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8 すれ違い②
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我が物顔でロジェのベッドの上で寝転んでカラスバはそう言い放つ。ロジェはカラスバの腰の服を緩めて昂った陰茎を取り出す。もう何回も性交を強要されているので、行為にも慣れてきていた。
『匂いだけで勃起するとか…しかももう大きくて硬い…本当にこの性欲変態魔術師は迷惑だな…』
すでに猛り立った陰茎を満足させるには奉仕をするしかない。ロジェは亀頭の先に唇をつけてキスするように吸い上げる。
「ふふっ、教えた通りにキスしてくれるね。それ、好きなんだ」
カラスバが嬉しそうに言うが、ロジェはまったく嬉しくない。早くイかせて終わらせたいが、雑な奉仕をしたらカラスバに頭を掴まれて無理矢理、喉奥まで突かれてしまい散々な目に合わされたことがあった。行為の最中はカラスバが絶対者なのだとわからされてしまい、性奴隷のように奉仕するしかなかった。
「ロジェくん、僕のちんちんどうかな?」
「…すごく血管がビクビクしてる…」
「そこは『美味しい♡』とか言ってほしいなー」
「食べ物じゃないし……」
カラスバに指導されたことを思い出しながら陰茎に舌を這わす。亀頭のエラ部分を舐められるのが好きだとか、裏筋は下から上に舐めてほしいとか、陰囊を手で優しく触ってほしいとか、そのうち玉もしゃぶってほしいとか、色々と注文が多くて心底ウンザリしてしまう。しかし、雑にすると酷い目に合わせられるので、大人しくカラスバの感じるいい所を奉仕したほうが一番無難だった。
「はあっ…カラスバくん…どう?上手くできてる…?」
「うん!上手くなったよ。今度は根本まで咥えて」
「えっ?ちょっとそれは…苦手だから」
「やらないと上手くならないから。ね?」
渋々とロジェは陰茎を咥えて飲み込む。カラスバの陰茎はロジェの奉仕により、更に逞しくなり血管を浮き上がらせて更に赤黒くなっていた。ロジェは息ができず苦しくなるが、えずきそうになるのを我慢して顔を前後に動かす。口の中から喉奥までが陰茎で犯されロジェは恥辱に悔しくなるが口の中に拡がるオスの白濁で頭が朦朧とし始める。
『うっ…頭がボーッとして…だめ…正気を保たないと…』
奉仕で頭を前後に動かしているロジェの口の隙間からは唾液が溢れ、深く陰茎を飲み込むとカラスバの陰毛に唇が触れてしまいロジェの唾液まみれになってしまう。
「はっ…すごいよロジェくん、僕の陰毛がロジェくんの唾液でベタベタだよ。これはますます興奮しちゃうな。」
ロジェの口の中で更に質量が増して熱くなった陰茎はすぐにでも射精をしそうなほど硬度が増す。射精が近いことを理解したロジェは亀頭を口に含んで舌で回すように舐めながら片手で根本から陰茎を擦り上げ、もう片方の手で陰嚢を優しく揉みながら射精を促す。
「上手になったねロジェくん。お礼に口に出すよ!」
「……んんっ……!!!」
ロジェの口内に白濁が放精されて勢い余って陰茎がロジェの口から離れて顔にも精がかかってしまった。
「顔についた精子は舐め取るんだよ。もっと上手に口で受け止めれるようになってね」
「…んっ…」
ロジェは舌で口周りの精を舐め取り、顔についた精は指で取り舐め取る。これもロジェがカラスバに仕込まれた性欲処理の務めだった。オスの味を舐めているうちに、ロジェの目が淫欲に染まっていく。
『やばい、勃って来ちゃった…』
ロジェはカラスバを奉仕しているうちに興奮してしまい昂ってしまった。カラスバに見つかったらこのまま犯されてしまう、と顔を青くしていると部屋のドアがノックされて驚いてロジェは飛び上がる。
「ひっ…どうしよう、顔がベタベタなのに…」
「ロジェくん、僕が出ておくよ」
カラスバがドアを開けて対応している。
「あれー、カラスバくん?ロジェは?」
「ロジェくんは今、忙しくて手が離せないから代わりに僕が出たよ」
「二人共、仲いいんだ!?あ、それで俺の部屋にロジェ宛の手紙が混ざってたので渡しておいて欲しいんだよ」
カラスバが対応しているその隙にロジェは必死に脳内で難しい魔術式やハイポーションの作り方を思いだし、身体の欲望を抑えようとする。
『あの薬草は寒い地方でしか取れないから取り扱い注意で、雑に扱うとすぐに使い物にならなくなるからできるだけ早く乾燥させるなどの処理が必要で、使用する水は普通の井戸水ではだめで精製水に魔力を流して均等にし…均等にする魔術式を事前に準備して…』
別のことを考えているうちに興奮が収まりロジェはベッドに横たわる。口で舐めただけでこんなに興奮するようになってしまった自分を恥じて自己嫌悪に陥る。
「ロジェくん、手紙受け取っておいたよ。机の上に置いておくね!ロジェくんのお母さんからの手紙と、魔道具のダイレクトメールとかだったよ」
「そう、ありがとう…」
「僕は先に研究室に行ってるからあとからゆっくり来てね」
そう言ってカラスバ部屋をは出ていった。ロジェは自身の身体の変化に戸惑いながらベッドに横たわり窓の外に広がる空を見つめた。
『もうマクシムに合わす顔がない…』
+++++++++++++++++++++++
研究室に戻ったカラスバは、机に向かい隠していた手紙を取り出す。宛先はロジェになっていて差出人の名前はマクシム・ラヴォー。喧嘩したロジェの恋人からだった。カラスバは封筒を破り中の便箋に目を通す。
―会って話したい―
「…騎士クラスっぽい文字だなあ。まだ好きだとか謝るとも書いてないけど、なんとなく別れる気はないみたいだね」
カラスバは便箋と封筒を魔術の炎で一瞬で消滅させ、手紙の痕跡を消し去った。
「性欲処理は浮気じゃないって言ったのはマクシムくんだからね。彼氏のお墨付きなら」
―僕は何をやってもいい―
カラスバは心の底からそう思っている。
「ロジェくん気に入っちゃったからなあ。名器だし」
カラスバがニヤァと悪い顔をして笑っていると、ドアがノックされてロジェが入ってきた。
「お待たせカラスバくん。今日は昨日の続き?」
「ううん、待ってないから大丈夫。そうだね、昨日の研究の続きをやるよ」
なんとなく気まずそうな顔のロジェに、カラスバはにこやかな顔で微笑んだ。
『匂いだけで勃起するとか…しかももう大きくて硬い…本当にこの性欲変態魔術師は迷惑だな…』
すでに猛り立った陰茎を満足させるには奉仕をするしかない。ロジェは亀頭の先に唇をつけてキスするように吸い上げる。
「ふふっ、教えた通りにキスしてくれるね。それ、好きなんだ」
カラスバが嬉しそうに言うが、ロジェはまったく嬉しくない。早くイかせて終わらせたいが、雑な奉仕をしたらカラスバに頭を掴まれて無理矢理、喉奥まで突かれてしまい散々な目に合わされたことがあった。行為の最中はカラスバが絶対者なのだとわからされてしまい、性奴隷のように奉仕するしかなかった。
「ロジェくん、僕のちんちんどうかな?」
「…すごく血管がビクビクしてる…」
「そこは『美味しい♡』とか言ってほしいなー」
「食べ物じゃないし……」
カラスバに指導されたことを思い出しながら陰茎に舌を這わす。亀頭のエラ部分を舐められるのが好きだとか、裏筋は下から上に舐めてほしいとか、陰囊を手で優しく触ってほしいとか、そのうち玉もしゃぶってほしいとか、色々と注文が多くて心底ウンザリしてしまう。しかし、雑にすると酷い目に合わせられるので、大人しくカラスバの感じるいい所を奉仕したほうが一番無難だった。
「はあっ…カラスバくん…どう?上手くできてる…?」
「うん!上手くなったよ。今度は根本まで咥えて」
「えっ?ちょっとそれは…苦手だから」
「やらないと上手くならないから。ね?」
渋々とロジェは陰茎を咥えて飲み込む。カラスバの陰茎はロジェの奉仕により、更に逞しくなり血管を浮き上がらせて更に赤黒くなっていた。ロジェは息ができず苦しくなるが、えずきそうになるのを我慢して顔を前後に動かす。口の中から喉奥までが陰茎で犯されロジェは恥辱に悔しくなるが口の中に拡がるオスの白濁で頭が朦朧とし始める。
『うっ…頭がボーッとして…だめ…正気を保たないと…』
奉仕で頭を前後に動かしているロジェの口の隙間からは唾液が溢れ、深く陰茎を飲み込むとカラスバの陰毛に唇が触れてしまいロジェの唾液まみれになってしまう。
「はっ…すごいよロジェくん、僕の陰毛がロジェくんの唾液でベタベタだよ。これはますます興奮しちゃうな。」
ロジェの口の中で更に質量が増して熱くなった陰茎はすぐにでも射精をしそうなほど硬度が増す。射精が近いことを理解したロジェは亀頭を口に含んで舌で回すように舐めながら片手で根本から陰茎を擦り上げ、もう片方の手で陰嚢を優しく揉みながら射精を促す。
「上手になったねロジェくん。お礼に口に出すよ!」
「……んんっ……!!!」
ロジェの口内に白濁が放精されて勢い余って陰茎がロジェの口から離れて顔にも精がかかってしまった。
「顔についた精子は舐め取るんだよ。もっと上手に口で受け止めれるようになってね」
「…んっ…」
ロジェは舌で口周りの精を舐め取り、顔についた精は指で取り舐め取る。これもロジェがカラスバに仕込まれた性欲処理の務めだった。オスの味を舐めているうちに、ロジェの目が淫欲に染まっていく。
『やばい、勃って来ちゃった…』
ロジェはカラスバを奉仕しているうちに興奮してしまい昂ってしまった。カラスバに見つかったらこのまま犯されてしまう、と顔を青くしていると部屋のドアがノックされて驚いてロジェは飛び上がる。
「ひっ…どうしよう、顔がベタベタなのに…」
「ロジェくん、僕が出ておくよ」
カラスバがドアを開けて対応している。
「あれー、カラスバくん?ロジェは?」
「ロジェくんは今、忙しくて手が離せないから代わりに僕が出たよ」
「二人共、仲いいんだ!?あ、それで俺の部屋にロジェ宛の手紙が混ざってたので渡しておいて欲しいんだよ」
カラスバが対応しているその隙にロジェは必死に脳内で難しい魔術式やハイポーションの作り方を思いだし、身体の欲望を抑えようとする。
『あの薬草は寒い地方でしか取れないから取り扱い注意で、雑に扱うとすぐに使い物にならなくなるからできるだけ早く乾燥させるなどの処理が必要で、使用する水は普通の井戸水ではだめで精製水に魔力を流して均等にし…均等にする魔術式を事前に準備して…』
別のことを考えているうちに興奮が収まりロジェはベッドに横たわる。口で舐めただけでこんなに興奮するようになってしまった自分を恥じて自己嫌悪に陥る。
「ロジェくん、手紙受け取っておいたよ。机の上に置いておくね!ロジェくんのお母さんからの手紙と、魔道具のダイレクトメールとかだったよ」
「そう、ありがとう…」
「僕は先に研究室に行ってるからあとからゆっくり来てね」
そう言ってカラスバ部屋をは出ていった。ロジェは自身の身体の変化に戸惑いながらベッドに横たわり窓の外に広がる空を見つめた。
『もうマクシムに合わす顔がない…』
+++++++++++++++++++++++
研究室に戻ったカラスバは、机に向かい隠していた手紙を取り出す。宛先はロジェになっていて差出人の名前はマクシム・ラヴォー。喧嘩したロジェの恋人からだった。カラスバは封筒を破り中の便箋に目を通す。
―会って話したい―
「…騎士クラスっぽい文字だなあ。まだ好きだとか謝るとも書いてないけど、なんとなく別れる気はないみたいだね」
カラスバは便箋と封筒を魔術の炎で一瞬で消滅させ、手紙の痕跡を消し去った。
「性欲処理は浮気じゃないって言ったのはマクシムくんだからね。彼氏のお墨付きなら」
―僕は何をやってもいい―
カラスバは心の底からそう思っている。
「ロジェくん気に入っちゃったからなあ。名器だし」
カラスバがニヤァと悪い顔をして笑っていると、ドアがノックされてロジェが入ってきた。
「お待たせカラスバくん。今日は昨日の続き?」
「ううん、待ってないから大丈夫。そうだね、昨日の研究の続きをやるよ」
なんとなく気まずそうな顔のロジェに、カラスバはにこやかな顔で微笑んだ。
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