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9 人体実験再び①
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ロジェは目が醒めると寮の部屋ではないソファーに寝ていた。隣でカラスバがぐっすりとヨダレを垂らしながら寝ている。うわぁ…と思いながらもロジェはカラスバを起こさないようにゆっくりと起き、落ちている自分の服を探しつつ拾いながら着る。窓の外はまだ暗く朝日が登るのはもう少し後の時間だ。
昨夜、カラスバは実験と称し改良されたカラスバ特製の媚薬を全身に塗られロジェはイキ狂わされてしまった。辱められ犯されたが途中から記憶がない。
「……記憶がないほうが幸せかも……」
小声で独り言を吐く。まだ外は暗いが一度、寮の部屋に戻ってついでに食堂で食事を貰ってくることにする。研究室から何も言わずに消えるとカラスバがロジェを探しに来てうるさいので、メモを残しておく。ロジェは音を立てないようにゆっくりとドアを開けてまだ暗い中、研究室を出ていった。
「うーん……ロジェくん……僕ちんちんが限界……はっ……」
カラスバはヨダレを手で拭きながら起きると研究室を見回す。
「あれ、ロジェくん?いないな…」
ソファーから立ち上がり、あたりを見回すと机の上にメモを発見する。食堂に食事を取りに行きます。ロジェよりと書いてあった。
「僕も起こしてくれればいいのに。まあロジェくん戻るまで昨夜のを見てようかな」
メモを見つつカラスバは独り言をいいながら、寝ていたソファーに再び寝転んで、魔石の入ったガラスの箱のような魔道具を取り出して空中に映像を映した。
+++++++++++++++++++++++++++
昨夜の研究室では―――
「ちょっとなにこれ!こんな実験ないよ!この変態カラスバ!」
診察台に全裸で寝かされているロジェは横に立っているカラスバに抗議する。
「とうとう僕の名前を呼び捨てで呼んでくれたね!」
「うるさい!黙れ!いいから服を着させろ!」
喚いて抗議するロジェを見ながらニコニコとカラスバは答える。
「あのね、全裸なのは実験のためなんだ。前に媚薬を作ってたよね。改良したのでロジェくんに実験台になってもらおうと思って。今から媚薬を塗るね」
「やめろっ!このキチガイ!淫獣!危険人物!!」
「あっ薬は刷毛で塗るね。ちょっと冷たく感じるかも」
必死で抵抗し喚くもののカラスバの拘束魔術で身体を動かせなくなったロジェは、なすがままに媚薬を全身に塗られてしまう。
「本当にやめろ!もっとマシな研究しろっ!この異常者!」
「マシな研究もしてるよー。ロジェくん手伝ってくれてるじゃん」
刷毛でカラスバはロジェの身体に塗っていく。
水分を含んだ柔らかい毛の刷毛で胸をじっくりと塗られてロジェはこそばゆい感覚に息を呑んで身体を強張らせる。
「あっ……や……んんっ…」
「んー?感じてるの?」
「そんなわけなっ……ああっ……」
胸の先端を刷毛でかすられてしまいロジェは声を上げてしまう。声をあげるロジェに気を良くしたカラスバはわざと刷毛で硬くなった先端を塗りつけて責める。
「んあっ……やだぁっ……」
「感じてないんじゃなかったの?」
「うっ……うるさいっ……」
「ロジェくんのここ、いやらしく膨らんでる。乳首が勃起してるじゃないか」
「ちっ違うっ!あっ!ああっー!」
刷毛で強めに擦られてしまいロジェは耐えきれずに喘ぎ声を上げてしまう。カラスバは喘ぐロジェの身体に薬を塗っていく。
「足の裏にも媚薬塗っちゃうね。ここは塗ってもあんまり意味ないかな」
「ひゃああっ…やめてえっ!くすぐったい!」
実験台というよりはイタズラのようなことをロジェにしながらカラスバはにこやかな顔でロジェの全身を塗っていった。
「塗り終わったよ。ロジェくん、気分はどうかな?」
「うるさい!お前なんか死ね!」
「気分は良好っと」
カラスバは紙にペンで書き込んで、ロジェの診察台の横に椅子を置いて座る。
「一応、前にロジェくんに使った媚薬よりは効果が弱くなってるけど、ゆっくり効くようになってるんだ。調子が悪くなったら言ってね」
「……うるさい……」
ロジェは顔をカラスバから背ける。塗った薬は乾いたが、効き目がだんだんとでてきたのか、ロジェの身体が汗をかきはじめ、吐く息が荒くなってきた。
「はあっ……うんんっ……」
「15分、ロジェくん効いてきたみたい?」
「うぅ……あそこがジンジンする……」
「勃ってるね」
ロジェのペニスは痛いほど勃ちあがり赤くなっていた。先端からは白い先走りの体液がロジェの腹を濡らしていた。
「これは苦しいねえ。どうしてほしいロジェくん?」
「……苦しい……解毒薬……ないの……」
「媚薬は毒薬みたいなものだけど、ごめん、まだ作ってないや」
「……そんな……」
「そうだよね。解毒薬も念の為に作っておかないとね」
カラスバの言葉にロジェは苦しそうに涙を流す。先程まで悪態をついていた余裕はまったくなくなり、媚薬の効果で濡れた目でカラスバを懇願するように見つめる。
「カラスバくん、苦しい……我慢ができないっ……」
「どうして欲しいか言ってくれないと」
晴れやかに笑いながらカラスバはロジェに促す。ロジェは双眸から涙を流しながら嘆願するようにカラスバに言った。
「……お願い……抱いて……」
「いいよ。よく言えたねロジェくん」
カラスバがロジェに掛けていた拘束魔術を解くと、ロジェは起き上がって椅子に座っているカラスバにしなだれかかるように身体を預け口を塞いだ。ロジェはカラスバの唇のあわいから自ら舌を差し入れてカラスバの舌を絡め取る。
「んんっ……ハァッ……」
「……っ……んむっ……ロジェくん積極的……」
唾液を交換する水音が研究室に響き淫猥な雰囲気が漂いはじめる。どちらともつかない唾液で顎を汚したロジェは唾液の糸を繋ぎながら唇を離した。情欲に濡れた眼でカラスバの首に抱きつく。
「ああっ…早く抱いて……中が熱くて……我慢できない……」
「そんなこと言われると意地悪したくなっちゃうな」
「やだっ……お願いだからいつもみたいに犯して……」
「じゃあ……」
カラスバは身体を隙間なく密着させてくるロジェに本心では満足しながらも、考えを巡らせる。
『ここはやはり…僕専用の性欲処理係になるって言ってもらうのがいいよね』
ニヤニヤが止まらないカラスバは考えたセリフを言おうとするが、発情しているロジェに口を塞がれて舌を吸われる。
「僕の…性…処理…ううんんっ…ふぁっ……ロジェくんマジでっ……積極的…」
「……っはあっ…カラスバくん……お願い…性欲処理でも性奴隷でもなんでもなるから……早く抱いて…」
「え?今なんて言った?」
「…早く抱いて…」
「いや、その前」
「っ……ううっ……性欲処理でも性奴隷でもなんでもなるからあっ!」
媚薬の効果に悶ながらロジェは叫ぶ。カラスバは、自分が言わせようとしたことよりも、凄いことを言い始めたロジェに驚きながらも感動していた。
『性欲処理だけでなく性奴隷になる発言……?!ロジェくん自ら言うだなんて、媚薬の効果もあるけどここまで乱れると、素質があったとしか思えないな。嬉しい…ロジェくん、僕好みになってるじゃないか』
自ら、恥辱を受け入れようとするロジェに興奮と高揚感を感じたカラスバは、診察台にロジェの身体を押し倒す。カラスバの着ているローブに肌を触れられるだけで敏感になっているロジェは身悶える。カラスバは唇に触れるだけのキスをしてもう限界そうなロジェを見つめる。
「今から抱くよ」
「ああっ!お願いっ!早くして……」
「でもこれは実験中なんだ。ついでに別の魔術もかけていい?」
「なんでもかけていいからっ…苦しいっ…」
「契約成立」
カラスバはロジェの心臓のあたりに手を当てると、何かの呪文を唱え始める。触れている手からは青白い光が発光して魔術紋の模様が浮かび上がりゆっくりと消えていった。
「言ってなかったけど僕、子供の頃から魔術紋が好きで研究してたんだ。これは僕が改良した国の法律に引っかからない奴隷紋だよ。ロジェくんはたった今から僕専用の奴隷だよ。主は僕だ」
「ああっ……お願いっ…犯してっ!」
「あー聞いてないね。まあいいや。今からメチャクチャ可愛がってあげるよ。奴隷契約の記念日だ」
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「うるさい!黙れ!いいから服を着させろ!」
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「あのね、全裸なのは実験のためなんだ。前に媚薬を作ってたよね。改良したのでロジェくんに実験台になってもらおうと思って。今から媚薬を塗るね」
「やめろっ!このキチガイ!淫獣!危険人物!!」
「あっ薬は刷毛で塗るね。ちょっと冷たく感じるかも」
必死で抵抗し喚くもののカラスバの拘束魔術で身体を動かせなくなったロジェは、なすがままに媚薬を全身に塗られてしまう。
「本当にやめろ!もっとマシな研究しろっ!この異常者!」
「マシな研究もしてるよー。ロジェくん手伝ってくれてるじゃん」
刷毛でカラスバはロジェの身体に塗っていく。
水分を含んだ柔らかい毛の刷毛で胸をじっくりと塗られてロジェはこそばゆい感覚に息を呑んで身体を強張らせる。
「あっ……や……んんっ…」
「んー?感じてるの?」
「そんなわけなっ……ああっ……」
胸の先端を刷毛でかすられてしまいロジェは声を上げてしまう。声をあげるロジェに気を良くしたカラスバはわざと刷毛で硬くなった先端を塗りつけて責める。
「んあっ……やだぁっ……」
「感じてないんじゃなかったの?」
「うっ……うるさいっ……」
「ロジェくんのここ、いやらしく膨らんでる。乳首が勃起してるじゃないか」
「ちっ違うっ!あっ!ああっー!」
刷毛で強めに擦られてしまいロジェは耐えきれずに喘ぎ声を上げてしまう。カラスバは喘ぐロジェの身体に薬を塗っていく。
「足の裏にも媚薬塗っちゃうね。ここは塗ってもあんまり意味ないかな」
「ひゃああっ…やめてえっ!くすぐったい!」
実験台というよりはイタズラのようなことをロジェにしながらカラスバはにこやかな顔でロジェの全身を塗っていった。
「塗り終わったよ。ロジェくん、気分はどうかな?」
「うるさい!お前なんか死ね!」
「気分は良好っと」
カラスバは紙にペンで書き込んで、ロジェの診察台の横に椅子を置いて座る。
「一応、前にロジェくんに使った媚薬よりは効果が弱くなってるけど、ゆっくり効くようになってるんだ。調子が悪くなったら言ってね」
「……うるさい……」
ロジェは顔をカラスバから背ける。塗った薬は乾いたが、効き目がだんだんとでてきたのか、ロジェの身体が汗をかきはじめ、吐く息が荒くなってきた。
「はあっ……うんんっ……」
「15分、ロジェくん効いてきたみたい?」
「うぅ……あそこがジンジンする……」
「勃ってるね」
ロジェのペニスは痛いほど勃ちあがり赤くなっていた。先端からは白い先走りの体液がロジェの腹を濡らしていた。
「これは苦しいねえ。どうしてほしいロジェくん?」
「……苦しい……解毒薬……ないの……」
「媚薬は毒薬みたいなものだけど、ごめん、まだ作ってないや」
「……そんな……」
「そうだよね。解毒薬も念の為に作っておかないとね」
カラスバの言葉にロジェは苦しそうに涙を流す。先程まで悪態をついていた余裕はまったくなくなり、媚薬の効果で濡れた目でカラスバを懇願するように見つめる。
「カラスバくん、苦しい……我慢ができないっ……」
「どうして欲しいか言ってくれないと」
晴れやかに笑いながらカラスバはロジェに促す。ロジェは双眸から涙を流しながら嘆願するようにカラスバに言った。
「……お願い……抱いて……」
「いいよ。よく言えたねロジェくん」
カラスバがロジェに掛けていた拘束魔術を解くと、ロジェは起き上がって椅子に座っているカラスバにしなだれかかるように身体を預け口を塞いだ。ロジェはカラスバの唇のあわいから自ら舌を差し入れてカラスバの舌を絡め取る。
「んんっ……ハァッ……」
「……っ……んむっ……ロジェくん積極的……」
唾液を交換する水音が研究室に響き淫猥な雰囲気が漂いはじめる。どちらともつかない唾液で顎を汚したロジェは唾液の糸を繋ぎながら唇を離した。情欲に濡れた眼でカラスバの首に抱きつく。
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「……っはあっ…カラスバくん……お願い…性欲処理でも性奴隷でもなんでもなるから……早く抱いて…」
「え?今なんて言った?」
「…早く抱いて…」
「いや、その前」
「っ……ううっ……性欲処理でも性奴隷でもなんでもなるからあっ!」
媚薬の効果に悶ながらロジェは叫ぶ。カラスバは、自分が言わせようとしたことよりも、凄いことを言い始めたロジェに驚きながらも感動していた。
『性欲処理だけでなく性奴隷になる発言……?!ロジェくん自ら言うだなんて、媚薬の効果もあるけどここまで乱れると、素質があったとしか思えないな。嬉しい…ロジェくん、僕好みになってるじゃないか』
自ら、恥辱を受け入れようとするロジェに興奮と高揚感を感じたカラスバは、診察台にロジェの身体を押し倒す。カラスバの着ているローブに肌を触れられるだけで敏感になっているロジェは身悶える。カラスバは唇に触れるだけのキスをしてもう限界そうなロジェを見つめる。
「今から抱くよ」
「ああっ!お願いっ!早くして……」
「でもこれは実験中なんだ。ついでに別の魔術もかけていい?」
「なんでもかけていいからっ…苦しいっ…」
「契約成立」
カラスバはロジェの心臓のあたりに手を当てると、何かの呪文を唱え始める。触れている手からは青白い光が発光して魔術紋の模様が浮かび上がりゆっくりと消えていった。
「言ってなかったけど僕、子供の頃から魔術紋が好きで研究してたんだ。これは僕が改良した国の法律に引っかからない奴隷紋だよ。ロジェくんはたった今から僕専用の奴隷だよ。主は僕だ」
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