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21 隷従①
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どちらともなく再び口を塞ぐと互いの舌を絡めて濃厚なキスをすると部屋に淫らな水音と服の擦れ合う音が響く。
「……んっ……ふぁっ……」
「ロジェくん、もうキスだけで勃ってるね。んー、服が邪魔だな」
そう言うとカラスバは呪文を唱えるとロジェは生まれたままの姿になり、ベッド脇に衣服が脱ぎ捨てられたように落ちた。カラスバは興奮してすでに勃っているロジェのペニスを指で下から上へ撫でると、身体がビクンッと反応しロジェはカラスバの首に回していた腕の力が強くなる。
「んっ…ぁっ!」
「ここも勃ってるね」
「んぅうっ……やだぁっ……あぁっ……」
発情し敏感になった胸の先端を指で押し付けるように弄ると、ロジェは身体を揺らして嫌がりつつも声色は更に刺激を求めるように甘えた嬌声を発していた。
「胸のここ、興奮して勃起してるだけじゃなく、いやらしく膨らんでるのが指で触るだけでもわかるよ?」
「んあぁっ……ちっ、ちがうっ……!カラスバくんのせいでっ……ああっ!!ひいぃんんっ!」
親指と人差指で潰されるように擦られてしまい、ロジェは身体をのけぞらせて悲鳴をあげてしまう。
「だめぇ……それ以上されたら乳首、変な形になっちゃうぅ……」
「そうかな?僕に吸われたくていやらしく勃起してるよ?」
「んんっっ…あっ!だめえっ…やっ…ああっ…!」
カラスバはロジェの胸の先端に舌を這わせて焦らせつつ口に含むと強く吸いつつ、もう片方を指で弄りロジェを責め立てる。
「やあっ…!だめぇっ!!感じ過ぎちゃうぅっ!!」
「っ……男なのにいい感じのピンク色で本当にいやらしいね……誘ってる」
指で責め立てていたもう片方の乳首も舌でなめしゃぶると、またロジェは口では嫌がりつつも喘ぎ声をあげて鳴き始める。
「だっ……だめぇ……!!おかしくなっちゃう……!やあぁっ……ぁっ…!!」
散々、ない胸を舌で嬲られて唾液で淫らな乳首が辱められてしまったロジェは顔を涙と涎で汚して喘いでいるが目はすっかり情欲で濡れて発情しきっていた。
「今度はロジェくんが舌でご奉仕する番だよ」
いつの間にか服を脱いでいたカラスバは自身の陰茎を手に持ち、仰向けのロジェの顔の前に差し出してくる。すでにカラスバの陰茎も硬く先走りが垂れ雄の匂いを発していた。ロジェはそれだけで更に興奮してしまい、舌で奉仕をしようとするが、カラスバが陰茎をロジェの顔から離した。先走りがロジェの顔について糸を引いた。
「ねぇ、口で僕のちんちんに奉仕しながらロジェくん、自分のしごいてくれる?前にオナニーしてたのすごく良かったからまたみたいな」
「っ……嫌だって言ってもさせるんでしょ……」
「そうだね。ロジェくんもわかってきたね」
ロジェは陰茎の先を口に含むと舌で包むようにし根本を片手で上下に擦りながら、もう片方の手で自身のペニスを扱きながらカラスバに奉仕を始めた。
「すっごくいやらしくて淫らでいいよ、ロジェくん」
「はっ…いっ…言わないで……みないで……」
しかしロジェはカラスバの陰茎をしゃぶりつつ自身を刺激する浅ましい行為に激しく発情し始めていた。恥ずべき行為のはずが痛いほどロジェのペニスは勃起し、下半身から脳髄まで痺れるような悦楽に支配され始めていた。自身のペニスを扱きながら腰をガクガク揺らして夢中でカラスバの陰茎に舌を這わせて奉仕をする。
「あっ……すごく熱い……はぁっッ……んんっ……」
「ロジェくんがいやらしいから僕のちんちんの勃起がとまらないよ。責任取って全部飲んでね」
「あっ…あぁっ……責任とるっ!とるからぁっ!ああッ…!」
カラスバの陰茎から白濁が放精されロジェは口で受け止めると同時に自身のペニスから射精して腹に精を放った。
「んん……んあぁっ…熱いっ…ああっ…いっちゃった…んんぅっ……」
口に出された精を飲み込んだ後、口周りに付いた精を舐めとりその後に放精して汚れた陰茎を舌でキレイにするように再び舐め始める。
「フフ、教えた通りにお掃除もしっかりできるようになったね。そんなに僕のちんちんが好き?」
「……そっ、そんなこと、言えないよぉ……んんっ……」
しかしロジェは陰茎への奉仕をやめず労るように舌を這わしてしゃぶっていた。カラスバは陰茎を手で持ち、棒のように陰茎をロジェの顔に軽く叩いて辱める。
「正直に言わないと、コレはお預けだよ?僕のちんちんが好きなんだよね?」
「……あっ……好き……」
「ちんちんでどうして欲しいのかな?」
「っはあっ……カラスバくんとセックスしたいよぉ……」
射精したにも関わらずまだ硬度を失わずに昂った毒蛇のような陰茎にロジェは顔を寄せてスリスリと愛おしげに頬ずりして亀頭に唇を当てて慈しむようにキスをする。
「すっかり淫乱になったねロジェくん、嬉しいよ」
「……カラスバくんのせいだから……」
そう言うとに今度は陰嚢をやわやわと手で揉みつつ双玉を片方づつ口内で飴のようにしゃぶり口での奉仕を続ける。
「そのまま、奉仕しててもいいけど僕のちんちんがふやけてしまいそうだよ」
「ああっ…」
カラスバは牝犬のように舐めしゃぶる奉仕を続けるロジェから陰茎を離すと、名残惜しそうな声をロジェは出してしまう。
「カラスバくん…いつもみたいに犯してぇッ…僕もうチンポが欲しくてたまらなくてッ……!!」
自ら脚を開き光が当たらない秘所を晒して身体を身悶えさせて、カラスバに懇願するロジェは淫らでまさに発情する牝犬だった。
しかしカラスバはニヤニヤと嬉しそうに笑うだけで、いつものように抱こうとはしなかった。
「ロジェくん、奴隷契約がまだ解除されてないけどいいの?」
「……契約……解除……」
「このまま僕に抱かれるとますます解除ができなくなるよ?君はもう僕とのセックスに夢中だからね!」
「…ひうぅっ!!!あっ!そこだめえっ!あぁンッ!」
淫らに勃起し、しこりきった乳首をカラスバは指で押しつぶすように擦りあげると、ロジェが喘いで反応するのを楽しそうに見つめて責め立てる。
「セックスの時だけでもいいから、僕の性奴隷になってほしいな。いつでも可愛がってあげるし一生面倒みるし飼ってあげる」
「ああっ…飼うだなんて……僕の人間の尊厳がぁ……そんなっ……あっんんっ…やあんんっ!」
今度は秘所に指を回すように入れられてしまい、中から喘がされてしまう。指の刺激は堪らないものがあったが、その刺激だけではもうロジェの発情した淫乱な身体は満足できなかった。
「あっ…指だけじゃもうっ……早くカラスバくんのがっ……欲しいッ……入れてぇ……!」
我慢できず指の動きに合わせて腰を揺らしてカラスバに懇願する。カラスバは指をゆっくりと抜いて、泣き喘いでいたロジェの顔を覗き込む。
「僕とセックスしたいなら、奴隷のロジェくんはご主人様である僕にお願いするんだね。ロジェはご主人様の奴隷になりますって。言ってごらん」
「あっ…あぁっ……」
このまま言うとおりにしていたら完全にカラスバの思うつぼになってしまうと、ロジェの脳内で警鐘が鳴るが、身体はカラスバの肉の凶器を欲して支配されたがっていて、下半身から背骨から脳髄まで熱く痺れ疼いていた。
『っ…だめだ…でももう身体だけでなく心までもがカラスバくんに隷従したがってる……マクシム……ごめんなさい……僕はもう…』
――墜ちるところまで堕ちてしまった――
ロジェは双眸から涙を流しつつカラスバを見つめる。
「僕は……ロジェは……ご、ご主人様の……性奴隷になります……僕のいやらしい身体はご主人様の所有物です……」
「やっと正直になってくれたんだねロジェくん」
「……んっ……ふぁっ……」
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「んっ…ぁっ!」
「ここも勃ってるね」
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「胸のここ、興奮して勃起してるだけじゃなく、いやらしく膨らんでるのが指で触るだけでもわかるよ?」
「んあぁっ……ちっ、ちがうっ……!カラスバくんのせいでっ……ああっ!!ひいぃんんっ!」
親指と人差指で潰されるように擦られてしまい、ロジェは身体をのけぞらせて悲鳴をあげてしまう。
「だめぇ……それ以上されたら乳首、変な形になっちゃうぅ……」
「そうかな?僕に吸われたくていやらしく勃起してるよ?」
「んんっっ…あっ!だめえっ…やっ…ああっ…!」
カラスバはロジェの胸の先端に舌を這わせて焦らせつつ口に含むと強く吸いつつ、もう片方を指で弄りロジェを責め立てる。
「やあっ…!だめぇっ!!感じ過ぎちゃうぅっ!!」
「っ……男なのにいい感じのピンク色で本当にいやらしいね……誘ってる」
指で責め立てていたもう片方の乳首も舌でなめしゃぶると、またロジェは口では嫌がりつつも喘ぎ声をあげて鳴き始める。
「だっ……だめぇ……!!おかしくなっちゃう……!やあぁっ……ぁっ…!!」
散々、ない胸を舌で嬲られて唾液で淫らな乳首が辱められてしまったロジェは顔を涙と涎で汚して喘いでいるが目はすっかり情欲で濡れて発情しきっていた。
「今度はロジェくんが舌でご奉仕する番だよ」
いつの間にか服を脱いでいたカラスバは自身の陰茎を手に持ち、仰向けのロジェの顔の前に差し出してくる。すでにカラスバの陰茎も硬く先走りが垂れ雄の匂いを発していた。ロジェはそれだけで更に興奮してしまい、舌で奉仕をしようとするが、カラスバが陰茎をロジェの顔から離した。先走りがロジェの顔について糸を引いた。
「ねぇ、口で僕のちんちんに奉仕しながらロジェくん、自分のしごいてくれる?前にオナニーしてたのすごく良かったからまたみたいな」
「っ……嫌だって言ってもさせるんでしょ……」
「そうだね。ロジェくんもわかってきたね」
ロジェは陰茎の先を口に含むと舌で包むようにし根本を片手で上下に擦りながら、もう片方の手で自身のペニスを扱きながらカラスバに奉仕を始めた。
「すっごくいやらしくて淫らでいいよ、ロジェくん」
「はっ…いっ…言わないで……みないで……」
しかしロジェはカラスバの陰茎をしゃぶりつつ自身を刺激する浅ましい行為に激しく発情し始めていた。恥ずべき行為のはずが痛いほどロジェのペニスは勃起し、下半身から脳髄まで痺れるような悦楽に支配され始めていた。自身のペニスを扱きながら腰をガクガク揺らして夢中でカラスバの陰茎に舌を這わせて奉仕をする。
「あっ……すごく熱い……はぁっッ……んんっ……」
「ロジェくんがいやらしいから僕のちんちんの勃起がとまらないよ。責任取って全部飲んでね」
「あっ…あぁっ……責任とるっ!とるからぁっ!ああッ…!」
カラスバの陰茎から白濁が放精されロジェは口で受け止めると同時に自身のペニスから射精して腹に精を放った。
「んん……んあぁっ…熱いっ…ああっ…いっちゃった…んんぅっ……」
口に出された精を飲み込んだ後、口周りに付いた精を舐めとりその後に放精して汚れた陰茎を舌でキレイにするように再び舐め始める。
「フフ、教えた通りにお掃除もしっかりできるようになったね。そんなに僕のちんちんが好き?」
「……そっ、そんなこと、言えないよぉ……んんっ……」
しかしロジェは陰茎への奉仕をやめず労るように舌を這わしてしゃぶっていた。カラスバは陰茎を手で持ち、棒のように陰茎をロジェの顔に軽く叩いて辱める。
「正直に言わないと、コレはお預けだよ?僕のちんちんが好きなんだよね?」
「……あっ……好き……」
「ちんちんでどうして欲しいのかな?」
「っはあっ……カラスバくんとセックスしたいよぉ……」
射精したにも関わらずまだ硬度を失わずに昂った毒蛇のような陰茎にロジェは顔を寄せてスリスリと愛おしげに頬ずりして亀頭に唇を当てて慈しむようにキスをする。
「すっかり淫乱になったねロジェくん、嬉しいよ」
「……カラスバくんのせいだから……」
そう言うとに今度は陰嚢をやわやわと手で揉みつつ双玉を片方づつ口内で飴のようにしゃぶり口での奉仕を続ける。
「そのまま、奉仕しててもいいけど僕のちんちんがふやけてしまいそうだよ」
「ああっ…」
カラスバは牝犬のように舐めしゃぶる奉仕を続けるロジェから陰茎を離すと、名残惜しそうな声をロジェは出してしまう。
「カラスバくん…いつもみたいに犯してぇッ…僕もうチンポが欲しくてたまらなくてッ……!!」
自ら脚を開き光が当たらない秘所を晒して身体を身悶えさせて、カラスバに懇願するロジェは淫らでまさに発情する牝犬だった。
しかしカラスバはニヤニヤと嬉しそうに笑うだけで、いつものように抱こうとはしなかった。
「ロジェくん、奴隷契約がまだ解除されてないけどいいの?」
「……契約……解除……」
「このまま僕に抱かれるとますます解除ができなくなるよ?君はもう僕とのセックスに夢中だからね!」
「…ひうぅっ!!!あっ!そこだめえっ!あぁンッ!」
淫らに勃起し、しこりきった乳首をカラスバは指で押しつぶすように擦りあげると、ロジェが喘いで反応するのを楽しそうに見つめて責め立てる。
「セックスの時だけでもいいから、僕の性奴隷になってほしいな。いつでも可愛がってあげるし一生面倒みるし飼ってあげる」
「ああっ…飼うだなんて……僕の人間の尊厳がぁ……そんなっ……あっんんっ…やあんんっ!」
今度は秘所に指を回すように入れられてしまい、中から喘がされてしまう。指の刺激は堪らないものがあったが、その刺激だけではもうロジェの発情した淫乱な身体は満足できなかった。
「あっ…指だけじゃもうっ……早くカラスバくんのがっ……欲しいッ……入れてぇ……!」
我慢できず指の動きに合わせて腰を揺らしてカラスバに懇願する。カラスバは指をゆっくりと抜いて、泣き喘いでいたロジェの顔を覗き込む。
「僕とセックスしたいなら、奴隷のロジェくんはご主人様である僕にお願いするんだね。ロジェはご主人様の奴隷になりますって。言ってごらん」
「あっ…あぁっ……」
このまま言うとおりにしていたら完全にカラスバの思うつぼになってしまうと、ロジェの脳内で警鐘が鳴るが、身体はカラスバの肉の凶器を欲して支配されたがっていて、下半身から背骨から脳髄まで熱く痺れ疼いていた。
『っ…だめだ…でももう身体だけでなく心までもがカラスバくんに隷従したがってる……マクシム……ごめんなさい……僕はもう…』
――墜ちるところまで堕ちてしまった――
ロジェは双眸から涙を流しつつカラスバを見つめる。
「僕は……ロジェは……ご、ご主人様の……性奴隷になります……僕のいやらしい身体はご主人様の所有物です……」
「やっと正直になってくれたんだねロジェくん」
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