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第三章前編『おいでませ!竜人の世界!』
バレンタイン特別SS『スウィートチョコのフレンドコール』
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・実穂視点(三人称)
「じゃあねー」
「また明日ねー」
学校帰りのとある時間、実穂と美堀が実穂の家の前で別れの挨拶をする。
その二人の顔はどちらもいつも通りの顔に見えたが、少なくとも実穂は違った。
『今年は友チョコとか言う事をやってみたい』
実は毎年、実穂は手作りチョコの素材を買いにいっている。
しかしそこに立ちはだかるのが市長の娘。
買いに行く途中で嫌がらせにあって買えなかったり、買えたとしても帰り道で嫌がらせにあって駄目になったりしていたのだ。
しかし今年は違う。
今年はきちんと材料を全て揃える事ができたのだ!
そんな訳でご機嫌な実穂は、ささっと着替えてエプロンを着て、手を洗うと、すぐさまキッチンへと向かった。
そして冷蔵庫の中に入れてあった物を出していく。
板チョコ(黒、白の両方)、コーンフレーク、苺ジャム、バナナと様々な食材を出し終えた後、実穂は考え付いた。
どうせなら変わり種も入れてみようと。
そして材料の中に(お菓子の)柿の種を追加した。
ご機嫌な実穂は鍋でお湯を沸かし、お湯をボウルに移した。
そして板チョコを砕いてビニール袋に入れ、お湯で湯煎して溶かした。
溶かしている間に他の材料を別々のボウルに入れたり砕いたりしている事数分、袋の中が液体になっていた。
「………もうそろそろ溶けたかな?」
実穂はビニール袋を別のボウルの上で裏返した。
すると中からトロトロに溶けた二色チョコレートが出てきて、二つのボウルを満たした。
そして黒いチョコレートの半分をコーンフレークが入ったボウルに移し、ヘラでグルグルとかき混ぜた。
そのかき混ぜた物を型に入れ、今度は白のチョコレートをの半分を今度はぶつ切りにしたバナナが入ったボウルに入れた。
それをまたかき混ぜると、バナナが潰れ、白いチョコレートは少し黄色っぽくなった。
それも型に入れ、白いチョコレートを型半分位の深さまで入れ、スプーンで丸くしたジャムを、チョコレートの中へ沈めた。
その上から残りのチョコレートで蓋をしたら、ジャムが中に入ったチョコの出来上がりだ。
最後は砕いた柿の種が入ったボウルに残りの黒いチョコを入れかき混ぜて型に入れた。
後は冷蔵庫に入れて固まったら完成だ。
「美堀、喜んでくれるかなぁ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあねー」
「また明日ねー」
学校帰りのとある時間、実穂と美堀が実穂の家の前で別れの挨拶をする。
その二人の顔はどちらもいつも通りの顔に見えたが、少なくとも美堀は違った。
『今年こそはちゃんとした手続きチョコを実穂に渡すわよ』
実は美堀、毎年実穂に手作りチョコを作ろうと奮闘していた。
しかし出来上がるのはどれも失敗作ばかりで、異様に酸っぱかったり、辛かったり、表現し難い何かが出来上がったり、去年に至ってはチョコが燃えだして危うく火事になりかけた位だ。
若菜からは『どうやったらそうなるのかわからない』とまで言われる位の酷さだった。
しかし今年は若菜にも手伝ってもらい、本当に食べられる物を作るつもりでいるのだ。
実穂の家から少しした所、そこにある美堀の家に入り、ささっと上着を脱ぎ捨てカッターシャツになった美堀は、そのまま台所へ行った。
「………お姉ちゃん? せめてカッターシャツは止めよう? 汚れるよ?」
そう言われ、すぐに着替えて戻ってきた美堀の目の前にはチョコレートが大量に並んでいた。
「さて、まずは湯煎ね………若菜? 何で消火器を持っているの?」
「また火事になられたら困るからね………」
そう言われ、少しばつの悪い美堀はそれを誤魔化す様に板チョコを溶かした。
そうして取り出した物は………紫色に変色していた。
「何で!? お姉ちゃん、変な物入れてないよね?」
「入れてないわよ、ちゃんとチョコレートだけ入れたわよ」
「………湯煎は私がするよ」
若菜が湯煎をすると普通の溶けたチョコが出来上がるのに………不思議だ。
美堀は溶けたチョコを型に入れ、冷蔵庫に入れた。
もう殆ど若菜が作ったのだが、美堀はそれに気付いていない。
そして数分たった後、若菜が何事もないか冷蔵庫の中を確認した途端………鼻がひん曲がる様な臭いがキッチンに充満した。
若菜は息を止め、その臭いの発生源であろうチョコレートを取り出して絶句した。
美堀が型に入れたチョコレートが………蠢いているのだ。
その黒い姿はまるで亡者の怨念の様に。
とうぜん、若菜は驚きそれを投げ捨ててしまった。
そのチョコレートは窓の外へと飛んでいき、数分後にカラスの悲鳴が聞こえてからは………どこに行ったかわからなくなってしまった。
「今年も失敗だったわ………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バレンタインデー当日。
実穂と美堀の二人は、実穂の家へと集合していた。
美堀の家はまだ異臭が取れないらしい、両親から物凄い怒られていた。
実穂はどこか落ち着かず、美堀はどこかションボリとした感じだ。
そして最初に美堀が市販のチョコを取り出した。
それの中身は高い物だが、それだと実穂が慌ててしまうので普通の入れ物に入れ換えている。
「ごめんなさいね? 今年も失敗しちゃったわ」
「大丈夫だよ! 気持ちだけで嬉しいし!」
そう言う実穂は本当に嬉しそうだった。
そして実穂はラッピングされた包みを取り出した。
「はい! 今年は私も渡すね!」
それを見て美堀は驚き、目を見開いた。
「あんまり綺麗な形にはできなかったけど………味は大丈「実穂!」うわっ!」
実穂の説明も待たず、美堀は実穂に抱きついた。
「ありがとう!」
美堀は心から幸せそうな笑みで、実穂はご機嫌な笑みで笑いあった。
今年は今までのバレンタインデーよりも楽しい日になるのであった。
「じゃあねー」
「また明日ねー」
学校帰りのとある時間、実穂と美堀が実穂の家の前で別れの挨拶をする。
その二人の顔はどちらもいつも通りの顔に見えたが、少なくとも実穂は違った。
『今年は友チョコとか言う事をやってみたい』
実は毎年、実穂は手作りチョコの素材を買いにいっている。
しかしそこに立ちはだかるのが市長の娘。
買いに行く途中で嫌がらせにあって買えなかったり、買えたとしても帰り道で嫌がらせにあって駄目になったりしていたのだ。
しかし今年は違う。
今年はきちんと材料を全て揃える事ができたのだ!
そんな訳でご機嫌な実穂は、ささっと着替えてエプロンを着て、手を洗うと、すぐさまキッチンへと向かった。
そして冷蔵庫の中に入れてあった物を出していく。
板チョコ(黒、白の両方)、コーンフレーク、苺ジャム、バナナと様々な食材を出し終えた後、実穂は考え付いた。
どうせなら変わり種も入れてみようと。
そして材料の中に(お菓子の)柿の種を追加した。
ご機嫌な実穂は鍋でお湯を沸かし、お湯をボウルに移した。
そして板チョコを砕いてビニール袋に入れ、お湯で湯煎して溶かした。
溶かしている間に他の材料を別々のボウルに入れたり砕いたりしている事数分、袋の中が液体になっていた。
「………もうそろそろ溶けたかな?」
実穂はビニール袋を別のボウルの上で裏返した。
すると中からトロトロに溶けた二色チョコレートが出てきて、二つのボウルを満たした。
そして黒いチョコレートの半分をコーンフレークが入ったボウルに移し、ヘラでグルグルとかき混ぜた。
そのかき混ぜた物を型に入れ、今度は白のチョコレートをの半分を今度はぶつ切りにしたバナナが入ったボウルに入れた。
それをまたかき混ぜると、バナナが潰れ、白いチョコレートは少し黄色っぽくなった。
それも型に入れ、白いチョコレートを型半分位の深さまで入れ、スプーンで丸くしたジャムを、チョコレートの中へ沈めた。
その上から残りのチョコレートで蓋をしたら、ジャムが中に入ったチョコの出来上がりだ。
最後は砕いた柿の種が入ったボウルに残りの黒いチョコを入れかき混ぜて型に入れた。
後は冷蔵庫に入れて固まったら完成だ。
「美堀、喜んでくれるかなぁ?」
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「じゃあねー」
「また明日ねー」
学校帰りのとある時間、実穂と美堀が実穂の家の前で別れの挨拶をする。
その二人の顔はどちらもいつも通りの顔に見えたが、少なくとも美堀は違った。
『今年こそはちゃんとした手続きチョコを実穂に渡すわよ』
実は美堀、毎年実穂に手作りチョコを作ろうと奮闘していた。
しかし出来上がるのはどれも失敗作ばかりで、異様に酸っぱかったり、辛かったり、表現し難い何かが出来上がったり、去年に至ってはチョコが燃えだして危うく火事になりかけた位だ。
若菜からは『どうやったらそうなるのかわからない』とまで言われる位の酷さだった。
しかし今年は若菜にも手伝ってもらい、本当に食べられる物を作るつもりでいるのだ。
実穂の家から少しした所、そこにある美堀の家に入り、ささっと上着を脱ぎ捨てカッターシャツになった美堀は、そのまま台所へ行った。
「………お姉ちゃん? せめてカッターシャツは止めよう? 汚れるよ?」
そう言われ、すぐに着替えて戻ってきた美堀の目の前にはチョコレートが大量に並んでいた。
「さて、まずは湯煎ね………若菜? 何で消火器を持っているの?」
「また火事になられたら困るからね………」
そう言われ、少しばつの悪い美堀はそれを誤魔化す様に板チョコを溶かした。
そうして取り出した物は………紫色に変色していた。
「何で!? お姉ちゃん、変な物入れてないよね?」
「入れてないわよ、ちゃんとチョコレートだけ入れたわよ」
「………湯煎は私がするよ」
若菜が湯煎をすると普通の溶けたチョコが出来上がるのに………不思議だ。
美堀は溶けたチョコを型に入れ、冷蔵庫に入れた。
もう殆ど若菜が作ったのだが、美堀はそれに気付いていない。
そして数分たった後、若菜が何事もないか冷蔵庫の中を確認した途端………鼻がひん曲がる様な臭いがキッチンに充満した。
若菜は息を止め、その臭いの発生源であろうチョコレートを取り出して絶句した。
美堀が型に入れたチョコレートが………蠢いているのだ。
その黒い姿はまるで亡者の怨念の様に。
とうぜん、若菜は驚きそれを投げ捨ててしまった。
そのチョコレートは窓の外へと飛んでいき、数分後にカラスの悲鳴が聞こえてからは………どこに行ったかわからなくなってしまった。
「今年も失敗だったわ………」
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バレンタインデー当日。
実穂と美堀の二人は、実穂の家へと集合していた。
美堀の家はまだ異臭が取れないらしい、両親から物凄い怒られていた。
実穂はどこか落ち着かず、美堀はどこかションボリとした感じだ。
そして最初に美堀が市販のチョコを取り出した。
それの中身は高い物だが、それだと実穂が慌ててしまうので普通の入れ物に入れ換えている。
「ごめんなさいね? 今年も失敗しちゃったわ」
「大丈夫だよ! 気持ちだけで嬉しいし!」
そう言う実穂は本当に嬉しそうだった。
そして実穂はラッピングされた包みを取り出した。
「はい! 今年は私も渡すね!」
それを見て美堀は驚き、目を見開いた。
「あんまり綺麗な形にはできなかったけど………味は大丈「実穂!」うわっ!」
実穂の説明も待たず、美堀は実穂に抱きついた。
「ありがとう!」
美堀は心から幸せそうな笑みで、実穂はご機嫌な笑みで笑いあった。
今年は今までのバレンタインデーよりも楽しい日になるのであった。
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