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第31話 幼馴染の憂鬱
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「明日、朝いっくんのうち行くからね。早く寝なさいよ」
「おう」
----------------------------------------------------
俺はサオリを家に送った後、自宅に向かっている途中だ。
今日も、いろいろあった。。。というよりありすぎた。
しかし、それも明日を乗り切れば、週末が来る。
週末は平穏に過ごしたい。
そんな事を思いつつ。自宅へと足を進める。
でも、家帰っても一人かぁ。寂しいな。
「ただいま」
誰も居ないけれど。家に着いたらこう言うのが習慣になっている。
もしかしたら誰か居ないかなって思ってしまうんだ。
とりあえず。水を飲んでから部屋着に着替えて、アニメ見よう。
ロボットアニメが途中になっている物があるし。
ちょうど展開的にも良いところだ。
準備を終えて、リビングでネット動画さんでアニメを再生させる。この主人公は家族と一緒に居られればそれで良かったんだけれど。母親が謀殺されてしまい。妹と一緒に人質みたいな感じで、閉じ込められてしまった。
それがある日、力を手に入れてしまった事で、最後の家族である妹を守る事、本人の理想を追う事を同時に行う様になってしまい。その過程で親友と敵対する事になるし、最後には全てを失ってしまうんだ。
これって、二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられない。その様なことわざ、そのままの様な結末に思える。
似た様な結末を迎える作品は他にもいくつかある。主人公はただ本人が望む幸せを目指して行動するんだが、やり方を誤ると全てを失う。。。
これは、今の俺の状況にも似て居るところがある。
結局、自分の中で、何を一番大切にすべきかって事だ。特に今回は、全部を同時に行おうとすると失敗する気がする。
アニメって、勉強になるなぁ。そんな事を思いつつ。一区切りが着いたのでそろそろシャワーして寝るか。。。そう思って、スマフォを確認するとメッセが来てた。
☆リナ☆:いまなにしてる?
いち:まだ起きてる。でもこれからシャワーする
☆リナ☆:いってら。もどったらメッセして
なんだろう? と思ったが、とりあえずシャワーしに行く。
なんとなくソワソワしてしまい。いつもより早く終えて、髪の毛も適当に拭いただけで自室に戻った。まぁ、普段からドライヤーとかしてないんだけどさ。
髪の毛短くしてから余計に必要性を感じなくなった。切るのが、めんどくさくて一時期伸ばしてたけれど、結局短い方が楽だな。言ってくれて、ありがとうサオリ。
いち:もどったよ。
☆リナ☆:早っ。いつもこんなに早いん?
いち:男のシャワーなんってこんなもんじゃない?
☆リナ☆:へぇ。楽でいいね。
いち:ところでなにか用?
☆リナ☆:用がないと連絡しちゃいけないの?
いち:そんな事はないけど。そろそろ寝ようかと思ってたから。
☆リナ☆:いやさ。今日の日記のネタが思いつかなくて。なんかない?
いち:昼飯カレー食ったとか。猫可愛いとかでいいんんじゃない?
☆リナ☆:うち猫飼ってないよ。
その後も、とりとめのないメッセが続いた。。。
正直、もう寝落ちしそうなんだけど。メッセが来ると神経使うな。。。送ったらすぐ返信が帰ってくるからまだいいけど。ちょっと時間置かれたら。そのまま寝ちゃいそうだ。
いち:ごめん。もうマジ眠い。から落ちるね
☆リナ☆:おっけー。明日もよろ
あ、、、明日もなんだ。。。
いいけど、ちょっと神経使うなぁ。結構疲れるよ。これ。
合間にやってた馬のソシャゲもあんまり集中して遊べなかったし。
1日一回は育成しないとならないのに。。。
でも、一人でアニメ観てるだけなのも寂しいし。断る事もないか。
いち:了解。それはまた明日
さて、寝ると言ったけれど。育成が終わってないや。。。始まった新シナリオが結構時間取られるんだよなぁ………女の娘が可愛いから続けてるけど、正直眠くなる。
んー。もういいや。あとは明日の俺に任せよう。おやすみzzzzzz
----------------------------------------------------
幼馴染 沙織(サオリ)視点
アタシは、いっくんに家に送って貰ってから今日の事を振り返っていた。
朝、起きた時はリナちゃんが家にお泊まりしていると言うメッセをみてあまりの事にびっくりしたけれど。実際に行ったら、いっくんにハグされたり、久々に近くで匂いを嗅げて良かった。
小さい頃は、今朝の様によく触れ合っていたのに。胸が大きくなり始めた途端、いっくんが素っ気なくなってたんだ。
いや、素っ気なくなったと言うより、自分を抑えて居る様だった。それが今朝の事で分かった。それはその、、、いっくんのが当たってたからだ。。。あんなに大きく、固くなる物なんだ。。。
もっと触れ合って居たいと思ったけれど。家にはリナちゃんも居るし。アタシも、ちょっとそっけない態度をとってしまった。けれど雰囲気はちょっとよくなった。
よし、これからもっと、いっくんの近くにいるぞ。と思ってたんだけど、学校の方で問題があった、、、文化祭の準備が予定より全然進んでない。。。
うちの学校では、夏休み明け、しばらくしたら文化祭が行われる予定なんだけど。どうやら一部のクラスが出し物を決められてなくて、どのクラスで何をやるかを決められてない状態なんだ。そうなったらもう先着順で良いんじゃんと思うんだけれど。今回の議長を務めている三年生が『みんなの意見を聞きたい』と言う、日和見な人で、、、決断力がないの。
そのせいで、会議が混乱してなかなか決められない。遅れる。その分、クラス委員に負担がかかる。最終的に『みんな』に負担がかかると言う、負の連鎖が始まろうとしている。。。
今日なんて、放課後から会議始めると、時間長引いて決められないからランチ後ミーティングしようだなんて、思いつきを言われて行ったは良いけれど、結局なにも決まらなかった。そういう問題じゃないんだよ。。。
そうなったら、他にも反発する人が出てきて。それはそうだよねぇ。としか思えなかった。一緒に行ったクラス委員の石井君も苦い顔をしていた。。。
この状況はまずいと石井君と午後もいろいろ話して居て、もう議長に任せてても決められないから、アタシたちで各クラスの人と直接話して、会議外で打ち合わせをした方がいいんじゃないか。と言う話になった。もし、うまくいかなくても何もやらないよりは良いはず。いわゆる根回しってやつかな。
まずはもう出し物の候補を決めているクラスの人と話そうと思う。その方が共感を得られそうだから。
しかし、それを始めると、時間が取られるし。いっくんとも、高校入ってからの友人との時間も取れなくなる。いい迷惑だよ。ほんと。
はぁ、明日も憂鬱だ。。。憂鬱だから。明日は朝からいっくんに会いに行こう。
金曜日の夜はリナちゃんきちゃうし。朝会わないと時間とれないよ。
今年は、いろいろ頑張ろうと思って立候補したクラス委員だけれど
もう。来年はやりたくないな。
----------------------------------------------------
あとがき
続きが気になると言う方は是非
お気に入り登録をお願いいたします!
「おう」
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俺はサオリを家に送った後、自宅に向かっている途中だ。
今日も、いろいろあった。。。というよりありすぎた。
しかし、それも明日を乗り切れば、週末が来る。
週末は平穏に過ごしたい。
そんな事を思いつつ。自宅へと足を進める。
でも、家帰っても一人かぁ。寂しいな。
「ただいま」
誰も居ないけれど。家に着いたらこう言うのが習慣になっている。
もしかしたら誰か居ないかなって思ってしまうんだ。
とりあえず。水を飲んでから部屋着に着替えて、アニメ見よう。
ロボットアニメが途中になっている物があるし。
ちょうど展開的にも良いところだ。
準備を終えて、リビングでネット動画さんでアニメを再生させる。この主人公は家族と一緒に居られればそれで良かったんだけれど。母親が謀殺されてしまい。妹と一緒に人質みたいな感じで、閉じ込められてしまった。
それがある日、力を手に入れてしまった事で、最後の家族である妹を守る事、本人の理想を追う事を同時に行う様になってしまい。その過程で親友と敵対する事になるし、最後には全てを失ってしまうんだ。
これって、二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられない。その様なことわざ、そのままの様な結末に思える。
似た様な結末を迎える作品は他にもいくつかある。主人公はただ本人が望む幸せを目指して行動するんだが、やり方を誤ると全てを失う。。。
これは、今の俺の状況にも似て居るところがある。
結局、自分の中で、何を一番大切にすべきかって事だ。特に今回は、全部を同時に行おうとすると失敗する気がする。
アニメって、勉強になるなぁ。そんな事を思いつつ。一区切りが着いたのでそろそろシャワーして寝るか。。。そう思って、スマフォを確認するとメッセが来てた。
☆リナ☆:いまなにしてる?
いち:まだ起きてる。でもこれからシャワーする
☆リナ☆:いってら。もどったらメッセして
なんだろう? と思ったが、とりあえずシャワーしに行く。
なんとなくソワソワしてしまい。いつもより早く終えて、髪の毛も適当に拭いただけで自室に戻った。まぁ、普段からドライヤーとかしてないんだけどさ。
髪の毛短くしてから余計に必要性を感じなくなった。切るのが、めんどくさくて一時期伸ばしてたけれど、結局短い方が楽だな。言ってくれて、ありがとうサオリ。
いち:もどったよ。
☆リナ☆:早っ。いつもこんなに早いん?
いち:男のシャワーなんってこんなもんじゃない?
☆リナ☆:へぇ。楽でいいね。
いち:ところでなにか用?
☆リナ☆:用がないと連絡しちゃいけないの?
いち:そんな事はないけど。そろそろ寝ようかと思ってたから。
☆リナ☆:いやさ。今日の日記のネタが思いつかなくて。なんかない?
いち:昼飯カレー食ったとか。猫可愛いとかでいいんんじゃない?
☆リナ☆:うち猫飼ってないよ。
その後も、とりとめのないメッセが続いた。。。
正直、もう寝落ちしそうなんだけど。メッセが来ると神経使うな。。。送ったらすぐ返信が帰ってくるからまだいいけど。ちょっと時間置かれたら。そのまま寝ちゃいそうだ。
いち:ごめん。もうマジ眠い。から落ちるね
☆リナ☆:おっけー。明日もよろ
あ、、、明日もなんだ。。。
いいけど、ちょっと神経使うなぁ。結構疲れるよ。これ。
合間にやってた馬のソシャゲもあんまり集中して遊べなかったし。
1日一回は育成しないとならないのに。。。
でも、一人でアニメ観てるだけなのも寂しいし。断る事もないか。
いち:了解。それはまた明日
さて、寝ると言ったけれど。育成が終わってないや。。。始まった新シナリオが結構時間取られるんだよなぁ………女の娘が可愛いから続けてるけど、正直眠くなる。
んー。もういいや。あとは明日の俺に任せよう。おやすみzzzzzz
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幼馴染 沙織(サオリ)視点
アタシは、いっくんに家に送って貰ってから今日の事を振り返っていた。
朝、起きた時はリナちゃんが家にお泊まりしていると言うメッセをみてあまりの事にびっくりしたけれど。実際に行ったら、いっくんにハグされたり、久々に近くで匂いを嗅げて良かった。
小さい頃は、今朝の様によく触れ合っていたのに。胸が大きくなり始めた途端、いっくんが素っ気なくなってたんだ。
いや、素っ気なくなったと言うより、自分を抑えて居る様だった。それが今朝の事で分かった。それはその、、、いっくんのが当たってたからだ。。。あんなに大きく、固くなる物なんだ。。。
もっと触れ合って居たいと思ったけれど。家にはリナちゃんも居るし。アタシも、ちょっとそっけない態度をとってしまった。けれど雰囲気はちょっとよくなった。
よし、これからもっと、いっくんの近くにいるぞ。と思ってたんだけど、学校の方で問題があった、、、文化祭の準備が予定より全然進んでない。。。
うちの学校では、夏休み明け、しばらくしたら文化祭が行われる予定なんだけど。どうやら一部のクラスが出し物を決められてなくて、どのクラスで何をやるかを決められてない状態なんだ。そうなったらもう先着順で良いんじゃんと思うんだけれど。今回の議長を務めている三年生が『みんなの意見を聞きたい』と言う、日和見な人で、、、決断力がないの。
そのせいで、会議が混乱してなかなか決められない。遅れる。その分、クラス委員に負担がかかる。最終的に『みんな』に負担がかかると言う、負の連鎖が始まろうとしている。。。
今日なんて、放課後から会議始めると、時間長引いて決められないからランチ後ミーティングしようだなんて、思いつきを言われて行ったは良いけれど、結局なにも決まらなかった。そういう問題じゃないんだよ。。。
そうなったら、他にも反発する人が出てきて。それはそうだよねぇ。としか思えなかった。一緒に行ったクラス委員の石井君も苦い顔をしていた。。。
この状況はまずいと石井君と午後もいろいろ話して居て、もう議長に任せてても決められないから、アタシたちで各クラスの人と直接話して、会議外で打ち合わせをした方がいいんじゃないか。と言う話になった。もし、うまくいかなくても何もやらないよりは良いはず。いわゆる根回しってやつかな。
まずはもう出し物の候補を決めているクラスの人と話そうと思う。その方が共感を得られそうだから。
しかし、それを始めると、時間が取られるし。いっくんとも、高校入ってからの友人との時間も取れなくなる。いい迷惑だよ。ほんと。
はぁ、明日も憂鬱だ。。。憂鬱だから。明日は朝からいっくんに会いに行こう。
金曜日の夜はリナちゃんきちゃうし。朝会わないと時間とれないよ。
今年は、いろいろ頑張ろうと思って立候補したクラス委員だけれど
もう。来年はやりたくないな。
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