幸運の冒険者 ログインボーナスが強すぎる!?

とらた

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エピソード1

パーティ名

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冒険に出た4人。
まずは5日ほど歩いた先にある[山の街]に冒険者登録をしなければならない。


[山の街]に向かってる道中

ニーダ 「まずはパーティ名決めようぜ!」

ルイ 「クールガイ なんて良くないー?」

サミィ 「私 女なんだけどー。。」

ヨキ (朝の『走』を獲得。ってなんだったんだろう。。)

サミィ 「ヨキは?なんかいい案無いの?」

ヨキ 「あっ、えーと、4人だし4人1組ってのはどう?」

ニーダ 「ははは!だっせぇ。ヨキは考えなくて良いから、木の実集めとけよ!」

サミィ 「もー、4人の名前なんだからみんなで仲良く決めようよ!」

ニーダ 「ちっ。わかったよ。」

ルイ 「ぷっ。ニーダ、サミィに怒られてやーんの。」

ニーダ 「なんだとー?許さねぇ。」

<ニーダは個人力『力』を発動した>

ニーダ 「くらぇルイ!」

ニーダはルイに殴りかかった。

<ルイは個人力『風』を発動した>

ルイ 「おりゃ!」

ルイは風でニーダの足をすくい上げ、ニーダを転げさせた。

ルイ 「残念だね。相性が悪いよ~。」

ニーダ 「くっそぉ。」

サミィ 「こら!出発早々に仲間割れしないでよ!」

ニーダ 「いてて、足をくじいちまった。」

サミィ 「私に任せて」

<サミィは個人力『癒』を発動した>

サミィ 「ふーー。」

サミィはニーダの足に息を吹きかけた。

ニーダ 「おぉ!!痛くなくなったぞ!サミィ、ありがとう。」

サミィ 「えぇ。私の仕事は癒すことだもん。」

ヨキ 「ねぇ、相談がしたいんだけど、、」

ルイ 「なんだ?もう悩み事が出来たのか?」

ヨキ 「うん、今日の朝、頭になんか浮かんできたんだよ。3つの宝箱のうち1つ選べって。」

ニーダ 「ん?宝箱ってことはそれお前の個人力なんじゃねぇのか?」

サミィ 「で、選んだの?」

ヨキ 「適当に真ん中選んでみたら『走』を獲得したって言われたんだ。」

ルイ 「『走』って個人力みたいだな。もしそうなら個人力を得られる個人力って。それチートじゃねぇか。」

サミィ 「でも、2文字の個人力だからもしかするとね。」

ニーダ 「1回試してみろよ。」

ヨキ 「わかった。」

<ヨキは個人力『走』を発動した>

(ダーーーーー!)

ヨキは一瞬で数十m先に走った。

ヨキ 「 使えたよ!」

ニーダ 「う、嘘だろ?すげぇや。」

ルイ 「まじかよ。ヨキ、チーターかよ」

サミィ 「すごい!ヨキの個人力『宝箱』がこのパーティのすごい武器になるんじゃない?!」

ニーダ 「まぁそうなるな。。」

ルイ 「チーターだし。」

サミィ 「パーティ名、いいのあったよ!パーティ名【パンドラボックス】!!ヨキの『宝箱』の中に怪物のように強い私たちがいるぞ!っていう意味を込めて。どうかな?」

ルイ 「いいじゃん!かっこいいしな!」

ニーダ 「いいじゃねえか、2文字個人力がパーティの看板になるんだしな。」

ヨキ 「ありがとう!僕、頑張る!」

ニーダ 「はっ!当たり前だ。」


だんだん日が落ちてきて、先が見えなくなってきた。


(ぐぅおおおおーー!!!)

少し先から聞こえてくる。

サミィ 「な、なに?!」

ニーダ 「お?任せろ、おれがコテンパンにしてやるぜ。」

ルイ 「手伝うよ。ヨキも手伝えよー。」

ヨキ 「うん!!」

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