバと耽っていた。カラスバの助手兼性欲処理として調教されているロジェはすでにカラスバの性奴隷同然の扱いであった。
「次は2回戦だね。その前に僕のちんちんをキレイにしてもらおうかな。感謝のお掃除フェラして労ってね」
先程まで激しく陵辱されたロジェの身体は汗ばんで更に淫猥さを醸し出していた。半身を起こしたロジェの眼前にヌッと出されたカラスバの陰茎は未だに荒ぶったままで怒張と言う名の凶器と化していた。亀頭からは先走りが出ていて先端を濡らし濃いい雄の匂いをさせていた。クラクラしそうなほど強い雄の匂いだけで、ロジェは興奮してしまっていた。
「はっ、はい……ご奉仕します……」
両手を陰茎に添えて先端に舌を這わして先走りの白濁をなめ取る。これだけでロジェは自身のペニスを硬く勃起させてしまう。
「フフフ、僕のちんちん舐めただけで勃起しちゃうだなんて……ロジェくんはいやらしいね」
「ああっ……言わないでッ……」
本当に恥ずかしそうにロジェは言いながらも、口と舌での感謝の奉仕はそのまま続けていた。
「僕の方を見ながらしゃぶって」
「……んっ……んぅっ……」
亀頭をしゃぶりながらカラスバの方を上目遣いで見上げると、カラスバは邪悪な笑顔を貼り付けてロジェの頭を撫でる。
「いい子だね。しかもとっても舌使いが上手くて最高だよ」
ロジェはカラスバを見上げながら口に含んだ亀頭を舌で包むように舐め、根本から手で擦り上げて奉仕をする。口の中に先走りの味が広がり、その味だけで更にロジェは興奮し先端から流れ出る先走りのの液体を更に舐め取り夢中でしゃぶってしまう。むしゃぶりつくような口淫をするロジェを見ながらカラスバは思い出したかのように言葉を発した。
「そういえば僕はね、ロジェくんに僕のちんちんを咥えさせながら同時に種付けセックスできればいいって考えてたんだ」
「……?」
カラスバが何を言ってるかわからないとロジェは快楽で蕩けた頭で思う。カラスバは奉仕をしているロジェの口から陰茎を抜くと銀の糸が唇と繋がった。
「はッ……ぁん……っ……」
「ちょっと前に読んだ魔術書に分身って魔術を見つけたんだ。それを使うと可能だなって思ったんだ。覚えてきたから早速使うね」
カラスバが口に指を当てて呪文を放つと、一瞬カラスバの体から青白い光が放出して部屋全体が光り驚いたロジェは眼を強く閉じた。目をゆっくり開けると後ろから抱きしめられて振り向くとカラスバがもう一人増えていた。
「カラスバくん……?!」
「分身成功だね」
「初めてなのにうまくいったね」
ふたりとも生き写しのようにそっくりだった。分身魔術に驚いていると後ろにいるカラスバは、ロジェの腰に硬度が増している陰茎を擦り付けてきた。
「あんっ……カラスバくん、だめぇっ……」
「「どこがだめなのフフフ」」
ロジェの前と後ろにいるカラスバが同時に喋るので混乱してしまう。混乱するロジェの眼前に二人のカラスバの荒ぶった怒張が出される。どちらからもクラクラするような雄の匂いをさせ、ロジェの頭を更にかき回すような淫靡でいやらしい匂いをさせていた。
「ロジェくん、さっきの奉仕の続きして」
「はっ……はい……」
「僕のちんちんを二本同時にしゃぶってもらうの楽しみ」
「僕もだよ、僕」
二人のカラスバの陰茎を片手ずつ持ち根本からしごきながら、片方ずつ口に含みながら奉仕する。二人のカラスバの陰茎は匂いや形や太さに熱さまで同じで、先端からは先走りの汁が垂れ流れどちらも本物のようだった。ロジェは口内から唾液を溢れさせ口淫をすればするほど潤滑油のようになった唾液の淫らな水音をさせ奉仕をしていた。
「んんっ……ぅンンッ………」
「二本もちんちんをしゃぶってロジェくんは欲張りだね」
「どっちのちんちんのほうが美味しいかな?」
「僕のでしょ」
「いや僕でしょう」
二人のカラスバが言い合いを始めるが、ロジェのお口による陰茎への奉仕はそのまま続く。どちらの陰茎も唾液まみれにしてテラテラと濡れ光らせると、そのまま下の陰囊を舌を尖らせて皺の一本一本をなぞるように奉仕をする。カラスバの調教により陰囊まで舐めさせる何処にだしてもはしたない性奴隷ができあがっていた。ロジェは袋の片玉ずつを口内で飴玉のようになめてしまう。
「フフッ精子工場にも舌で労りのご奉仕をして偉いよロジェくん」
「……んんっ……カラスバくんのチンポだけでなくココもすごく熱くて……」
「ロジェくんのために精子を作ってるから熱いんだよ。いやらしい顔で美味しそうにしゃぶって……そんなに僕のちんちんが好きなのかな」
「僕達のだろう?」
「ああっ……意地悪なこと言わないで……」
言葉で辱めを受けながら羞恥に身悶えするが、ロジェは言葉で責められながら興奮してしまう。
「恥ずかしがらずに正直に言ってご覧よ」
二人のカラスバは唾液にまみれた陰茎を、ロジェの顔に擦付けるようにして辱める。先走りの汁をロジェの唇にそって跡をつけたり、陰茎で目の前を遮ったりと恥辱の行為をしてロジェを辱めた。
「あぁんっ……そんないやらしいことしないで……」
「ほら、正直に言ってよ」
「そうそう、僕のちんちん好きなんでしょう?言わないと種付けしないよ」
「……あっ……やだっ……言うからっ……カラスバくんの凶悪チンポがっ……好き……です」
今度はロジェ自ら二人のカラスバの陰茎に顔を擦り付けて恥を晒してしまう。ロジェの痴態を見たカラスバはいっそう怒張を滾らせてしまい、血管は浮き出てビクビクとさせながら反り返り威圧感を増していた。それを見たロジェは耐えきれずに再び二本の陰茎に舌と手で奉仕を始める。グチュグチュと淫らな水音をさせて美味そうに口に深く含んで舌を這わして強く吸い、そのまま顔を前後に動かして怒張に奉仕をする。
「そんないやらしい音をたててフェラして、本当にロジェくんは僕のちんちんが大好きなんだね」
「そっちの僕ばっかり口でやってもらってズルいよ。ロジェくん!僕のちんちんもしっかり扱いてよ」
口で陰茎を奉仕しながらもう一本の陰茎を手で握りながら上下に擦り上げる。掴む手からはビクビクと浮き出た血管が脈動しているのがわかった。感触から射精が近いことが伝わり、ロジェは無意識に種付けを待ち望み、陰茎を刺激する動きをますます早くしてしまう。
「ンンッ……ふぅッ……んっ……」
「もうそろそろ出そうだから、お口で飲んでね」
「僕は顔にかけてあげるよ」
陰茎の浮き出た血管が強く脈動しビクビクと震わせると、口内に咥えている陰茎がロジェの喉奥深くまで侵犯し熱い精子を種付する。ロジェの手で刺激していたほうの陰茎も種を放しロジェの顔に熱い精がかかった。
「んっ…ふああっ……!!」
口に含んだ陰茎が抜かれると唾液と精子が混じった汁が口周りを汚してしまう。二本の陰茎からの射精を受けてロジェの顔は白濁でドロドロまみれになっていた。
「僕の見てるところで精子を全部舐め取るんだよ」
「僕達だろう」
二人のカラスバがニヤニヤ見ている前でロジェは顔についた精を手で掬い舐め取る。顔にかけられた濃厚な雄の匂いで頭がますますボーッとしてしまい、精子を舐め取るだけで更に欲情してしまう。
「ロジェくん僕と僕、どっちの精子、美味しいかい?」
「……んっ……どっちも同じ味で美味しい……」
ロジェが舐め取っている目の前で、カラスバ達の陰茎は萎えることなく更に硬度を増していた。淫乱な性奴隷に仕置をするかのような邪悪な様相をした怒張を見てロジェは歓喜にうち震える。
『ああっ……二人のカラスバくんにますます猥褻なことをされてしまう……』
「ロジェくん、僕のちんちんを見て発情してる?」
「いやー、僕のちんちん見て発情してるんだよ。興奮しちゃった?」
「あっ……違うっ……」
うろたえるロジェを二人のカラスバが押し倒されてしまい腕を頭の上に上げさせられ脇高を曝けだされてしまう。
「フフッ、ロジェくん脇から汗が流れてるね」
「ロジェくんはここが結構弱いんだよね」
そう言ってカラスバはロジェの汗で濡れている脇に陰茎の先端を擦り付けると、ロジェは身悶えしてしまう。
「やあっ……だめぇっ!そんなことしないでっ!」
「だめ?そのわりに喜んでない?」
「僕もやるよ」
もう片方のカラスバもまだ辱めを受けていない脇に陰茎の先端を擦り付け、ロジェを陵辱し喘がせる。先端から出る先走りの白濁を汗でしっとりと濡れている脇に擦り付けて汚す。
「だっだめぇッ…卑猥なことやめてっ……ああっ……やだぁっ……!」
「ロジェくんのちんちん、勃ってるよ?」
「フフフ、かわいいちんちんがガチガチになってるね」
ロジェの勃起ペニスをカラスバがそっと指でなぞると、ロジェの身体がビクンッと仰け反り腰を浮かしてしまう。
「やあっ……だめぇっ……」
「そんな牝声で嫌がっても説得力ないよ?」
「むしろ僕達を煽ってるのかな?」
マーキングするように脇を白濁で汚し、今度はロジェの興奮して痛いほど勃起した乳首に狙いを定めて陰茎の先端を擦り付ける。
「ひいいんっ!!だめぇ!そこは感じやすくなってるからだめぇっ!!」
「こんなに乳首を硬くして……エッチだね」
「感じすぎてピンと上を向いてるね。いやらしいメス乳首させて明らかに誘ってる」
「あっ……んああっっ!!らめぇっ!乳首感じすぎちゃうよぉっ!!あぁんんっ!!」
陰茎の先端をグリグリと淫らに勃っている乳首へ押し付けてロジェを辱める。淫らで執拗な責めにロジェは喘がされてしまう。白濁を塗りつけるように責める陰茎は、辱めを受ける乳首へ密着をして嬲るように愛撫を続ける
「だっだめえ!!これ以上されたらおかしくなっちゃうっ!あっ……!ああっ……!!」
勃起乳首を陰茎で嬲られてロジェは絶頂に上り詰めて腰を浮かしはしたなくもガクガクと揺らしながら射精してしまう。
「っぁ……おっ…んおぉっ……おかしくなっちゃう……」
「乳首責めだけでイッちゃったのかい。フフフ、いいイキっぷりだったよ」
「いやらしすぎてますます勃起しちゃったよ。ハメたくなっちゃった」
「あっ……僕もカラスバくんのチンポで次はイキたい……もっといやらしいことして……」
辱められた乳首は精液まみれになり、ロジェはそれを指でとって舐め取る。乳首は汗と精液でテラテラと妖しくヌメ光っていた。
「ところで僕がハメたいんだけど君は我慢してくれるかな」
「ずるいぞ僕!僕もロジェくんにハメたい!」
二人のカラスバはどちらがロジェに挿入するかで揉め始めた。
「二人共ケンカはやめて。カラスバくんのセックスの後にカラスバくんともセックスするから……」
「まぁ、ロジェくんがそう言うなら」
「ジャンケンで決めよう」
ジャンケンの結果、カラスバが勝った。負けたカラスバはしょんぼりしていた。
「負けたカラスバくん、そんなに落ち込まないで……」
「ううっ、ロジェくん優しい!大好き!慰めて!」
負けた方のカラスバはロジェの口に陰茎をねじ込んで咥えさせる。肉厚の剛直が口内を蹂躪し、口からは唾液が溢れて垂れ落ちて喉元を濡らしていた。
「ふぅっ……う……っ…んんっ…」
「うっ、ロジェくんのお口の中、温かい……僕への愛を感じるよ」
「僕達だろ。僕もロジェくんの愛を感じたいから入れるね」
勝った方のカラスバはロジェの脚を広げて秘所に亀頭を当てて中を侵犯し、中の蕩けた柔肉に道を開くように押し開いていく。
「うっ……うンッ!……っ……!!」
「ロジェくんの中、いい締め付けだよ。僕への愛を感じる……」
「僕達だろう?どっちの僕への愛が深いか試させてもらうよ」
上からも下からも犯されているロジェは、舌を強く押し付けて陰茎への奉仕をしつつ、胎内を侵犯している陰茎の動きに合わせて腰を揺らして応えていた。全身を汗で濡れた身体で浅ましく二人のカラスバの陰茎へ悦んで奉仕をするメスと化し、淫猥な行為を夢中で貪っていた。
『カラスバ君達のが気持ちよくておかしくなっちゃう……ますます淫乱が治らないよっ……』
淫らで激しい水音が上の口からも下の口からも部屋に響かせて、喉奥まで咥え込みつつ胎内では奥深く怒張を締め付けて、カラスバへの愛を表していた。
「僕、出そうっ!」
「僕もっ!ロジェくん受け止めてね僕らの愛っ!」
ほぼ同時に口と胎内に熱い精を放たれてロジェは灼熱の快美感に身を灼かれるような感覚を全身で受けつつ射精をした。
「ンンッ……うぐぅっ!!ぃやぁっ……!!」
口から陰茎を抜かれて口周りが唾液と白濁でまみれになったロジェは腰を浮かせて身体をビクビクと痙攣させてアクメを味わっていた。激しい性交を受けてロジェは自身のペニスから精ではない液体をはしたなくも漏らしてしまっていた。
「あぁっ……漏らしちゃった……見ないでッ……」
「漏らすほど良かったのかいフフフ」
「恥ずかしい姿を晒してロジェくんは淫らだね」
二人のカラスバから言葉責めをされて、アクメをきめた身体は辱められているにも関わらず再度発情してきてしまう。
「……ごめんなさいっ……カラスバくんのチンポが気持ち良すぎて……ああっ……」
胎内からペニスを抜かれてしまい、思わず名残惜しい声が出てしまう。カラスバはニヤニヤと体液で濡れたシーツの上で性行為の余韻に浸り身を震わすロジェを見て視姦していた。
「今度は僕がロジェくんにハメる番だよ。騎乗位にしようかな」
ロジェの身体を起こして仰向けになったカラスバの上に跨がせる。
「えっ……さっきいったばかりなのにまたするの……?」
「そんなこと言ってもロジェくんまた勃ってるじゃないか。僕に犯されたくてたまらないんじゃない?」
「正直に言ってごらんよフフフ」
「あっ……ごめんなさい……本当はもっと気持ちよくなりたいです……」
ロジェはいきり立った陰茎の先を自身の後孔に迎え入れようとするが滑ってしまいうまく入らないので、腰を動かして追ってしまい淫らな動きを晒してしまう。
「いい眺めだね。僕を焦らしていやらしいな」
「僕達だろ。本当に腰をいやらしく動かして誘ってるね」
「あっ……違うッ……だってぬるぬるして入らなくてっ……」
やっと後孔が亀頭にあたりロジェはそのまま腰を落とす。肉が胎内を侵入し、そのまま上下に動くと水音が淫猥に響いた。
「繋がってる所よく見せて動いてね。ロジェくんのいやらしい孔が僕のちんちんを犯してるところよく見たいよ」
「あぁんっ……僕が犯されてるのにっ……いじわるっ……!!」
「フフッもっと意地悪してあけるよ」
もう一人のカラスバが硬度が増した陰茎をロジェの口に奉仕をさせる。先程まで胎内を犯していた陰茎が今度は口内を犯し、ロジェはなすがままに舌で奉仕をする。淫猥な匂いをさせる陰茎を咥えながら、ますます発情してしまう。
「ああっ!僕の部屋でっこんなっ……いやらしいことっ……だめなのにっ……ああんっ!」
「いやらしい音をさせて腰を動かしてるのはロジェくんだよ。僕のちんちん搾り取られそう」
「今日も限界まで可愛がってあげるよ」
そう言って寝ているカラスバはロジェの腰を両手で掴み動かして喘がせ、咥えさせているカラスバはロジェの硬く勃っている乳首を押しつぶすように弄り愛撫する。
「ひいっ……ぃんんっ!!うっ……嬉しいっ……いっぱい可愛がってっ……くだっ……さい……」
『あっ……ますます淫乱になっちゃうぅっ……カラスバくん達のせいで……だめえ…もういやらしいことしか考えられないッ……』
夜中を過ぎても淫猥な性欲処理は続いた。
+++++++++++++++++++++
朝が来て、昨日夕食を取ったダイニングでロジェとカラスバは朝食を食べていた。
「ロジェくんのお母さんの朝の食事も美味しいですね」
「カラスバくん、たくさん食べてね。ほらロジェ!眠い目してないであなたも早く食べなさい」
「うん……」
昨夜も明け方まで濃厚な交接をしてしまい、ロジェは自己嫌悪していた。
『防音魔術がかかっていたとはいえ、実家の部屋であんな獣のようにセックスしてしまった。しかもカラスバくんが二人……ベットを作った父さんの友達のおじさん、ごめんなさい……』
出されたパンをかじりながら一人反省していたが、元凶のカラスバは母の作った朝食を美味しそうに食べていた。
「ロジェ、母さんは今から出かけて夕方まで帰らないからね。学園にそのまま戻る前に昼食作っておいたから食べていってね」
「父さんと姉さんは?」
「父さんたちは商品を問屋さんに持っていった後、商業ギルドにも寄るから帰るのは早くて夕方ね。今日は店が定休日なのに色々と忙しくてゴメンね」
「ううん、いいよ。いってらっしゃい」
母はいそいそと出掛けていって、ロジェとカラスバはそのまま朝食を食べる。
「ロジェくん、このジュース美味しい!何味かな?おかわり!」
「母さんが作ったアプリコットジュースだよ……」
他人の家なのに遠慮なく食べるカラスバに呆れつつも、ロジェもジュースを飲む。
「ねぇ、ロジェくん。昼食まで時間があるからまたしない?」
「は?え?今、朝の食事まだ食べてるでしょ?!」
昨夜、散々ロジェを犯したのにまだしたりないのかとカラスバの性欲絶倫ぶりに驚くというより引いてしまう。
「ロジェくんの部屋でするといつもより興奮してすごく良かったから。ね、いいでしょう?」
「……」
ここで拒否しても無理矢理されるのはいつものパターンだった。もはやロジェには選択肢はなかった。
「……一回だけなら……いいけど……」
「やった!ロジェくん大好き!」
カラスバがロジェの頬にキスを落とした。
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