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1.スタダ
13.アイシャさんフィーバー
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モンクギルドに戻ってアイシャさんにクエスト報告。
すぐに確認し、OKをもらった。
「さて樹さん。モンクになってから一日という異例の速さですが、中級モンクのランクアップクエスト条件を達成いたしました」
「はい、苦労しました(棒」
「通常であれば、数ヶ月掛けて中級するのが普通ですよ?はあ…プレイヤーの方が、今までの常識が通用しないと言うのがよく分かりました…」
困った顔をしながら話を続けるアイシャさん。
「さて、中級ランクアップクエストですが。教会墓地ダンジョンの2層へ行き、グールの牙を20個集めることが1つ目となります」
「1つ目ですか?」
「はい。その後ガンターさんと手合わせをして頂き、中級モンクとして十分な力量があるかどうかを見極めます。これが二つ目です。以前不正を行い中級モンクになる人がおり、不相応な実力で命を落とした方がいらっしゃったので…このような形になりました」
「中級になったモンクが弱いモンスターでやられたら、騎士団の信頼に関わりますもんね」
「そうなんですよ!その時に私たちがどれだけ苦労したか!…まあ、その再発防止として騎士団での試験時に実力試験が必要という流れに」
色々な苦労が有るようだ。
NPCの強さは非常に気になるので、一度手合わせ出来るのは嬉しい。
「樹さんなら問題ないとは思いますが、一応規定なので受けていただきます。」
「アイシャさんも大変なんですね…。それと手合わせの件は、喜んで受けさせていただきます」
「理解が良くて助かります。」
さてここまで視聴者のコメントを無視していたが。
相変わらず、アイシャさんコールは続いている。
放送のタグにはアイシャさん動画や、アイシャさんを見守り隊とか勝手に登録されている。
(主は人外って登録したの誰だよ…)
「さて、教会墓地ダンジョンに行って来ます。グールの牙20個ですよね?」
「はい。それで合っています。樹さんグールは強敵てすのでお気をつけて」
アイシャさんが手を振る。
オレもそれに倣う。
「ありがとうございます。行ってきます」
コメントで
「あぁ…」
「行かないで!」
「アイシャさんともっと話して!」
確かにアイシャさんは可愛い。
そしてゲーム、ということを忘れてしまうほどの仮想世界。
会話に関しては、オレよりも上手。NPCなのに。
そして中の人など居ない。
そのままコメントを無視し、地下墓地ダンジョンへと足を踏み入れる。
地下1層目は用事がないのでスルー。
頭が飛んでいくスケルトンしかいない。
おまけに不人気狩場なのか、プレイヤーの姿も無かった。
ま、祝福印が無いと入れないし当然か。
(1日目じゃモンクの良さに気づく人もおりゃん…)
そのまま地下二層の階段を降りると…薄暗く、そして少し…肌寒いだろうか?
その異様な雰囲気は、ゲームじゃ今まで感じることは出来なかったものだ。
例えるなら和ホラー独特の、雰囲気とうす暗さで徐々に恐怖を煽るような。
そして何処からか聞こえる、水の滴る音。
目、耳、肌から恐怖を感じる。
VRならではの、仮想世界での恐怖。
ほら、振り返ればあなたの後ろにも…。
(ホラー系は、あまり得意じゃ無いんだけどな…)
内心ビクビクしながら奥へと進む。
正直腰が引けていて、怖くない人が見れば鼻で笑われそうだ。
生放送中でなければ、諦めて帰っていたかも知れない。
「やばい、怖い」
「オレは今から目を瞑る。終わったら教えてくれ」
「お、おれは先に部屋に戻るぞ!(佐藤」
「この雰囲気は素晴らしい!ぜひホラーゲームを」
おい、誰か死亡フラグ立ったぞ。
どうやら視聴者にもこの怖さは伝わったようだ。
オレは、敵に注意しながら、角を、曲がる…その時。
オレの目に入ったのは、動く、腐った死体。
その体には、ハエがたかっている。
グールだ。
その姿を注意深く観察する。
…さきほどまでの恐怖が全て吹っ飛んだ。
デフォルメされた丸みを帯びたフォルム。
肌の色は悪いが腐った感じは薄い。
そして目がまん丸でキラキラしている。
(なぜ目だけあんなに生き生きとしているんだ…)
これじゃ全く怖くは無い。
今までの緊張は何だったのか。
コメントでも安堵の声が多い。
「かわいい」
「飼いたい」
ただこれはオレには理解できない…。
グールはこちらを見つけると近づいてきた。
どうやらアクティブのようだ。
……がゾンビらしく足を引きずりながら歩く移動速度なので、ゆっくりゆっくり近づいてくる。ゆっくりしていってね!
(これなら攻撃も遅そうだなぁ…)
あまりに移動が遅いので近づく。
オレはら正直油断していた。
攻撃の射程内に入ったのか、グールが少し後ろにのけぞった後…ものすごい速度で前のめりに噛みついてきた。
「危ねぇ!!」
あまりに予想外の動きに驚いて、大袈裟に後ろへ下がった。
何とか噛みつきは回避し、顔の目の前スレスレでグールの牙が閉まりガキッと音を立てる。
前動作であるのけぞるときは遅いのだが、前に噛み付く速度が尋常じゃない。
まるでゴムに引っ張られた後、それが切られて反動で前にくるような速度。
人では再現できないだろう。
視聴者もこれには驚いたのだろう。
暫くコメントが止まった後…
「ちびったわ。ほんの少しだけ」
「マジでグロとかホラーとか止めて…」
「先に部屋に帰った佐藤さんがし、死んでる…」
「心臓止まって、今復帰したわ」
うん、マジで視聴者ごめん。
オレもこんな事になるとは思わなかった。
フラグ回収乙。
ふう…落ち着きを取り戻してグールと対面する。
噛み付きの速度はかなり速いが、どうやら正面への攻撃しか出来ないようだ。
グールの側面に回ると攻撃してこなかったし、グールが方向を変える速度も遅い。
グールの周りをクルクル回ることで、一発も攻撃されないで倒せた。
対策さえすれば簡単な敵だ。
ただ知らないプレイヤーからしたら初見殺しで、死ぬプレイヤーも出るかもしれない。
アイシャさんには説明の時に注意させるよう伝えようと思う。
後はゾンビ系だけあって耐久力が高い。
クリティカルも数発入れたのだが、倒すまでに10発ほど攻撃しなければならなかった。
倒すのに時間は掛かるが攻撃されない。
その後も問題なく狩りは進んだ。
ただ…放送時間のほうがタイムアップ。
放送時間内にグールの牙を20個集めれなかった。
安全な地下一層に戻り、残り5分で挨拶。
コメントは明日もアイシャさんお願いします!ってのが多い。
それと戦ってるところ見たいからもっと強敵よろしく、とか。
(思ったよりは好評かな?オレの放送にしては4万も見た人居たし…)
「アイシャさんについては考えときます。それとRDOプレイヤーの方が居るなら、是非一緒にモンクやりましょう!じゃあ明日も視聴よろしくね!」
そういって放送をOFFに。
あとで反響を見てみようと思う。怖いけど。
オレはそのまま地下2層へ戻り、グールの牙20個を集めた。
そして教会墓地ダンジョン入り口まで戻ったが…放送での疲れが酷いのでそのまめログアウトする事にした。
スポンサーへの連絡と…動画の来場者とかの確認と…はあ…。
すぐに確認し、OKをもらった。
「さて樹さん。モンクになってから一日という異例の速さですが、中級モンクのランクアップクエスト条件を達成いたしました」
「はい、苦労しました(棒」
「通常であれば、数ヶ月掛けて中級するのが普通ですよ?はあ…プレイヤーの方が、今までの常識が通用しないと言うのがよく分かりました…」
困った顔をしながら話を続けるアイシャさん。
「さて、中級ランクアップクエストですが。教会墓地ダンジョンの2層へ行き、グールの牙を20個集めることが1つ目となります」
「1つ目ですか?」
「はい。その後ガンターさんと手合わせをして頂き、中級モンクとして十分な力量があるかどうかを見極めます。これが二つ目です。以前不正を行い中級モンクになる人がおり、不相応な実力で命を落とした方がいらっしゃったので…このような形になりました」
「中級になったモンクが弱いモンスターでやられたら、騎士団の信頼に関わりますもんね」
「そうなんですよ!その時に私たちがどれだけ苦労したか!…まあ、その再発防止として騎士団での試験時に実力試験が必要という流れに」
色々な苦労が有るようだ。
NPCの強さは非常に気になるので、一度手合わせ出来るのは嬉しい。
「樹さんなら問題ないとは思いますが、一応規定なので受けていただきます。」
「アイシャさんも大変なんですね…。それと手合わせの件は、喜んで受けさせていただきます」
「理解が良くて助かります。」
さてここまで視聴者のコメントを無視していたが。
相変わらず、アイシャさんコールは続いている。
放送のタグにはアイシャさん動画や、アイシャさんを見守り隊とか勝手に登録されている。
(主は人外って登録したの誰だよ…)
「さて、教会墓地ダンジョンに行って来ます。グールの牙20個ですよね?」
「はい。それで合っています。樹さんグールは強敵てすのでお気をつけて」
アイシャさんが手を振る。
オレもそれに倣う。
「ありがとうございます。行ってきます」
コメントで
「あぁ…」
「行かないで!」
「アイシャさんともっと話して!」
確かにアイシャさんは可愛い。
そしてゲーム、ということを忘れてしまうほどの仮想世界。
会話に関しては、オレよりも上手。NPCなのに。
そして中の人など居ない。
そのままコメントを無視し、地下墓地ダンジョンへと足を踏み入れる。
地下1層目は用事がないのでスルー。
頭が飛んでいくスケルトンしかいない。
おまけに不人気狩場なのか、プレイヤーの姿も無かった。
ま、祝福印が無いと入れないし当然か。
(1日目じゃモンクの良さに気づく人もおりゃん…)
そのまま地下二層の階段を降りると…薄暗く、そして少し…肌寒いだろうか?
その異様な雰囲気は、ゲームじゃ今まで感じることは出来なかったものだ。
例えるなら和ホラー独特の、雰囲気とうす暗さで徐々に恐怖を煽るような。
そして何処からか聞こえる、水の滴る音。
目、耳、肌から恐怖を感じる。
VRならではの、仮想世界での恐怖。
ほら、振り返ればあなたの後ろにも…。
(ホラー系は、あまり得意じゃ無いんだけどな…)
内心ビクビクしながら奥へと進む。
正直腰が引けていて、怖くない人が見れば鼻で笑われそうだ。
生放送中でなければ、諦めて帰っていたかも知れない。
「やばい、怖い」
「オレは今から目を瞑る。終わったら教えてくれ」
「お、おれは先に部屋に戻るぞ!(佐藤」
「この雰囲気は素晴らしい!ぜひホラーゲームを」
おい、誰か死亡フラグ立ったぞ。
どうやら視聴者にもこの怖さは伝わったようだ。
オレは、敵に注意しながら、角を、曲がる…その時。
オレの目に入ったのは、動く、腐った死体。
その体には、ハエがたかっている。
グールだ。
その姿を注意深く観察する。
…さきほどまでの恐怖が全て吹っ飛んだ。
デフォルメされた丸みを帯びたフォルム。
肌の色は悪いが腐った感じは薄い。
そして目がまん丸でキラキラしている。
(なぜ目だけあんなに生き生きとしているんだ…)
これじゃ全く怖くは無い。
今までの緊張は何だったのか。
コメントでも安堵の声が多い。
「かわいい」
「飼いたい」
ただこれはオレには理解できない…。
グールはこちらを見つけると近づいてきた。
どうやらアクティブのようだ。
……がゾンビらしく足を引きずりながら歩く移動速度なので、ゆっくりゆっくり近づいてくる。ゆっくりしていってね!
(これなら攻撃も遅そうだなぁ…)
あまりに移動が遅いので近づく。
オレはら正直油断していた。
攻撃の射程内に入ったのか、グールが少し後ろにのけぞった後…ものすごい速度で前のめりに噛みついてきた。
「危ねぇ!!」
あまりに予想外の動きに驚いて、大袈裟に後ろへ下がった。
何とか噛みつきは回避し、顔の目の前スレスレでグールの牙が閉まりガキッと音を立てる。
前動作であるのけぞるときは遅いのだが、前に噛み付く速度が尋常じゃない。
まるでゴムに引っ張られた後、それが切られて反動で前にくるような速度。
人では再現できないだろう。
視聴者もこれには驚いたのだろう。
暫くコメントが止まった後…
「ちびったわ。ほんの少しだけ」
「マジでグロとかホラーとか止めて…」
「先に部屋に帰った佐藤さんがし、死んでる…」
「心臓止まって、今復帰したわ」
うん、マジで視聴者ごめん。
オレもこんな事になるとは思わなかった。
フラグ回収乙。
ふう…落ち着きを取り戻してグールと対面する。
噛み付きの速度はかなり速いが、どうやら正面への攻撃しか出来ないようだ。
グールの側面に回ると攻撃してこなかったし、グールが方向を変える速度も遅い。
グールの周りをクルクル回ることで、一発も攻撃されないで倒せた。
対策さえすれば簡単な敵だ。
ただ知らないプレイヤーからしたら初見殺しで、死ぬプレイヤーも出るかもしれない。
アイシャさんには説明の時に注意させるよう伝えようと思う。
後はゾンビ系だけあって耐久力が高い。
クリティカルも数発入れたのだが、倒すまでに10発ほど攻撃しなければならなかった。
倒すのに時間は掛かるが攻撃されない。
その後も問題なく狩りは進んだ。
ただ…放送時間のほうがタイムアップ。
放送時間内にグールの牙を20個集めれなかった。
安全な地下一層に戻り、残り5分で挨拶。
コメントは明日もアイシャさんお願いします!ってのが多い。
それと戦ってるところ見たいからもっと強敵よろしく、とか。
(思ったよりは好評かな?オレの放送にしては4万も見た人居たし…)
「アイシャさんについては考えときます。それとRDOプレイヤーの方が居るなら、是非一緒にモンクやりましょう!じゃあ明日も視聴よろしくね!」
そういって放送をOFFに。
あとで反響を見てみようと思う。怖いけど。
オレはそのまま地下2層へ戻り、グールの牙20個を集めた。
そして教会墓地ダンジョン入り口まで戻ったが…放送での疲れが酷いのでそのまめログアウトする事にした。
スポンサーへの連絡と…動画の来場者とかの確認と…はあ…。
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