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3.始動
53.レベル99へ追い込み
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「さあ、レベル99までの追い込みだ!」
オレはレベル99という大台を目前に、ワクワクしながら迷いの森へと向かう。
レベル99まではExpバーが後30%程で、数時間狩り続ければ上がる計算だ。
どのゲームをしていてもこれほど楽しみな事はない。
迷いの森深部へ入ると、すぐに狩りを開始する。
最初に苦労した敵達も、ステータスが上がった事と敵に慣れた事で狩りの効率は大きく上がった。
ルビーフライやミニデーモンは、数発で仕留めれるまでにオレは強くなっていた。
だが流れ作業のように数時間のソロ狩りを続けていると、普通は集中力が続かない。
でも今はギルドメンバーとのボイスチャットが、集中力の維持に貢献している。
『また小悪魔の槍落ちたー』
何本目か分からないレアドロップの槍を入手し、ギルドのボイスチャットでポツリと呟く。
『また?何本目の槍よ?』
『小悪魔の槍とか樹さんのせいで価格崩壊してるじゃん!』
『市場荒らしの樹さんが居るのはここですか?』
『おめー?あー槍使いは武器安くて良いなあ』
『おめでとー。う、羨ましくなんて無いんだからねっ!』
それぞれが揶揄いながらも反応を返してくれる。
これがMMOの醍醐味!
最初はみんな遠慮しがちだったが、ここまで打ち解けてくれてギルドの雰囲気はとても良い。
もし戦いが本格化しても、この雰囲気を維持できるようにしたい。
合間に会話を挟みつつ数時間休みなしで狩りを続ける。
だが、レベル99まで数%の所で問題が起きた。
複数の敵を倒し終わり、一息つこうとしたその時。
突如光が輝き、それと共に現れたのは通常では存在しないはずの敵。
白い羽をもち白と青の鎧の女性。……以前遭遇し、回避だけで精一杯であった、ヴァルキリーさんだ。
「ふふふふふ…やっと罰の監禁を解かれ、恨みを果たすことが出来る!この時をどれだけ待っていたことか!」
ヴァルキリーさんは現れたと同時に、そんな言葉を放つ。
作戦失敗と情報を流した事で上司に罰でも受けてたのだろうか。
「あ、ヴァルキリーさんお久しぶりです。罰でも受けていたのですか?あの時は情報提供有難うございました」
逃げる準備をしながら、ヴァルキリーさんを煽る。
「上野樹。今回はお前の口八丁には乗らん。くそッ!話しているとあの時の屈辱が蘇る!あの時の恨みだ!死ね!」
ヴァルキリーさんはそれだけ言い放つと、オレに向けて剣を構えて斬りつけてくる。以前は回避もしきれなかった素早い剣。
(…あれ?こんなんだったかな?)
レベルのお陰だろうか?ヴァルキリーさんの剣筋が見える。
回避に専念すれば無傷で行けそうな気がする。
そんな事を考えながら、オレは剣を回避し続ける。
以前の戦いと比べて明らかに余裕が有る。
オレは無傷で避けることができ、更に頭で考える余裕がある。
「何故だ!何故当たらん!」
一方的に攻撃をしている、ヴァルキリーさんが焦っているようだ。
(…このまま避けていれば、隙が出来るかもしれない。もっと煽ってみようか)
「あれ?前と比べて剣が遅いですね。監禁されて腕が鈍ったんじゃないですか?」
「うるさい黙れ!このまま続けていれば、お前の体力が尽きる方が早い!私の勝ちは変わらん!」
確かに体力としては、ヴァルキリーさんの方が遥かに高いだろう。
でもオレは上級モンクで取得した強気功のお陰か…全く疲れない。
ヴァルキリーさんは明らかに怒りの感情が大きくなっており、攻撃がパターン化してきている。
「遅くて全然疲れないですよー。これで全力ですか?」
攻撃を避けながらとにかく煽る。
攻撃を続けるヴァルキリーさんを無傷で回避し続け煽る。この状態が暫く続いた。
そして、オレの煽りにヴァルキリーさんの怒りが限界を迎えたようだ。
突如ヴァルキリーさんの体を光が纏い始める。
「……後悔しても遅いぞ。神格化した…本気の私の力を見せてやる!」
ヴァルキリーさんが攻撃を止め、何かブツブツと詠唱し始める。
半神状態から神格化するのであれば、自己強化だろうか?
ただこれは明らかに隙だらけ。
オレはヴァルキリーさんとの距離を残像で一気に詰め、連打拳からの粉砕拳を放つ。
頭乱脚でスタンを狙っても良かったのだが、ボスクラスであればスタン耐性がありそうなので辞めた。
オレの粉砕拳が隙だらけのヴァルキリーさんの胴へ直撃し、その衝撃でヴァルキリーさんは大きく後ろへ吹き飛ぶ。
吹き飛ぶと同時に神格化もキャンセルされたようで、体を纏っている光も消えた。
そしてまだ攻撃は続く。
ヴァルキリーさんが止まった位置へ、残像で距離を詰め背後へと回る。
背中にある羽の付け根辺りへ掌底。
ダメージを与えることが出来た、確かな手応え。
ヴァルキリーさんはオレのスキル後の隙を狙い、剣を振るう。
だがオレは後ろへ跳ぶ事でそれを回避する。
そのまま、少し距離を取る。
「くそ!変身中に攻撃するなんて、なんて汚いやつだ!くそッもういい!私の大技で塵となれ!」
ヴァルキリーさんが羽を羽ばたかせ、数メートル浮かび上がる。
そして掲げたその右手に、魔力を集まり始める。
これでは…オレの攻撃は届かない…はずだった。
気弾数発を牽制としてヴァルキリーさん目掛けて放つ。
ただ気弾はヴァルキリーさんの左手で簡単に打ち消されてしまう。
でも、これは予想通りだ。
打ち消した直後に残像を使い、ヴァルキリーさんの背後の”頭上”へと移動する。
すぐにヴァルキリーさんが反応するが、遅い。頭乱脚は発動済みだ。
オレの踵落としが、ヴァルキリーさんの頭へ直撃する。
その衝撃によりヴァルキリーさんはよろけるが、残念ながら持ち堪えられたようだ。
「……惜しかったが終わりだ。消えろ」
ヴァルキリーさんの右手に集められた魔力が、5mもありそうな槍の形となる。
「食らえ…”ゲイルドリヴル”」
その言葉と共に、空中から落下しているオレに向けて…魔力の巨大な槍が放たれた。
…巨大な槍がオレへと迫る。
「くそッ!やらかした!」
空中では残像が使用出来ず、これだけ巨大な槍を回避するのは不可能だ。
何も考えずに空中へ移動したのは、完全にオレの作戦ミスだった。
ヴァルキリーさんの高笑いが響く。
「奥の手を使うしか無いな……」
オレは右手に全ての魔力を込める。
今から使うのは、全てのMPを犠牲にする為に、一度しか使用できない大技”阿修羅”。
これを放った後は脱力するデメリットが有り…使った後は、もう戦えなくなる。
だがこれしかない。
”ゲイルドリヴル”と呼ばれた槍へ、全ての魔力を纏った右手の拳を向ける。
「”阿修羅”」
その瞬間、阿修羅が発動する。
空中に居るのだが阿修羅は無事発動され、急に何かに引っ張られるように身体が空の上へと浮かび上がる。
阿修羅はターゲットした敵を目掛け、全てを打ち砕きながら突き進む技。
それは、空中でも同じ。
阿修羅の力が推進力となり、空中を突き進む。
そして魔力の槍に近づく。
どうなるかは分からないが、オレは打ち消せる事に賭けた。
「ははっ…オレの戦いって…賭けてばかりだな」
…オレの右拳と槍の先端が衝突する。
衝突した瞬間、エネルギーが反発し合い、空を照らす大きな光が発生する。
「…オレの勝ちだ」
次の瞬間、オレの阿修羅はゲイルドリヴルを打ち砕いていた。
そして……オレが阿修羅の対象にしていたのは、ゲイルドリヴルではない。
その直線上の奥に居る…ヴァルキリーさんだ。
オレの体は勢いを保ったまま、ヴァルキリーさんへ向かう。
ゲイルドリヴルを打ち消され、そのままオレが向かってくることに気付いたヴァルキリーさんは驚愕するが、もう遅い。
オレの右拳は…ヴァルキリーさんの胴へ届く。
そして、白と青の鎧を砕いていった。
オレはレベル99という大台を目前に、ワクワクしながら迷いの森へと向かう。
レベル99まではExpバーが後30%程で、数時間狩り続ければ上がる計算だ。
どのゲームをしていてもこれほど楽しみな事はない。
迷いの森深部へ入ると、すぐに狩りを開始する。
最初に苦労した敵達も、ステータスが上がった事と敵に慣れた事で狩りの効率は大きく上がった。
ルビーフライやミニデーモンは、数発で仕留めれるまでにオレは強くなっていた。
だが流れ作業のように数時間のソロ狩りを続けていると、普通は集中力が続かない。
でも今はギルドメンバーとのボイスチャットが、集中力の維持に貢献している。
『また小悪魔の槍落ちたー』
何本目か分からないレアドロップの槍を入手し、ギルドのボイスチャットでポツリと呟く。
『また?何本目の槍よ?』
『小悪魔の槍とか樹さんのせいで価格崩壊してるじゃん!』
『市場荒らしの樹さんが居るのはここですか?』
『おめー?あー槍使いは武器安くて良いなあ』
『おめでとー。う、羨ましくなんて無いんだからねっ!』
それぞれが揶揄いながらも反応を返してくれる。
これがMMOの醍醐味!
最初はみんな遠慮しがちだったが、ここまで打ち解けてくれてギルドの雰囲気はとても良い。
もし戦いが本格化しても、この雰囲気を維持できるようにしたい。
合間に会話を挟みつつ数時間休みなしで狩りを続ける。
だが、レベル99まで数%の所で問題が起きた。
複数の敵を倒し終わり、一息つこうとしたその時。
突如光が輝き、それと共に現れたのは通常では存在しないはずの敵。
白い羽をもち白と青の鎧の女性。……以前遭遇し、回避だけで精一杯であった、ヴァルキリーさんだ。
「ふふふふふ…やっと罰の監禁を解かれ、恨みを果たすことが出来る!この時をどれだけ待っていたことか!」
ヴァルキリーさんは現れたと同時に、そんな言葉を放つ。
作戦失敗と情報を流した事で上司に罰でも受けてたのだろうか。
「あ、ヴァルキリーさんお久しぶりです。罰でも受けていたのですか?あの時は情報提供有難うございました」
逃げる準備をしながら、ヴァルキリーさんを煽る。
「上野樹。今回はお前の口八丁には乗らん。くそッ!話しているとあの時の屈辱が蘇る!あの時の恨みだ!死ね!」
ヴァルキリーさんはそれだけ言い放つと、オレに向けて剣を構えて斬りつけてくる。以前は回避もしきれなかった素早い剣。
(…あれ?こんなんだったかな?)
レベルのお陰だろうか?ヴァルキリーさんの剣筋が見える。
回避に専念すれば無傷で行けそうな気がする。
そんな事を考えながら、オレは剣を回避し続ける。
以前の戦いと比べて明らかに余裕が有る。
オレは無傷で避けることができ、更に頭で考える余裕がある。
「何故だ!何故当たらん!」
一方的に攻撃をしている、ヴァルキリーさんが焦っているようだ。
(…このまま避けていれば、隙が出来るかもしれない。もっと煽ってみようか)
「あれ?前と比べて剣が遅いですね。監禁されて腕が鈍ったんじゃないですか?」
「うるさい黙れ!このまま続けていれば、お前の体力が尽きる方が早い!私の勝ちは変わらん!」
確かに体力としては、ヴァルキリーさんの方が遥かに高いだろう。
でもオレは上級モンクで取得した強気功のお陰か…全く疲れない。
ヴァルキリーさんは明らかに怒りの感情が大きくなっており、攻撃がパターン化してきている。
「遅くて全然疲れないですよー。これで全力ですか?」
攻撃を避けながらとにかく煽る。
攻撃を続けるヴァルキリーさんを無傷で回避し続け煽る。この状態が暫く続いた。
そして、オレの煽りにヴァルキリーさんの怒りが限界を迎えたようだ。
突如ヴァルキリーさんの体を光が纏い始める。
「……後悔しても遅いぞ。神格化した…本気の私の力を見せてやる!」
ヴァルキリーさんが攻撃を止め、何かブツブツと詠唱し始める。
半神状態から神格化するのであれば、自己強化だろうか?
ただこれは明らかに隙だらけ。
オレはヴァルキリーさんとの距離を残像で一気に詰め、連打拳からの粉砕拳を放つ。
頭乱脚でスタンを狙っても良かったのだが、ボスクラスであればスタン耐性がありそうなので辞めた。
オレの粉砕拳が隙だらけのヴァルキリーさんの胴へ直撃し、その衝撃でヴァルキリーさんは大きく後ろへ吹き飛ぶ。
吹き飛ぶと同時に神格化もキャンセルされたようで、体を纏っている光も消えた。
そしてまだ攻撃は続く。
ヴァルキリーさんが止まった位置へ、残像で距離を詰め背後へと回る。
背中にある羽の付け根辺りへ掌底。
ダメージを与えることが出来た、確かな手応え。
ヴァルキリーさんはオレのスキル後の隙を狙い、剣を振るう。
だがオレは後ろへ跳ぶ事でそれを回避する。
そのまま、少し距離を取る。
「くそ!変身中に攻撃するなんて、なんて汚いやつだ!くそッもういい!私の大技で塵となれ!」
ヴァルキリーさんが羽を羽ばたかせ、数メートル浮かび上がる。
そして掲げたその右手に、魔力を集まり始める。
これでは…オレの攻撃は届かない…はずだった。
気弾数発を牽制としてヴァルキリーさん目掛けて放つ。
ただ気弾はヴァルキリーさんの左手で簡単に打ち消されてしまう。
でも、これは予想通りだ。
打ち消した直後に残像を使い、ヴァルキリーさんの背後の”頭上”へと移動する。
すぐにヴァルキリーさんが反応するが、遅い。頭乱脚は発動済みだ。
オレの踵落としが、ヴァルキリーさんの頭へ直撃する。
その衝撃によりヴァルキリーさんはよろけるが、残念ながら持ち堪えられたようだ。
「……惜しかったが終わりだ。消えろ」
ヴァルキリーさんの右手に集められた魔力が、5mもありそうな槍の形となる。
「食らえ…”ゲイルドリヴル”」
その言葉と共に、空中から落下しているオレに向けて…魔力の巨大な槍が放たれた。
…巨大な槍がオレへと迫る。
「くそッ!やらかした!」
空中では残像が使用出来ず、これだけ巨大な槍を回避するのは不可能だ。
何も考えずに空中へ移動したのは、完全にオレの作戦ミスだった。
ヴァルキリーさんの高笑いが響く。
「奥の手を使うしか無いな……」
オレは右手に全ての魔力を込める。
今から使うのは、全てのMPを犠牲にする為に、一度しか使用できない大技”阿修羅”。
これを放った後は脱力するデメリットが有り…使った後は、もう戦えなくなる。
だがこれしかない。
”ゲイルドリヴル”と呼ばれた槍へ、全ての魔力を纏った右手の拳を向ける。
「”阿修羅”」
その瞬間、阿修羅が発動する。
空中に居るのだが阿修羅は無事発動され、急に何かに引っ張られるように身体が空の上へと浮かび上がる。
阿修羅はターゲットした敵を目掛け、全てを打ち砕きながら突き進む技。
それは、空中でも同じ。
阿修羅の力が推進力となり、空中を突き進む。
そして魔力の槍に近づく。
どうなるかは分からないが、オレは打ち消せる事に賭けた。
「ははっ…オレの戦いって…賭けてばかりだな」
…オレの右拳と槍の先端が衝突する。
衝突した瞬間、エネルギーが反発し合い、空を照らす大きな光が発生する。
「…オレの勝ちだ」
次の瞬間、オレの阿修羅はゲイルドリヴルを打ち砕いていた。
そして……オレが阿修羅の対象にしていたのは、ゲイルドリヴルではない。
その直線上の奥に居る…ヴァルキリーさんだ。
オレの体は勢いを保ったまま、ヴァルキリーさんへ向かう。
ゲイルドリヴルを打ち消され、そのままオレが向かってくることに気付いたヴァルキリーさんは驚愕するが、もう遅い。
オレの右拳は…ヴァルキリーさんの胴へ届く。
そして、白と青の鎧を砕いていった。
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