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第五章 スイミー
第五章 スイミー 幕間
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* 幕間 *
「うぐ……」
あまりの寝苦しさに、俺は身体を捻って上手いこといまの状況を静かに脱出し、組み立て式の天幕から抜け出した。
外を出てまず見えたのは、たき火の明るさ。
まだ朝は遠く、元の世界のテントと比べると設置に手間はかかるが、しっかりした造りの天幕から出ると肌寒い。
「どうかされましたか? タクト様」
「いや、ちょっとね……」
たき火の傍には、馬車に積んであった折り畳みの長椅子。そこに座るラキが声をかけてきて、俺は火に当たるために彼女の隣に座った。
旅に出てまだ二日目。
メイプル要塞とリーリフはエディサム王国の中でも比較的辺鄙なところにあって、一番近い宿があるような規模の町に着くまでには、こうした野宿が必要だった。
旅は快適だし、天幕生活も問題がない。
食料もいざとなればトールがウサギやシカを獲ってきてくれるから、困ることはない。
でも、夜だけは過ごしにくかった。
「アーシャは寝相が悪いですし、トールの抱きつき癖はどうにかしてもらいたいものですね」
「……そうなんだよね」
トールと交代で火の番をしているラキもその洗礼を浴びたことがあるのだろう。彼女の言葉に同意して、俺はため息を漏らした。
まだ幼いからなのか、アーシャはとんでもなく寝相が悪い。
ヘタをすると天幕から外に飛び出していきそうだし、それも動きがダイナミックなもんだから、拳や足をぶつけられてもだえ苦しむほど。さらにところ構わず、服の中まで潜り込んでくるから危なっかしくてたまらない。
本当に寝てるのかどうか若干怪しいところもあったりするけど。
トールはトールで、手近なものを抱き締めるクセがあって、抱き締められると柔らかくて心地よくはあるんだけど、一歩間違うと胸に埋もれて窒息死しそうだ。
近くにあるものだけを狙ってくれるならマシなんだが、何かを抱いてないと寂しいのか、手を伸ばし身体を動かして抱き締められるものを捜索までするから厄介だ。
寝相に関しては、起きているときにいたずらしてくることはあっても、ラキは悪くない。……寝起きに敏感なとこをつついてくるのは勘弁してほしいが。
さらに、三人の女の子の匂いが充満する天幕の中は、そういうものに慣れてない俺は酔う。
良い匂いではあるんだけど、心地良すぎていらぬことを考えて我慢できなくなってきそうだった。
――本当、歓楽街でも行った方が良いんだろうか。
さすがにいろいろと怖くて、そんなとこに行こうとは思えないわけだけど。
――早く町に着いて、ひとり用のベッドに寝るようにしないと、身も心も持たなくなりそうだな。
そんなことを考えて、俺は深くため息を吐いた。
「……ラキ?」
考え事をしていたら、いつのまにか人ひとり分の間があったはずなのに、その距離を詰めてラキがぴったりと身体を寄せてきていた。
さらに、俺の肩に頭を乗せてくる。
たき火に照らされ、少し赤みがかって輝く金色の髪。
炎にも冷気にも冒されることのないオリハルコンであるのに、さらさらとした水のように流れ落ちてくる、美しいラキの長い髪が、俺の手をくすぐる。
目をつむっている彼女は、起きているようだけど、少し安心しているようにも、嬉しそうにも見えるのは、気のせいだろうか。
「どっ、どうしたの?」
「こうしていると、暖かいですね」
「え? あっ、うん……」
考えてみると、いまはラキとふたりきり。
これまではあまり、どころかたぶん、こうして彼女とふたりきりでいたことはなかった。初めての経験。
閉じられたまぶたから伸びる、金色の睫毛が繊細で、触れてみたくなる。
少しだけすぼめられたピンク色の唇は、そこに何かを重ねてくるのを待っているよう。
言葉でも、行動でも、視線でも俺への好意を示してくれるトールは、美しく素敵な女性だ。
度々結婚して子供をつくると無邪気に言ってくるアーシャも可愛らしい女の子。
そしていま俺の身体に自分の身体をぴったりと寄り添わせてくるラキも、可憐で綺麗な美少女。
いつまでもこんなことをされていたら、俺だって一七歳の男なんだ、そのうち理性が弾け飛んでしまいそうになる。
ゴクリと息を飲みながら、俺はラキの腰に、自分の腕を静かに伸ばす。
――ん?
でもふと思って、伸ばした手を腰ではなく、顔に近づけて、ラキの柔らかい頬を軽くつまんだ。
「これはどんな物語に出てきた場面なんだ?」
「――イヤな男と結婚させられそうになった王女と、気弱さを払拭するために王宮に忍び込んだ若い盗賊の男の子の逃亡劇から、自分たちの国を打ち立てるまでを描いた英雄譚に出てきた場面です。こうしてふたりはたき火の前で寄り添い、我慢できなくなった男の子は王女を押し倒し、彼女はそれを受け入れて初めてを経験するのです。気づかれてしまうとは……」
「ラキはちょくちょく物語の場面を真似してたりするからね。……どうするつもりだったんだよ、もし物語の男の子みたいに、俺が我慢できなくなったら」
「それはそれで、貴重な初めての経験をできたところですが、残念です」
「どこまで本気なんだっ」
肩から顔を上げて、俺のことを見つめてくるラキ。
月明かりとたき火の火に照らされるその顔はやっぱり綺麗で、表情はなくても可憐だ。
でも、どこまで本気で言ってるのかわからなくて、俺は微妙な表情しか返すことができなかった。
「ラキって、その姿をしててもオリハルコンの性質を持ってるんだよね?」
ふと思って、俺はそんなことを口にしてみる。
いまの彼女は、外装である鎧を身につけず、黒系のジャンパースカートと白のブラウスに、ストッキングっぽいものとブーツ姿だ。
姫からもらった服はともかく、石の床が沸騰するほどの熱量だったゴローの炎にもなんともなかった彼女の肌や髪は、まさに神の武具にも使われ、不変の金属と呼ばれるオリハルコンの性質を持っている。
「剣とかナイフでも肌に傷はつかない?」
「傷つきませんね。さすがに鎧ほどには硬くありませんから、どこまでの攻撃に耐えられるかはわかりませんが」
「だとしたら初めてするときって、あそこも不変なら――」
そこまで言ったところで、俺は言葉を止めた。
さすがにどこまで本気かわからず、女の子に対して言うべきでない内容を、相手がラキだったとしても、言うのははばかられる。
いや、話そうとした内容に、俺自身が恥ずかしくなってきていた。
「ふむ……」
黙り込んでしまった俺に、ラキは唇に人差し指を添えてなにか考え込む。
何だろうとおもっていたら、彼女は意外なことを話し始めた。
「パイプカッター、という道具があるのはご存じですか?」
「え? まぁ、一応……」
元の世界の機械工具であるパイプカッターなら、馴染みがあるとは言い難いけど、それがどんなものであるかはわかる。この世界のパイプカッターと、元の世界のパイプカッターが同じ形をしているかどうかはわからないが、機能と目的は変わりがないだろう。
なんでそんなことを話し始めたのかと首を傾げるしかない。
「パイプなどの中空になっている細長い材料、直径次第では金属や木材の棒を切断するものなのは、タクト様もご存じの通りです」
「うん」
「形状などは様々にあるようですが、原理はほぼ変わりがありません」
「まぁ、そうだろうね」
「パイプカッターは斬りたい物体を穴に深く差し込み、硬い刃を当て、物体を何分の一か回すことにより、ポキリと切断をする、そういう道具です」
「……」
ラキの説明に、俺は気がついた。
さっと背筋に悪寒が走るのと同時に、股間の辺りがきゅっ、と縮こまるのを感じた。
――ラキの身体は不変。だとしたら彼女と初めてのときは……。
そこまで考えて、血の気が引いた俺は思考を停止した。
「大丈夫です、タクト様。ワタシの身体に硬いモノを受け入れられるよう、柔らかくすることも可能です」
「いや、あの、ね……」
逃げ腰になった俺の服をつかみ、無表情ながらも上目遣いに見つめてくるラキに、さっきまで抱いていた気持ちなんてすっ飛んでいた。
「だからタクト様。そうしたいときはちゃんと言ってくださいね」
服を両手でつかんだまま、ラキは俺の胸に顔を埋めてくる。
普通の女の子で、普通のシチュエーションなら可愛くて抱き締めてしまいそうだけど、いまの話を聞いた後はそんな気も起きない。
――これからも、いろんなことがありそうだなぁ。
満天の星空を仰ぎながら、俺は半ば呆然としながらそんなことを思っていた。
「うぐ……」
あまりの寝苦しさに、俺は身体を捻って上手いこといまの状況を静かに脱出し、組み立て式の天幕から抜け出した。
外を出てまず見えたのは、たき火の明るさ。
まだ朝は遠く、元の世界のテントと比べると設置に手間はかかるが、しっかりした造りの天幕から出ると肌寒い。
「どうかされましたか? タクト様」
「いや、ちょっとね……」
たき火の傍には、馬車に積んであった折り畳みの長椅子。そこに座るラキが声をかけてきて、俺は火に当たるために彼女の隣に座った。
旅に出てまだ二日目。
メイプル要塞とリーリフはエディサム王国の中でも比較的辺鄙なところにあって、一番近い宿があるような規模の町に着くまでには、こうした野宿が必要だった。
旅は快適だし、天幕生活も問題がない。
食料もいざとなればトールがウサギやシカを獲ってきてくれるから、困ることはない。
でも、夜だけは過ごしにくかった。
「アーシャは寝相が悪いですし、トールの抱きつき癖はどうにかしてもらいたいものですね」
「……そうなんだよね」
トールと交代で火の番をしているラキもその洗礼を浴びたことがあるのだろう。彼女の言葉に同意して、俺はため息を漏らした。
まだ幼いからなのか、アーシャはとんでもなく寝相が悪い。
ヘタをすると天幕から外に飛び出していきそうだし、それも動きがダイナミックなもんだから、拳や足をぶつけられてもだえ苦しむほど。さらにところ構わず、服の中まで潜り込んでくるから危なっかしくてたまらない。
本当に寝てるのかどうか若干怪しいところもあったりするけど。
トールはトールで、手近なものを抱き締めるクセがあって、抱き締められると柔らかくて心地よくはあるんだけど、一歩間違うと胸に埋もれて窒息死しそうだ。
近くにあるものだけを狙ってくれるならマシなんだが、何かを抱いてないと寂しいのか、手を伸ばし身体を動かして抱き締められるものを捜索までするから厄介だ。
寝相に関しては、起きているときにいたずらしてくることはあっても、ラキは悪くない。……寝起きに敏感なとこをつついてくるのは勘弁してほしいが。
さらに、三人の女の子の匂いが充満する天幕の中は、そういうものに慣れてない俺は酔う。
良い匂いではあるんだけど、心地良すぎていらぬことを考えて我慢できなくなってきそうだった。
――本当、歓楽街でも行った方が良いんだろうか。
さすがにいろいろと怖くて、そんなとこに行こうとは思えないわけだけど。
――早く町に着いて、ひとり用のベッドに寝るようにしないと、身も心も持たなくなりそうだな。
そんなことを考えて、俺は深くため息を吐いた。
「……ラキ?」
考え事をしていたら、いつのまにか人ひとり分の間があったはずなのに、その距離を詰めてラキがぴったりと身体を寄せてきていた。
さらに、俺の肩に頭を乗せてくる。
たき火に照らされ、少し赤みがかって輝く金色の髪。
炎にも冷気にも冒されることのないオリハルコンであるのに、さらさらとした水のように流れ落ちてくる、美しいラキの長い髪が、俺の手をくすぐる。
目をつむっている彼女は、起きているようだけど、少し安心しているようにも、嬉しそうにも見えるのは、気のせいだろうか。
「どっ、どうしたの?」
「こうしていると、暖かいですね」
「え? あっ、うん……」
考えてみると、いまはラキとふたりきり。
これまではあまり、どころかたぶん、こうして彼女とふたりきりでいたことはなかった。初めての経験。
閉じられたまぶたから伸びる、金色の睫毛が繊細で、触れてみたくなる。
少しだけすぼめられたピンク色の唇は、そこに何かを重ねてくるのを待っているよう。
言葉でも、行動でも、視線でも俺への好意を示してくれるトールは、美しく素敵な女性だ。
度々結婚して子供をつくると無邪気に言ってくるアーシャも可愛らしい女の子。
そしていま俺の身体に自分の身体をぴったりと寄り添わせてくるラキも、可憐で綺麗な美少女。
いつまでもこんなことをされていたら、俺だって一七歳の男なんだ、そのうち理性が弾け飛んでしまいそうになる。
ゴクリと息を飲みながら、俺はラキの腰に、自分の腕を静かに伸ばす。
――ん?
でもふと思って、伸ばした手を腰ではなく、顔に近づけて、ラキの柔らかい頬を軽くつまんだ。
「これはどんな物語に出てきた場面なんだ?」
「――イヤな男と結婚させられそうになった王女と、気弱さを払拭するために王宮に忍び込んだ若い盗賊の男の子の逃亡劇から、自分たちの国を打ち立てるまでを描いた英雄譚に出てきた場面です。こうしてふたりはたき火の前で寄り添い、我慢できなくなった男の子は王女を押し倒し、彼女はそれを受け入れて初めてを経験するのです。気づかれてしまうとは……」
「ラキはちょくちょく物語の場面を真似してたりするからね。……どうするつもりだったんだよ、もし物語の男の子みたいに、俺が我慢できなくなったら」
「それはそれで、貴重な初めての経験をできたところですが、残念です」
「どこまで本気なんだっ」
肩から顔を上げて、俺のことを見つめてくるラキ。
月明かりとたき火の火に照らされるその顔はやっぱり綺麗で、表情はなくても可憐だ。
でも、どこまで本気で言ってるのかわからなくて、俺は微妙な表情しか返すことができなかった。
「ラキって、その姿をしててもオリハルコンの性質を持ってるんだよね?」
ふと思って、俺はそんなことを口にしてみる。
いまの彼女は、外装である鎧を身につけず、黒系のジャンパースカートと白のブラウスに、ストッキングっぽいものとブーツ姿だ。
姫からもらった服はともかく、石の床が沸騰するほどの熱量だったゴローの炎にもなんともなかった彼女の肌や髪は、まさに神の武具にも使われ、不変の金属と呼ばれるオリハルコンの性質を持っている。
「剣とかナイフでも肌に傷はつかない?」
「傷つきませんね。さすがに鎧ほどには硬くありませんから、どこまでの攻撃に耐えられるかはわかりませんが」
「だとしたら初めてするときって、あそこも不変なら――」
そこまで言ったところで、俺は言葉を止めた。
さすがにどこまで本気かわからず、女の子に対して言うべきでない内容を、相手がラキだったとしても、言うのははばかられる。
いや、話そうとした内容に、俺自身が恥ずかしくなってきていた。
「ふむ……」
黙り込んでしまった俺に、ラキは唇に人差し指を添えてなにか考え込む。
何だろうとおもっていたら、彼女は意外なことを話し始めた。
「パイプカッター、という道具があるのはご存じですか?」
「え? まぁ、一応……」
元の世界の機械工具であるパイプカッターなら、馴染みがあるとは言い難いけど、それがどんなものであるかはわかる。この世界のパイプカッターと、元の世界のパイプカッターが同じ形をしているかどうかはわからないが、機能と目的は変わりがないだろう。
なんでそんなことを話し始めたのかと首を傾げるしかない。
「パイプなどの中空になっている細長い材料、直径次第では金属や木材の棒を切断するものなのは、タクト様もご存じの通りです」
「うん」
「形状などは様々にあるようですが、原理はほぼ変わりがありません」
「まぁ、そうだろうね」
「パイプカッターは斬りたい物体を穴に深く差し込み、硬い刃を当て、物体を何分の一か回すことにより、ポキリと切断をする、そういう道具です」
「……」
ラキの説明に、俺は気がついた。
さっと背筋に悪寒が走るのと同時に、股間の辺りがきゅっ、と縮こまるのを感じた。
――ラキの身体は不変。だとしたら彼女と初めてのときは……。
そこまで考えて、血の気が引いた俺は思考を停止した。
「大丈夫です、タクト様。ワタシの身体に硬いモノを受け入れられるよう、柔らかくすることも可能です」
「いや、あの、ね……」
逃げ腰になった俺の服をつかみ、無表情ながらも上目遣いに見つめてくるラキに、さっきまで抱いていた気持ちなんてすっ飛んでいた。
「だからタクト様。そうしたいときはちゃんと言ってくださいね」
服を両手でつかんだまま、ラキは俺の胸に顔を埋めてくる。
普通の女の子で、普通のシチュエーションなら可愛くて抱き締めてしまいそうだけど、いまの話を聞いた後はそんな気も起きない。
――これからも、いろんなことがありそうだなぁ。
満天の星空を仰ぎながら、俺は半ば呆然としながらそんなことを思っていた。
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