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エピソード1
カティの個人力
しおりを挟むニーダのパンチを受けたカティ、
ルイを守ったようだが、カティの様子がおかしい
ニーダ 「カティ、、さん、なのか?」
カティの肌の色はとても暗い赤色をしていた。
カティ 「はあぁ はあぁ」
サミィ 「みんな、少し離れた方がいいかも。」
ヨキ 「サミィ、ルイを癒してあげて!」
サミィ 「分かった!」
〈サミィは個人力『癒』を発動した〉
サミィがルイの怪我を癒すためルイとカティのもとに近づいた
その時、
カティ 「ぎゃあうっ!」
ヨキ 「サミィ危ない!!」
(ドンッ)
カティがサミィを突き飛ばした。
カティの両目には真っ赤な紋章が浮かび上がっていた
ヨキ 「サミィー!!」
〈ヨキは個人力『走』を発動した〉
(ダーーーーー!)
ヨキは吹き飛ばされているサミィを空中でキャッチした
ニーダ 「カティさん! なにしてんだよ!」
ルイ 「ひ、ひぃぃ!!」
〈ルイは個人力「風」を発動した〉
ルイ 「カァァティィー!!」
ルイはカティに向かってカマイタチを吹き付けた
カティ 「・・・」
〈すぅぅー 〉
カティはどこからともなく出現した暗黒に姿を消した
ルイ 「くそぉ!!」
サミィ 「ルイ!」
サミィはルイのもとに駆け寄った
サミィ 「ふーー。」
サミィはルイに息を吹きかけ怪我を癒した。
ヨキ 「カティさん。。」
ニーダ 「とりあえず、ルイ。反省したのか?」
ルイ 「うん。。。みんなごめん。Aランクって聞いて目がくらんでたよ。」
ヨキ 「そっか。反省してるなら、もう大丈夫だね。」
それからしばらく歩いていた
(おーーいーー)
遠くの方から誰かが走ってきた。
サミィ 「だれだろー?」
ヨキ 「えっと、、どなたですか?」
ユウト 「おれは、ユウト。冒険者だ。」
ユウト 「君たち、ここで女性を見てないか?」
ニーダ 「カティさんのことじゃねーか?」
ユウト 「やっぱり! カティの事知ってるようだな。」
ヨキ 「ユウトさん、カティさんが急に暴れ出したんです。」
ユウト 「あぁ。そのようだな。」
ニーダ 「理解力すげぇな。」
ユウト 「カティが暴走状態になるとおれに連絡が入るようになっているんだ。」
ヨキ 「カティさんとどういう関係なんですか?」
ユウト 「おれはカティとパーティを組んでるんだ。」
ユウト 「【オーバーレース】おれたちのパーティ名だ。」
ルイ 「なんかカッコイイな!」
ユウト 「だろ?種族(レース)を超える(オーバー)って意味なんだぜ。」
ヨキ 「種族??」
ユウトは隣にあった岩に座って水筒から水を少し飲んだ
ユウト 「カティの個人力は『邪』
とても強力だが、邪悪なパワーをまだ制御できないんだ。だから、個人力を使うとおれに知らせが来るような機械を作ってもらったんだ。」
ヨキ 「なるほど、、」
ニーダ 「なんだー、魔物かと思ったぜ。」
サミィ 「ニーダ、そんなこと言っちゃだめでしょっ!」
サミィ 「でも良かった。。カティさん無事なんですよね?」
ユウトはしばらく黙った
サミィ 「ユウトさん?」
ユウト 「実は、、いつもならとっくに個人力が切れているはずなんだ。」
ニーダ 「どういうことだ?」
ユウト 「邪悪なパワーに完全に飲まれているのかもしれない。。」
サミィ 「え、、大変!どこにいるか分からないの?」
(すぅぅー)
暴走状態のカティがユウトの背後に現れた
ヨキ 「ユウトさん!後ろ!!!」
カティ 「ギェァァァーーー!」
カティは口から生み出した暗黒をユウトに放った
(ボゥグーーーーン!!)
ヨキ 「ユ、ユウトさーーん!!!」
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