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Eighth Chapter...7/26
事件の考察
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「玄人、何で鬼封じの池なんか行ったのよ」
早朝の学校。
玄人と目が合ってからの第一声はそれだった。
昨日から一日待たされたのだ、問い詰めたって何の問題もあるまい。
玄人は私の剣幕に驚いて、最初の方は言葉を詰まらせながらも、ちゃんと昨日の経緯を説明してくれた。
彼は私たちと別れた後、帰り道で傘を差さずに走っていく怪しい人影を見たという。その人影が心配というか気がかりになり、追いかけていくと鬼封じの池まで辿り着き……そこで永射さんの体が浮かんでいるのを発見したそうだ。
怪しい人影。玄人でなければにわかには信じられないのだが、彼が嘘を吐くような人間でないことは親友として分かっている。だから私は、
「……それ、鬼なんて言わないわよね」
と、冗談めかしながらその正体を確認した。
「まさか。……多分だけど、あの子だったんじゃないかなって」
玄人はそう呟くと、視線を私から教室の隅の空席へと向ける。
その場所は、日ごろから空席がちな、そして最近は全くと言っていいほど主のやって来ない席だった。
「……理魚ちゃん?」
河野理魚。満雀ちゃんと同様に病弱な身で、学校にも中々来ることができない子だ。
満雀ちゃんのように、たとえば親が登下校に付き添ってあげたら……などと思わないこともなかったのだが、この街ではあまり他者の健康状態について詳しく聞くのも難しく、納得のいく理由は知らないままだった。
奇しくも玄人の話は、その理由について知ることのできるものでもあった。
「うん。鬼封じの池に探検しに行った日、帰り道で傘も差さずにあの子が歩いているのを見たんだ。それが引っ掛かっていたんだけど、昨日貴獅さんが、あの子の病気について教えてくれてね」
「そういや、病気については私も何も知らないわ」
「知っている子なんていなかったんじゃないかな。彼女、喋るのが難しい上に、精神疾患もあるらしいから。伝えない方が良いって思ってたのかも」
「……そうなんだ。それって貴獅さん、言っても良かったのかしら」
満生台は病に罹った人、怪我をした人が、満生総合医療センターを拠り所として集まる場所。だから、複雑な過去を抱えた人が多い。
私たちですら互いのことは深く打ち明け合っていないのに、病院側が患者のプライバシーを開示するのはあまり良くないことだと感じる。
まあ、非常事態だったわけだし、玄人にだけは伝えても問題ないと判断したのだろう。貴獅さんもプライバシーの重要性くらいは理解していて当然だし、もうそれ以上のことはないはずだ。
「しかし、危ないわねえ……親御さんも、もっとよく見ててあげないと」
「でも、難しいことだと思うよ。そういうのって」
玄人は、理魚ちゃんやその家族を庇うような言い方をする。
やはりどことなく、彼は理魚ちゃんに対して特別な感情――勿論恋愛とかではなく、過敏なほどの配慮といったところか――を持っているようだ。
いつかは、そういう踏み込んだ事情を語り合えるようにもなるかな。
玄人や虎牙、満雀ちゃんとも。
ともあれ、玄人側の話も聞き終えたので、後は互いの情報を元に事件の考察をしたいところだ。そう思っているとチャイムが鳴り、双太さんと満雀ちゃんがやって来た。いつの間にかこんな時間になっていたのか。
「今日も……虎牙くんはいないんだね」
「どこ行っちゃったのかなあ……うゆ」
二人は虎牙の席に目をやり、寂しげに呟く。そう、この時間に虎牙がいないということは、今日も休みということだ。双太さんの口ぶりからして、未だに彼自身や佐曽利さんからも連絡がないようだし、いよいよ不安は募ってくる。
あの馬鹿虎牙は、一体何をやっているのだろう。
「今日も、試験は予定通り行うことにしてるから、皆、頑張ってね。昨日のことは、もう知らない子もいないだろうけど、ちゃんと色んな人たちが動いてくれてるから、気にしないように」
双太さんは先生として、言うべきことをちゃんと言う。生徒側も、心から納得してはいないだろうけど、一応の返事はちゃんとする。
満生台では珍しい大事件だ。ぎくしゃくしてしまうのは、仕方のないことだった。
試験の準備をしに、双太さんは一旦職員室へ引き返す。そこから試験が始まるまでの間は、満雀ちゃんを含めて三人で、事件についての考察をして過ごした。
満雀ちゃんは私と別れた後、ずっと家にいたようだが、事件について聞かされたのは夜になってからで、それもかなりあっさりした内容だったようだ。そこは貴獅さんや羊子さんの配慮なのかもしれない。そういうわけで、彼女は私たちの話に興味津々といった様子だった。
土砂崩れについては特筆すべきこともなかったけれど、問題は永射さんの死だ。話によれば、玄人は死体の発見後、牛牧さんと事件現場の調査を行ったらしい。探偵染みた行動に羨ましさを感じないわけではなかったが、それはさておき、現場には不可解な点があったそうだ。
鬼封じの池は、山の上層部に流れる川の終点であり、永射さんの死体は川の上流から流れてきたのだと推測された。そこで玄人と牛牧さんは川を遡っていったのだが、あるところで揃えられた靴を発見したという。
靴は当然、永射さんのものだった。揃えられているという状況から、最初は川に飛び込んで自殺したのかとも考えたようだが、彼に自殺する理由などなさそうだし、それを否定するとある証拠も残されていたのだ。
「……靴跡、ね」
現場には、二人分の靴跡があった。
玄人は、同行した牛牧さんにも黙っていたその事実を、私たちに暴露してくれた。
一つは永射さんの残した靴跡と見て間違いない。
しかし、もう一つの靴跡は。
「それって……永射さんが転落した場所に、他の誰かがいたってことになるわよね……」
「僕も、そうなんじゃないかって。……だとすると、永射さんの死は自殺でも、事故でもない可能性が、出てきちゃうんだ」
「誰かが、永射さんを突き落とした――」
転落現場に、被害者以外の靴跡がある理由など、そうとしか思えない。
だって、仮に害意のない相手がいたとして……永射さんが川に転落してしまったら、助けくらい呼ぶだろう。間に合わなかったとしても、誰かに連絡は必ずいれるはず。
それが全くなかったということは、少なくとも靴跡を残した人物は、永射さんを助ける気がなかったということになる……。
「誰かが永射さんを突き落として、靴を揃えることで自殺に見せかけた、か」
「うゆ……あんな雨の中、わざわざそんなことする人、いるのかな」
「うーん、なんであの日だったのかっていうのは、疑問だけど。もしかしたら、雨が強くなる前だったかもしれないしね」
「そっか、それもそうだね……」
あれこれと考えてはみるけれど、どうにも思考は事故ではなく、事件の方向にいってしまう。靴跡の問題さえなければ、他殺という可能性は低かったのだが。
玄人は、このことを他の誰にも告げていない。
なら、他殺の説が濃厚だというのは、私たちだけにしか分からないことなのか。
「……ま、この辺にしておこうか。もう試験も始まるしね」
話が重々しくなってしまったので、玄人が切り上げようと口にする。ちょうどそこで、チャイムも鳴った。
また、同じように試験が始まるけれど、日に日に集中力はなくなってきているなと、私は思う。
この淀んだ気持ちがすっかり晴れる日は、いつになるというのだろう。
早朝の学校。
玄人と目が合ってからの第一声はそれだった。
昨日から一日待たされたのだ、問い詰めたって何の問題もあるまい。
玄人は私の剣幕に驚いて、最初の方は言葉を詰まらせながらも、ちゃんと昨日の経緯を説明してくれた。
彼は私たちと別れた後、帰り道で傘を差さずに走っていく怪しい人影を見たという。その人影が心配というか気がかりになり、追いかけていくと鬼封じの池まで辿り着き……そこで永射さんの体が浮かんでいるのを発見したそうだ。
怪しい人影。玄人でなければにわかには信じられないのだが、彼が嘘を吐くような人間でないことは親友として分かっている。だから私は、
「……それ、鬼なんて言わないわよね」
と、冗談めかしながらその正体を確認した。
「まさか。……多分だけど、あの子だったんじゃないかなって」
玄人はそう呟くと、視線を私から教室の隅の空席へと向ける。
その場所は、日ごろから空席がちな、そして最近は全くと言っていいほど主のやって来ない席だった。
「……理魚ちゃん?」
河野理魚。満雀ちゃんと同様に病弱な身で、学校にも中々来ることができない子だ。
満雀ちゃんのように、たとえば親が登下校に付き添ってあげたら……などと思わないこともなかったのだが、この街ではあまり他者の健康状態について詳しく聞くのも難しく、納得のいく理由は知らないままだった。
奇しくも玄人の話は、その理由について知ることのできるものでもあった。
「うん。鬼封じの池に探検しに行った日、帰り道で傘も差さずにあの子が歩いているのを見たんだ。それが引っ掛かっていたんだけど、昨日貴獅さんが、あの子の病気について教えてくれてね」
「そういや、病気については私も何も知らないわ」
「知っている子なんていなかったんじゃないかな。彼女、喋るのが難しい上に、精神疾患もあるらしいから。伝えない方が良いって思ってたのかも」
「……そうなんだ。それって貴獅さん、言っても良かったのかしら」
満生台は病に罹った人、怪我をした人が、満生総合医療センターを拠り所として集まる場所。だから、複雑な過去を抱えた人が多い。
私たちですら互いのことは深く打ち明け合っていないのに、病院側が患者のプライバシーを開示するのはあまり良くないことだと感じる。
まあ、非常事態だったわけだし、玄人にだけは伝えても問題ないと判断したのだろう。貴獅さんもプライバシーの重要性くらいは理解していて当然だし、もうそれ以上のことはないはずだ。
「しかし、危ないわねえ……親御さんも、もっとよく見ててあげないと」
「でも、難しいことだと思うよ。そういうのって」
玄人は、理魚ちゃんやその家族を庇うような言い方をする。
やはりどことなく、彼は理魚ちゃんに対して特別な感情――勿論恋愛とかではなく、過敏なほどの配慮といったところか――を持っているようだ。
いつかは、そういう踏み込んだ事情を語り合えるようにもなるかな。
玄人や虎牙、満雀ちゃんとも。
ともあれ、玄人側の話も聞き終えたので、後は互いの情報を元に事件の考察をしたいところだ。そう思っているとチャイムが鳴り、双太さんと満雀ちゃんがやって来た。いつの間にかこんな時間になっていたのか。
「今日も……虎牙くんはいないんだね」
「どこ行っちゃったのかなあ……うゆ」
二人は虎牙の席に目をやり、寂しげに呟く。そう、この時間に虎牙がいないということは、今日も休みということだ。双太さんの口ぶりからして、未だに彼自身や佐曽利さんからも連絡がないようだし、いよいよ不安は募ってくる。
あの馬鹿虎牙は、一体何をやっているのだろう。
「今日も、試験は予定通り行うことにしてるから、皆、頑張ってね。昨日のことは、もう知らない子もいないだろうけど、ちゃんと色んな人たちが動いてくれてるから、気にしないように」
双太さんは先生として、言うべきことをちゃんと言う。生徒側も、心から納得してはいないだろうけど、一応の返事はちゃんとする。
満生台では珍しい大事件だ。ぎくしゃくしてしまうのは、仕方のないことだった。
試験の準備をしに、双太さんは一旦職員室へ引き返す。そこから試験が始まるまでの間は、満雀ちゃんを含めて三人で、事件についての考察をして過ごした。
満雀ちゃんは私と別れた後、ずっと家にいたようだが、事件について聞かされたのは夜になってからで、それもかなりあっさりした内容だったようだ。そこは貴獅さんや羊子さんの配慮なのかもしれない。そういうわけで、彼女は私たちの話に興味津々といった様子だった。
土砂崩れについては特筆すべきこともなかったけれど、問題は永射さんの死だ。話によれば、玄人は死体の発見後、牛牧さんと事件現場の調査を行ったらしい。探偵染みた行動に羨ましさを感じないわけではなかったが、それはさておき、現場には不可解な点があったそうだ。
鬼封じの池は、山の上層部に流れる川の終点であり、永射さんの死体は川の上流から流れてきたのだと推測された。そこで玄人と牛牧さんは川を遡っていったのだが、あるところで揃えられた靴を発見したという。
靴は当然、永射さんのものだった。揃えられているという状況から、最初は川に飛び込んで自殺したのかとも考えたようだが、彼に自殺する理由などなさそうだし、それを否定するとある証拠も残されていたのだ。
「……靴跡、ね」
現場には、二人分の靴跡があった。
玄人は、同行した牛牧さんにも黙っていたその事実を、私たちに暴露してくれた。
一つは永射さんの残した靴跡と見て間違いない。
しかし、もう一つの靴跡は。
「それって……永射さんが転落した場所に、他の誰かがいたってことになるわよね……」
「僕も、そうなんじゃないかって。……だとすると、永射さんの死は自殺でも、事故でもない可能性が、出てきちゃうんだ」
「誰かが、永射さんを突き落とした――」
転落現場に、被害者以外の靴跡がある理由など、そうとしか思えない。
だって、仮に害意のない相手がいたとして……永射さんが川に転落してしまったら、助けくらい呼ぶだろう。間に合わなかったとしても、誰かに連絡は必ずいれるはず。
それが全くなかったということは、少なくとも靴跡を残した人物は、永射さんを助ける気がなかったということになる……。
「誰かが永射さんを突き落として、靴を揃えることで自殺に見せかけた、か」
「うゆ……あんな雨の中、わざわざそんなことする人、いるのかな」
「うーん、なんであの日だったのかっていうのは、疑問だけど。もしかしたら、雨が強くなる前だったかもしれないしね」
「そっか、それもそうだね……」
あれこれと考えてはみるけれど、どうにも思考は事故ではなく、事件の方向にいってしまう。靴跡の問題さえなければ、他殺という可能性は低かったのだが。
玄人は、このことを他の誰にも告げていない。
なら、他殺の説が濃厚だというのは、私たちだけにしか分からないことなのか。
「……ま、この辺にしておこうか。もう試験も始まるしね」
話が重々しくなってしまったので、玄人が切り上げようと口にする。ちょうどそこで、チャイムも鳴った。
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