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6 助手の初仕事②
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一通り掃除が終わり、紙や脱ぎ捨てられたローブで見えなかった研究室の床が見え、山のように積まれていた実験道具は片付き、埃が丸い玉になっていたが掃き掃除をして、部屋は見違えたようにきれいになった。
「…やっと終わった…」
窓を見るともうすっかり夜が更けてしまった。掃除を手伝わなかったカラスバはいつの間にかソファーでよだれを垂らしてだらしなく寝ていた。助手としての仕事は終わったので、カラスバが寝ている隙に帰ろうとロジェは思った。
『本当に…昨日から色々なことがありすぎて脳が追いつかない…もう早く帰ろう…』
ロジェは研究室のドアノブに手をかけて部屋を出ようとすると、ドアノブを回そうとした腕が掴まれロジェは驚いて身体をビクッとさせた。
「ロジェくん、帰るの?一言くらい言ってよ」
「カラスバくん…起きてたの…?」
ロジェの後ろにカラスバがいつの間にか立っていた。音や気配すらなく、まったく気づかなかった。
「…部屋も片付いたから僕、帰るよ…」
「もう遅いから泊まっていったら?」
カラスバの言葉にロジェは嫌な汗がじっとりと流れるのがわかった。ここに泊まっていったらまた何をされるかわからない。
「助手の仕事は終わったけど、性欲処理の仕事はまだだよね?」
「ひっ…だって…さっきまでカラスバくん、ソファーで寝てたのに…だから今日はもう帰ろうと…ええっ?なにっ?」
いつの間にかベッドに移動していてロジェは驚愕する。
「移動魔法…使えるの…?」
「うん、使えるよ。ロジェ君が帰ろうとするから悪いんだよ?」
そう言ってロジェを押し倒すとカラスバは唇が触れるくらい顔を近づけて笑いかける。
「まあ今日はキスだけで許してあげるよ。昨日は散々、ハメまくったからね」
「いっ…やだっ…」
顔を背けたロジェを楽しそうにカラスバは見つめて指では顎を添えて顔を向かせられた。
「ロジェくんの彼氏、いや元カレ?言ってたよね。キスしかさせてくれないって。僕にキスを上書きされちゃうけど、これは浮気じゃないからロジェくんも気にしないで」
「まだ別れてない!…っ?!気にするっ…んんっ」
唇を重ねられてしまいロジェは動揺し心臓が早鐘のように激しく鳴り響く。鼓動が密着している身体からわかってしまったのか、カラスバがロジェの心臓あたりを手で触り、ゾクッとロジェは身体を震わせた。
「キスだけでこんなにドキドキしてくれるの?かわいいね。処女より処女らしいね」
「やっ、やめろっ!このっ…変態!異常者!!ケダモノ!!」
「ははっ褒め言葉ありがとう」
ロジェは抵抗するが、ベッドに縫い付けられたかのように動けなかった。
「触れるキスだけでこれだと舌入れたらどうなっちゃうのかな?」
「…えっ?舌を…入れる……?」
「へぇ…入れたことないんだ?」
目を細めてニヤァと悪巧みをするように笑ったカラスバは、ロジェの顔を両手で逃げないようにして、唇のあわいに舌を差し込む。舌を入れられたロジェは驚いてカラスバから逃げようとするが、びくともせず舌を絡まされてしまう。驚いたロジェは身体を離そうともがくものの舌を根本から吸われてしまい、その初めての感覚に身体は驚き震えてしまう。カラスバの舌がロジェの口内を弄り、歯列を舌でゆっくりなぞられ上顎を舌で押され、口の端から混ざりあった唾液が溢れてロジェの顎を伝わり喉に垂れてしまう。
「………うぅっ……」
「どう?初めて舌を入れられた感覚は?ハメながらコレをすると更に気持ちいいんだよ」
「いっ…いやだ…」
ロジェの両目から涙が溢れる。もうこれ以上の辱めは嫌だったが、舌を吸われてたことによりロジェの身体に欲望の火がついたことをカラスバは見逃さなかった。カラスバの手が、深い口づけにより昂ったロジェの股間に手をやり膨らんだ部分を撫でるとビクッと反応する。
「やっ…やめて…」
「キスだけで勃ったの?かわいいね。初めて舌を吸われてどうだった?」
カラスバの手により服を緩められ昂ったペニスが晒されてしまいロジェは羞恥で顔を赤らめ取り乱してしまう。
「いやだっ!さっきキスだけって言ったじゃないか!」
「前言撤回」
そう言うとカラスバはロジェの口を再び塞いで、舌を濃密に絡め取り唾液が口から溢れるのも構わずにロジェの口内を蹂躙した。それと同時に昂ったロジェのペニスを上下に擦りながら興奮を高め上げる。
「んんっ……っ……」
ロジェは泣きながら舌を吸われペニスを擦られて、強引に快楽を引き出され舌を絡め取られたまま絶頂し吐精した。絶頂を味わったままの状態でのキスは脳がしびれそうなほどの愉悦をロジェは感じていた。
「んあっ…はぁっ…」
「あー、ロジェくんとキスしてたら僕まで勃ってきちゃったよ。今日はしないと言ったけど嘘ついた」
そう言ってカラスバは自身の陰茎を取り出してロジェの顔の前に出し亀頭を唇に触れさせてきたのでロジェは顔を背けた。
「やめてっ!汚い!」
「汚いとかひどいなあ。入れる前にしゃぶって。でないとツライのは君だよ?」
「そんなこと…できない…」
ペニスを口で舐めるなど恐ろしい行為をロジェは想像もつかなかった。舌を入れられたことすら頭が追いつかないというのに…。そんなロジェにカラスバは構わず自身の陰茎をロジェの頬に当てて行為を要求する。
「このまま僕のちんちんをしゃぶらないと、昨日の映像を君の家族に送ってもいいんだけどね。僕のちんちんをしゃぶらなかったせいで、君の家族があの映像を見てしまうよ」
「……っ!」
「ほら早くー!」
魔道具で撮られた映像で脅されて、ロジェは泣きながらカラスバの陰茎に舌を這わす。舌先から陰茎の熱が伝わりロジェは恐ろしくなるが、カラスバは不満そうな表情になる。
「ロジェくん、フェラも初めて?彼氏にしてないの?下手くそ以前の問題だよ」
「…こんなことしたことない…」
「本当に真面目だなあ…まあ僕が仕込むからいいか。今日はいいから全体的に舐めてよ。」
「うっ…」
先端から流れるカラスバの精液が舌に触れて、苦い味が口の中に拡がりロジェは顔をしかめる。おぞましく卑猥な行為に逃げ出したいが、映像を家族に送られると脅されたロジェは大人しくカラスバの陰茎をたどたどしく舌で奉仕し続ける。
「もうちょっと舌を強くしてくれると嬉しいな」
「……もう許して……」
「まだよく濡れてないからだめ。僕、裏筋が好きだからそこを舐めて」
言われるがまま、陰茎の裏筋に舌を這わすと舌から陰茎の熱と脈動が伝わりロジェは恐ろしくなるが、痴態が映っている映像を家族に見せられる恐怖には勝てず舌での奉仕をそのまま続けた。
「うん、もうちょっと強めに舌を押し付けてほしいな」
「…んうっ…」
たどたどしいながらもロジェは口元を唾液まみれにして陰茎への奉仕した。唾液まみれにした陰茎は最初よりも逞しくなっていた。
「もう、いいかな?ロジェくんありがとう。今度は僕がロジェくんを気持ちよくしてあげるね」
「……いっ……」
嫌だと言葉がでかかったが脅されているので最後まで発することはなかった。恐怖と緊張で身を固くしているがカラスバに脚を開かされてしまい羞恥と屈辱で涙が溢れる顔を腕で隠した。カラスバは自身の荒ぶった陰茎を手で擦りながらロジェの後穴に亀頭をあて準備をする。
「緊張してると入らないよ?素直に受け入れたほうが早く終わると思うけど」
「…そんなこと言われても無理…うむぅっ…んんっ!」
顔を隠していた腕を掴まれまた唇をカラスバに塞がれると、後孔へ陰茎がロジェの中を侵犯して体内を圧迫する。カラスバの口が離されると唾液が糸を引いて二人の口を繋ぐ。
「やああっ…お腹…苦しいっ…」
「ごめん。でもその内よくなるからね」
カラスバは陰茎の抽送を始めて、ゆっくりと体内を抜き差ししてロジェの中をじっくりと責め始めた。昨日、処女を散らしたばかりのロジェの体内は、カラスバの媚薬の効果により侵犯するオスを締め付けることを覚えされられメスの肉にされつつあり、ロジェは心は拒否しても媚薬で変えられた身体は発情し陰茎の侵犯を喜んでいた。
「あっ!ああっ…だめぇ…やっやだぁ…」
「嘘だ。ほらロジェくんの乳首、感じてるのかこんなに勃ってるじゃないか」
「ひぅっっ!!そこはっ…ちがうぅっ!」
カラスバはロジェの硬く尖った乳首を摘み引っ張ると、ロジェが身をよじらせて甘さが含む悲鳴を上げる。抽送しながらも搾乳するように両方の乳首を指で弄ばれ、ロジェは体内で陰茎を締め付けながら喘ぎ声を上げる。
「あああっ!んああっ!だっ…だめえ!そこ、だめっ!おかしくなっちゃうう!」
「とっても嫌らしい乳首…そんなに気持ちいいの?」
カラスバはロジェの胸に顔を埋めて、責めていた乳首を舌でじっとりと舐め始める。新たな刺激にロジェは頭を振って嫌がるが身体はカラスバの舌に喜んでしまい息がだんだんと荒くなっていった。
「はあっ…やっ…そこ、らめぇ…ああっ」
「ロジェくんの乳首とっても美味しい…母乳出るように開発しちゃおうかな?」
「いっいやっ…あっ…ああっ!!」
舌で責められていた乳首を口に含まれて強く吸われてしまい、その強い刺激によりロジェは自身の分身から精を放ち腹を白濁で汚してしまった。
「ああっ…!」
「乳首でイッたね。メスの身体になりつつあるね」
「ちっ…違うっ!ひううぅっ!」
中を侵犯している陰茎が一際強く突き、衝撃でロジェは顎をのけぞらせて唾液が飛び散ってしまった。カラスバはゆっくりと責めていた腰の動きを早くしてロジェの中の柔肉を抉るように蹂躙し犯していく。
「次は一緒にイこうね。ロジェくんの奥の方も開発してあげるね」
「あっ!ああっ!カラスバくん、やめっ…もっとゆっくり…壊れちゃうっ!」
カラスバの腰が動くたびにヌチャヌチャとした水音が部屋に響きロジェは激しく中をかき回されて意識が朦朧としてきて、肉の愉悦に支配されていくのがわかったがどうすることもできなかった。
「…気持ちいいっ…もっと、グチャグチャにしてえ…」
「おねだりかい?やっと素直になったね。言われなくても気持ちよくしてあげるよっ」
カラスバは両手でロジェの腰を掴むと更に激しく腰を動かす。激しい責めにロジェの身体は弓なりに反り返り自らもカラスバの腰の動きに合わせて腰を動かして種付けを促す。さながら発情期のメスのように喘いで獣のようにはしたない姿を晒していた。
「あーロジェくん、すごいいやらしい。もうさすがに出そう」
「…出してっ!中に出してっ!カラスバくんのが欲しいっ!」
「じゃあお望み通りにっ!」
激しい動きで最奥に突かれて、ロジェの中で更に陰茎が奥を入り込まれて中に白濁を種付けされた。その刺激によりロジェは再び絶頂に上がらされて自身の分身から量が少ないが精を放った。
「いっ…いいっ…カラスバくんの熱いっ…」
「もうロジェくん、エロすぎだなあ。僕のちんちん、まだまだヤりたりないんだけど」
未だにロジェの中を侵犯している陰茎は犯し足りないとばかりに硬く昂ったままだった。ロジェの顔は涙とよだれで濡れ、淫欲に溶けた表情をしてまだ足りないと言うような蕩けた目でカラスバを見つめた。
「…欲しい…カラスバくんのが…もっと気持ちよくしてほしい…」
「やっと素直になったね。気持ち良すぎてもうセックスのことしか考えられないロジェくんかわいい。今日も限界までハメてあげるよ」
そう言ってカラスバは再び抽送を始めると、ロジェも嬌声を上げて喜び腰を振ってカラスバに応えてしまう。肉の愉悦に喜ぶロジェを見てカラスバは満足そうに笑う。
『自分で作ったけど、あの媚薬、怖いくらい効くなあ。ロジェくんには僕好みのメスになってもらうとしよう』
「…やっと終わった…」
窓を見るともうすっかり夜が更けてしまった。掃除を手伝わなかったカラスバはいつの間にかソファーでよだれを垂らしてだらしなく寝ていた。助手としての仕事は終わったので、カラスバが寝ている隙に帰ろうとロジェは思った。
『本当に…昨日から色々なことがありすぎて脳が追いつかない…もう早く帰ろう…』
ロジェは研究室のドアノブに手をかけて部屋を出ようとすると、ドアノブを回そうとした腕が掴まれロジェは驚いて身体をビクッとさせた。
「ロジェくん、帰るの?一言くらい言ってよ」
「カラスバくん…起きてたの…?」
ロジェの後ろにカラスバがいつの間にか立っていた。音や気配すらなく、まったく気づかなかった。
「…部屋も片付いたから僕、帰るよ…」
「もう遅いから泊まっていったら?」
カラスバの言葉にロジェは嫌な汗がじっとりと流れるのがわかった。ここに泊まっていったらまた何をされるかわからない。
「助手の仕事は終わったけど、性欲処理の仕事はまだだよね?」
「ひっ…だって…さっきまでカラスバくん、ソファーで寝てたのに…だから今日はもう帰ろうと…ええっ?なにっ?」
いつの間にかベッドに移動していてロジェは驚愕する。
「移動魔法…使えるの…?」
「うん、使えるよ。ロジェ君が帰ろうとするから悪いんだよ?」
そう言ってロジェを押し倒すとカラスバは唇が触れるくらい顔を近づけて笑いかける。
「まあ今日はキスだけで許してあげるよ。昨日は散々、ハメまくったからね」
「いっ…やだっ…」
顔を背けたロジェを楽しそうにカラスバは見つめて指では顎を添えて顔を向かせられた。
「ロジェくんの彼氏、いや元カレ?言ってたよね。キスしかさせてくれないって。僕にキスを上書きされちゃうけど、これは浮気じゃないからロジェくんも気にしないで」
「まだ別れてない!…っ?!気にするっ…んんっ」
唇を重ねられてしまいロジェは動揺し心臓が早鐘のように激しく鳴り響く。鼓動が密着している身体からわかってしまったのか、カラスバがロジェの心臓あたりを手で触り、ゾクッとロジェは身体を震わせた。
「キスだけでこんなにドキドキしてくれるの?かわいいね。処女より処女らしいね」
「やっ、やめろっ!このっ…変態!異常者!!ケダモノ!!」
「ははっ褒め言葉ありがとう」
ロジェは抵抗するが、ベッドに縫い付けられたかのように動けなかった。
「触れるキスだけでこれだと舌入れたらどうなっちゃうのかな?」
「…えっ?舌を…入れる……?」
「へぇ…入れたことないんだ?」
目を細めてニヤァと悪巧みをするように笑ったカラスバは、ロジェの顔を両手で逃げないようにして、唇のあわいに舌を差し込む。舌を入れられたロジェは驚いてカラスバから逃げようとするが、びくともせず舌を絡まされてしまう。驚いたロジェは身体を離そうともがくものの舌を根本から吸われてしまい、その初めての感覚に身体は驚き震えてしまう。カラスバの舌がロジェの口内を弄り、歯列を舌でゆっくりなぞられ上顎を舌で押され、口の端から混ざりあった唾液が溢れてロジェの顎を伝わり喉に垂れてしまう。
「………うぅっ……」
「どう?初めて舌を入れられた感覚は?ハメながらコレをすると更に気持ちいいんだよ」
「いっ…いやだ…」
ロジェの両目から涙が溢れる。もうこれ以上の辱めは嫌だったが、舌を吸われてたことによりロジェの身体に欲望の火がついたことをカラスバは見逃さなかった。カラスバの手が、深い口づけにより昂ったロジェの股間に手をやり膨らんだ部分を撫でるとビクッと反応する。
「やっ…やめて…」
「キスだけで勃ったの?かわいいね。初めて舌を吸われてどうだった?」
カラスバの手により服を緩められ昂ったペニスが晒されてしまいロジェは羞恥で顔を赤らめ取り乱してしまう。
「いやだっ!さっきキスだけって言ったじゃないか!」
「前言撤回」
そう言うとカラスバはロジェの口を再び塞いで、舌を濃密に絡め取り唾液が口から溢れるのも構わずにロジェの口内を蹂躙した。それと同時に昂ったロジェのペニスを上下に擦りながら興奮を高め上げる。
「んんっ……っ……」
ロジェは泣きながら舌を吸われペニスを擦られて、強引に快楽を引き出され舌を絡め取られたまま絶頂し吐精した。絶頂を味わったままの状態でのキスは脳がしびれそうなほどの愉悦をロジェは感じていた。
「んあっ…はぁっ…」
「あー、ロジェくんとキスしてたら僕まで勃ってきちゃったよ。今日はしないと言ったけど嘘ついた」
そう言ってカラスバは自身の陰茎を取り出してロジェの顔の前に出し亀頭を唇に触れさせてきたのでロジェは顔を背けた。
「やめてっ!汚い!」
「汚いとかひどいなあ。入れる前にしゃぶって。でないとツライのは君だよ?」
「そんなこと…できない…」
ペニスを口で舐めるなど恐ろしい行為をロジェは想像もつかなかった。舌を入れられたことすら頭が追いつかないというのに…。そんなロジェにカラスバは構わず自身の陰茎をロジェの頬に当てて行為を要求する。
「このまま僕のちんちんをしゃぶらないと、昨日の映像を君の家族に送ってもいいんだけどね。僕のちんちんをしゃぶらなかったせいで、君の家族があの映像を見てしまうよ」
「……っ!」
「ほら早くー!」
魔道具で撮られた映像で脅されて、ロジェは泣きながらカラスバの陰茎に舌を這わす。舌先から陰茎の熱が伝わりロジェは恐ろしくなるが、カラスバは不満そうな表情になる。
「ロジェくん、フェラも初めて?彼氏にしてないの?下手くそ以前の問題だよ」
「…こんなことしたことない…」
「本当に真面目だなあ…まあ僕が仕込むからいいか。今日はいいから全体的に舐めてよ。」
「うっ…」
先端から流れるカラスバの精液が舌に触れて、苦い味が口の中に拡がりロジェは顔をしかめる。おぞましく卑猥な行為に逃げ出したいが、映像を家族に送られると脅されたロジェは大人しくカラスバの陰茎をたどたどしく舌で奉仕し続ける。
「もうちょっと舌を強くしてくれると嬉しいな」
「……もう許して……」
「まだよく濡れてないからだめ。僕、裏筋が好きだからそこを舐めて」
言われるがまま、陰茎の裏筋に舌を這わすと舌から陰茎の熱と脈動が伝わりロジェは恐ろしくなるが、痴態が映っている映像を家族に見せられる恐怖には勝てず舌での奉仕をそのまま続けた。
「うん、もうちょっと強めに舌を押し付けてほしいな」
「…んうっ…」
たどたどしいながらもロジェは口元を唾液まみれにして陰茎への奉仕した。唾液まみれにした陰茎は最初よりも逞しくなっていた。
「もう、いいかな?ロジェくんありがとう。今度は僕がロジェくんを気持ちよくしてあげるね」
「……いっ……」
嫌だと言葉がでかかったが脅されているので最後まで発することはなかった。恐怖と緊張で身を固くしているがカラスバに脚を開かされてしまい羞恥と屈辱で涙が溢れる顔を腕で隠した。カラスバは自身の荒ぶった陰茎を手で擦りながらロジェの後穴に亀頭をあて準備をする。
「緊張してると入らないよ?素直に受け入れたほうが早く終わると思うけど」
「…そんなこと言われても無理…うむぅっ…んんっ!」
顔を隠していた腕を掴まれまた唇をカラスバに塞がれると、後孔へ陰茎がロジェの中を侵犯して体内を圧迫する。カラスバの口が離されると唾液が糸を引いて二人の口を繋ぐ。
「やああっ…お腹…苦しいっ…」
「ごめん。でもその内よくなるからね」
カラスバは陰茎の抽送を始めて、ゆっくりと体内を抜き差ししてロジェの中をじっくりと責め始めた。昨日、処女を散らしたばかりのロジェの体内は、カラスバの媚薬の効果により侵犯するオスを締め付けることを覚えされられメスの肉にされつつあり、ロジェは心は拒否しても媚薬で変えられた身体は発情し陰茎の侵犯を喜んでいた。
「あっ!ああっ…だめぇ…やっやだぁ…」
「嘘だ。ほらロジェくんの乳首、感じてるのかこんなに勃ってるじゃないか」
「ひぅっっ!!そこはっ…ちがうぅっ!」
カラスバはロジェの硬く尖った乳首を摘み引っ張ると、ロジェが身をよじらせて甘さが含む悲鳴を上げる。抽送しながらも搾乳するように両方の乳首を指で弄ばれ、ロジェは体内で陰茎を締め付けながら喘ぎ声を上げる。
「あああっ!んああっ!だっ…だめえ!そこ、だめっ!おかしくなっちゃうう!」
「とっても嫌らしい乳首…そんなに気持ちいいの?」
カラスバはロジェの胸に顔を埋めて、責めていた乳首を舌でじっとりと舐め始める。新たな刺激にロジェは頭を振って嫌がるが身体はカラスバの舌に喜んでしまい息がだんだんと荒くなっていった。
「はあっ…やっ…そこ、らめぇ…ああっ」
「ロジェくんの乳首とっても美味しい…母乳出るように開発しちゃおうかな?」
「いっいやっ…あっ…ああっ!!」
舌で責められていた乳首を口に含まれて強く吸われてしまい、その強い刺激によりロジェは自身の分身から精を放ち腹を白濁で汚してしまった。
「ああっ…!」
「乳首でイッたね。メスの身体になりつつあるね」
「ちっ…違うっ!ひううぅっ!」
中を侵犯している陰茎が一際強く突き、衝撃でロジェは顎をのけぞらせて唾液が飛び散ってしまった。カラスバはゆっくりと責めていた腰の動きを早くしてロジェの中の柔肉を抉るように蹂躙し犯していく。
「次は一緒にイこうね。ロジェくんの奥の方も開発してあげるね」
「あっ!ああっ!カラスバくん、やめっ…もっとゆっくり…壊れちゃうっ!」
カラスバの腰が動くたびにヌチャヌチャとした水音が部屋に響きロジェは激しく中をかき回されて意識が朦朧としてきて、肉の愉悦に支配されていくのがわかったがどうすることもできなかった。
「…気持ちいいっ…もっと、グチャグチャにしてえ…」
「おねだりかい?やっと素直になったね。言われなくても気持ちよくしてあげるよっ」
カラスバは両手でロジェの腰を掴むと更に激しく腰を動かす。激しい責めにロジェの身体は弓なりに反り返り自らもカラスバの腰の動きに合わせて腰を動かして種付けを促す。さながら発情期のメスのように喘いで獣のようにはしたない姿を晒していた。
「あーロジェくん、すごいいやらしい。もうさすがに出そう」
「…出してっ!中に出してっ!カラスバくんのが欲しいっ!」
「じゃあお望み通りにっ!」
激しい動きで最奥に突かれて、ロジェの中で更に陰茎が奥を入り込まれて中に白濁を種付けされた。その刺激によりロジェは再び絶頂に上がらされて自身の分身から量が少ないが精を放った。
「いっ…いいっ…カラスバくんの熱いっ…」
「もうロジェくん、エロすぎだなあ。僕のちんちん、まだまだヤりたりないんだけど」
未だにロジェの中を侵犯している陰茎は犯し足りないとばかりに硬く昂ったままだった。ロジェの顔は涙とよだれで濡れ、淫欲に溶けた表情をしてまだ足りないと言うような蕩けた目でカラスバを見つめた。
「…欲しい…カラスバくんのが…もっと気持ちよくしてほしい…」
「やっと素直になったね。気持ち良すぎてもうセックスのことしか考えられないロジェくんかわいい。今日も限界までハメてあげるよ」
そう言ってカラスバは再び抽送を始めると、ロジェも嬌声を上げて喜び腰を振ってカラスバに応えてしまう。肉の愉悦に喜ぶロジェを見てカラスバは満足そうに笑う。
『自分で作ったけど、あの媚薬、怖いくらい効くなあ。ロジェくんには僕好みのメスになってもらうとしよう』
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