幸運の冒険者 ログインボーナスが強すぎる!?

とらた

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エピソード1

ニーダは凄い!?

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サミィ 「きゃーーー!!」


サミィは手で体を隠しながらその場に座り込んだ


ニーダ 「うぉっ。」


ミヅキ 「あら、サミィちゃん反応かわいいー。」

サミィ 「ニーダのバカ!早く出てって!」

ニーダ 「すみませんでしたぁあーー!」


ニーダは部屋を出ようとした


ミヅキ 「待ちなさい!」


ミヅキはニーダの腕を掴んだ


ニーダ 「ちょ、み、見えてますよ。。」

ミヅキ 「んっ。」


ミヅキはニーダの顔に手をかざすと、ニーダから白い光が生まれ、ニーダは眠りについた



(ドアの向こうにはヨキとルイが隙間から部屋を覗いている)

ルイ 「すっげぇかわいいな。裸だし (ボソッ)」

ヨキ 「あんまり見ちゃダメだよ!あんまりね。(ボソッ)」

ルイ 「こんなチャンス滅多にないぞ。じっくり見とけよ。(ボソッ)」




ミヅキ 「よし。ドアの向こうの2人!入ってきなさい。」


ヨキ ルイ 「ギクッッ!!」


2人はゆっくりと部屋に入った


ヨキ 「あ、あの、すみません。悪気はなかっ・・・」


ミヅキはヨキの顔に手をかざした

(ドサッ)

ヨキは眠った


ルイ 「ちょ、あの!何も見てないです!帰りますね!!」


ルイはドアに走っていったが、座り込んでいたサミィが足を引っ掛けた


(ガサァッ)


ルイ 「いってぇ      ・・・」

サミィ 「ちょ、そんなじっと見ないで!」

ルイ 「あ。ごめん。。」


ミヅキはルイに近寄り、顔に手をかざした


(ドサッ)


ニーダとヨキ、ルイは床で寝ている


サミィ 「えっと、ミヅキさんの個人力ってなんなんですか?」


ミヅキ 「私の個人力は『獏』(ばく)だよ。」

サミィ 「獏って、夢喰いバク のことですか?」

ミヅキ 「そうよ。私は実体を持たないものを喰えるの。だから彼らの記憶を少し喰ったのよ。 ふふっ。」

サミィ 「なるほど、、ありがとうございます。」


ミヅキ 「一応、喰った記憶は戻すことは出来るよ?」

サミィ 「戻さないでいいです!」

ミヅキ 「ふふっ。冗談よ。サミィちゃんをからかうの面白い。 さ、服を着ましょ。」


サミィ 「もーー、ミヅキさんひどいや。」


2人は男子を男子部屋のベッドに運んだ


サミィ 「よいしょっ。 よし!運び終わった。」


ミヅキ 「じゃあ、サミィちゃん、先、お風呂入ってきな?」

サミィ 「わかりましたー。1人で入るからね!」

ミヅキ 「わかってるってー。」


(タッタッタッ)


サミィは男子部屋から出ていった


ミヅキ 「君達はまだ子供すぎね。。もう少し大きくなったら、色々教えてあげるわ。 ふふっ。」


ミヅキは男子部屋から出ていった




(次の日の朝)


ニーダ 「ゥーン、なんだ?いつ寝てしまったんだろ。」


ルイ 「んんぁー。よく寝たぁーー。」




【ログインボーナス!!3つの宝箱のうち1つ選んでください】


ヨキ 「あ、キタキタ!じゃあ。右!」


【パーン! 『念』を獲得しました。】


ヨキ 「やったぁ!個人力だ!!」



ヨキ 「おはようみんな!」

ルイ 「お、おはよう。あ!ログインボーナスどうだった?」


ヨキ 「個人力『念』だったよ!やったぁ!」

ニーダ 「おぉー!使ってみろよー!」


〈ヨキは個人力『念』を発動した〉


ヨキ 「よっ。」


ヨキはニーダの乗っているベッドを触れずに持ち上げた


ニーダ 「うおぉぉ!すげぇ!!」


(コンコンッ ガチャ)


サミィ 「みんな・・・おはよー。。」


ニーダ 「おっ!サミィだ。見ろよ!ヨキの新しい個人力『念』だぞ!」


サミィ (あ、昨日のことはホントに忘れてるんだ。。)

サミィ 「す、すごい。やっぱりヨキすごい!!」


ヨキ 「いやぁー。へへへっ。」


ルイ 「あ!そう言えば、今日試験じゃないか?」

ヨキ 「ほんとだ!急いで準備しなきゃ!」



パンドラは急いで準備を済ませ、ギルド[マウン]に向かった


受付嬢 「こんにちは。実技試験の会場に案内しますね。」


受付嬢はパンドラをマウンの地下へ連れて行った


サミィ 「すごく広いね。。」

ルイ 「一体何するんだろ。」



受付嬢 「試験は個人力のタイプによって違います。ここからは審査員の方の指示に従ってください。冒険者としてのランクが決まりますので、頑張ってくださいね!」


ルイ 「冒険者にランクなんてあったんだ。」

ニーダ 「知らなかったな。」




 審査員 「では、攻撃タイプの個人力の方は、攻撃力(物理ダメージ)を測りますのであちらへ。」

ルイ 「はい!」

ニーダ 「はい!」

審査員 「ふたりですね。では、こちらの測定器に攻撃してください。」


ルイ 「おれが先にやるぞ!」


〈ルイは個人力 『風』を発動した〉


(ズサァァァァ!)


審査員 「200! 攻撃力Cランク!」

ルイ 「Cランク。結構いいんじゃない?」


ニーダ 「次はおれだ!!」


〈ニーダは個人力『力』を発動した〉


(ドァッゴーーーーンッッ!)


審査員 「せ、1100! 攻撃力Aランク!」


ニーダ 「え?」





(えええええええー!?!?!?!?)



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